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2022.04.14

夜間頻尿になる原因を男女別に解説!食事や運動習慣を見直して改善に努めよう

夜間頻尿になる原因を男女別に解説!食事や運動習慣を見直して改善に努めよう

頻尿になると出先で常に気になってしまい、頻繁にトイレに行くのが億劫になって、外出するのが嫌になってしまうこともあるでしょう。

「最近頻尿に悩んでいる」「最近トイレに行く回数が増えた」など、尿に関する悩みは人に相談しづらく、どうすればいいかわからない方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、頻尿が気になっている方に向けて、頻尿になる原因を男女別に解説します。日常生活でできる対策なども紹介するので、頻尿の改善を目指す方はできることから取り組んでみてください。

そもそも頻尿って何?

そもそも、どのくらいの回数トイレに行けば「頻尿」といえる状態なのかわからない方は多いと思います。

頻尿とは、起床から就寝まで、1日の尿の回数が8回以上となる状態のことです。

ただし、人によって1日の尿の回数は異なるため、8回以上排尿したら絶対に頻尿だというわけではありません。自分で「明らかに排尿回数が多い」と感じれば頻尿といえます。

昼間の排尿の間隔が、約3〜5時間程度なら一般的です。もし、これより間隔が短ければ頻尿を疑ってもいいでしょう。

夜間に頻尿の状態が起こる「夜間頻尿」とは

頻尿には、前述した「頻尿」のほかに「夜間頻尿」というものがあります。「夜間頻尿」は、就寝中に排尿のために起きなければいけない状態が毎晩続くことをいいます。

単なる頻尿は起きている間の回数を指しますが、夜間頻尿は就寝中の排尿の回数を指すということです。夜間頻尿は加齢とともに発生する頻度が高くなり、高齢者では40〜80%の方が該当するといわれています。

夜間頻尿に該当するかは、就寝中に排尿のために起きる回数で判断され、60代より若いなら1回、70代以上の方なら2回以上起きる場合、夜間頻尿だと考えられるでしょう。

夜間頻尿になる3つの原因

夜間頻尿を解消させるためには、何が引き金となっているのか原因を把握することは大事です。夜間頻尿になる原因は、大きく分けて以下の3つがあります。

  • 多尿・夜間頻尿
  • 膀胱の容量減少
  • 睡眠障害

それぞれ詳しく解説するので、どれが自分の原因に当てはまるかチェックしてみてください。

多尿・夜間多尿

多尿」とは、そもそもの1日の尿量が多くなっている状態のことです。24時間尿量が多いため、昼夜問わずトイレが我慢できない状況に陥ります。

多尿・夜間多尿の原因は、病気や薬によるもの、水分の摂り過ぎなど、さまざまあります。

膀胱の容量減少

膀胱の容量減少」とは、膀胱に溜められる尿が少なくなる状態を指します。程度は人それぞれですが、通常よりも35%程度溜められなくなったら容量が減少したといえるでしょう。

1回に溜められる量が少なくなるため、尿量が多くなくても昼夜問わず頻繁にトイレに行く必要性が出ます。容量減少になる原因は、過活動膀胱前立腺肥大症神経因性膀胱などの病気によって起こることが多いようです。

睡眠障害

睡眠障害」とは、睡眠の質の低下によって熟睡できず、すぐに目が覚めてしまう状態のことです。起きるたびにトイレが気になって何度も行くことになり、繰り返すうちにさらに目が覚めてしまうこともあります。

また、排尿したいかどうかに関わらず、「夜中に起きて気になるから行っておこう」という方も多いです。うつ病や睡眠時無呼吸症候群といった病気がきっかけとなって、睡眠に関するトラブルが発生するケースもあります。

男女で異なる頻尿の原因を解説

男女で異なる頻尿の原因を解説

これまでに解説したとおり、頻尿の原因はさまざまありますが、性別の違いによって原因が異なるケースがあります。これは、膀胱や尿道などの構造が男女で異なるからだと考えられているようです。

ここからは、以下の2つの項目に分けて解説します。

  • 男性の頻尿の原因
  • 女性の頻尿の原因

それぞれ、自分に当てはまるほうをチェックしてみてください。

男性の頻尿の原因

男性が頻尿になる場合、原因は前立腺肥大症であることが多いと考えられています。前立腺肥大症とは、前立腺が肥大する病気のことです。

前立腺肥大症によって膀胱や尿道が圧迫されるため、頻尿をはじめとした排尿障害を引き起こしやすくなります。前立腺肥大症は加齢によって発症する人が多く、60代で60%、70代で80%の方が該当するそうです。

女性の頻尿の原因

女性の頻尿の原因は、妊娠による膀胱の圧迫膀胱炎子宮筋腫などがあります。妊娠後、お腹の中にいる赤ちゃんが大きくなるにつれて、赤ちゃんの頭が膀胱を圧迫して頻尿になる方は多いようです。

また、膀胱炎になった場合、症状の一つである排尿障害を引き起こすことがあります。子宮筋腫は、子宮にできた腫瘍が周囲の臓器を圧迫することから、頻尿に繋がりやすくなります。

