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2022.01.31

睡眠時によだれが出るのはなぜ?原因や改善方法を解説

睡眠時によだれが出るのはなぜ?原因や改善方法を解説

睡眠時によだれが出やすく、その原因が知りたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

よだれが発生するのは自然な現象ですが、量が多く口からたれてしまったりするのには原因があります。

この記事では、睡眠時によだれが出る原因や改善方法、睡眠中のよだれの役割などを説明します。

  1. 睡眠時によだれが出る原因
  2. 睡眠時に口呼吸になる原因
  3. 睡眠時に口呼吸になることで起こる弊害
  4. 免疫力の低下
  5. 口周りの筋肉がたるんで顔がゆがむ
  6. 口臭が発生しやすくなる
  7. 虫歯や歯周病になりやすくなる
  8. 風邪などを引きやすくなる
  9. いびきをかきやすくなる
  10. 睡眠時のよだれの原因である口呼吸を改善する方法
  11. よく咀嚼する
  12. 口周りの筋肉を鍛える
  13. 起きている時に鼻呼吸を意識する
  14. 寝る時に口にテープを貼る
  15. 医療機関を受診する
  16. 睡眠中のよだれの役割
  17. 睡眠時以外にもよだれが多く出る場合は唾液過多症の可能性も
  18. まとめ

睡眠時によだれが出る原因

睡眠時によだれが出る原因

睡眠時によだれが出るのは、口呼吸が原因だといわれています。口が開いた状態だと分泌された唾液がそのまま流れてしまうため、たれた状態が発生します。

また、枕の高さが合っていない場合もよだれが流れやすくなります。

よだれは、横向きで寝ている時より仰向けで寝ている時のほうがたれにくいです。しかし、枕の高さが高かったり低かったりすると仰向けの状態をキープするのが難しく、横向き寝になりやすい傾向があります。

枕が高い場合は気道がふさがって喉が苦しくなり、枕が低い場合は顎が上がることで首や肩に負担がかかるため、無意識に体勢を変えてしまうことが原因です。

睡眠時に口呼吸になる原因

睡眠時に口呼吸になる原因は、風邪・アレルギー性鼻炎・花粉症などによる鼻づまり、睡眠時無呼吸症候群などの疾患の可能性が考えられます。

鼻づまりの場合、鼻水などによって鼻呼吸が行いにくく、口呼吸になってしまいます。自覚しやすい症状のため、長く続く場合は医療機関を受診して治療しましょう。

睡眠時無呼吸症候群では、睡眠中に口呼吸を行っているケースが顕著に見られます。自分では気が付きにくい疾患ですが、鼻づまりなどの理由がないのに口呼吸になりやすいと感じる場合は、一度診察を受けると良いでしょう。

睡眠時に口呼吸になることで起こる弊害

睡眠時の口呼吸により起こる弊害としては、主に以下が挙げられます。

  • 免疫力の低下
  • 口周りの筋肉がたるんで顔がゆがむ
  • 口臭が発生しやすくなる
  • 虫歯や歯周病になりやすくなる
  • 風邪などを引きやすくなる
  • いびきをかきやすくなる

