NELL
  1. NELL
  2. WENELL
  3. マットレスに付いた血液の落とし方8選を徹底解説!落とせない場合の対処法も紹介
2024.04.08 更新

マットレスに付いた血液の落とし方8選を徹底解説!落とせない場合の対処法も紹介

マットレスに付いた血液の落とし方8選を徹底解説!落とせない場合の対処法も紹介

急な鼻血や経血など、マットレスに血液が付いてしまったら、なるべく早く落とすことが大切です。

血液の汚れは落ちにくいため、方法によっては上手く落とせない場合もあります。正しい方法や手順を把握して、マットレスを傷めずに汚れを落としましょう。

この記事では、自分で血液を落とす具体的な方法や手順を紹介します。家庭にあるもので落とす方法を紹介するので、血液の汚れで困っている方はぜひ試してください。

  1. マットレスの血液を落とす前の準備
  2. マットレスに付いた血液の落とし方8選
  3. 「水」で落とす(時間が経っていない場合)
  4. 「塩」で落とす
  5. 「重曹」で落とす
  6. 「食器用洗剤」で落とす
  7. 「オキシドール」で落とす
  8. 「メイク落とし」で落とす
  9. 「セスキ炭酸ソーダ」で落とす(時間が経った後)
  10. 「漂白剤」で落とす(どうしても落ちない場合)
  11. 血液の汚れがとれない場合の対処法
  12. クリーニング業者に依頼する
  13. どうしても落ちない場合はマットレスの買い替えを検討する
  14. マットレスに血液を付けないための予防法
  15. まとめ

マットレスの血液を落とす前の準備

まず、血液を落とす前に、必ずマットレスの洗濯表示を確認しましょう。マットレスの素材によって、水洗いできないものや洗剤を使ってはいけないものがあります。

例えば、下記のように桶に×マークがついているものは、水洗いができません。

【家庭での洗濯は不可】

参考:消費者庁「洗濯表示

また、低反発マットレスやラテックスマットレスは、濡れると劣化が早まることがあるため注意が必要です。洗濯表示の確認だけでは不安な場合は、マットレスの目立たないところで染み抜きを試しましょう。

マットレスのカバーが外せる場合は、外してからマットレス本体の汚れを落としてください。

マットレスに付いた血液の落とし方8選

血液は、マットレスに付着してからの時間が長いほど落ちにくくなります。汚れを発見したら、できるだけ早急に落とすよう心がけましょう。

ここからは、家庭にあることが多い以下8つのアイテムを使って、マットレスの血液を落とす方法を紹介します。

  • 重曹
  • 食器用洗剤
  • オキシドール
  • メイク落とし
  • セスキ炭酸ソーダ
  • 漂白剤

簡単に落とせてマットレスを傷めにくい方法から順番に紹介するので、ぜひ試してください。

「水」で落とす(時間が経っていない場合)

血液が付いてすぐに落とす場合は、だけで落とせることが多いです。汚れを発見したら、まず水だけで落としてみましょう。

ただし、血液は温めると固まる性質があるため、熱いお湯は使用せず、できるだけ30℃以下の水を使用してください。

この方法で落とす時に必要なものは、30℃以下の水・タオル2〜3枚です。血液を水で落とす場合は、以下の手順で行います。

  1. 血液がまだ濡れている場合は、乾いたタオルで血液を拭き取る
  2. タオルを水に濡らしてしっかり絞り、血液を軽く叩くようにして拭き取る
  3. 血液の汚れが薄まってきたら、乾いたタオルで拭き取る
  4. 汚れが落ちたら、マットレスを完全に乾かす

血液を拭き取る時にタオルでゴシゴシこすると汚れが広がるので、トントンと軽く叩くようにしましょう。

また、汚れを落としたあとはマットレスを完全に乾かしてください。水分が残っていると、マットレスの劣化やカビなどに繋がる恐れがあります。

もし水だけで落ちなければ、次に紹介する方法を試してみましょう。

「塩」で落とす

意外かもしれませんが、身近な調味料であるを使って血液の汚れを落とすこともできます。

塩は多くの家庭にあるものなので、血液が付いた時にすぐに対処できるところが利点です。食品である塩なら、マットレスに洗剤を使うことに抵抗がある方でも使いやすいでしょう。

必要なものは、水・塩・タオル2〜3枚です。塩を使って血液を落とす際には、以下の手順で行います。

  1. 血液がまだ濡れている場合は、乾いたタオルで血液を拭き取る
  2. 塩と水を2:1の割合で混ぜる
  3. 塩水を血液が付いている部分に塗り、10分程度放置する
  4. タオルを水で濡らし、塩水と血液を軽く叩くようにして拭き取る
  5. 血液が落ちるまで③と④を繰り返す
  6. 乾いたタオルで塩と水分を拭き取り、マットレスを完全に乾かす

