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2023.02.07 更新

【医師監修】頚椎ヘルニアは枕が合っていないと悪化する?おすすめの選び方など紹介

【医師監修】頚椎ヘルニアは枕が合っていないと悪化する?おすすめの選び方など紹介

体にしびれや痛みといった症状がある場合「頚椎(けいつい)ヘルニア」の可能性があります。

頚椎ヘルニアは、首の骨やその周辺の神経が関係している病気であるため、マットレスや枕選びをより慎重におこなう必要があるでしょう。

特に、枕は痛みに関係している頚椎の負担に大きく影響するので、枕選びのポイントを覚えておくことがおすすめです。

枕は、頚椎ヘルニアの治療はできませんが、症状を悪化させないために重要視すべき要素の一つになります。

この記事では、頚椎ヘルニアの原因や症状、悪化させない枕の選び方を紹介するので、症状で悩んでいる方や、思い当たりのある方は参考にしてください。

  1. 【前提】頚椎ヘルニアの症状と原因について
  2. 頚椎ヘルニアを悪化させないために自分に合う枕を選ぼう
  3. 高さ以外にも!頚椎ヘルニアの方におすすめの枕の選び方
  4. 枕の素材で選ぶ
  5. 枕の硬さで選ぶ
  6. 枕のサイズで選ぶ
  7. 枕と一緒にマットレスも見直そう
  8. 枕と合わせてマットレスにこだわるならNELLマットレスがおすすめ
  9. まとめ

【前提】頚椎ヘルニアの症状と原因について

首の骨である頚椎(けいつい)には頚髄(けいずい)もしくは脊髄(せきずい)と呼ばれる神経が通っており、脳から手や肩に向けて送られる信号は、すべてこの神経を通して届けられます。

頚椎は7つあり、それぞれの間には椎間板(ついかんばん)と呼ばれるクッションの役割をする組織があります。

「頚椎ヘルニア」「頚椎椎間板ヘルニア」は、椎間板が何かしらの原因で破れて飛び出すことにより、神経を圧迫する病気のことです。

頚椎ヘルニアの原因として主に考えられるものは、下記のとおりになります。

  • 老化現象による機能の低下
  • 悪い姿勢での仕事
  • スポーツ

特に30〜50歳代に多いとされており、加齢の場合は激しいスポーツなどの誘発行動がなくても頚椎ヘルニアを発症する可能性があるといわれています。

神経の障害によって、体の片側もしくは両側に下記のような症状があらわれるとされており、主な症状は下記のとおりです。

部位主な症状
首・肩肩こり、首や背中の痛み、前胸部痛、しびれ
腕・手痛み、だるさ、むくみ、筋肉の萎縮、しびれ
頭部・顔面後頭部の痛み、頭痛、目の奥の痛み、めまい、ふらつき
下半身足のもつれ、歩行障害、尿のコントロール障害、しびれ

症状は最初に首や肩から発生し、腕・手、頭部・顔面、下半身の順に悪化するにつれて進行するとされています。

久手堅司

久手堅司

せたがや内科・神経内科クリニック院長

「頚椎ヘルニアかもしれない」という自覚があり、医療機関を受診したい場合は、まず整形外科を受診するのが良いですね。診察、頚椎レントゲンを受けてください。頚椎MRIを行うことで、より正確な評価ができます。

また、脳神経内科や脳神経外科でも、診断可能な場合があります。

頚椎ヘルニアを悪化させないために自分に合う枕を選ぼう

前提として、自分に合った特定の枕を使うことで、頚椎ヘルニアを治すことはできません。

そのため、治療にあたっては自分で対処しようとせず、医師の専門的なアドバイスに従いましょう。

ただし、頚椎ヘルニアは首部分が関係しているので、症状を悪化させないためには、頭を支え首の負担を軽減する役割がある枕は慎重に選ぶことが大切です。

頚椎ヘルニアによる神経の圧迫は、首を曲げることで多少緩和するとされているため、少し高めの枕がおすすめです。

加えて、首部分が隆起しているような枕は、頭が沈み込んで頚椎がそり返ることで、神経の圧迫が強くなり、症状が悪化する可能性があるため、注意しましょう。

なお、枕は極端に高すぎても首に負担をかける原因になり、頚椎ヘルニアが悪化する可能性があります。少し高めといっても、程良い高さの枕を選んでください。

また、一般的に理想的な枕の高さは、寝姿勢ごとに下記のとおりとされています。

寝姿勢枕の選び方
仰向け寝頭から肩口にかけて、骨が緩やかにS字カーブを描く状態を保てる高さ
横向き寝頭から首、背骨がまっすぐに伸び、布団やマットレスと並行になる高さ