それぞれの弊害について、詳しく説明します。

免疫力の低下

睡眠時に口呼吸をしていると、口腔内が乾燥し、殺菌・抗菌・消毒・洗浄作用のある唾液が口腔内から減ってしまいます。

その結果、免疫力が低下して肌荒れなどに繋がる場合があります。

口周りの筋肉がたるんで顔がゆがむ

睡眠時に口呼吸をしていると、唇に力が入らないため、唇や頬の筋力が低下していきます。

その結果、頬や口元がたるむだけでなく、顔全体の筋肉にも影響が出て顔がゆがんでしまう可能性があります。

口臭が発生しやすくなる

前述のとおり、睡眠時の口呼吸によって、口腔内の唾液が減少してしまいます。

そこで、唾液が減少すると洗浄作用が弱まり、食べ物やプラークが口腔内に残りやすく口臭の原因になるのです。

加えて細菌が繁殖しやすくなることも、要因として考えられるでしょう。

虫歯や歯周病になりやすくなる

通常、歯は唾液に含まれる成分によって再石灰化することで、初期の虫歯を修復しています。

しかし、唾液が少なくなるとこの働きが弱くなるので、虫歯が進行しやすくなります。

また、口腔内の細菌も増加しやすいことから、歯周病のリスクも高まる可能性があるでしょう。

風邪などを引きやすくなる

睡眠時に鼻呼吸している場合は、鼻の中の鼻毛や粘膜が空気中に含まれるウィルスや病原菌、アレルギー物質などに対するフィルターの役割を果たします。

しかし口呼吸の場合、これらのウィルスや病原菌などが直接気管に入るため、鼻呼吸と比べると風邪などを引きやすくなります。

また、口呼吸の場合は冷たく乾燥した空気が直接、気道や肺に送られます。その結果、喉や肺を痛めやすいことも、風邪を引きやすくなる原因です。

いびきをかきやすくなる

口呼吸で口を開けて寝ると、いびきの原因にもなります。

口呼吸により舌に力が入りにくくなると睡眠時に舌が気道をふさいでしまうため、睡眠時無呼吸症候群に繋がってしまう可能性も考えられます。

睡眠時のよだれの原因である口呼吸を改善する方法

睡眠時によだれが出るのを防ぐには、口呼吸ではなく鼻呼吸を行う必要があります。

口呼吸を改善する方法としては、主に以下が挙げられます。

  • よく咀嚼する
  • 口周りの筋肉を鍛える
  • 起きている時に鼻呼吸を意識する
  • 寝る時に口にテープを貼る
  • 医療機関を受診する

それぞれの方法について、詳しく説明します。

よく咀嚼する

口呼吸になってしまう原因の一つとして、口周りの筋力の弱さが挙げられます。

食事の時によく咀嚼する習慣をつけると、口周りの筋肉が刺激され、口呼吸の改善が見込めます。

口周りの筋肉を鍛える

食べる時によく咀嚼する以外にも、口周りの筋肉を鍛える方法はあります。

以下に例を紹介します。

  • ガムを噛む
  • 口角を上げて笑う
  • 口笛を吹く
  • ペットボトルを使ってトレーニングする

普段の生活の中で取り入れられるものを意識的に行い、口周りの筋肉を鍛えましょう。

起きている時に鼻呼吸を意識する

口呼吸が習慣になってしまっている場合は、普段から鼻呼吸を意識することが重要です。

起きている時に自然と鼻呼吸ができるようになれば、寝ている時の呼吸も徐々に鼻呼吸に改善されるでしょう。

寝る時に口にテープを貼る

口が開かないよう物理的に塞ぐのも一つの方法です。薬局などでは睡眠時に口に貼る用のテープが売られています。テープを利用して矯正することで、口呼吸から鼻呼吸への改善を行いやすくなるでしょう。

鼻腔を広げて鼻呼吸をしやすくするテープもあるので、両方のテープを併用するのもおすすめです。

ただし、口に貼る用ではないテープを使用するのは危険なので控えてください。

医療機関を受診する

口呼吸の原因が疾患にある際は、医療機関を受診して対処する必要があります。

疾患ではないものの、舌が短いことが口呼吸の原因になっているケースもありますが、そちらも保険適応で手術を受けられる場合があります。

疾患かどうかわからない場合でも、原因を把握するために医療機関の受診を検討すると良いでしょう。

睡眠中のよだれの役割

睡眠中によだれが流れるのは避けたいという方が多いと思いますが、よだれにも役割が存在します。代表的なものは、以下のとおりです。

  • 消化作用
  • 保護・修復作用
  • 中和作用
  • 洗浄作用
  • 抗菌作用

消化作用は学校の理科の授業でも習うように、デンプンを糖に分解する作用です。

また、唾液にはタンパク質が含まれていますが、このタンパク質は歯の表面にくっついて薄い膜を作り、表面からカルシウムやリン酸が溶け出すのを防いでいます。

ほかにも口の中の酸を中和したり、歯の表面の汚れを洗い流したりと、さまざまな役割を担っています。

睡眠時以外にもよだれが多く出る場合は唾液過多症の可能性も

睡眠時だけでなく普段からよだれが多く出るという方は、唾液過多症の可能性があります。唾液過多症とは、唾液の分泌が必要以上に多いと感じる症状です。

健康な成人の場合、唾液は1日1〜1.5ℓ分泌されるといわれていますが、唾液量が増えるとつばを飲む回数が増えたり話しづらくなったりして不快感を覚える方が多いです。

実際に唾液の分泌が増えている真性唾液過多と、嚥下障害や心因により口腔内に唾液が多いと感じる仮性唾液過多に大別されますが、割合としては仮性唾液過多のほうが多いとされています。

まとめ

睡眠時によだれが出やすい原因は、口呼吸にあるといわれています。口呼吸になるのは、鼻づまりや睡眠時無呼吸症候群などの疾患が要因の可能性が考えられます。

口呼吸には、免疫力が低下したり風邪を引きやすくなったりといった弊害があります。口呼吸を改善するためには、食事の時に良く咀嚼する、起きている時に鼻呼吸を意識するなどの習慣づけが重要です。

睡眠時以外にもよだれの量が多いと感じる場合は、唾液過多症の可能性もあるため、一度医療機関の受診を検討してみましょう。

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