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2024.06.19 更新

分厚いマットレスの注意点を徹底解説!購入前に確認したい厚さの基準など紹介

分厚いマットレスの注意点を徹底解説!購入前に確認したい厚さの基準など紹介

これからマットレスを購入する方のなかで、分厚いマットレスを検討している方も多いのではないでしょうか。

実際に、厚さがあるマットレスは弾力性に優れており、人によっては寝心地が良いと感じられるところが魅力的です。しかし、分厚いマットレスを使う際には注意すべき点もいくつかあります。

この記事では、分厚いマットレスの特徴や購入する際の注意点を紹介します。衛生的に保つ方法なども解説するため、分厚いマットレスを検討している方はぜひ参考にしてください。

  1. 分厚いマットレスの基準とは?
  2. 分厚いマットレスを購入する前に確認したい注意点
  3. 分厚さと比例して重くなる
  4. ほかのマットレスより高額な傾向にある
  5. 適さないベッドフレームやシーツがある
  6. 湿気が溜まりカビが発生しやすい
  7. 分厚いマットレスを衛生的に保つためのポイント
  8. カバーやシーツを使って汚れを防ぐ
  9. 便利なアイテムを使って除湿する
  10. おねしょや嘔吐の対策にはベッドパッドを使う
  11. 分厚すぎてお手入れが大変なら30cm未満のマットレスを選ぼう
  12. NELLマットレスは厚さ21cmでお手入れしやすい
  13. NELLマットレスの厚みに合ったボックスシーツがおすすめ
  14. まとめ

分厚いマットレスの基準とは?

人によって「分厚い」と感じる基準は異なりますが、大体30cm以上の厚さを指すことが多いです。

この厚みのマットレスは大半が「コイル式」のマットレスであり、コイル式には以下2つの種類があります。

  • ポケットコイルマットレス:コイル一つ一つが独立しており、体を「点」で支える
  • ボンネルコイルマットレス:連結した渦状のコイルが中に入っており、体を「面」で支える

ウレタン素材の場合、15~18cmあればボリュームある厚みといえます。

以下、30cm以上の厚さがあるポケットコイルマットレスの、サイズごとのおおよその重量をまとめたものです。

サイズ重さ
シングル約25~40kg
セミダブル約30~50kg
ダブル約35~60kg
クイーン約55~70kg

分厚いマットレスは高級感があり、寝心地が良いなどのメリットもありますが、上記のとおり、とにかく重量があるため注意が必要です。

分厚いマットレスを購入する前に確認したい注意点

分厚いマットレスは、弾力性や耐久性に優れている魅力もありますが、購入前に確認したい注意点もいくつかあります。

購入後に後悔することがないよう、事前にチェックしましょう。

分厚いマットレスを購入する前に確認したい項目は、以下の4点です。

  • 分厚さと比例して重くなる
  • ほかのマットレスより高額な傾向にある
  • 適さないベッドフレームやシーツがある
  • 湿気が溜まりカビが発生しやすい

続いて、それぞれのポイントを詳しく解説します。

分厚さと比例して重くなる

前述のとおり、マットレスの厚さが分厚ければ分厚いほど、重さも比例して重くなります。

マットレスが重すぎると、引越しの時や模様替えをする時など移動が大変で、建物によっては搬入ができない場合もあるため注意が必要です。

分厚いということはマットレスの高さがあるということなので、部屋のスペースを大きく取ってしまいます。そのため、事前に置く場所を決めて、置いても窮屈にならないか確認しておくことがおすすめです。

また、マットレスは定期的な天日干しや、負荷を分散させるために上下裏表を定期的に入れ替えることが推奨されていますが、分厚いマットレスの場合、そのようなお手入れをしづらくなる可能性があります。

