疲労の原因は大きく分けて3つありますが「寝ても疲れが取れない」という場合、寝具が関係している可能性があります。
もし寝具が合っていないのであれば、生活習慣などに問題がなくても睡眠によって疲れが取れにくくなったり、寝起きや日中のだるさといった体調不良に繋がったりするケースがあります。
この記事では、寝ても疲れが取れない原因や、快適な睡眠をとるために日頃からできること、そして質の高い睡眠のために重要なマットレスの選び方などを紹介します。
「十分寝ているのに日中に眠気や疲れを感じる」という悩みを持っている方は参考にしてください。
寝ても疲れが取れない主な3つの原因
寝ても疲れが取れない原因は人によって異なりますが、主な原因として以下の3つに分類できます。
- 体の疲れ
- 心の疲れ
- 脳の疲れ
それぞれどのような原因や特徴があるかについて、詳しく紹介します。
体の疲れ
体の疲れ(肉体的疲労)の原因として考えられることとしては、以下が挙げられます。
- エネルギー不足
- 運動不足による新陳代謝などの低下
寝不足などでエネルギー不足の状態だと、力が出ないためいつもより疲れていると感じることがあります。
また、体はエネルギーを作り出す過程で糖質を分解しますが、その際に乳酸ができます。筋肉は酸性に弱いため、乳酸が多く蓄積すると疲労を感じやすくなります。
体の疲れ(肉体的疲労)は、運動や労働などによって引き起こされるエネルギー不足が原因で生じます。
エネルギー不足で生じる筋肉の疲れは、栄養素がエネルギーになる過程で作られる「乳酸」によって引き起こされるという説が一般的でした。
しかし現在では、乳酸が作られる際に発生する水素イオンの影響により、筋肉が酸性に傾くことが原因であるという説が有力だと言われています。
慢性的な疲れは、運動不足によっても起こり得ます。運動不足になると新陳代謝などが低下し、血液循環が悪くなります。その結果、疲れを感じやすくなるのです。
疲れているからと長時間睡眠をしがちですが、上記のような原因がある場合、睡眠をとることで必ずしも疲れが取れるわけではないことを覚えておきましょう。
心の疲れ
心の疲れ(精神的疲労)の原因として考えられることとして以下が挙げられます。
- 人間関係や仕事でのストレスや悩み
- 出産や転職など環境の変化
- 子育てや介護などでのストレス
心のストレスは人間関係やお金、健康などライフステージによってさまざまです。
体や脳の疲れと重なると自律神経のバランスが崩れ、気持ちが落ち込むなどの症状が出ることもあります。
心の疲れが生じると、ぐっすり眠れなくなったり寝つきが悪くなったりして、結果的に「寝ても疲れが取れない」という症状に繋がることがあります。
脳の疲れ
脳の疲れ(神経的疲労)の原因として考えられることとして、以下が挙げられます。
- デスクワークで長時間にわたるパソコン作業
- スマホやパソコンで大量の情報をインプット
- 仕事での複雑な情報処理
現代はパソコンを使用した長時間にわたるデスクワークの仕事も多く、そのような場合は視神経や脳が緊張した状態が続くことになります。
また、スマホも手軽に必要な情報を手に入れられる便利なデバイスですが、大量の情報処理や過剰なインプットによって少なからず脳に負担がかかっているでしょう。
脳の疲れによって起こる症状としては、集中力の低下や頭痛などがあります。
疲れが取れる睡眠のために日頃からすべきこと
疲れを取るためには、質の高い睡眠を心がけることが大切です。疲れを取るために日頃から意識したい、睡眠の質を高める行動を紹介します。
- 就寝に近い時間の食事を避ける
- 寝る直前のアルコールやカフェインを控える
- ぬるめのお湯に入浴する
- ストレッチや軽い運動をする
- 自分にとって最適な睡眠時間を確保する
- 寝具や睡眠環境を最適なものにする
