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2022.01.13

逆流性食道炎と枕の関係は?原因や症状についても詳しく解説

 逆流性食道炎と枕の関係は?原因や症状についても詳しく解説

逆流性食道炎になる原因にはさまざまで、その症状もさまざまです。

基本的には生活習慣や食生活を改善することで予防が期待できますが、胃炎の逆流を抑えるためには使用する枕にも注意しましょう。

この記事では、逆流性食道炎になる原因・症状と、改善のための方法を紹介します。

症状に悩んでいる方は参考にしてください。

  1. 逆流性食道炎とは?原因や症状を紹介
  2. 逆流性食道炎と枕にはどんな関係性がある?
  3. 快適な睡眠がとれる枕の選び方
  4. 枕の高さで選ぶ
  5. 枕の素材で選ぶ
  6. 枕の硬さで選ぶ
  7. 枕のサイズで選ぶ
  8. まとめ

逆流性食道炎とは?原因や症状を紹介

逆流性食道炎とは、胃液によって消化される途中の食物が食道に逆流し、食道が炎症を起こすことで、胸やけや痛み、のどの痛みなどさまざまな症状が生じる病気のことを指します。

主な原因としては、加齢、食事内容、肥満、姿勢などで、食道を胃液の逆流から守る仕組みが弱まることによって起こるとされています。

具体的な例として、下記のようなものが挙げられます。

  • 食べすぎや早食い
  • 脂っこいもの中心の食生活
  • 食後すぐに横になる
  • 腹部の締め付け
  • 猫背や加齢による背中のまるまり

また、そのほかの原因として、胃液が増えすぎることによって胃液が逆流することや、一時的な逆流にともなう粘膜の炎症、ストレスなども食道の過敏性を高め、逆流性食道炎に繋がるともいわれています。

症状としては胸やけや胸の痛み、酸っぱい体液が口まで上がってくる呑酸(どんさん)、口内炎、喘息、前胸部やのどの違和感のほか、なかには自覚症状がないケースもあるなど、症状はさまざまです。

気になる方は、下記の項目にあてはまるかどうかセルフチェックをしてみましょう。

  • 胸やけがある
  • お腹が張っている感じがする
  • ものを飲むとつっかえる感じがする
  • のどがヒリヒリするなど違和感がある
  • 酸っぱい胃酸が口まで上がってくることがある
  • ゲップがよく出る
  • 手で胸をこすってしまうことがある
  • 食後に胃もたれする
  • 食事の途中で満腹になる

上記のような症状がある場合、逆流性食道炎の可能性があるため、一度専門医に診てもらうことをおすすめします。

また、逆流性食道炎を予防する方法としては下記のようなものが挙げられます。

生活習慣・食後すぐに横にならない
・腹部を締め付ける服装やベルトを避ける
・前かがみの姿勢を避ける
・寝る時は上半身を高くする
・禁煙する
食生活・ゆっくり噛んで食べる
・脂肪分が多いものを避ける
・逆流を起こしやすい食品を避ける
・食べすぎを避ける(胃液の分泌を抑える)

なお、逆流性食道炎を起こしやすい食品は下記のとおりです。

  • アルコール
  • 香辛料
  • ブラックコーヒー
  • 酸っぱいもの(梅干しなど)
  • 炭水化物(パンなど)

逆流性食道炎の症状が改善しない場合は医師に相談し、適切なアドバイスをもらいましょう。

逆流性食道炎と枕にはどんな関係性がある?

枕が直接的に逆流性食道炎の原因となることはありませんが、横になって胃酸が逆流してくるといった症状があるならば、基本的に少し高めの枕がおすすめとされています。

高めの枕を使うことで頭を高い位置にし、胃液の逆流を抑えられる可能性があります。

また、体の作りには個人差があるため一概にはいえませんが、横向き寝の場合は左側を下にして寝るほうが、下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)への圧が低下するため、胃液が逆流しにくいとされています。

なお、横向き寝の場合には肩が下にくるため、仰向け時より高めの枕が良いことも覚えておきましょう。

低い枕や柔らかく沈み込んでしまう枕は首に負担がかかり、逆流性食道炎のほか首を痛めたり肩こりの原因になったりする可能性があります。

枕が自分の体に合っていない場合は、さまざまな体調不良や、睡眠の質が低下することによる睡眠不足などデメリットが多いため、自分に合った枕を使うことが大切です。

次の項目では枕選びのポイントを紹介するので、快適な睡眠を得たい方は参考にしてください。

快適な睡眠がとれる枕の選び方

快適な睡眠がとれる枕の選び方

快適な睡眠がとれる枕の選び方としては、主に下記のようなものが挙げられます。

  • 枕の高さで選ぶ
  • 枕の素材で選ぶ
  • 枕の硬さで選ぶ
  • 枕のサイズで選ぶ

それぞれについて、以下で詳しく紹介します。

枕の高さで選ぶ

一般的に、仰向け寝や横向き寝では、下記のような姿勢をキープできる高さが理想とされています。

寝姿勢枕の選び方
仰向け寝頭から肩口にかけて、骨が緩やかにS字カーブを描く状態を保てる高さ
横向き寝頭から首、背骨がまっすぐに伸び、布団やマットレスと並行になる高さ

