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2026.10.09 更新

マットレスのカビを自力で落とす方法5選!対処する際の注意点や予防策も紹介

マットレスのカビを自力で落とす方法5選!対処する際の注意点や予防策も紹介

浴室やトイレだけでなく、毎日使うマットレスにもカビが生えることがあります。気付かないうちに裏面や内部でカビが繁殖し、どう対処すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。カビの胞子はアレルギーなどの健康被害を引き起こす恐れがあるため、見つけたら早急な対処が必要です。

この記事では、マットレスにカビが生える原因や正しい除去方法、効果的な予防策を詳しく解説します。また、マットレスユーザーを対象とした独自アンケート調査をもとに、カビ・湿気対策のリアルな実態もご紹介。さらに、素材別のお手入れの注意点や、買い替えを検討すべき判断基準などのよくある質問(Q&A)も網羅しました。

カビに強いおすすめのマットレスも紹介していますので、清潔で快適な睡眠環境を整えるための参考にしてください。

  1. この記事のまとめ
  2. マットレスにカビが生える原因について
  3. 温度が25℃前後ある
  4. 湿度が高い
  5. カビの栄養源になる汚れやゴミがある
  6. マットレスのカビをそのままにするのはNG!人体への悪影響も?
  7. アレルギー性鼻炎
  8. 夏型過敏性肺炎
  9. アレルギー性気管支肺アスペルギルス症
  10. マットレスに生えたカビの落とし方4選
  11. カビ取りスプレーを使う
  12. 消毒用エタノールでカビをとる
  13. マットレスの黒カビには酸素系漂白剤を使う
  14. マットレスのクリーニング業者にカビの除去を依頼する
  15. マットレスのカビをとる時の注意点
  16. 塩素系漂白剤はマットレスの生地を傷める可能性がある
  17. 洗剤の併用は有毒なガスが発生する場合がある
  18. 湿度が高い日のカビ取り作業は効果が期待できない場合がある
  19. カビ取り前の掃除機使用はかえってカビが広がる場合がある
  20. 【独自調査】マットレスのカビ・湿気対策の実態
  21. マットレスのカビ対策7選
  22. こまめに部屋を換気する
  23. マットレスに敷ける除湿シートやベッドパッドを活用する
  24. マットレスをすのこベッドに置いて使う
  25. シーツや敷きパッドを洗濯して清潔な状態を保つ
  26. 壁から離れた位置にマットレスを敷く
  27. マットレスを干して湿気を飛ばす
  28. マットレスを定期的に裏返す
  29. 【素材別】マットレスをお手入れする際の注意点
  30. カビが生えたマットレスを処分する方法
  31. NELLファブリックミストでカビ対策をしよう
  32. カビを落とせない場合はマットレスの買い替え・処分を検討しよう
  33. カビの発生を抑制しやすいマットレスの選び方
  34. 防カビ加工が施されたマットレスを選ぶ
  35. 軽量なマットレスを選ぶ
  36. 通気性の高い素材を使用しているマットレスを選ぶ
  37. 通気性が高くカビに強いNELLマットレスがおすすめ
  38. マットレスのカビに関するよくある質問
  39. マットレスのカビは早めに対処し、日頃から湿気対策をしよう
  40. おすすめ記事

この記事のまとめ

  • マットレスのカビは放置せず、素材に使用できるカビ取り剤や消毒用エタノールで早めに対処する
  • カビ予防には、除湿シートやすのこの活用、定期的な陰干しなどが有効
  • カビが広範囲に及んでいる場合や内部まで入り込んでいる場合は、クリーニングや買い替えを検討する

マットレスにカビが生える原因について

マットレスにカビが生える主な原因は、寝具が含んだ湿気によるものです。寝汗などによってマットレスに湿気がたまると、カビが繁殖する場合があります。

カビは水回りに生えやすい微生物だと思われやすいですが、栄養源と温度、水分と酸素がある環境ならどこにでも繁殖する点が特徴です。条件さえそろえば、マットレスにも生える場合があります。

