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2023.05.30 更新

ウッドスプリングベッドの特徴を徹底解説!購入する際の注意点も解説

ウッドスプリングベッドの特徴を徹底解説!購入する際の注意点も解説

ベッドにはさまざまな種類がありますが、その中の一つに「ウッドスプリングベッド」という種類があります。

ウッドスプリングベッドを購入する際には、ベッドの特徴を把握したうえでベッドに適するマットレスを選べば、快適に眠りやすくなるかもしれません。

また、ベッドは種類によって通気性や耐久性などに違いがあるため、使う上でのメリット・デメリットを購入前に知っておくことは大切です。

この記事では、ウッドスプリングベッドの特徴や使うメリット・デメリットをわかりやすく解説します。ウッドスプリングベッドと合わせて使うのにおすすめのマットレスも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  1. ウッドスプリングベッドとは床板がバネ状になったベッドのこと
  2. ウッドスプリングベッドのメリット
  3. 寝姿勢を保ちやすい
  4. 板バネの硬さを調整できる
  5. 通気性に優れている
  6. ウッドスプリングベッドのデメリット
  7. 耐久性が低い傾向にある
  8. マットレスとの相性に良し悪しがある
  9. サイズ展開が少ない
  10. ウッドスプリングベッドを購入する際の注意点
  11. 調整のコツを確認しておく
  12. 修理の対応が可能かどうか確認しておく
  13. ウッドスプリングベッドを使うならマットレスの厚さにも注目
  14. 十分な厚みがあるNELLマットレスなら上質な寝心地が得やすい
  15. まとめ

ウッドスプリングベッドとは床板がバネ状になったベッドのこと

ウッドスプリングベッドとは、マットレスを支える板がすのこ状に連なっており、その板がバネ状になったベッドフレームのことです。

すのこベッドと見た目が似ているため混同する方もいるかもしれませんが、両者は床板の形状に違いがあります。

すのこベッドの床板はフラットな形状ですが、ウッドスプリングベッドは床板がアーチ状になっており、荷重に対してしなるところが特徴です。

板バネが柔軟にしなるため、寝ている方の体重による圧力を吸収しやすい性質があり、体圧分散性に優れているベッドフレームだといえます。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、イタリア、ドイツ、フランスなど、ヨーロッパでは広く使用されているタイプのベッドです。

すのこベッドについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

ベッドフレーム すのこ
すのこのベッドフレームの特徴は何?メリット・デメリットやおすすめの選び方も紹介

ウッドスプリングベッドのメリット

ベッドフレームは頻繁に買い替えるものではないため、購入前にウッドスプリングベッドを使うメリットを知っておきましょう。

ウッドスプリングベッドを使うメリットは、以下のとおりです。

  • 寝姿勢を保ちやすい
  • 板バネの硬さを調整できる
  • 通気性に優れている

それぞれの内容について、詳しく説明します。

寝姿勢を保ちやすい

ウッドスプリングベッドの床板は一枚板ではなく、バネ状の板が等間隔に並んだ状態です。各板が体の凹凸に合わせてしなる構造なので、ベッドフレームの上に載せて使うマットレスと合わせてダブルのクッション効果が得られます。

体の曲線に合わせて板が変形するため、就寝中の体圧をバランス良く分散させることが可能です。体圧分散性に優れており、体の一部に負荷が集中するのを防げることから、理想的な寝姿勢も保ちやすくなっています。

なお、理想的な寝姿勢は仰向け寝・横向き寝に応じて異なり、それぞれの詳細は以下のとおりです。

  • 仰向け寝:背骨が緩やかなS字カーブを描く状態
  • 横向き寝:頭から背中の骨が真っすぐになる状態

ウッドスプリングベッドは使う方の体重や体格に沿ってしなるため、理想的な寝姿勢が保ちやすくなると期待できます。

板バネの硬さを調整できる

ウッドスプリングベッドの中には、板バネの硬さを調整するための器具が付いているものがあります。床板に付いている器具を動かせば、自分の体重に応じた硬さに調整したり、寝心地が良いと感じる硬さに調整したりすることが可能です。

ただし、すべてのウッドスプリングベッドに調整器具が付いているわけではないため、板バネの硬さを都度変えたいと思っている方は、購入前に調整器具の有無を確認しましょう。

また、調整器具が付いているウッドスプリングベッドでも、中には調整する必要がない部分に器具が付いている場合もあります。例えば、腰部分の寝心地を調整したいのに頭部分にしか調整器具が付いていなければ、理想の使い方はできません。