分厚いマットレスを購入する際は、お手入れの仕方もチェックしておきましょう。

ほかのマットレスより高額な傾向にある

分厚いマットレスは一般的に価格が高額になりやすい傾向にあるため、睡眠の質を徹底してこだわりたい方に向いているといえます。

なかには不必要な詰めものをしているなど、性能と価格が比例しないものもあるため、しっかりと吟味して、値段の価値があるマットレスを選びましょう。

適さないベッドフレームやシーツがある

分厚いマットレスは重さがあるため、フレームの強度や耐久性も重要なポイントです。

特に、ロフトベッドや二段ベッドなどには使いづらく、お気に入りのフレームがあっても適さない場合があります。

分厚めのマットレスを使うなら、ベッドフレームは以下のようなものがおすすめです。

  • すのこベッド
  • 脚付きベッド
  • 一段引き出しベッド
  • ローベッド

また、マットレスに掛けるシーツのサイズも、しっかり確認する必要があります。

湿気が溜まりカビが発生しやすい

湿気や寝汗はカビの原因になりやすく、分厚いマットレスでは特に湿気がこもりやすいため、注意が必要です。

湿気が一点に集中しすぎないように、定期的に表裏や上下を変えると良いですが、分厚いマットレスの場合、その作業も負担になってしまうこともあります。

分厚いマットレスの場合は、カビ対策や湿気対策にもかなりの労力が必要になるため、購入後に後悔しないためにもどんな対策が必要かチェックしましょう。

分厚いマットレスを衛生的に保つためのポイント

分厚いマットレスを衛生的に保つためのポイント

分厚いマットレスを使用する際は、カビ対策をはじめ、衛生的に保つための工夫が必要です。

以下、分厚いマットレスを衛生的に保つために大切なポイントになります。

  • カバーやシーツを使って汚れを防ぐ
  • 便利なアイテムを使って除湿する
  • おねしょや嘔吐の対策にはベッドパッドを使う

ここからは、それぞれ詳しく解説します。

カバーやシーツを使って汚れを防ぐ

気軽に取り入れられるカバーシーツを使うことで、汚れ対策、除湿対策に繋がります。

シーツは種類ごとに以下のような特徴があります。

シーツの種類特徴
フラットシーツ1枚の布になっていて、着脱が簡単
ボックスシーツ大きな袋のような形になっていて、口にはゴムがついているためマットレスをすっぽりと覆える
ワンタッチシーツボックスシーツ同様ゴムがついており、厚みがないので主に敷布団に使用する
ファスナーシーツ布団を包む形でかぶせてファスナーを閉めて使う

ボックスシーツはさまざまなマットレスの厚さに対応でき、ずれにくいところが魅力ですが、やや洗濯がしづらく、畳みにくい点がデメリットとして考えられます。

一方、マットレスはもちろん敷布団にも応用できるフラットシーツは、洗濯しやすい点がメリットです。

しかし、しっかりとマットレスの下に織り込まないとずれてくることもあるので、使用の際は注意しましょう。

それぞれのシーツにメリット・デメリットがあるため、最終的には自分にとって使いやすいものを選ぶことが大切です。

便利なアイテムを使って除湿する

湿気は壁際にたまりやすいため、壁からマットレスを10cm程度離して設置することで湿気対策になります。

このとき、窓際は風通しが良さそうなイメージがありますが、結露ができやすいスペースでもあるため、窓からも少し離すとより湿気が取りやすくなります。

湿気対策としては、敷布団の下やベッドパッドの下に除湿シートを設置することもおすすめです。

除湿シートは繰り返し使用できるタイプを選ぶと、より快適に使えます。2ヶ月に1回程度、こまめに洗濯をしてお手入れをしてください。

その他の手軽にできる除湿対策として、朝起床した後、掛布団を畳んで足元に置くこともおすすめします。

起きたあと、掛布団をマットレスの上に広げたままにしてしまうと、寝ている間に溜まった湿気を外に出せません。特に汗をかきやすい背中部分に掛布団がかからないように、足元などに畳んでおきましょう。