特に以下の3つの条件がそろう環境では、よりカビが繁殖しやすくなるため、注意してください。

  • 温度が25℃前後ある
  • 湿度が高い
  • カビの栄養源になる汚れやゴミがある

それぞれの条件を順番に説明します。

温度が25℃前後ある

一般的に、温度が20〜30℃の環境は、カビが繁殖しやすいといわれています。

特に25℃前後の温度ではカビの活動が活発になるため、室温が高くなりやすい春や夏の時期は注意が必要です。

カビの発生を防ぐためにも、室温が高い時は冷房を活用して25℃以下の温度になるよう調整しましょう。

湿度が高い

カビは湿度が高い環境で繁殖しやすくなります。繁殖に適した湿度はカビの種類によって異なりますが、湿度60%以下では増えにくくなるため、室内の湿度管理ではこの数値を目安にしましょう。

カビに悩んでいる方は、部屋の窓をこまめに開けたり、寝汗を含んだマットレスには乾燥機を使用したりするなど、湿気を追い出す工夫をしましょう。

また、通気性が悪く湿度が高くなりやすい傾向がある押し入れにマットレスをしまうと、カビが生える場合があるため注意してください。

カビの栄養源になる汚れやゴミがある

カビは、人の分泌物やタンパク質など、さまざまな成分を栄養源とします。ほとんどの汚れがカビの栄養になるといっても過言ではありません。

マットレスに付着している皮脂やフケなどもカビの栄養になります。栄養分があるとカビの増殖に繋がってしまうため、使用するマットレスは清潔に保つよう心がけましょう。

マットレスのカビをそのままにするのはNG!人体への悪影響も?

家庭で見られる代表的なカビには、黒カビ・赤カビ・青カビの3種類があります。それぞれ見た目や性質が異なるため、マットレスなどに出たシミが「ただの汚れ」なのか「カビ」なのかを判断する目安になります。

黒カビ・黒っぽい斑点状の汚れとしてあらわれるカビ
・湿気の多い場所に発生しやすい
赤カビ・ピンクや赤色っぽいぬめりとして見えるカビ
・お風呂やキッチンなどの水回りに発生しやすい
青カビ・青緑色や灰色っぽい粉状の見た目のカビ
・一般的にパンや果物に生えることが多い
・畳やクローゼットなど住居内にも発生する

これらを放置すると、人体に悪影響を及ぼす可能性があります。具体的にカビが原因で起きる可能性がある疾患には、以下のようなものが挙げられます。

  • アレルギー性鼻炎
  • 夏型過敏性肺炎
  • アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

それぞれの影響を順番に説明します。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、くしゃみや水のような鼻水、鼻づまりなどの症状があらわれる病気です。

人には、体の外から異物が侵入した時、その異物を排除するための免疫機能が備わっています。

しかし、この免疫機能が暴走すると、異物に対して体が過剰に反応するようになり、鼻づまりやくしゃみなどの不快な症状を引き起こす場合があります。その原因となる物質には、花粉だけでなく、カビも含まれます。

夏型過敏性肺炎

夏型過敏性肺炎は、「トリコスポロン」という種類のカビを吸い込むことで発症する病気です。

発熱や咳などの軽い症状から始まり、そのままにしておくと呼吸困難などの肺炎の症状があらわれる可能性があります。

トリコスポロンが繁殖した環境から離れると、通常は数日〜10日程度で症状が改善することが多いですが、カビが繁殖した環境で過ごし続けると、慢性的な病気に繋がる場合もあるため注意が必要です。

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症は、主に喘息持ちの方が発症する病気です。

カビの一種「アスペルギルス」を吸い込むと発症する場合があります。痰や咳などの症状が出ることが特徴で、重症化した場合は発熱や食欲不振、息苦しさなどが伴います。

カビが生えた部屋で寝ることによる影響をより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

カビの部屋で寝ると
【医師監修】カビが生えた部屋で寝るとどうなる?健康リスクや予防法を解説
渥美正彦

渥美正彦

医療法人上島医院院長

睡眠中、カビの胞子を継続的に吸い込むと、気道や肺の粘膜でアレルギー性炎症が引き起こされます。これにより、就寝中の咳や鼻づまりが生じると、睡眠時の呼吸が浅くなり、無意識のうちに脳が覚醒(微小覚醒)を繰り返します。