それぞれの内容について、以下で具体的に解説します。
就寝に近い時間の食事を避ける
就寝に近い時間に食事をとると、睡眠中に消化活動が優先されることにより、質の高い睡眠がとりにくくなる可能性があります。
睡眠の質が低いと疲れも取れにくくなるため、寝る前の食事のタイミングに気を配ることがおすすめです。
また、なるべく脂っこいものなど消化・吸収が悪い食べ物を避けるようにしましょう。
寝る直前のアルコールやカフェインを控える
アルコールはリラックス効果による入眠ができるため「寝酒」も知られているでしょう。しかし、アルコールには利尿作用があるため、夜中に目覚めやすくなり睡眠の質を低くする可能性があるほか、特に睡眠後半に眠りが浅くなり睡眠の質が低下することもわかっています。
アルコールを常用すると少量では足りなくなり、摂取量が増えれば依存症となるケースもあるため、寝酒を習慣化させることはおすすめしません。
また、チョコレートや緑茶、コーヒーといったカフェインが含まれた飲み物には覚醒作用があり、就寝前に飲むと睡眠の質が低くなる可能性があります。敏感な方は寝る5〜6時間前から摂取を控えましょう。
ぬるめのお湯に入浴する
人は体温が上昇し、低下し始めるタイミングで眠気があらわれます。
そのため、寝る約90~120分前に、38℃程度のぬるめのお湯に25~30分浸かり体を深部まで温めると、寝床に入ったタイミングで自然な眠気が促され、深い睡眠が得られるようになります。
また、入浴にはリラックス効果もあるため、快適な入眠をするための方法としておすすめです。
ただし、湯温が熱すぎる場合、体が興奮して寝つきが悪くなるため注意しましょう。
ストレッチや軽い運動をする
運動習慣がある人は不眠の症状が少ないことがわかっています。
適度な運動は寝つきの良さと深い睡眠に繋がるため、日頃から軽めのストレッチや運動で体を動かすことを習慣化しておきましょう。
寝る3時間前に早足の散歩や軽いランニングなど、軽めの有酸素運動をすることがおすすめです。激しい運動をすると体が興奮し、かえって寝つきを悪くする可能性があるので、適度な運動に留めるようにしましょう。
前述の入浴と合わせてストレッチを取り入れることもおすすめです。体の筋肉がほぐれリラックス効果があり快適な入眠に繋がります。
寝る3時間前に軽い運動をして、帰ってから入浴、その後に軽くストレッチという流れを習慣化すると、快適な入眠がしやすくなり睡眠の質を高められます。
自分にとって最適な睡眠時間を確保する
しっかりと日頃の疲れを癒すには、睡眠時間を確保することが大切です。
一般的な睡眠時間の平均は6~8時間とされていますが、実際には個人の体質や年齢、季節によって異なります。
前述したように、寝不足だからと休日に長時間睡眠をとる方もいらっしゃいます。しかし、睡眠時間が長くなると生活リズムや体内時計が狂う原因にも繋がり、結果的に疲労が溜まることがあります。
自分にとって最適な睡眠時間を理解し、平日も休日も一定のリズムでの十分な睡眠を心がけましょう。
寝具や睡眠環境を最適なものにする
睡眠の質と寝具や寝室の環境は深く関係しています。個人差や季節によっても異なりますが、一般的に寝床内の温度は夏場で25〜26℃、冬場で22〜23℃、湿度は通年50〜60%の状態が最適とされています。
また、自分が快適に入眠・睡眠できる室内温度や湿度にすることを意識するほか、照明の加減や周辺の騒音といった光や音にも気を配りましょう。
快適な睡眠環境を作ることで深い眠りに入れるようになり、しっかりと疲労を回復できるようになります。
寝室の環境に合わせて重要なのは、自分が使用するマットレスや布団などの寝具が自分の体に合っているかどうかです。
どのようなマットレスであればぐっすりと寝られ、疲れを取れるのかについては以降で詳しく紹介します。
マットレスで疲れが取れるの?
