すのこベッドの購入を検討している方のなかには、耐久性が高くないという噂を聞いて不安を抱いている方もいるのではないでしょうか。
確かに、一般的なベッドは床板が1枚の板なのですのこベッドより頑丈そうに感じますが、すのこベッドでも耐久性に優れているものは多数あります。
また、すのこベッドといっても種類は豊富にあり、素材や構造によっても耐久性は異なるため、長く愛用したいなら耐久性が高い素材や構造を正しく理解することが大切です。
この記事では、すのこベッドの耐久性を判断するポイントや頑丈なベッドの特徴を紹介します。すのこベッドの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
すのこベッドは耐久性が低いわけではない
すのこベッドは、床板が「すのこ状」になっているベッドです。一般的なベッドフレームと同様に脚がついたベッドタイプのほか、折りたたんで収納できる折りたたみタイプや、丸めて収納できるロール式タイプといった種類があります。
すのこベッドの床板には隙間があるため、通気性が良く、湿気によるカビの発生を防止しやすい点がメリットですが、隙間がある構造から耐久性に不安を感じる方も多いようです。
確かに、すのこベッドは床板の木材間に隙間があり、床板が薄ければぎしぎしと軋み音がすることから、耐久性が低いと感じやすいでしょう。
しかし、実際には、すのこベッドの耐久性は素材や構造によって異なります。また、軋み音に関しては部材を組み合わせている構造上、完全になくすことは難しいものの、耐久性に優れているすのこベッドであれば軽減することが可能です。
すのこベッドの耐久性は「耐荷重」が重要
すのこベッドの耐久性は、「耐荷重(静止耐荷重)」によって確認できます。耐荷重とは商品が耐えられる最大の重さのことで、ベッドフレームの場合は「何kgまでなら上に載っても耐えられるか」をあらわす数値です。
例えば、耐荷重100kgのすのこベッドと耐荷重80kgの一般的なベッドであれば、すのこベッドのほうが耐久性は高いです。
なお、耐荷重を確認する際は、自身の体重だけではなく使用するマットレスや枕などの寝具の重みも加味する必要があることに気を付けましょう。
また、寝返り時は自身の体重より大きな負荷がベッドにかかります。そのため、耐荷重未満の負荷でも、長期間使っていると破損や軋みが出る可能性がある点に注意してください。
頑丈なすのこベッドを選ぶ際のチェックポイント
すのこベッドの耐久性は耐荷重が重要ですが、より頑丈なすのこベッドを選ぶには以下の2点も確認しましょう。
- すのこベッドの素材
- すのこベッドの構造
それぞれについて、詳しく解説します。
すのこベッドの素材
すのこベッドに使われる素材はいくつかあり、それぞれ特徴が異なります。主な素材名と特徴は、以下の表のとおりです。
| 素材 | 特徴 | 
|---|---|
| 桐 | ・断熱性が高い ・軽い ・吸放湿性が高い | 
| ヒノキ | ・頑丈 ・吸放湿性が高い ・独特の香り | 
| 杉 | ・断熱性が高い ・湿気に強い ・比較的安価 | 
| パイン材 | ・柔らかい ・良い香り ・比較的安価 | 
耐久性を重視するなら、建築材としても使われるヒノキがおすすめです。ヒノキは、伐採してから200年は強度が強くなり、1,000年かけて伐採時の強度に戻るといわれています。
また、耐久性だけではなく防腐性や虫に強い性質があり、耐朽性にも優れているため、長期間使用しやすいところも特徴です。
ただし、ヒノキを使ったすのこベッドは価格が高額になりやすいため、耐久性より費用面を重視したい方は、別の素材も検討すると良いでしょう。
すのこベッドの構造
すのこベッドにはさまざまな構造の商品があります。なかでも、すのこ板が多いベッドや床板に厚みがあるベッドは、ベッドフレームにかかる負荷を分散しやすく、軋みや揺れも軽減しやすくなるため、耐久性に優れている傾向があります。
また、床板のすのこが縦に配置されたすのこベッドは耐久性が低くなりやすいですが、横桟(横向きの板)が多く使われていれば耐久性に劣ることはありません。もし床板が縦になったすのこベッドを購入するなら、横桟の有無を確認しましょう。