結果として深い睡眠(ノンレム睡眠)が減少し、十分な時間眠っても日中の強い眠気や慢性的な疲労感(睡眠負債)に繋がるため、カビの放置は睡眠の質を根本から破壊する危険な状態といえます。

マットレスに生えたカビの落とし方4選

マットレスに生えたカビの落とし方5選

カビによる病気の発症を防ぐためにも、マットレスに生えたカビを見つけたら早めに除去しましょう。

以下、マットレスに生えたカビの落とし方4選です。

  • カビ取りスプレーを使う
  • 消毒用エタノールでカビをとる
  • 酸素系漂白剤を使う
  • クリーニング業者にカビの除去を依頼する

各方法を順番に説明します。

カビ取りスプレーを使う

マットレスに生えたカビは、カビ取りスプレーを使うと除去できます。

カビ取りスプレーは浴室や壁に使う製品が多いですが、現在ではマットレスに使用できる製品も販売されています。持っていない方は、最寄りのドラッグストアなどで探しましょう。

使い方は製品によって異なりますが、大半の場合はカビにスプレーを吹きかけてしばらく放置するだけです。なかにはカビの除去だけでなく、カビの発生を抑制できるタイプもあります。

消毒用エタノールでカビをとる

カビの除去には、消毒用エタノールがおすすめです。

まずはキッチンペーパーなどでカビを簡単に拭き取り、スプレーボトルに移した消毒用エタノールをカビに向かって吹きかけます。

消毒用エタノールを吹きかけた後は、1時間程度放置してから湿らせたタオルなどで拭き取ってください。一度でカビが取れない場合は、何度か繰り返すと良いでしょう。

作業後は風通しの良い場所で十分に乾燥させます。エタノールには引火性があるため、完全に乾くまではドライヤーや布団乾燥機、火気を使用しないでください。

市販のエタノールには「無水エタノール」という種類もありますが、無水エタノールは水分が少ないため、すぐに蒸発してしまいます。

無水エタノールを使う場合は、蒸発を防ぐためにも水で薄めてから使うことをおすすめします。

マットレスの黒カビには酸素系漂白剤を使う

マットレスの黒カビによる黒ずみは、酸素系漂白剤で薄くできる場合があります。ただし、すべてのマットレスに使えるわけではないため、マットレスと漂白剤の取扱説明書を確認し、本体への使用が認められている場合に限って使用してください。

使用する分量や水温、放置時間、使用後の処理は、製品の指定に従いましょう。すすぎが必要な漂白剤を、水洗いできないマットレスに使用することは避けてください。

処理後は、マットレスの取扱説明書に従って十分に乾燥させます。表面だけでなく内部にも水分が残らないようにし、完全に乾いてからシーツをかけて使用しましょう。湿ったまま使うと、カビが再発する原因になります。     

マットレスのクリーニング業者にカビの除去を依頼する

マットレスに生えたカビを自分で除去できない方は、クリーニング業者に依頼すると良いでしょう。

業者によってはカビ除去だけでなく、ダニの駆除や消臭なども行ってくれるため、マットレスに清潔感を取り戻せます。

なお、料金は依頼内容やマットレスのサイズによって異なりますが、1〜3万円前後が相場です。

マットレスのカビをとる時の注意点

マットレスのカビをとる時の注意点は、主に以下のとおりです。
  •  塩素系漂白剤はマットレスの生地を傷める可能性がある
  • 洗剤の併用は有毒なガスが発生する場合がある
  •  湿度が高い日のカビ取り作業は効果が期待できない場合がある
  •  カビ取り前の掃除機使用はかえってカビが広がる場合がある

それぞれ、順番に解説します。

塩素系漂白剤はマットレスの生地を傷める可能性がある

カビの除去に強力な効果を持つ塩素系漂白剤ですが、マットレスに使用する際には十分な注意が必要です。

塩素系漂白剤で黒カビや青カビを落とすことは可能ですが、マットレスの生地や詰め物に含まれるウレタンなどの素材は化学薬品に弱く、変色や繊維の劣化を引き起こす恐れがあります。

