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2024.07.26

扇風機の掃除方法は?必要な道具や事前準備、分解できない場合の手順も解説

扇風機の掃除方法は?必要な道具や事前準備、分解できない場合の手順も解説

扇風機の羽根やガードにホコリが付いていると、使用時に舞い散る可能性があります。ホコリは体に悪影響を及ぼすことがあるので、扇風機を取り出した時や、しまう時は掃除したほうが良いです。

ただし、扇風機は種類によって掃除の手順や道具が異なるため、事前に知っておくとスムーズに行えます。

この記事では、扇風機を掃除する方法や扇風機をきれいに維持する方法を紹介します。扇風機の掃除方法を知りたい方は、参考にしてください。

  1. 扇風機を掃除する際の道具と事前準備
  2. 必要な道具
  3. 事前準備
  4. 扇風機の掃除方法
  5. ①ホコリを取る
  6. ②洗剤で汚れを落とす
  7. ③パーツを乾かす
  8. ④本体を掃除する
  9. ⑤組み立てる
  10. 分解できない扇風機の掃除方法
  11. タワー型扇風機の場合
  12. 羽根なし扇風機の場合
  13. ハンディ型扇風機の場合
  14. 扇風機をきれいな状態で長持ちさせる方法
  15. 柔軟剤を使用する
  16. 使用していない時はカバーをかける
  17. まとめ

扇風機を掃除する際の道具と事前準備

扇風機を掃除する際には、掃除道具の用意と事前準備が必要です。必要な道具の種類と事前準備の内容を順番に紹介します。

必要な道具

まず、扇風機を掃除する際は次の道具を準備しましょう。

  • 新聞紙
  • ゴム手袋
  • マスク
  • 中性洗剤(キッチン用洗剤)
  • 布巾
  • 掃除機

掃除の際にホコリが舞い散る可能性があるため、新聞紙を広げて、コードを抜いた、あるいはバッテリーを取り外した状態の扇風機を置きます。ホコリを吸い込まないようにマスクを着け、中性洗剤を使うので手が荒れないようにゴム手袋を装着することがおすすめです。

あとは、ご家庭にある中性洗剤(キッチン用洗剤)、スポンジ、布巾、掃除機を用意しましょう。

事前準備

種類によって異なりますが、扇風機は分解可能な場合があります。分解できる扇風機の場合は、次の手順で分解してから掃除を始めましょう。

  1. コンセントを抜く、あるいはバッテリーを外す
  2. 前ガードを外す
  3. スピンナーを外す
  4. 羽根を分解する
  5. ガード止めナットを外す
  6. 後ろガードを外す

扇風機を掃除する際は、必ずコンセントを抜く、あるいはバッテリーを外します。電源がついたまま掃除を始めると、掃除途中に誤って作動して怪我や破損する可能性があります。

ガードとは扇風機の羽根の前後に付いているメッシュ状のカバーです。ガードには誤って指を入れて羽根で怪我をするのを防ぐ役割がありますが、細かい部分にホコリが溜まりやすいため忘れずに掃除をしましょう。

スピンナーとは扇風機の羽根を固定する部品のことです。なくしたり壊したりすると買い替える必要があるため、掃除の際は目の届く場所に置いておきます。

なお、種類によって異なりますが、扇風機は基本的に特別な器具を使わずに取り外すことが可能です。ただし、扇風機によって外し方が異なるため取扱説明書を確認しながら行いましょう。

扇風機の掃除方法

扇風機の掃除に必要な道具と事前準備が終わったら、次の手順で掃除を行いましょう。

  1. ホコリを取る
  2. 洗剤で汚れを落とす
  3. パーツを乾かす
  4. 本体を掃除する
  5. 組み立てる

それぞれの手順を詳しくみていきましょう。

①ホコリを取る

最初に次の方法でホコリを取りましょう。

  • 掃除機で吸い取る
  • 布巾で表面を拭く
  • 歯ブラシで細かい部分を取り除く

上記以外に、軍手で絡め取るハンディモップを使うなどの方法もあります。準備した道具や扇風機の汚れ具合に合わせて活用しましょう。

②洗剤で汚れを落とす

ホコリを取ったら、薄めた中性洗剤(キッチン用洗剤)に浸した柔らかい布巾やスポンジで、羽根やガードなどに付着した汚れを拭き取ります。

油汚れが気になる場合は、中性洗剤(キッチン用洗剤)で洗う前に水100mLあたり小さじ1杯の重曹を混ぜてスプレーに入れて吹きかけて、布巾やタオルで拭き取っておきましょう。

