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2023.09.29 更新

【医師監修】寝起きに体が痛いのはマットレスが原因?改善するための対処法を解説

【医師監修】寝起きに体が痛いのはマットレスが原因?改善するための対処法を解説

朝起きたら体が痛い…」と思う方は、マットレスや寝具が体に合っていない可能性があります。

寝起きの体調不良をそのままにしておくと睡眠の質が下がるだけではなく、日中の心身の不調に繋がります。悪化してくるとさらに睡眠の質が下がるという負のループが起きる可能性もあります。

この記事では、マットレスが合わない具体的な原因や、その対処法を詳しく紹介します。睡眠の質が悪く、体に不調がでて悩んでいる方は、根本的な解決のためにも紹介する内容を参考にしてください。

  1. 寝起きに体が痛い!マットレスが合っていないことが原因
  2. 体に合わないマットレスを使い続けるとどうなる?
  3. 腰痛の原因になる
  4. 背中のこりや痛みに繋がる
  5. 肩こりの原因になる
  6. 睡眠不足や不眠症の原因になる
  7. 硬いマットレスや柔らかいマットレスを使用すると体が痛くなるって本当?
  8. 硬いマットレスが原因のケース
  9. 柔らかすぎるマットレスが原因のケース
  10. 体が痛い原因はマットレス以外にある場合も
  11. 枕の高さや硬さが合っていない
  12. 就寝中の姿勢が悪い
  13. マットレスの使用で寝起きに体が痛くなる場合の対処法
  14. マットレスに寝る時の姿勢を見直す
  15. マットレストッパーで寝心地を調整する
  16. クッションやタオルを使って緩和させる
  17. マットレスや枕を変える
  18. 体が痛いのを軽減したいならNELLマットレスがおすすめ
  19. まとめ

寝起きに体が痛い!マットレスが合っていないことが原因

「寝起きに体が痛い」という場合、マットレスが体に合っていない可能性が高いです。マットレスなどの寝具は快適な睡眠と密接に関係しています。

しかし、どのマットレスが体に合うのかについては一定の基準がありません。使う方の年齢、体重、体型などによって適切なマットレスは変わってきます。

そのため、寝起きに体が痛いと感じるのであれば、マットレスが本当に自分の体に合っているかを見直し、もし合っていない場合は買い換える必要があります。

体に合わないマットレスを使い続けるとどうなる?

もし体に合わないマットレスを使い続けていると、下記のような症状に繋がる可能性があります。

  • 腰痛の原因になる
  • 背中のこりや痛みに繋がる
  • 肩こりの原因になる
  • 睡眠不足や不眠症の原因になる

なぜマットレスが上記のような症状に繋がるかについて、以下で詳しく紹介します。

腰痛の原因になる

マットレスの硬さが合っていない場合に起こりやすい症状は腰痛です。

マットレスが硬すぎると体が沈まないため、腰とマットレスの間に隙間が空き、腰部分に負担が集中してしまいます。その結果、体圧分散がうまくいかず腰痛の原因となります。

一方でマットレスが柔らかすぎると、体重がかかる腰部分が沈み込み、寝姿勢が悪くなることによって腰痛の原因となります。

背中のこりや痛みに繋がる

マットレスが硬すぎると肩や腰などで体を支えることになります。集中的に体重がかかることで血行が悪くなったり、骨を圧迫したりして、背中のこりや痛みに繋がります。

一方で、柔らかすぎると体がマットレスに沈み込み、寝返りが打ちにくくなります。人は一晩に20〜30回の寝返りを打つといわれていますが、寝返りは血行を促進し、体の一部に負担が集中することを防ぐ生理現象のようなものです。

そのため、寝返りが打てない場合も血行不良に繋がり、朝起きた時の体調不良や背中の痛みなどの原因となります。

増田謙治

増田謙治

平塚共済病院 脊椎、外傷 部長

寝返りが打てずに血行不良になると、短期的な不調では両足のむくみなどの循環障害、長期的な不調では下肢静脈血栓症や四肢の筋力低下の原因になることがあります。

肩こりの原因になる

肩こりになる原因も前述のとおり、マットレスの硬さが原因となっていると考えられます。

マットレスが硬い場合は接している肩が圧迫されてこりの原因になり、柔らかい場合は体が沈み込み寝返りが打てずに肩こりや体の痛みに繋がります。

マットレスは硬すぎても、柔らかすぎても、寝ている時に体重がかかる部分の不調に繋がりやすいのです。

睡眠不足や不眠症の原因になる

マットレスなどの寝具が体に合わないことは睡眠の質の低下にも繋がります。

マットレスが硬すぎると血行不良になりやすく寝返りが多くなり睡眠が浅くなります。一方で柔らかすぎると寝返りが打てずに血行不良になり、朝起きた時に気怠さを感じるようになります。

睡眠の質が下がると不眠症の原因となり就寝中だけでなく、怠さや眠気など日中の体調不良も出やすくなります。不眠症となると強く心身への悪影響があらわれ、さらに不眠症が悪化するという負のループに陥ってしまうこともあります。

硬いマットレスや柔らかいマットレスを使用すると体が痛くなるって本当?