また、除去後に漂白剤が完全に拭き取れていないと、寝ている間に肌に直接触れてしまい、肌荒れやかぶれなどの皮膚トラブルに繋がる可能性もあります。

どうしても使用する場合は、素材をよく確認し、使用後はしっかりと拭き取って乾燥させることが必要です。

洗剤の併用は有毒なガスが発生する場合がある

マットレスのカビ取りで複数の洗剤を同時に、または連続して使用するのは危険です。特に、塩素系漂白剤と酸性タイプ漂白剤(クエン酸)の併用は、化学反応によって有毒なガスが発生する恐れがあり、大変危険です。

また、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤との併用も、急激な発熱やガスの発生を伴うため絶対に避けてください。
そもそも、マットレスの生地を傷めたり、残留成分で肌荒れを引き起こしたりするリスクがあるため、マットレスへの塩素系漂白剤の使用自体はおすすめできません。

酸素系漂白剤で落としきれない頑固なカビの場合は、焦って別の薬剤を使わず、クリーニング業者へ依頼するか買い替えを検討しましょう。

湿度が高い日のカビ取り作業は効果が期待できない場合がある

カビは湿度が高い環境で繁殖しやすく、空気中の水分が多いと胞子の活動も活発になります。

そのため、雨の日や梅雨時期のように湿気の多い日にマットレスのカビ取りを行っても、十分な効果が得られないかもしれません。むしろ、作業中に再びカビが広がり、完全に乾燥できずにカビが再発するリスクもあるため注意が必要です。

マットレスのカビを落としたい場合は、よく晴れて空気が乾燥している昼間に窓を開けて風通しを良くしながら作業を進めましょう。

天候の都合で湿度が高い日にカビ取り作業を行う必要がある場合は、除湿機やエアコンの除湿機能を使って室内の湿度を下げると良いです。

カビ取り前の掃除機使用はかえってカビが広がる場合がある

カビが生えているマットレスに、家庭用の掃除機を直接かけるのは避けましょう。掃除機を動かす際に胞子が舞い上がり、周囲に広がるおそれがあります。

また、乾いた布で強くこすったり、叩いたりすることも避けてください。カビを見つけた場合は、マットレスと薬剤の取扱説明書を確認し、使用できる方法で対処しましょう。

渥美正彦

渥美正彦

医療法人上島医院院長

カビの胞子は非常に小さく、少しの衝撃で空気中に飛散します。カビ取りの際は必ず換気を行い、不織布マスクやゴーグルを着用して吸入を防ぐことが医学的な鉄則です。

また、カビをゴシゴシと強く擦ると、胞子をマットレスの深部に押し込んでしまったり、部屋中に撒き散らしたりする原因になります。掃除機で直接吸い込むのも排気から胞子を拡散させるためNGです。消毒用エタノールなどを使用し、優しく拭き取りましょう。

【独自調査】マットレスのカビ・湿気対策の実態

NELL編集部がマットレスユーザー200人を対象に、カビ・湿気対策として行っていることを複数回答で聞いたところ、「定期的に干す」が48.5%と最も多く、次いで「除湿シートを使用」が31.5%、「すのこを使用」が19.0%でした。

マットレスのカビ・湿気対策で行っていること

一方で、「特に何もしていない」と回答した人も24.0%おり、約4人に1人はカビ・湿気対策を行っていないことがわかりました。

また、「マットレスで最も困っていること」では、23.5%(47人)が「カビ・ダニ」を選んでいます。カビだけに限定した回答ではありませんが、マットレスの衛生面に悩んでいる方が一定数いることがうかがえます。

マットレスで最も困っていること

カビを防ぐには、マットレスに湿気をため込まないことが大切です。次章では、日常的に取り入れやすいマットレスのカビ対策を紹介します。

※調査概要:クラウドワークスを利用したインターネット調査/調査期間:2026年7月30日~8月5日/調査対象:現在マットレスを使用している方/有効回答数:200名