塩が周囲に飛び散りやすいため、マットレスを完全に乾燥させたあとは掃除機でマットレスやベッド周辺を掃除しましょう。

「重曹」で落とす

普段掃除などで重曹を使っている方には、重曹を使って落とす方法もおすすめです。

使用するものは、水(300ml)・重曹(大さじ1杯)・スプレーボトル・タオル2〜3枚です。重曹で血液を落とす際には、以下の手順で行います。

  1. マットレス表面の血液をタオルで拭き取る
  2. スプレーボトルに水300mlと重曹大さじ1杯を入れ、よく振って溶かして重曹水を作る
  3. 汚れている部分に重曹水をスプレーする
  4. 汚れが浮き出てきたら、乾いたタオルで拭き取る
  5. 汚れが落ちるまで③と④を繰り返す
  6. マットレスに重曹水が残らないように、水を含ませて固く絞ったタオルでしっかり拭き取る
  7. 仕上げに乾いたタオルで拭き取る
  8. マットレスを完全に乾かす

マットレス内部に重曹水が残るとマットレスの劣化に繋がるため、最後はしっかりと拭き取って乾燥させましょう。

「食器用洗剤」で落とす

重曹が家庭にない場合は、キッチンにある食器用洗剤を使って落とす方法もあります。食器用洗剤ならどの家庭にもあるので、取り組みやすいでしょう。

必要なものは水(100ml)・食器用洗剤・歯ブラシ・タオル2〜3枚で、以下の手順で落とします。

  1. 水に食器用洗剤を1滴入れてよく混ぜる
  2. 歯ブラシに①をつけて汚れている部分を叩く
  3. 汚れが浮き出てきたら、乾いたタオルで拭き取る
  4. 汚れが落ちるまで②と③を繰り返す
  5. 洗剤が残らないように、水を含ませて固く絞ったタオルでしっかり拭き取る
  6. 仕上げに乾いたタオルで拭き取る
  7. マットレスを完全に乾かす

マットレスが汚れた部分だけに洗剤をつけるようにして、あまり広範囲にマットレスを濡らさないようにしましょう。

「オキシドール」で落とす

血の汚れがひどい場合は、オキシドールを使うのも効果的です。オキシドールには人間の血液や皮脂に含まれるタンパク質を分解する働きがあるため、マットレスに付いた血液を効率的に落とせるでしょう。

オキシドールで血液を落とす際は、オキシドール(30~50ml)・塩(10~15g)・液体石鹸(10~15g)・歯ブラシ・タオル2〜3枚・ドライヤーを使います。具体的な落とし方は次のとおりです。

  1. オキシドール、塩、液体石鹸を混ぜてペーストを作る
  2. 作ったペーストを少しずつ血液が付いた部分に塗っていく
  3. 塗ったペーストが乾くまで放置する
  4. 乾いたら歯ブラシを使ってペーストを落としていく
  5. オキシドールを浸した濡れタオルで上から叩き、汚れを写し取る
  6. 汚れが落ちたら、乾いたタオルを押し当てて水分を拭き取る
  7. 濡れた部分をドライヤーで乾かす
  8. 掃除機をかけて、ペーストの塩分を吸い取る

なお、マットレスに使われている素材によっては、オキシドールが生地を傷める原因になる可能性があります。生地が傷まないか心配な方は、オキシドールを水で2倍に薄めて使いましょう。

「メイク落とし」で落とす

化粧をする方は、手持ちのメイク落としを使って落とすのがおすすめです。商品によって異なりますが、基本的にメイク落としにはタンパク質を分解する力があり、マットレスに付いた血の汚れも落とせます。

汚れを落とす際に使用するものは、リキッドタイプのメイク落としシート・タオル2〜3枚・ドライヤーの3点です。次の手順に沿って落としていきます。

  1. メイク落としシートで血液が付いた部分を叩く
  2. 乾いたタオルで汚れを吸い取る
  3. 汚れが落ちたら、濡れタオルとメイク落としシートで濡れた部分を拭く
  4. 乾いたタオルを押し当てて水分を拭き取る
  5. マットレスから血が取れるまで3~4の工程を繰り返す
  6. 濡らした部分をドライヤーで乾かす

この方法でマットレスに付いた血液を落とす際は、リキッドタイプのメイク落としが必要になる点に注意してください。オイルタイプのメイク落としを使うと、マットレスにシミがつく可能性があります。

「セスキ炭酸ソーダ」で落とす(時間が経った後)