基本的に、すのこベッドの耐久性は、使われている床板や横桟の厚さ、本数に比例して耐久性が高くなるため、床板に隙間があるからといって、耐久性に不安を感じなくても良いでしょう。
すのこベッドを使うなら通気性にも注目
すのこベッドを使うなら耐久性だけでなく、すのこベッド最大の特徴である通気性にも注目しましょう。
就寝中にかく寝汗や髪の毛のフケ、人間の皮脂といった汚れは、カビの発生を招く原因の一つです。その点、すのこベッドの床板には木材が使用されることが多く、隙間もあるため、湿気がこもりにくくカビを防止する効果が期待できます。
定期的なお手入れは必要ですが、通気性に優れたすのこベッドであればカビが発生しにくいため、長く快適に使用しやすいでしょう。
そして、通気性に優れたすのこベッドを使うなら、ベッドに載せるマットレスも通気性に優れたものを使うことをおすすめします。マットレスも湿気を逃しやすい構造であれば、すのこベッドの通気性の良さをより活かしやすくなります。
通気性を重視するならNELLマットレスがおすすめ
すのこベッドにマットレスを載せて使用したい方は、通気性に優れたNELLマットレスをぜひご検討ください。
NELL マットレスは、独立したコイルが内蔵された「ポケットコイルマットレス」です。コイル間に空洞がある構造なので、マットレス内部に風が通りやすく湿気を逃しやすくなっています。
また、カビの原因になりやすい分厚いウレタンは使用せず、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた独自の13層構造を採用しており、高い通気性を維持しやすいところも特徴です。
すのこベッドの通気性の良さを活かせるうえに、優れた通気性によって深部体温を下げる効果も期待できるので、気持ちの良い眠りの導入をサポートできるでしょう。
NELLマットレスの詳細は、以下の通りです。
NELLマットレスの料金やコイル数などの詳細は、以下の通りです。
| 値段(税込) | 79,900円/シングル 94,900円/セミダブル 109,900円/ダブル 134,900円/クイーン 154,900円/キング | 
|---|---|
| コイル数 | 1,173個/シングル 1,479個/セミダブル 1,734個/ダブル 1,989個/クイーン 2,397個/キング | 
| 送料 | 無料 (沖縄県本島を除く) | 
| 返品 | 返品・全額返金可能 (商品到着後14日以降120日以内) | 
| 保証期間 | 10年間 | 
(※)最低14日間の試用が必要です
なお、マットレスは2週間程度使用しないと自身の体に本当に合うのか分からないといわれています。
その点、NELLマットレスでは返品・全額返金保証付きの120日間フリートライアルを設けているため、実際の寝心地をご自宅で確認することが可能です。寝心地が気になってマットレスの購入に踏み切れない方も、安心してご利用をはじめていただけます。
また、NELLでは耐久性に関する厳しい基準を設けており、JISが定めた耐久試験をクリアしたものだけを商品化しています。全製品に10年間の耐久保証を設けているため、もし期間内に3cm以上のへたりやへこみが出た場合は、無料で修繕・交換の対応が可能です。
すのこベッドに載せて使用するマットレスを探している方は、この機会にぜひNELLマットレスをお試しください。
120日間のフリートライアルを始めましょう
NELL 公式サイト
まとめ
すのこベッドは、床板に隙間がある構造上、耐久性が低いと思われやすいですが、単純に「すのこベッドだから耐久性が低い」わけではありません。なかには、重い重量に耐えられるすのこベッドも多く販売されています。
すのこベッドの耐久性は「耐荷重」が重要なため、すのこベッドの耐久性に不安を感じる方は、耐荷重を確認したうえで購入を検討しましょう。
また、すのこベッドは通気性に優れている点が大きな魅力です。すのこベッドを使うなら上に載せて使うマットレスも通気性に優れたものを選ぶと、よりすのこベッドのメリットを活かしやすくなります。
NELLマットレスは通気性に優れた構造になっており、長く清潔に使いやすいマットレスです。すのこベッドと一緒にマットレスの購入を考えている方は、ぜひNELLマットレスをご検討ください。
NELLマットレスの詳細を確認しましょう
NELL 公式サイト