マットレスのカビ対策7選

マットレスのカビを除去した後は、再度カビを生やさないために予防しておくことが大切です。主な対策としては、以下の7つが挙げられます。

  • こまめに部屋を換気する
  • 除湿シートやベッドパッドを活用する
  • マットレスをすのこベッドに置いて使う
  • シーツや敷きパッドを洗濯して清潔な状態を保つ
  • 壁から離れた位置にマットレスを敷く
  • マットレスを干して湿気を飛ばす
  • マットレスを定期的に裏返す

それぞれの方法を順番に説明します。

こまめに部屋を換気する

せっかくカビを除去しても、湿度が高いとまたカビが生えてしまう可能性があります。

湿度を下げるために、部屋の窓をこまめに開けて湿った空気を外に逃しましょう。

窓を開けての換気が難しい場合は、除湿機を使用して湿度を下げるとよいでしょう。

マットレスに敷ける除湿シートやベッドパッドを活用する

除湿シートは、マットレスと床やベッドフレームの間にたまる湿気を吸収するアイテムです。吸湿量には限界があるため、吸湿センサーなどを確認しながら定期的に乾燥させましょう。

ベッドパッドをマットレスとシーツの間に敷くと、寝汗や皮脂がマットレスへ直接付着するのを抑えられます。ベッドパッド自体も定期的に洗濯し、十分に乾燥させてください。

マットレスをすのこベッドに置いて使う

カビの繁殖を防ぐには、すのこベッドの活用が効果的です。

すのこベッドの上にマットレスを敷くと、マットレスの底部分に空気が通るようになり、湿気対策ができます。

なお、すのこベッドには足がないタイプもありますが、カビ対策のために使用するなら足がある製品がおすすめです。床との距離が離れる分、空気のとおり道ができるため、湿気がたまりにくくなります。

シーツや敷きパッドを洗濯して清潔な状態を保つ

シーツや敷きパッドなどは、マットレスと違って、簡単に洗濯ができます。カビの発生を防止するためには、シーツや敷きパッドなどマットレスの上に敷くものを定期的に洗濯して、清潔な環境を整えることが大切です。

理想は毎日洗濯することですが、少なくとも週に1回は洗濯し、カビの栄養分となる汗やフケ、皮脂などの汚れを落としましょう。

なお、シーツや敷きパッドなどを交換する際は、フケや皮脂など目に見えにくい汚れがマットレスに落ちないように、丁寧にマットレスから取り外すことがポイントです。

壁から離れた位置にマットレスを敷く

マットレスは、なるべく壁から離れた位置に敷きましょう。

壁とマットレスの距離が近いと空気のとおり道がなくなってしまい、湿気がたまりやすくなります。

空気のとおり道を確保するためにも、壁から10cm以上は離れた位置にマットレスを敷くことをおすすめします。

マットレスを干して湿気を飛ばす

カビの繁殖を防ぎたい方は、マットレスを定期的に干すと良いでしょう。マットレスを干すとたまった湿気を飛ばせるため、カビ対策になります。

また、マットレスが大きくて干しにくい場合は、壁に立てかけて換気しましょう。その際、扇風機などでマットレスに風を送ると、さらに湿気を飛ばすことができます。

マットレスを定期的に裏返す

いつも同じ面でマットレスを使用している方は、時々裏返しましょう。

水分は下に向かってたまる性質を持っているため、同じ面でマットレスを使い続けると下に湿気が集中してたまってしまいます。

定期的にマットレスを裏返せば、同じ面に湿気がたまるのを防ぐことが可能です。湿気がたまりにくくなる分、カビ対策になります。

渥美正彦

渥美正彦

医療法人上島医院院長

カビの最大の栄養源は、私たちが睡眠中にかくコップ1杯分の「寝汗(湿気)」と「皮脂・フケ」です。起床直後のマットレスは最も湿度が高いため、すぐに掛け布団を整えず、30分程度めくったままにして湿気を逃がす(放湿する)習慣をつけるだけで、カビの発生リスクは大幅に下がります。