なお、中性洗剤(キッチン用洗剤)や重曹などの洗剤が残らないように、複数の布巾を用意するか台所や風呂場で水洗いすると良いです。

③パーツを乾かす

洗剤が残らないように拭き取ったら、羽根やガード、スピンナーなどのパーツを風通しの良い場所に置いて乾かします。

パーツが乾くまでに、次の本体部分の掃除を済ませておきましょう。

④本体を掃除する

扇風機の種類にもよりますが、羽根を支える足の部分や操作パネル、リモコンなどにもホコリや汚れは溜まります。羽根やガードを乾かしている間に、布巾や除菌シートなどを使用して拭き取りましょう。

なお、本体部分を掃除する際は洗剤がモーター部分にかからないように注意が必要です。

⑤組み立てる

パーツが乾き、本体も掃除し終えたら組み立てます。組み立てる手順は、分解した時の手順とは逆です。

  1. 後ろガードを留める
  2. ガード止めナットを付ける
  3. 羽根を組み立てる
  4. スピンナーを付ける
  5. 前ガードを留める

ナットやスピンナーなどの部品を付け忘れると、使用中に羽根が抜ける恐れがあるため注意しましょう。組み立て後は、扇風機を一度運転して確認し、問題がなければ掃除は終了です。

分解できない扇風機の掃除方法

ここまで分解できる扇風機の掃除方法を紹介しました。しかし、中には次のような分解できない扇風機もあります。

  • タワー型扇風機
  • 羽根なし扇風機
  • ハンディ型扇風機

それぞれの掃除方法を順番に解説します。

タワー型扇風機の場合

タワー型扇風機とは、まっすぐな形状をしており、細い板状の羽根が付いている扇風機を指します。一般的には分解できないので、次の手順で吸気口や送風口を掃除します。

  1. 掃除機で送風口や吸込口のホコリを吸い取る
  2. 洗剤を溶かしたぬるま湯に布巾やタオルを浸けて、絞ってから本体を拭く
  3. 乾いたタオルで拭く

なお、タワー型扇風機の種類によっては、ファン(板状の羽根)やフィルターなどのパーツを取り外して掃除が可能です。取り外し方は扇風機によって異なるので、取扱説明書を確認しましょう。

羽根なし扇風機の場合

羽根なし扇風機とは、見えない部分に羽根が内蔵されている扇風機を指します。扇風機本体に羽根がないため、羽根やカバーを掃除する手間がありません。

ただし、羽根なし扇風機も分解できないため次の手順で掃除を行いましょう。

  1. 掃除機で吸込口のホコリを取る
  2. 洗剤を溶かしたぬるま湯に布巾やタオルを浸けて、絞ってから本体を拭く
  3. 乾いたタオルで拭く

ハンディ型扇風機の場合

ハンディ型扇風機とは、手で持ち運べるサイズの扇風機を指し、商品にもよりますが、分解できるものとできないものがあります。それぞれの掃除方法は以下のとおりです。

分解できるタイプ羽根やガードなどを外して、ホコリを取り除いて洗剤で汚れを落とす
分解できないタイプ綿棒で羽根やガードに付いたホコリを取り除き、細かい部分はエアダスターで吹き飛ばす

なお、ホコリをエアダスターで吹き飛ばすと宙に舞うことがあるため、掃除をする場合はベランダか外で行ってください。

扇風機をきれいな状態で長持ちさせる方法

扇風機をきれいな状態で長持ちさせる方法

扇風機をきれいな状態で長持ちさせるためには、定期的に掃除するだけでなく、普段のお手入れや扱い方も大切です。以下のような工夫を取り入れると良いでしょう。

  • 柔軟剤を使用する
  • 使用していない時はカバーをかける

柔軟剤を使用する

扇風機をきれいな状態で長持ちさせたい場合は、柔軟剤の使用がおすすめです。

柔軟剤には衣類をふんわりと肌触り良く仕上げるために、静電気を防止する効果があります。扇風機にホコリやゴミが付着する原因は静電気のため、柔軟剤を使用すると柔軟剤に含まれている界面活性剤が静電気を防ぎ、ホコリが付きにくくなります。

柔軟剤をぬるま湯で溶かして布巾やタオルを浸して絞ったら、洗い終わった羽根や前ガードなどを拭きましょう。

使用していない時はカバーをかける

夏が終わって扇風機をしまう際にカバーをかけるとホコリが付かず、きれいな状態を翌シーズンまで保つことができます。

付属品にカバーがない場合は、ポリ袋でも問題ありません。また、扇風機の収納スペースがない場合は、分解してからカバーやポリ袋に入れて収納しましょう。

まとめ

扇風機を掃除する場合、分解できるタイプであれば分解してからパーツごとにきれいにしましょう。なお、掃除中に作動すると危険なため、コンセントから抜いてバッテリーを取り外した状態で始めると安心です。

また、仕上げに柔軟剤で拭いたり、使用していない時はカバーをかけたりするときれいな状態を長持ちできるため、夏の寝苦しい夜に備えて扇風機をきれいにしましょう。

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