上記のように、寝姿勢ごとに理想的な姿勢をキープできる枕の高さを基準にしつつ、首に負担をかけにくい程度の「少し高めの枕」を選ぶと良いでしょう。

久手堅司

久手堅司

せたがや内科・神経内科クリニック院長

頚椎ヘルニアが自然治癒するかどうかは、症状の程度にもよります。神経圧迫が強いと自然治癒することはありません。

医療機関ではまず、投薬、リハビリなどの保存的療法がとられます。神経圧迫による症状や骨変形が強い時は、外科的手術となる場合もあります。

高さ以外にも!頚椎ヘルニアの方におすすめの枕の選び方

高さ以外にも!頚椎ヘルニアの方におすすめの枕の選び方

頚椎ヘルニアの方が枕を選ぶ際には、枕の高さだけではなく、以下のポイントにも着目しましょう。

  • 枕の素材で選ぶ
  • 枕の硬さで選ぶ
  • 枕のサイズで選ぶ

それぞれ、以下で詳しく紹介します。

枕の素材で選ぶ

枕は素材によって性能や寝心地が異なりますが、基本的には通気性や吸放湿性があり蒸れにくい素材がおすすめです。

人は睡眠中にコップ1杯分程度の汗をかくとされており、通気性や吸放湿性がない素材だと、寝苦しさに繋がる可能性があります。

以下、枕に使われる一般的な素材と、それぞれの特徴をまとめたものです。

素材特徴
そばがら・安定感がある
・熱の発散に優れている
低反発ウレタン・凹凸に合わせて沈み込む
・頭を包み込むように支える
高反発ウレタン・適度な反発力がある
・フィット感がある
パイプ・通気性に優れている
・水洗いできる
羽毛・包み込むような寝心地
・復元性が高い
羽根・ふんわりした寝心地
・吸湿性と放出性に優れている
ポリエステルわた・弾力性がある
・ふんわりした感触
ファイバー・通気性が高い
・水洗いできる

枕の素材は上記のような性能のほか、素材の密度によって枕の硬さに影響するため、一緒にチェックしておきましょう。

枕の硬さで選ぶ

枕は高さ以外にも「硬さ」も大切です。

例えば、枕の高さが合っていても、硬すぎたり柔らかすぎたりすると、寝姿勢が保てないことで首を痛める可能性があるほか、肩こりなどの原因になることがあります。

基本的に、枕の硬さは使用されている素材や、素材の密度によって変わる場合もあります。

そのため、枕を購入する際には手で触るだけではなく、実際に頭を乗せて「どのくらいへこむ(沈む)か」「どのくらい反発力があるか」をチェックしてみましょう。

もし枕が硬すぎると、頭を乗せた時に首のカーブに合わず、マットレスなどの寝具と頸部(けいぶ)のあいだに隙間が生まれ、首や肩に負担がかかって肩こりの原因になります。

反対に、柔らかすぎると、頭が沈み込んで後頭部が圧迫される原因になるため、注意が必要です。

なお、枕の硬さは素材によって異なり、硬さの感じ方も人それぞれ好みが異なるため、最終的には自分に合うと感じるものを選んでください。

枕のサイズで選ぶ

睡眠中の「寝返り」は、体へ負担がかかることによる「血行不良」を防ぐためにおこなわれる生理現象のようなものです。

枕が小さすぎると、寝返りを打った時に枕から頭が落ち、寝姿勢が崩れて寝返りが打ちにくくなる可能性があります。

人は一晩の間に20~30回の寝返りを打つといわれており、寝返りは血行を促進し肩こりなどの原因を防止するため、枕も寝返りを打ちやすいものを選ぶことが大切です。

また、寝返り時に枕から頭から外れると、首を痛める原因となり、頚椎ヘルニアが悪化する原因になる可能性もあるため、寝返りを打っても頭の高さが変わらないようにする必要があります。

快適な寝返りが打て、寝返りによって頭に高さが変わらないようにするには「頭3つ分の幅があるもの」を選びましょう。

頭3つ分の幅があれば、寝返りを左右に打っても枕から頭が落ちることが少なく、首や体への負担を軽減することが期待できます。

枕と一緒にマットレスも見直そう

枕と合わせて、マットレス選びも重要なポイントです。

枕の高さや硬さが自分に合っていても、マットレスが柔らかすぎて体が沈んだりすると、結果的に枕の高さが変化して、首に負担をかける可能性があります。

マットレスが硬めであれば、体が極端に沈み込まないため、自分に合う高さ・硬さの枕を選んでも問題ありません。ただし、マットレスが柔らかすぎる場合は、枕がマットレスに沈んで高さが変わり、理想的な寝姿勢をキープできない場合があるので、注意が必要です。