おねしょや嘔吐の対策にはベッドパッドを使う

おねしょや嘔吐などの対策としては、ベッドパッドを使うことをおすすめします。

ベッドパッドをマットレスの上にセットしてから、シーツやカバーをすることで、汗や湿気をベッドパッドが吸ってくれます。

ベッドパッドは、2ヶ月に1回など定期的にお手入れしましょう。万が一嘔吐などで汚れてしまった場合は、ベッドパッドやシーツを洗濯し取り替えることで、手間をかけずに衛生的にも長く心地よく使用しやすくなります。

分厚すぎてお手入れが大変なら30cm未満のマットレスを選ぼう

ここまで、分厚いマットレスの特徴や、購入する際の注意点を紹介しましたが、30cmのマットレスが分厚くてお手入れが大変そうだと思ったら、それ以下の厚みを検討するのも一つの手です。

コイル式の場合、特に厚みが20cm前後のものは扱いやすいためおすすめです。30cm未満のマットレスを使うメリットは以下のようなものがあります。

  • 弾力性に優れ寝心地が良い
  • 引越しなどの際に運びやすい
  • お手入れ時に持ち上げやすい
  • マットレスのへたりが少ない
  • 長期間使用できる

厚みが20cm前後であれば、十分な厚さで寝心地がよく、へたりも少ないため長期間使用できます。

マットレスを持ち上げる際も、そこまで負担にはならないため、定期的に前後左右の入れ替えを行えるでしょう。

また、引越しなどで持ち運ぶ必要がある時も運びやすく、部屋に入れやすい厚みです。

NELLマットレスは厚さ21cmでお手入れしやすい

30cm以下の厚さで、お手入れしやすく寝心地も良いマットレスを選びたいなら、NELLマットレスがおすすめです。

NELLマットレスはシングルからキングまで5つのサイズがあり、いずれも厚さは21cmと、ポケットコイルマットレスとして十分な厚さがあります。

一般的なマットレスと比べて約2倍の数のコイルを使用しており、しっかりと体の曲線に合わせてフィットし、快適な寝心地を体感できるでしょう。

内部のポケットコイルはそれぞれ独立していて、「」で体を支えることで体圧分散性に優れています。

また、防ダニ・抗菌・防臭機能を兼ね備えた高機能な綿生地「MIGHTYTOP® Ⅱ」を使用しているため、長くきれいな状態で使えるでしょう。

NELLマットレスの詳細は、以下の通りです。

NELLマットレス
上質な寝心地を実現するために、寝返りに特化したマットレス。

NELLマットレスの厚みに合ったボックスシーツがおすすめ

NELLマットレスにボックスシーツを使用する場合には、ぴったり〜少し大きめのものがおすすめです。NELLマットレスには21cmという十分な厚みがあるので、その厚みを考慮したサイズのボックスシーツを選ぶ必要があります。

NELLボックスシーツは、NELLマットレスに縦・横・厚み、そして角の丸みにもぴったりシンデレラフィットするようにデザインされた、専用のボックスシーツです。

素材は自然由来のものを94%使用しており、 ムレによる睡眠の妨げを軽減してくれます。

伸縮性にも優れておりマットレスへの取り付けも簡単で、シーツ取り付けのプチストレスも減るでしょう。シワやヨレができても、シーツをひとつまみ「ぴんっ!」と張るだけで、1秒ベッドメイキングが完了します。

さらに衛生面でも睡眠の質をサポートすることを目指し、汗臭や生乾き臭の原因菌※の増殖を99.9%以上抑える、制菌加工が施されています。

「サイズが合わないかも」といった心配を避けるためにも、NELLマットレスとNELLボックスシーツをぜひ合わせてチェックしてみてください。

NELLボックスシーツ
ナノファイン加工で細菌(※)増殖を99.9%以上抑制するNELLマットレスのシンデレラフィットシーツ。

まとめ

分厚いマットレスは弾力性に優れているなどのメリットもありますが、値段が高かったり、お手入れが大変だったりなどの注意点もあります。

お手入れ方法や湿気対策など、事前に注意点を確認したうえで購入することがおすすめです。

分厚いマットレスのお手入れが大変そうと思ったら、30cm以下のマットレスを選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

適度な厚さで、優れた体圧分散性を持つNELLマットレスもぜひご検討してください。

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