また、日頃のお手入れと併せて、内部に湿気がこもりにくいポケットコイルなど、通気性に優れたマットレスを選ぶことも重要です。

【素材別】マットレスをお手入れする際の注意点

マットレスは内部の素材によって熱・水・薬品への耐性が異なります。素材に合わないお手入れ方法を選んでしまうと、マットレスの寿命を縮めたり、カビの状態を悪化させたりする原因になるため注意が必要です。

以下の表に、素材ごとのお手入れの特徴と注意点をまとめました。

素材お手入れの特徴・注意点
ウレタンフォーム水洗いや天日干しができない製品が多い。風通しの良い場所で陰干しし、取扱説明書に従って手入れする
ファイバー水洗いできる製品もあるが、使用できる水温や乾燥方法は製品によって異なる。洗濯表示や取扱説明書を確認する 
スプリング(ポケットコイル・ボンネルコイル)マットレス本体は基本的に水洗いできない。水分が内部に入らないよう、取扱説明書に従って表面を手入れする
マットレス_手入れ
【頻度・問題・素材別】マットレスのお手入れ方法と手間を減らすコツ、注意点を紹介!

カビが生えたマットレスを処分する方法

カビが生えたマットレスを使い続けることは、衛生面だけでなく、人体に悪影響を及ぼすリスクもあるため、買い替えを検討することをおすすめします。

買い替えに伴い、不要になったマットレスは適切な方法で処分しましょう。マットレスの処分方法には、主に以下の6つが挙げられます。

  • 粗大ゴミ
  • ごみ収集センター
  • 引き取りサービス
  • 廃品回収業者
  • リサイクル業者
  • フリマアプリ・オークション

最も一般的な方法は、粗大ゴミとして出すことです。所定の日までにマットレスを自宅の外に出しておけば回収してくれるため、手間がかかりません。

また、すぐに処分したい方は、お住まいの地域にごみ収集センターがあれば、自分で持ち込んで処分する方法もあります。

そのほか、マットレスを購入した時に利用できる引き取りサービスや、廃品回収業者に依頼する方法も状況に合わせて検討すると良いでしょう。

マットレスの処分は引き取りが便利!ほかの処分方法や注意点も知って最適な方法を選ぼう

NELLファブリックミストでカビ対策をしよう

NELLファブリックミストは、眠りを考えた香りのグラデーションで寝室を彩る、NELLだけの特別な一本です。

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カビを落とせない場合はマットレスの買い替え・処分を検討しよう

表面に発生した軽度のカビであれば、自分で除去できる場合があります。一方、カビが広範囲に広がっている場合や、内部まで入り込んでいる、カビ臭さが取れないといった場合は、買い替えを検討しましょう。

カビが残ったマットレスを使い続けると、再びカビが広がる可能性もあります。自分で除去するのが難しい場合は、クリーニング業者への依頼やマットレスの買い替えも選択肢の1つです。

不要になったマットレスは、自治体の粗大ごみとして出すほか、購入店の引き取りサービスや不用品回収業者などを利用して処分できます。処分方法は自治体やサービスによって異なるため、事前に確認しましょう。

マットレスの詳しい処分方法については、以下の記事も併せてご覧ください。

マットレス 引き取り
マットレスの処分は引き取りが便利!ほかの処分方法や注意点も知って最適な方法を選ぼう

カビの発生を抑制しやすいマットレスの選び方

カビの発生を抑制しやすいマットレスの選び方は、主に以下のとおりです。
  • 防カビ加工が施されたマットレスを選ぶ
  • 軽量なマットレスを選ぶ
  • 通気性の高い素材を使用しているマットレスを選ぶ

それぞれ、順番に解説します。

防カビ加工が施されたマットレスを選ぶ

マットレスによっては、繊維やウレタン素材に抗菌・防カビ剤を練り込んだり、表面にコーティングを施したりすることで、湿気やホコリによるカビの発生を抑制する仕様を採用しています。