頻尿の改善を目指す方に試してほしい対策

頻尿になる原因がわかったら、次は頻尿の改善を目指していきましょう。少し意識するだけで改善できることもあるため、ぜひ取り組んでみてください。

日常生活でできる頻尿の対策には、以下の6つがあります。

  • 医療機関を受診する
  • 食事内容・水分摂取を見直す
  • ウォーキングなど運動をする
  • 体を温めて冷え対策する
  • ストレスなく寝られるように睡眠環境を整える
  • 排尿日誌に記録する

それぞれの対策について、詳しく解説します。

医療機関を受診する

自ら対策に取り組む際の前提として、頻尿がつらいなら無理をせずに泌尿器科を受診して治療を受けましょう。

頻尿には、前立腺肥大症や膀胱炎など、何かしらの病気が潜んでいることもあります。病気を疑う際には、「大丈夫」だと自己判断して対策に取り組むのではなく、一度専門家のアドバイスを仰ぐことが大切です。

医師に相談して適切な処置を受けることで、早く頻尿を改善することができるでしょう。

食事内容・水分摂取を見直す

頻尿がつらい際には、前述のとおり医療機関を受診して適切な診断を受けてください。それと同時に、生活習慣を整えることで頻尿の改善に繋がる可能性があります。

トイレの回数が増えたら、まずは一度摂取するものを見直してみましょう。食事や水分の摂り過ぎで頻尿になっているのかもしれません。

必要以上の水分摂取を避けるほか、カフェインアルコールなど、利尿作用のある飲み物を控えることも大切です。塩分を摂り過ぎると頻尿に繋がるため、減塩を心がけましょう。

また、夜間頻尿が気になる方は、就寝前に過剰な水分を摂るのを控えるようにしてください。

ウォーキングなど運動をする

日常生活に運動を取り入れて、体に溜まった水分を汗として排出しましょう。ウォーキングや軽めのジョギングなど、体にあまり負担がかからない運動を20分程度行うのが理想的です。

また、足のむくみが夜間頻尿の原因になることがあるため、むくみをとって寝ることも意識しましょう。むくみをとるためには、就寝する2〜3時間前にふくらはぎをマッサージする方法をおすすめします。

足首から太ももの方向に向かって血液を流すことをイメージしながら、手でやさしく圧をかけながらマッサージしましょう。この時、強く圧迫しすぎないように注意してください。

体を温めて冷え対策する

冬場に体が冷えて、トイレに行く回数が増えた経験がある方は多いでしょう。これは、寒さで汗をかかなくなることや、寒さが膀胱の筋肉や神経を刺激することが原因です。

冷えによる頻尿を改善するには、普段から冷え対策を行って体を温めるように心がけましょう。簡単にできる冷え対策として、冷たい食べ物や飲み物を摂取しすぎない、温かい食事をとる、しっかり湯船に浸かって体全体を温めるなどがあります。

就寝時の冷えが原因でトイレに行きたくなる方は、保温性の高い寝具やパジャマ、湯たんぽなどを活用して体を温めると良いです。

ストレスなく寝られるように睡眠環境を整える

睡眠の質の低下によって夜中に目が覚めてしまうなら、睡眠環境を整えてストレスのない空間で眠りましょう。部屋の照明を暗くして、テレビや人の話し声などの騒音がしない場所で寝るだけでも熟睡しやすくなります。

快適な睡眠には、寝室の温度と湿度が大切です。夏場は25℃〜26℃、冬場は22℃〜23℃、湿度は通年50%〜60%になるように、エアコンや加湿器などで調整してください。

また、夜中にトイレに行くことが多い方は、あらかじめトイレに行く導線をしっかり確保しておきましょう。スムーズにトイレを済ませるためにも、着脱しやすいパジャマを着るなどの工夫をしておくこともおすすめです。

排尿日誌に記録する

上述した対策とあわせて、尿の回数や量などを把握するために、排尿日誌をつけてみてはいかがでしょうか。排尿日誌とは、排尿した時刻と排尿量に加えて、摂取した水分量と摂取した時刻をノートなどに記す方法です。

一定期間記録することで、水分を摂り過ぎているのか、膀胱の容量が減少しているのかなど、頻尿の原因が把握しやすくなります。

もし医療機関を受診することにした場合は、排尿日誌を持っていきましょう。記録があると医師が状態を把握しやすくなり、より適切な治療を受けやすくなります。

まとめ

頻尿」とは、起床から就寝まで、1日の尿の回数が8回以上の場合を指します。夜間頻尿」は、就寝中に起きて排尿しなければならない状態が続くことです。

頻尿になると昼夜問わずトイレのことが気になり、日常生活にも影響が出てしまいます。もし頻尿の症状がつらく悩んでいるなら、医療機関を受診して適切な治療を受けましょう。

医療機関の受診を検討すると同時に、自ら取り組める対策を探しているのであれば、紹介した方法を参考にしながら日常生活を見直してみてください。水分を控える、運動する、排尿日誌をつけるなど、できることから実践していきましょう。

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