高すぎる枕や、低すぎる枕を使うと首が不自然な角度になり、首まわりの筋肉が緊張して神経が圧迫され、肩こりや寝違いの原因になることもあるためおすすめしません。

一般的には敷布団やマットレスなどと首の角度が5度程度になるものがおすすめとされているので、一つの基準にすると良いでしょう。

また、枕の高さは首への負担のほか、寝返りの打ちやすさにも影響します。

寝返りは、睡眠中に体へ負担がかかることによる血行不良を防ぐためにおこなわれる生理現象のようなもので、快適に寝返りが打てない場合、血行不良による肩こりをはじめ、腰痛や寝起きの体調不良などの原因になることもあるため注意しましょう。

逆流性食道炎の症状がある方は、少し高めの枕を使うことで胃酸の逆流を軽減することが期待できますが、高すぎる枕も首への負担を増やすため、適度な高さのものを選びましょう。

体格によって頭の重さは異なり、同じ枕でも沈み具合が異なるため、体格に合わせて枕を選ぶことが大切です。

体格枕の選び方
体格が良い方やや高めの枕がおすすめ
細身の方低めの枕のほうが自然な寝姿勢をキープしやすい

「〇〇cmの高さ」という基準ではなく、あくまでも自分自身が寝姿勢をキープできる高さのものを選びましょう。

枕の素材で選ぶ

枕は素材によって性能や寝心地が異なります。

逆流性食道炎に直接的な関係はありませんが、睡眠の質に関係するため、素材にも注目してみましょう。

人は睡眠中にコップ1杯分の汗をかくとされているため、基本的に枕は通気性、吸放湿性があり蒸れにくい素材がおすすめです。

枕に使われる一般的な素材やそれぞれの特徴を簡潔に紹介すると下記のとおりです。

素材特徴
そばがら・安定感がある
・熱の発散に優れている
低反発ウレタン・凹凸に合わせて沈み込む
・頭を包み込むように支える
高反発ウレタン・適度な反発力がある
・フィット感がある
パイプ・通気性に優れている
・水洗いできる
羽毛・包み込むような寝心地
・復元性が高い
羽根・ふんわりした寝心地
・吸湿性と放出性に優れている
ポリエステルわた・弾力性がある
・ふんわりした感触
ファイバー・通気性が高い
・水洗いできる

素材は枕の硬さにも影響するため、理想的な寝姿勢をキープできることを前提として、素材を選びましょう。

枕の硬さで選ぶ

枕は高さが合っていても、硬すぎる・柔らかすぎるなどにより、寝姿勢が保てずに体調不良の原因となる可能性があります。

例えば、逆流性食道炎の方は少し高めの枕がおすすめと紹介しましたが、枕に高さがあっても柔らかすぎると頭が沈み込んでしまい、胃液が逆流しやすくなることも考えられます。

枕の硬さは、素材や素材の密度によっても変わるため、手で触れてみるだけではなく、実際に頭を載せたうえで「どれくらい沈むか」をチェックすると良いでしょう。

枕が硬いと首のカーブに合わず隙間が生まれ、首や肩に負担がかかるので肩こりの原因となります。また、柔らかいと沈み込んで後頭部が圧迫される原因となるため、適度な硬さのものを選ぶ必要があります。

前述した理想的な寝姿勢が保てるような高さを基準として、その状態をキープできる硬さの枕を選びましょう。

枕のサイズで選ぶ

逆流性食道炎に直接的な影響はありませんが、枕のサイズは寝返りに影響します。

例えば、枕が小さすぎて寝返りの際に枕から落ちると、頭の位置が下がるため胃液が逆流することを助長する可能性があります。

そのほか、睡眠中の寝返りは体へ負担がかかることによる血行不良を防ぐためにおこなわれる生理現象のようなものなので、寝返り時に寝姿勢が崩れるとさまざまな体調不良に繋がることも考えられます。

人は一晩の間に20~30回の寝返りを打つとされているので、寝返りしても頭の位置が保たれるように、枕は「頭3つ分ほどの幅があるもの」を選びましょう。

頭3つ分の幅があれば、寝返りを左右に打っても枕から落ちることが少なくなり、快適な寝返りや胃酸の逆流を防ぐことが期待できます。

まとめ

逆流性食道炎は食道を胃液の逆流から守る仕組みが弱まることで起こる病気で、主に生活習慣や食生活が原因となされています。

症状がある方は専門医を受診し、適切なアドバイスをもらいましょう。

睡眠時には枕を少し高くすることで胃酸の逆流を抑えることが期待できます。

自分に合っていない枕は逆流性食道炎を悪化させるだけではなく、肩こりや首の痛みなどさまざまな体調不良に繋がる可能性があるため注意しましょう。

今回紹介した内容を参考にして、自分が快適に寝られる枕を選んでください。

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