なお、体圧がかかりやすい腰や肩あたりに調整器具が付いているタイプであれば、寝心地を調整しやすくなるため、ウッドスプリングベッドを選ぶ際の目安の一つにしてください。

通気性に優れている

ウッドスプリングベッドは、床板がすのこベッドのように等間隔に並んでいる構造なので、板と板の間に空間が生まれて通気性が高くなっています。

人間は、一晩にコップ約1杯分の寝汗をかくため、湿気を逃すためにも通気性の高さは重要なポイントです。湿気が溜まりにくい構造により、ベッドフレームやマットレスのカビ・ダニの繁殖も防ぎやすく、衛生的な環境で眠りやすくなるでしょう。

ただし、通気性が高いからといって、お手入れが全く必要ないわけではありません。

ベッドを長く使うためには、日頃から清潔に使ってベッドフレームに生えるカビを防いだり、マットレスを定期的に干して除湿したり、定期的なお手入れが大切だということも覚えておいてください。

ウッドスプリングベッドのデメリット

ウッドスプリングベッドのデメリット

ウッドスプリングベッドを使うと、前述したとおりさまざまなメリットが得られますが、一方でデメリットも存在します。

ウッドスプリングベッドを使うデメリットとして考えられるのは、主に以下の3点です。

  • 耐久性が低い傾向にある
  • マットレスとの相性に良し悪しがある
  • サイズ展開が少ない

それぞれについて、以下で詳しく紹介します。

耐久性が低い傾向にある

ここまで紹介したとおり、ウッドスプリングベッドの床板は一枚板ではなく、しなる板が等間隔に並んだ構造なので、耐久性が低い傾向にあります。使い方によっては破損したり折れたりする可能性があるため注意が必要です。

ウッドスプリングベッドに限ったことではありませんが、ベッドの上で飛び跳ねる、耐荷重以上のものを置くなど、無理な使い方は避けるようにしましょう。もしベッドフレームが破損すると、折れた木材が刺さってマットレスが破けるリスクもあります。

また、バネ板がしなる構造のウッドスプリングベッドは、堅牢性に優れているブナ材の積層材で作られているケースが多いです。

基本的に複数の板を重ねて作られていれば耐久性が高くなりますが、厚みが増せばその分、値段も高くなる傾向にあります。

マットレスとの相性に良し悪しがある

上に載せて使うマットレスによって、ウッドスプリングベッドとの相性が良い場合とあまり良くない場合があります。

マットレスの種類は、コイルが内蔵されたタイプやウレタンのものなど、中材として使われる素材によってさまざまです。種類によってマットレスの厚さや硬さ、触り心地などは異なります。

例えば、もしウッドスプリングベッドに硬すぎるマットレスを載せて使った場合、バネ板のしなりが体まで伝わってこず、せっかくの体圧分散性の高さを活かしきれないかもしれません。

また、薄くて反発力がないマットレスを載せた場合は、木材の硬さが背中に伝わって「底付き感」があるうえに、ベッドフレームの床板への負担も大きくかかることから、ウッドスプリングベッドが破損しやすくなる可能性も考えられます。

ウッドスプリングベッドのメリットを最大限に活かすためには、上に載せて使うマットレスの質にもこだわることが大切です。

サイズ展開が少ない

ウッドスプリングベッドはヨーロッパブランドの製品が多く、日本サイズを扱っているブランドは少ないです。そのため、通常のベッドに比べるとサイズ展開が少ない傾向があり、この点もデメリットといえます。

部屋の広さや使用したい寝具との相性を考慮し、ベッドのサイズが問題ないかどうかを購入前にしっかり確認しておく必要があります。

ウッドスプリングベッドを購入する際の注意点

ウッドスプリングベッドを購入する際は、下記の2点に注意すると良いでしょう。

  • 調整のコツを確認しておく
  • 修理の対応が可能かどうか確認しておく

以下で詳しい内容を紹介します。

調整のコツを確認しておく

ウッドスプリングベッドの床板の硬さは、購入する際に調整してくれるケースがほとんどです。

ただし、ベッドを使っているうちに、微調整が必要になってくる場合もあります。例えば、体重が増えた・減った時、または肩・腰など特定の部分だけ沈ませたい時などは、自分で微調整が必要です。

自分好みの調整ができないと、微調整をしても寝心地の悪さを感じてしまう可能性があります。上手に調整できるか不安な方は、購入時に調整のコツを聞いておくと良いでしょう。