前述したとおり、下記のような姿勢をキープできる相性の枕とマットレスを選びましょう。

寝姿勢枕の選び方
仰向け寝頭から肩口にかけて、骨が緩やかにS字カーブを描く状態を保てる高さ
横向き寝頭から首、背骨がまっすぐに伸び、布団やマットレスと並行になる高さ

また、マットレスは基本的に、睡眠中にかかる体への圧力(体圧)を分散させる「体圧分散性」と「適度な反発力」に優れたものがおすすめです。

柔らかいマットレスは体圧分散性に優れているとされていますが、柔らかすぎると体が沈み込み寝姿勢が崩れ、寝返りが打ちづらくなります。よって、結果的に血行不良をはじめとするさまざまな体の不調に繋がることがあります。

上記のような状態を防ぐためにも、適度な反発力によって寝返りをサポートするようなマットレスが理想的です。

久手堅司

久手堅司

せたがや内科・神経内科クリニック院長

枕の高さとマットレスの硬さの組み合わせは、意識して考えたほうが良いでしょう。ヘルニアの方には高い枕はおすすめできません。マットレスは体が沈み込みすぎないもの、枕は少し高め程度のものがおすすめです。

実際には、使用してみて、負担の少ないものを使用するのが良いでしょう。

枕と合わせてマットレスにこだわるならNELLマットレスがおすすめ

枕と一緒にマットレスの見直しを考えているのであれば、一度「NELLマットレス」を試してみてください。

NELLマットレスは、一般的なマットレスの約2倍のコイルを使用しており、内蔵されている独立したコイルが体の曲線を「点」で支えます。

体型に合わせてフィットし「仰向け寝」でも「横向き寝」でも寝姿勢をキープしやすいマットレスです。

また、体圧分散性に優れているだけではなく、背中や腰部分の反発力を高めた「センターハード構造」を採用しており、自然でストレスのない寝返りをサポートします。


実際にNELLマットレスを使用した方からは、下記のような声をいただいています。

ライトブルー

あちゃぼー 様

「1週間目」

今までは朝起きたら疲れていて、はぁー、って日が多かったのに、ネルを使用し出してから、朝はスッと起きられるし、寝るのが楽しみになりました。寝具って大事なんだな〜と思いました!!

ダークブルー

よふかし 様

「よく眠れます。」

初めてマットレスを購入しました。ベッドが壊れて買い替えることになったのでそれならマットレスも買おうということになり色々検討した結果NELLのマットレスにしました。寝返りは確かにしやすいです。寝付きも良いです。上下裏表がないのも気に入ってます。今まで布団で寝ていて、マットレスに良い印象がなかったのですが印象がガラッと変わりました。

ブルー

えー 様

「寝起きの気持ち良さ」

以前までのマットレスとは比べ物にならないくらい快適なマットレスに出会いました! 身体の痛みがない状態を味わえる喜びありがとうございました! 子供達も気に入っているので購入しようと思っています!

さらに、NELLマットレスでは商品到着から14日以降120日以内であれば返品・全額返金に応じるフリートライアル期間を設けています。

もし「体に合わないから返品したい」といった場合でも、返品送料もNELLが負担して全額返金させていただくため、安心して自宅でじっくり使い心地を試せます。

また、10年間の耐久保証を付けており、万が一保証期間中に不具合があった場合には無償で修繕・交換するので、長期間にわたって安心してご使用いただけます。

「枕と合わせてマットレスも見直したい」「マットレスも見直したいけど失敗するのが怖い」という方は、ぜひ一度NELLマットレスの使い心地を自宅で試してみてください。

まとめ

頚椎ヘルニアは寝具で「治す」ことはできません。

病気の一種のため、専門医に詳しい原因を調べてもらい、適切なアドバイスをもらいましょう。そのうえで、首や体に負担をかけない寝具を使用し、悪化を防ぐことが大切です。

また、枕は体に負担がかからない高さ・硬さを意識して選び、マットレスとの相性も考慮しましょう。

枕と一緒に体への負担が少ないマットレスを探しているのであれば、寝心地と寝返りにこだわった作りになっている「NELLマットレス」をぜひ一度試してください。

この記事の監修者
久手堅司
久手堅司せたがや内科・神経内科クリニック院長
医学博士。「自律神経失調症外来」、「気象病・天気病外来」、「寒暖差疲労外来」等の特殊外来を行っている。これらの特殊外来は、メディアから注目されている。著書に「気象病ハンドブック」誠文堂新光社。監修本に「毎日がラクになる!自律神経が整う本」宝島社等がある。

※医師が特定商品推奨ているわけではありせん。

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