ここまでも解説したように、マットレスは硬すぎても柔らかすぎても体の不調に繋がります。

以下では、硬すぎるマットレス、柔らかすぎるマットレスそれぞれが体に悪影響を及ぼす原因について詳しく紹介します。

硬いマットレスが原因のケース

マットレスが硬すぎる場合、体重によっては体がまったくマットレスに沈まないことがあります。そうすると、肩や腰などのマットレスと接する部分と、くびれ部分などのマットレスと接しない(浮いてしまう)部分ができます。

就寝中はマットレスに接している部分に体重が分散されるため、一部だけマットレスに接しているということは、その部分にだけ負担が集中することになります。つまり、肩や腰などに負担が集中し、これが前述したような肩こりや腰痛の原因となります。

柔らかすぎるマットレスが原因のケース

マットレスが柔らかすぎる場合、マットレスに体が沈み込んでしまい寝返りが打ちにくくなります。前述したように、寝返りは体の一部へ負担がかからないように無意識におこなわれる生理現象です。

マットレスに体が沈み込み、寝返りが打てないと体の同じ部分だけに体重がかかり血行を妨げてしまいます。特に仰向けで寝る場合は体重の44%が腰に集中すると言われているので、柔らかすぎるマットレスは腰痛の原因になりやすいのです。

また、起きた時に「体が痛い」という場合も、寝返りが打てずに長時間同じ場所に体重がかかり続けている可能性があります。

体が痛い原因はマットレス以外にある場合も

寝起きに体が痛くなるマットレス以外の原因としては下記の2つも考えられます。

  • 枕の高さや硬さが合っていない
  • 就寝中の姿勢が悪い

マットレスが自分に合っているのに体が痛い方は、以下のことも確認しておきましょう。

枕の高さや硬さが合っていない

自分にとって高さや硬さの合わない枕を使っていると肩こりの原因になります。

枕は「立っている時の姿勢がキープできるような高さや硬さが理想」とされています。特に、寝た時に頭とマットレスの間を埋めてくれて、首や肩、後頭部をしっかり支えてくれるものを選びましょう。

仰向けではなく横向きに寝る姿勢の方は、肩幅分の高さが必要となるため、少し高めの枕を選ぶことをおすすめします。ただ高すぎる枕は頚部を屈曲しすぎる可能性があるため注意が必要です。

就寝中の姿勢が悪い

人は立った時に背骨がゆるやかなS字カーブを描いているのですが、この姿勢が仰向けで寝ている時でもキープできる状態が理想とされています。

もし寝る時の姿勢が悪い場合は、姿勢を一度見直してみましょう。

もし正しい姿勢が自然に保てないのであれば、それもやはりマットレスの硬さなどが合っていないことが原因と考えられます。

マットレスの使用で寝起きに体が痛くなる場合の対処法

マットレスの使用で寝起きに体が痛くなる場合の対処法

寝起きに体が痛くなる際の対処法としては下記のようなものがあります。

  • マットレスに寝る時の姿勢を見直す
  • マットレストッパーで寝心地を調整する
  • クッションやタオルを使って緩和させる
  • マットレスや枕を変える

それぞれについて、以下で詳しく紹介します。

マットレスに寝る時の姿勢を見直す

前述したとおり、寝ている時にも立っている時のように背骨がゆるやかなS字カーブを描いている状態が理想的な寝姿勢です。自分の寝姿勢が一部に負担がかからず、体圧が分散される姿勢かどうかを意識してみてください。

なお、最も首や肩に負担がかからない姿勢は仰向けで、横寝やうつ伏せの寝姿勢は改善したほうが良いとされています。

マットレストッパーで寝心地を調整する

寝起きに体が痛くなる原因としてマットレスの寝心地が関係しているのであれば、マットレストッパーを使って寝心地を調整するという方法もあります。

マットレストッパーとは、マットレスの上に敷いて使う寝具のことで、4〜9cmの厚みがある薄いマットレスのことを指します。

大幅な調整はできませんが、年齢によって体重や体型が変化し、使っていたマットレスの寝心地が合わなくなってきた場合などにおすすめです。

クッションやタオルを使って緩和させる

マットレスが柔らかすぎて腰痛に悩んでいる場合には、クッションタオルを使うという方法もあります。

横向きで寝ている方は、脚の間に薄めのクッションを挟むことで腰と脚の高さが水平になるため、腰の痛みが緩和されます。仰向けで寝ている方は、腰とマットレスの間の隙間を埋めるようにタオルを敷くことで体圧を分散させ、腰への負担を減らせます。