修理の対応が可能かどうか確認しておく

先述したとおり、ウッドスプリングベッドは耐久性が低い傾向があります。万が一修理が必要になった時に備えて、購入する際は修理の対応可否を確認しておきましょう。

このほか、部品のみの追加購入が可能かどうかも確認しておくことをおすすめします。ウッドスプリングベッドの部品が壊れてしまった場合でも、壊れた部品のみ交換できれば修理費用を節約できる可能性があります。

ウッドスプリングベッドを使うならマットレスの厚さにも注目

ウッドスプリングベッドの購入を検討する際には、上に載せて使うマットレスの厚さにも注目しましょう。

どんなにベッドフレームの性能が良くても、就寝中の体に直接触れることになるマットレスの質が悪ければ、快適な睡眠には繋がらないかもしれません。

もし、マットレスが体に合っていない場合、寝返りを打ちづらくなることで体圧が一部に集中すると、体の痛みを引き起こす可能性があるため注意が必要です。

ウッドスプリングベッドの上に載せて使うマットレスを選ぶ際には、十分な厚みがあるものを選ぶことをおすすめします。

コイルマットレスなら20cm前後、ウレタンマットレスなら15cm程度が十分といえる厚みの目安です。この程度の厚みがあれば耐久性に優れており、「底付き感」もなく体をしっかりと支えながら眠れるでしょう。

十分な厚みがあるNELLマットレスなら上質な寝心地が得やすい

ウッドスプリングベッドと一緒に使うマットレスに悩んでいる方は、ぜひNELLマットレスをご検討ください。

NELLマットレスは、寝返りの打ちやすさを考えて開発を行ったポケットコイルマットレスです。独立したコイルが体の凹凸に合わせてフィットし、体の各部位を「点」で支えます。

クッション性のあるウッドスプリングベッドに乗せて使うことで、バランス良く体圧を分散する効果が期待できるでしょう。

また、NELLマットレスはシングルからキングまで全5種類のサイズを展開しており、全てのサイズの厚みが21cmです。十分な厚みで体を支えられるため寝返りを打ちやすく、上質な寝心地を実感しやすくなっています。

NELLマットレスの料金やサイズなどの詳細は、以下のとおりです。

NELLマットレス
上質な寝心地を実現するために、寝返りに特化したマットレス。

 

値段(税込)75,000円/シングル
90,000円/セミダブル
105,000円/ダブル
130,000円/クイーン
150,000円/キング
コイル数1,173個/シングル
1,479個/セミダブル
1,734個/ダブル
1,989個/クイーン
2,397個/キング
送料無料
(沖縄県本島を除く)
返品返品・全額返金可能
(商品到着後14日以降120日以内)
保証期間10年間

(※)最低14日間の試用が必要です

NELLマットレスは、JIS(日本産業規格)の試験実施規則に従った10万回の耐久テストをクリアしており、全てのサイズに10年間の耐久保証を設けています。万が一、期間中にへたりや不備があれば無償で修繕・交換の対応が可能です。

また、マットレスを購入する際には、実際に寝心地を体験することが大切ですが、NELLでは120日間のフリートライアルを設けています。

自宅で寝心地を約4ヶ月試すことができ、もし合わない場合は返送料をNELLが負担したうえで返品・返金に応じているため、安心して使い心地をお試しいただけます。

NELLマットレスのさらなる詳細は、以下の公式サイトからご覧ください。

まとめ

ウッドスプリングベッドは、床板が一枚板ではなく、バネ状の板が等間隔に並んだ構造のベッドです。ベッドにかかる荷重に対してバネ板がしなる特徴があるため、体圧をバランスよく分散しやすくなっています。

すのこベッドとの違いは、床板の形状がフラットかアーチ状かという点です。板同士の間隔が空いており通気性に優れている構造は同様なので、カビやダニの発生を防いで衛生的に使いやすいでしょう。

また、ウッドスプリングベッドが持つメリットを活かすためには、上に載せて使うマットレスの質も重要です。十分な厚みのマットレスを使用すれば、体をしっかり支えられて寝返りも打ちやすくなるでしょう。

NELLマットレスは、ポケットコイルマットレスとしては十分といえる21cmの厚みがあり、内蔵されたコイルが独立しているため体圧分散性にも優れています。

ウッドスプリングベッドと一緒にNELLマットレスの購入も検討したい方は、ぜひ以下の公式サイトを一度ご覧ください。

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