通常のマットレスと比べるとカビが発生しにくく、定期的な手入れと組み合わせることで長期間清潔な状態を保てることが特徴です。

窓の少ない寝室や通気の悪い環境でマットレスを使う場合に適しています。カビが気になる地域や住環境であれば、防カビ性能の有無を確認してマットレスを選びましょう。

軽量なマットレスを選ぶ

マットレスと床の間は湿気がたまりやすく、放っておくとカビの温床となる場合があります。特に、フローリングや畳の上に直置きしている場合は、空気のとおり道がないため湿気がこもりやすく、注意が必要です。

カビを予防するためには、定期的にマットレスを立てかけたり、床から浮かせたりして乾燥させるなどの手間がかかります。

しかし、マットレスが重いと持ち上げ作業が億劫になりやすく、湿気対策を怠るケースもあるかもしれません。

そのため、マットレスをフローリングや畳の上に直置きするなら、女性や高齢者でも扱いやすい軽量マットレスがおすすめです。

通気性の高い素材を使用しているマットレスを選ぶ

マットレスの通気性は素材によって大きく異なり、カビの発生リスクにも直結します。例えば、ウレタンフォームを使ったマットレスは密度が高く、空気や湿気を通しにくいため、長時間使用すると内部に湿気がこもりやすいです。

ウレタンマットレスを床に直置きする場合や湿度が高い環境で使用する場合は、定期的に乾燥させたり、湿気対策を講じたりする必要があります。

一方、ファイバー素材のマットレスや内部にスプリングを備えたマットレスは、空気のとおり道が確保されているため、湿気がたまりにくいです。

カビを防ぎやすいマットレスを選ぶなら、通気性を重視した素材の製品を選びましょう。

通気性が高くカビに強いNELLマットレスがおすすめ

寝具のカビに関する悩みを解消するためにも、カビに強いマットレスを探している方は多いのではないでしょうか。そんな方は、ぜひNELLマットレスをご検討ください。

NELLマットレスは、へたりやカビの原因になりやすい厚いウレタンは使用せず、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた独自の13層構造でできている点が特徴です。

この構造により高い通気性を維持できるため、湿気がたまりにくく、カビの繁殖を抑えることができます。

また、表裏がない両面仕様のため、定期的に裏返して使用できます。マットレスを裏返しても寝心地に影響することはなく、快適な睡眠をサポートします。 

NELLマットレスの詳細は、以下のとおりです。

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実際にNELLマットレスを使用した人の口コミとして、以下のものがあります。

ダークブルー

おか

寝心地がすごく良いです!

NELLマットレス(セミダブルサイズ)にしてから1ヶ月経ちました。初日は体が慣れなかったせいか、ちょっと硬いかな?ぐらいに感じたのですが、2日目以降からは快適すぎてずっと寝ていたいくらいです。笑 まだベッドフレームが届いてなくて、除湿シートを敷いて床に直接置いている状態なんですが蒸れることも全然ないです。上下表裏使えるのもすごく良いです。寝ることがすごく楽しみになりました!ありがとうございました☺️

ブルー

よっしぃ

よく眠れる!

次の日が早番で「遅刻は絶対できない!」と、緊張すると、眠れなくなってしまっていました。けれども、NELLのマットレスに替えたところ、同じように緊張してベッドに入り、「やっぱり眠れないかも…」と一瞬思っても、いつの間にか寝ています。あっという間に朝です。これが本当につらかったので、ありがたいです。 朝起きてからの体の痛みも和らいだようです。 ありがとうございました😭

NELLマットレスは、120日間のトライアルで自分に合うか試すこともできます。

気になった方は、料金や詳しい購入方法など、以下の公式サイトをご確認ください。

マットレスのカビに関するよくある質問

マットレスのカビについて、多くの方が疑問に感じるポイントをQ&A形式でまとめました。カビの除去方法や予防策など、気になる疑問の解決にお役立てください。

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マットレスにカビが生えた場合に買い替えを検討する判断基準は?