労回復のためには睡眠の質を高めることが重要であることは紹介しましたが、マットレスは睡眠の質に影響します。
もし体に合っていないマットレスを使用しているのであれば、日頃の生活習慣に注意を払っていても、寝起きや日中の疲れに繋がることがあります。
寝具には主に「寝ている時の保温」「理想的な寝姿勢を保つ」の2つの役割がありますが、寝ても疲れが取れないという方は、マットレスが体に合っていない可能性があります。
毎日を快適に過ごすことを目指すのであれば、マットレス選びにはこだわりましょう。
睡眠に適したマットレス選びのポイント
疲れを取るためには十分な睡眠が大事です。睡眠に適したマットレス選びのポイントは以下のとおりです。
- 体圧分散性に優れたマットレスを選ぶ
- 適度に反発力があるマットレスを選ぶ
睡眠の質を高めるには、体圧分散性と適度な反発力が重要です。それぞれについて、以下で詳しく解説します。
体圧分散性に優れたマットレスを選ぶ
体圧分散とは、寝ている時に体にかかる圧力(体重による負荷)のことを指します。体圧分散性に優れたマットレスを使用することで、体の一部へ負荷が集中することを避けられます。
仰向け時には肩や腰に負担が集中するとされているため、体に合わないマットレスを使用していると肩こりや腰痛のほか、寝起きの疲れに繋がることがあります。
体圧がかかる部位は均等ではないため、マットレスによって適切に分散させることが大切です。
マットレスの硬さは人それぞれの体重や体型によっても異なりますが、一般的にはポケットコイルマットレスや低反発マットレスは体にフィットする寝心地で体圧分散性に優れているとされています。
適度に反発力があるマットレスを選ぶ
マットレスを選ぶ際には、体圧分散性と合わせて適度な反発力が重要です。適度に反発力のあるマットレスを使用すると、睡眠中に理想的な寝姿勢をキープしやすくなるというメリットがあります。
理想的な寝姿勢は「背骨がS字にカーブする状態が、そのまま仰向けでもキープされている状態」とされており、この姿勢では快適な睡眠に大切な寝返りも打ちやすくなります。
体圧分散性に優れたマットレスだとしても、柔らかい(反発力が低い)と体がマットレスに沈み込み「くの字」の寝姿勢になります。
「くの字」の状態でマットレスに沈み込んだ寝姿勢を想像すればわかるとおり、寝返りが打ちづらくなります。そのため、荷重が集中しやすい肩や腰への負担が大きくなります。
また、同じ姿勢でいることにより血行不良となり、肩こりや腰痛の原因となるだけでなく寝起き時の疲労感の原因にも繋がります。
睡眠によってしっかりと疲労を回復するためには、理想的な寝姿勢がキープでき寝返りが打ちやすい適度な反発力があるものを選びましょう。
睡眠に適したマットレスならNELLマットレスがおすすめ
前述のとおり、睡眠によって疲れを取るには体圧分散性と適度な反発力のあるマットレスがおすすめです。
もし、寝起き時に疲労感がないマットレス選びで迷っているなら、NELLマットレスを一度ご検討ください。
NELLマットレスは小口径で密度の高いコイルを一般的なマットレスの約2倍使用したポケットコイルマットレスです。
内蔵されたコイルが一つひとつ独立しており、体を「点」でサポートするため体圧分散性に優れています。
NELLマットレスの詳細は、以下の通りです。
実際に使用した方のレビューを一部紹介します。
ゆう
毎日の睡眠が楽しみ
朝起きてのスッキリ感が違います。夜遅くて睡眠時間が短くても、このマットレスに変えてからは熟眠感が違います。 毎日の睡眠が、こんなに楽しみになるなんて思いませんでした。
みーしゃん
気持ちいい
とても寝心地が良いです。硬めな感じがしますが朝起きてスッキリしてるような?痛いと思うことがありません。子供も夫も寝付きが良いようです。
マナミ
寝心地良いです。
今までのベットのマットレスに寝ると腰が痛くて 朝起き上がるのに大変で娘からこれ良いよって言われ 購入しました。 寝心地が良く久しぶりち朝までぐっすり眠れて腰も楽になりました。 買って良かったです。
NELLマットレスは一般的なコイル系マットレスや体圧分散性の高いマットレスとは違い、特に負担が集中しやすい背中から腰に部分を硬めに、それ以外の部分を柔らかめにした「センターハード構造」で作られています。
腰部分の沈み込みを防ぐだけでなく、寝返りに特化したコイル配列によりストレスなく自然に寝返りが打てます。
しかし、マットレスは決して安価ではないため、「自分の体に合わなかったらどうしよう」「体に合わなくて買い換えるのは嫌だ」と不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
NELLでは、商品到着から120日間であれば返品・全額返金に対応するフリートライアル期間を提供しています。また、10年の耐久保証をつけ、期間中に万が一不具合や不備があった際には無償で修理・交換に対応します。
NELLマットレスに魅力を感じた方は、ぜひ一度公式サイトから詳細をご確認ください。
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まとめ
疲れには「肉体的疲労」「精神的疲労」「神経的疲労」の3つがあります。
疲労の種類や原因は人によって異なりますが、共通して言えることは「疲れを取るには快適な質の高い睡眠をとることが大切」ということです。
特にマットレスは睡眠と深い関係があり、日常的な生活習慣に問題がなくてもマットレスが体に合っていなければ疲れが取れにくくなることもあります。
しかし、マットレスは高額なうえ、使ってみなければ自分の体に合うかわからないというハードルの高さがあります。
NELLマットレスは120日という約4ヶ月間のフリートライアル期間があり、期間中であれば返品・全額返金可能のため、夏・秋や冬・春といった2シーズンにかけてじっくりと自宅でお試しいただけます。
マットレス選びで購入に迷っている方は、ぜひ一度NELLマットレスの使い心地をお試しください。
NELLマットレスの詳細を確認しましょう
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