血液が付着しているものの、いつ汚れたかわからない場合は、セスキ炭酸ソーダを使うと落ちやすくなりおすすめです。セスキ炭酸ソーダはアルカリ性の性質があり、血液のたんぱく質を分解することが期待できます。

使用するものは、水・セスキ炭酸ソーダ・タオル2〜3枚です。以下の手順で血液の汚れを落としましょう。

  1. マットレス表面の血液を濡れタオルで叩く
  2. セスキ炭酸ソーダを血液の汚れにそのまま振りかける
  3. 10分程度そのまま放置して、濡れタオルで拭き取る
  4. 汚れが落ちるまで②と③を繰り返す
  5. 仕上げに乾いたタオルで拭き取る
  6. マットレスを完全に乾かす

セスキ炭酸ソーダの粉末が散らかるので、最後に掃除機でしっかり吸い取りましょう。

「漂白剤」で落とす(どうしても落ちない場合)

血液が付着して時間が経ってしまった場合など、これまでに紹介した方法で落ちなければ、漂白剤を使って落としましょう。ただし、漂白剤は効き目が強いため、マットレスを傷めやすい点に注意してください。

漂白剤には酸素系と塩素系があり、塩素系のほうが漂白力は強いのですが、今回は酸素系漂白剤で落とす方法を紹介します。塩素系はマットレス自体も漂白する可能性があるため、衣類にも使える酸素系がおすすめです。

また、汚れを落とす前に、マットレスに漂白剤が使えるのか洗濯表示を必ずチェックしましょう。

漂白剤で落とす時に必要なものは、水・酸素系漂白剤・タオル2〜3枚・スプレーボトルです。漂白剤を使って、以下の手順で落とすことができます。

  1. 水を入れたスプレーボトルもしくは水で濡らしたタオルを使い、血液に水を染み込ませる
  2. 血液の上に液体漂白剤をのせて、しばらく放置する(粉末タイプは表示に従って水に溶かす)
  3. タオルを水で濡らして絞り、血液を拭き取る
  4. 乾いたタオルで水分をしっかり拭き取り、マットレスを完全に乾かす

漂白剤がマットレスに残らないように、最後は水分をしっかりと拭き取ってから乾かしましょう。

血液の汚れがとれない場合の対処法

血液の汚れがとれない場合の対処法

ここまでに紹介した8つの方法を試しても血液の汚れが取れなかった場合、対処法として以下の2つがあります。

  • クリーニング業者に依頼する
  • どうしても落ちない場合はマットレスの買い替えを検討す

マットレスに血液の汚れが付着したまま使い続けると、不衛生です。どちらかの方法で対処して、清潔なマットレスで眠りましょう。

クリーニング業者に依頼する

汚れたマットレスがまだ新しい場合など、汚れをきちんと落としたい場合は、費用はかかりますがクリーニング業者に依頼する方法がおすすめです。

プロにマットレス全体を洗浄してもらえば、血液以外の汚れや臭いなども除去でき、清潔にマットレスを使いやすくなります。

クリーニング料金はマットレスの大きさやクリーニング業者によって異なりますが、大まかな目安は以下のとおりです。

  • シングル:9,000円〜16,000円
  • セミダブル・ダブル:10,000円〜20,000円
  • クイーン・キング:12,000円〜25,000円

汚れを落とすことに加えて消臭やカビ除去などを希望する場合は、オプション料金がかかることもあります。クリーニング業者によって詳細な料金やオプションの設定などが異なるため、事前にいくらかかるのか確認しておくと安心です。

どうしても落ちない場合はマットレスの買い替えを検討する

長年使用しているマットレスの汚れが落ちないのであれば、この機会に買い替えを検討しても良いでしょう。

マットレスを買い替える目安のタイミングは、へこんだ部分が戻らない、反発力が弱くなった、カビや汚れが落ちない場合などです。血液の汚れ以外にも問題があるなら、買い替えたほうが快適な眠りに繋がりやすくなります。

なお、マットレスの寿命は、中材として使われている素材によって異なるため、自分が使っているマットレスの寿命を以下の表で確認しましょう。

マットレスの種類寿命の目安
ポケットコイルマットレス8~12年
ボンネルコイルマットレス7~10年
低反発マットレス3~5年
高反発マットレス6~8年
ファイバーマットレス6~8年
ラテックスマットレス6~8年