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表面の一部に生えた軽度のカビであれば、自分で対処できる可能性があります。一方、カビが広範囲に広がっている場合や、内部まで入り込んでいる場合、手入れをしてもカビ臭さや黒ずみが取れない場合は、買い替えを検討しましょう。

カビの範囲を判断できない場合や、使用後に咳や鼻づまりなどの症状がみられる場合は、使用を中止したうえでクリーニング業者やメーカーに相談してください。

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カビが生えたマットレスを処分するために運び出す時の注意点はが生えた部分に掃除機を掛けても大丈夫?

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搬出中にカビの胞子が広がらないよう、大きなポリ袋やポリエチレンシートでマットレスを包み、開口部をテープで閉じてから運び出しましょう。包んだシートが破れないよう、引きずらずに運ぶことも大切です。

回収を依頼する場合は、事前にカビが生えていることを伝え、梱包方法や引き取り条件を確認してください。

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カビ取り作業前に必要な準備はある?

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カビ取り中に舞い上がるカビの胞子や、使用する洗剤の成分を吸い込むと、アレルギー症状などの健康被害を引き起こすリスクがあります。そのため、作業前にしっかりと準備を整えることが大切です。

カビ取り作業前に行う準備は以下のとおり通りです。

  • 部屋の換気を行う
  • マスクやゴム手袋などの防護具を着用する

また、カビ取りには薬剤(エタノールなど)を吹き掛けるため、シーツを取り外したり、床にタオルを敷いたりするといった対策をあらかじめ行っておくことをおすすめします。

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冬でもマットレスのカビ対策は必要?

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カビは夏に発生しやすいというイメージを持つ方も多いですが、実は冬場も注意が必要です。冬は寝具の温度と冷たいフローリングや外気との温度差によって、マットレスの底面に大量の結露が生じやすくなります。

また、人は季節を問わず寝汗をかくため、冬でもマットレスに湿気がこもりやすい状態が続きます。そのため、季節に関係なくカビ対策を継続することが大切です。

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マットレスを直置きするとカビが発生しやすいのはなぜ?

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マットレスをフローリングに直置きすると、就寝中に放出された汗や湿気が床との隙間に溜まり、逃げ場を失ってしまいます。さらに、マットレスの底面と床面の温度差によって「結露」が発生し、カビが繁殖しやすい環境が生まれます。特に冬場は温度差が大きくなるため、より多くの結露が生じる可能性があります。

カビの発生を防ぐには、できるだけ直置きを避けることが大切です。すのこベッドにマットレスを載せるなど、床との間に空気の通り道を確保すると、湿気がこもりにくくなります。

マットレスのカビは早めに対処し、日頃から湿気対策をしよう

カビの繁殖を防ぐには、カビが好まない環境を維持することが重要です。普段から室温や湿度に気を配りつつ、シーツや敷きパッドなどを定期的に洗濯して、カビの養分となる汚れやゴミなどを取り除きましょう。

仮にカビが生えた場合は、塩素系漂白剤の使用を避け、カビ取りスプレーや消毒用エタノールでカビ取りを行うと良いです。

カビ対策の手間を抑えたい方は、通気性の高いマットレスを選ぶことも1つの方法です。カビが生えにくい寝具を探している方は、ぜひNELLマットレスをご検討ください。

※医師が特定の商品を推奨しているわけではありません。

この記事の監修者
渥美正彦
渥美正彦医療法人上島医院院長
大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部卒業。近畿大学医学部附属病院(脳神経内科)などを経て2004年、上島医院に入職。 05年、同医院併設南大阪睡眠医療センター長。10年、同医院院長に就任し、現在に至る。 精神科と脳神経内科での臨床経験を活かし、患者の脳と心の問題に幅広く対応。睡眠医療は国内最高水準の専門治療を提供している。 また、公式YouTubeチャンネル『睡眠専門医渥美正彦』では、睡眠障害と精神疾患の正確な情報の発信を続けている。 日本精神神経学会認定精神科専門医・指導医。日本睡眠学会認定睡眠医療専門医・指導医。 著書に『子供が朝起きなくなったときに、親子で読む本』(セルバ出版)『子どもの発達障害がよくなる睡眠の教科書』(マキノ出版)『ぐっすり! 1万人を治療した専門医が教える最強の睡眠メソッド』(徳間書店)がある。

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