ただし、あくまでも一時的な方法のため、根本的な解決を求めるのであればマットレスの買い替えを検討しましょう。

マットレスや枕を変える

マットレスや枕が合っていないと感じるのであれば買い換えた方が良いでしょう。

人は人生の3分の1を眠って過ごすとされています。マットレスや枕はほぼ365日使うと思いますが、それら寝具が合っていないのであれば体に不調が起こるのも不思議ではありません。

体に合っていないのであれば寝姿勢などを正しても根本的な解決にはならない可能性があります。寝具が原因の場合は長期的な目線で考え買い替えを検討しましょう。

増田謙治

増田謙治

平塚共済病院 脊椎、外傷 部長

ストレートネックの人がマットレスや枕を選ぶ時は、頚椎の前弯を維持するため、後頚部を少し持ち上げるような安定性の良い枕が良いと考えます。

マットレスも肩の過度の沈み込みを予防するため、ある程度の硬さが必要と思います。

体が痛いのを軽減したいならNELLマットレスがおすすめ

自分の体に合ったマットレスを探しているのであれば、NELLマットレスを検討してみてください。

NELLマットレスは、小口径で密度の高いコイルを一般的なマットレス(およそ400〜600個)の約2倍使用し、体の曲線により細かいポイントで部位に合わせて反発します。

NELLマットレスの詳細は、以下の通りです。   

NELLマットレス
上質な寝心地を実現するために、寝返りに特化したマットレス。


以下、NELLマットレスのサイズごとの詳細や、使用コイル数をまとめた表です。   

サイズコイル数
シングル
サイズ:95×195×21(cm)
1,173個
セミダブル
サイズ:120×195×21(cm)
1,479個
ダブル
サイズ:140×195×21(cm)
1,734個
クイーン
サイズ:160×195×21(cm)
1,989個
キング
サイズ:190×195×21(cm)
2,397個

上記のようなコイル数で適切な体圧分散と寝返りのしやすさをサポートし、「起きた時に背中が張っている」などの悩みを解決するように設計されたマットレスです。

前述のとおり、マットレスが柔らかすぎる場合は、就寝時に、腰部分に負担がかかりやすく、沈み込みやすくなるため、寝返りが打ちにくくなります。

NELLマットレスの場合、腰部分をやや硬めに設計したセンターハード構造になっているため、単純なコイルマットレスや体圧分散性の高いマットレスよりも、寝返りのしやすさに優れています。

さらに、JIS 1102:2004「住宅用普通ベッド」の10万回に及ぶ耐久試験をクリアしており、安心して使っていただくため10年間の耐久保証もつけています。期間中に不具合があれば無償で修繕・交換いたします。

また「自宅で一度試してみたい」という方は120日間フリートライアルをご利用ください。商品到着から120日間であれば返品、全額返金(送料もNELLが負担)ですので、自宅でじっくり寝心地や使い心地をお試しできます。
寝具が合っておらず、寝起きに体が痛い方や腰痛などの不調がある方は、NELLマットレスをお試しください。

まとめ

寝起きなどに体が痛いのであれば、寝姿勢が悪いかもしくは寝具が合っていない可能性があります。そのままにしておくと睡眠の質が悪くなり、不眠症になるとさらに心身共に影響がでてくるため、さらに不眠症が悪化し負のループになってしまうこともあります。

マットレスが合っていないと感じるのであれば、一時的な対処法を試すのではなく、自分に合ったものを探し、根本的な解決を目指しましょう。

もし新しいマットレスや、自分に合ったマットレスを探しているのであれば、候補のひとつとして「10年間の耐久保証」や「120日間のフリートライアル」でお試しできるNELLマットレスをご検討ください。

この記事の監修者
増田謙治
増田謙治平塚共済病院 脊椎、外傷 部長
平塚共済病院 脊椎、外傷 部長。横浜市立大学医学部卒 医学博士、日本整形外科学会 整形外科専門医、日本整形外科学会 認定脊椎脊髄病医、日本脊椎脊髄病学会 指導医、身体障害者福祉法第15条指定医、難病指定医、臨床研修指導医講習会修了。おもに背骨(脊椎)の病気を中心に診察しています。脊椎の症状でお困りでしたら是非ご相談ください。

※医師が特定の商品を推奨しているわけではありません。

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