なお、マットレスの素材が同じでも、日頃の使い方やお手入れ方法などによっても寿命に差がでるため、上記の年数はあくまでも目安としてください。

寿命とされる年数が経っていなくても、マットレスがへこんだり軋んだりする場合は、新しいマットレスの購入を検討すると良いでしょう。

通気性が良くて清潔に眠れるNELLマットレスがおすすめ

血液の汚れが落ちなくてマットレスの買い替えを検討するのであれば、衛生的に使いやすいNELLマットレスをぜひお試しください。

NELLマットレスは、内部に風が通りやすい「ポケットコイルマットレス」のため通気性に優れており、カビが生えにくく清潔さを保ちやすい点が特徴です。

さらに、F☆☆☆☆(フォースター)に準拠したノンホルムアルデヒド製品で安全性が高く、高い消臭効果を発揮する新消臭素材「フレッシュコール®Z」、防ダニ・抗菌・防臭機能を兼ね備えた高機能な綿生地「MIGHTYTOP® Ⅱ」を使用しています。

また、NELLマットレスは寝心地にもこだわっており、腰から背中部分を硬めに設計した「センターハード構造」を採用しています。体が押される感覚で寝返りを打ちやすいため、就寝中の体にかかる体圧を分散して、快適な眠りに繋がりやすいでしょう。

NELLマットレスの詳細は、以下の通りです。

NELLマットレス
上質な寝心地を実現するために、寝返りに特化したマットレス。

 

値段(税込)75,000円/シングル
90,000円/セミダブル
105,000円/ダブル
130,000円/クイーン
150,000円/キング
コイル数1,173個/シングル
1,479個/セミダブル
1,734個/ダブル
1,989個/クイーン
2,397個/キング
送料無料
(沖縄県本島を除く)
返品返品・全額返金可能
(商品到着後14日以降120日以内)
保証期間10年間

(※)最低14日間の試用が必要です

NELLマットレスは、JISの「住宅用普通ベッド」の試験実施規則に従い、1000ニュートン(約102Kg)の力で10万回の圧力をかける耐久性試験をクリアしています。10年間の耐久保証をつけているため、万が一の時も安心です。

NELLマットレスを試してみたい方は、以下の公式サイトより詳細をご覧ください。

マットレスに血液を付けないための予防法

マットレスに付いた血液を落とすには、それなりに手間がかかります。血液を落とす手間が気になる方は、マットレスに血液が付かないように普段から予防しましょう。

血液の汚れを防ぐ方法はさまざまですが、特に実践しやすいのは下記3つの方法です。

  • マットレスに防水シーツを敷く
  • ベッドパッドやマットレスプロテクターを使う
  • 洗濯できるマットレスを使う

手軽に血液の汚れを防ぎたいなら、マットレスに防水シーツを敷くのがおすすめです。仮に防水シーツに血液が付いてもマットレスまでは浸透しないため、汚れを落とす手間を省けます。

このほか、マットレスとシーツの間に、ベッドパッドやマットレスプロテクターを設置する方法も効果的です。ベッドパッドやマットレスプロテクターは抗菌や防臭、防ダニ加工など商品によって特徴が異なるので、自分にとって使い勝手が良いものを選びましょう。

また、これまで水洗いできないマットレスを使っていた方は、この機会に洗濯できるタイプのマットレスに変えても良いかもしれません。

マットレスにもよりますが、中にはカバーを外して洗濯できるマットレスや丸洗いできるマットレスもあります。

洗濯できるタイプのマットレスなら、血液の汚れも落としやすくなるでしょう。ちなみに、マットレスの中でもファイバーマットレスは水洗い可能な商品が多いです。

なお、念入りに予防をしても、ふとしたタイミングで血液が付く可能性は十分考えられます。万が一マットレスに血液がついてもすぐに落とせるよう、先述したマットレスに付いた血液の落とし方は覚えておくことをおすすめします。

まとめ

マットレスに付いた血液の汚れは、すぐに対処する場合は水でも落とせます。もし水で落ちなければ、紹介した塩・重曹・食器用洗剤・セスキ炭酸ソーダ・漂白剤を使った方法でチャレンジしてください。

残念ながら時間が経って落ちない汚れは、クリーニング業者に依頼すればきれいに落とせるでしょう。もし長年使っているマットレスで寿命を感じているのなら、この機会に買い替えを検討するのも選択肢の一つです。

次に購入するマットレスとして、清潔さと寝心地にこだわって開発を行っているNELLマットレスをぜひご検討ください。

NELLでは、自宅でじっくり寝心地を体験できるように、120日間のフリートライアルを設けています。商品が到着してから14日以降120日以内であれば、返品と全額返金に応じることが可能です。

以下の公式サイトでは、実際にNELLマットレスを使った方の口コミも紹介しているので、購入時の参考にしてください。

なお、マットレスだけでなくシーツにも血液がついている場合は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。シーツに血液がついて時間が経ってしまった時の対処法を紹介しています。

シーツ 血 時間が経った
シーツの血は時間が経っても落とせる?落とし方や注意点を解説
ページのトップへ