いくら眠っても、日中の眠気がとれずに困っている方もいると思います。
眠っても眠気がとれない原因は人それぞれ異なりますが、原因によっては、睡眠環境を改善することで日中の眠気が軽減できる可能性があります。
この記事では、眠っても眠気がとれない原因およびその対処法に関して説明すると同時に、寝具を変えたい場合におすすめのマットレスも紹介します。
眠っても眠気がとれない原因とその対処法
眠っても眠気がとれない原因は、以下のようなものが考えられます。
- 寝具が合っていない
- 睡眠負債
- 不規則な生活習慣
- ストレス
- 薬の影響
- 女性ホルモンの影響
- 病気
それぞれの原因に関して、対処法を含めて詳しく説明します。
寝具が合っていない
使っている寝具が合っていないと、長時間眠っても熟睡できずに、体の疲れが取り切れない場合があります。そのため、眠っても眠気がとれないと感じることもあるでしょう。
睡眠は時間だけでなく、質を意識することも重要です。
【対処法】
睡眠環境を見直して寝具を自分に合ったものに変えることで、眠りの質を高められる可能性があります。眠りの質を高めることで、日中に眠気を感じにくくなることが期待できるでしょう。
特に寝具の硬さや体圧分散性は睡眠の質に大きく影響するので、それらの点を意識して寝具選びを行うことで、睡眠環境を効果的に改善できる可能性があります。
睡眠負債
睡眠負債とは、寝不足が蓄積されることで陥る慢性的な睡眠不足のことです。日常的に睡眠不足の状態が続くと、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積していきます。
その結果、覚醒の維持が難しくなり、日中でも眠気を感じるような状態に陥ってしまいます。
【対処法】
睡眠負債を返済するためには、睡眠の質を改善して睡眠不足を解消する必要があります。睡眠の質を改善するための方法は、15〜30分程度の仮眠をとる、自分に合った睡眠時間で眠るなど、いくつか考えられます。
不規則な生活習慣
不規則な生活習慣は、自律神経のバランスに影響を及ぼします。自律神経の乱れは眠気に繋がるため、生活習慣が不規則だと普段から眠気を感じやすくなります。生活習慣を整えることで、眠気を感じる頻度が少なくなる可能性があります。
【対処法】
生活リズムを整えることで自律神経のバランスも整えられるので、夜にしっかり眠ることができ、日中に眠気を感じにくくなります。
人間の体内時計の周期は約25時間で、1日の周期である24時間とは1時間ほどのズレがあります。このズレが調整されないままだと生活リズムが狂っていってしまいますが、日の光には体内時計を調整する効果があります。そのため、朝起きたら日光を浴びることによって体内時計をリセットしましょう。
人間は、体内時計のリズムがリセットされてから15~16時間後に眠気を感じるようになることが分かっています。朝、日光を浴びることで、自然な睡眠リズムを作れるでしょう。適切な睡眠リズムは、睡眠不足の解消に効果的な場合があります。
生活リズムを整えるためには、毎日決まった時間に起きて朝日を浴びるほかに、夜に強い光を浴びない、朝食をきちんと食べるといったことなどが挙げられます。取り組みやすいこと、習慣化しやすいことから始めましょう。
ストレス
ストレスは、心身の調子を崩す要因の一つです。ストレスを継続的に感じるような環境に身を置いていると、睡眠にも影響が出るため、眠れなくなってしまう可能性があります。
眠れない状態が続けば、日中に眠気を感じやすくなるでしょう。
【対処法】
ストレスが溜まっているのであれば、ストレスを発散する必要があります。ストレス発散の方法は、カラオケに行ったりバイクでツーリングをしたりなど、人それぞれです。自分に合ったストレス解消法を見つけることが重要です。
また、ストレスは一度解消しても、またじわじわと溜まっていきます。定期的に「自分のための時間」を作って、ストレスが溜まる前に発散させましょう。
薬の影響
薬を服用している場合、その副作用によって眠気を感じる場合があります。副作用として眠気が出やすい薬を服用しているのであれば、薬が原因であることも疑ってみると良いでしょう。
大西良佳
合同会社ウェルビーイング経営 代表
副作用として眠気が出やすい薬は脳の病気に使う薬(うつ病、不安障害、てんかん、パーキンソン病などの薬)、アレルギー薬(花粉症や蕁麻疹などの薬)、咳止めや痛み止め(医療用麻薬、神経痛薬)、睡眠薬などがあります。
【対処法】
薬が眠気の原因になっていると考えられる場合は、まずは処方してもらった医師に事情を説明しましょう。その後、医師からのアドバイスをもとにして対処すれば、眠気が解消される可能性があります。自分で判断せずに、必ず医師に相談しましょう。
大西良佳
合同会社ウェルビーイング経営 代表
抗うつ薬や抗精神薬、医療用麻薬などは、急な用量変更や中止でセロトニン症候群や悪性症候群などの命に関わる重篤な症状を引き起こすことがあります。処方薬は自己判断で飲み方を変えずに必ず主治医に相談して下さい。
女性ホルモンの影響
女性の体は「月経」「妊娠・出産」「閉経」を通して、大きなホルモン変化にさらされており、それに伴い睡眠も変調をきたしやすくなります。
女性ホルモンには、「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類のホルモンがありますが、生理前にはこのうちのプロゲステロンが多く分泌されます。プロゲステロンには催眠効果があるため、生理前には普段よりも眠気を感じる方が多いです。
女性ホルモンの影響で眠気が生じている場合は、生理が終わることで眠気が軽減されるケースが多いです。ただし、生理が終わっても眠気を感じる場合は、医療機関へ相談しましょう。
病気
眠気には病気が影響しているケースも多く、代表的な病気には睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシーなどが挙げられます。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まることで体内の酸素が低下して二酸化炭素が上昇するため、睡眠が中断される病気です。目を覚ました後でも改めて眠ることはできますが、眠り始めると再び無呼吸の状態になるので、慢性的な睡眠不足に陥る場合があります。
寝ている間の無呼吸には気付きにくいため、多くの潜在患者がいると考えられています。
ナルコレプシーは、時間や場所に関係なく一日に何回も居眠りをしてしまうことが主な症状です。感情の起伏が激しい時に手足などの力が抜ける「カタプレキシー」と呼ばれる症状や、寝ている最中に金縛りにあうといった症状を伴うこともあります。
上述したような症状に心当たりがある場合は、眠気の裏に病気が潜んでいる可能性を疑ったほうが良いかもしれません。
まともに生活を送れないほど眠気の影響が大きい場合には、速やかに医療機関を受診したほうが良いでしょう。
大西良佳
合同会社ウェルビーイング経営 代表
イビキをかく、肥満、寝ているのに日中眠い場合は睡眠時無呼吸症候群が疑われます。また、気持ちが落ち込む、夜眠れない、イライラする場合はうつ病が考えられます。これらは適切な治療で改善が見込まれるため速やかに医療機関を受診しましょう。
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まとめ
眠っても眠気がとれない原因には、ストレス・睡眠負債・寝具が合っていないことなどが考えられます。原因によって対処法は異なるので、まずは眠気がとれない原因を把握しなければなりません。
病気などの可能性がある場合は素人判断で対処するとリスクを伴うため、医療機関の受診を心がけましょう。
寝具が合っていない場合は、より自分に合ったものに買い替えることで睡眠の質が改善されて、日中に眠気を感じにくくなる可能性があります。自分に合った寝具をお探しの場合は、NELLマットレスがおすすめです。
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