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2026.04.28 更新

夜お腹がすいて寝れないのはなぜ?具体的な対処法や寝る前に食べて良いものも紹介

夜お腹がすいて寝れないのはなぜ?具体的な対処法や寝る前に食べて良いものも紹介

お腹がすいて寝られずに目が冴える状態に陥ったことがある方は多いのではないでしょうか。しかし、寝る直前の食事は体重増加や健康への影響などの理由から控えたいものです。

どうしても我慢できずに夜食をとる場合は、どのようなものなら食べてもよいのかを把握しておくことが重要です。

この記事では、お腹がすいて寝られない時の理由や対処法、寝る前に食べても良いものや避けたいものなどを解説します。

夜お腹が空いて眠れない主な原因

お腹がすくと眠れない理由は血糖値が下がるため

夜にお腹がすいて眠れないのには、いくつかの原因があります。単に血糖値が下がるという仕組みだけでなく、生活習慣や食事内容、体の状態などが関係しているケースも少なくありません。

以下では、主な原因をわかりやすく解説します。

夕食から就寝までの時間が長い

夕食から就寝までの時間が長く空くと、消化が進むにつれてエネルギーが不足し、空腹を感じやすくなります。特に、夕食の時間が早い方や就寝時間が遅い方は、寝る頃にお腹がすいてしまうことがあります。

食事内容が軽すぎる・偏っている

夕食の量が少なかったり、糖質中心でたんぱく質や脂質が不足していたりすると、満腹感が持続しにくくなります。その結果、寝る前に空腹を感じやすくなるでしょう。

生活習慣や食習慣が影響している

夜遅くに間食をする習慣がある場合や、食事の時間が不規則な場合も、体がそのリズムに慣れてしまい、夜に空腹を感じやすくなることがあります。

ストレスやホルモンバランスが影響している

ストレスがかかると食欲に関わるホルモンのバランスが乱れ、必要以上に空腹を感じることがあります。実際にはエネルギーが不足していなくても、「何か食べたい」と感じてしまうケースもあります。

血糖値の低下が影響している

食事をすると血糖値は一般的に60分程度でピークに達し、その後数時間かけて徐々に低下します。血糖値が下がると体は空腹を感じやすくなり、眠気よりも覚醒が優位になることがあります。

ただし、血糖値の低下はあくまで仕組みの一つであり、上記のような生活習慣や食事内容が影響している場合が多いと考えられます。

お腹がすいて眠れない時の対処法

お腹がすいて眠れない時は、原因に応じた対処が重要です。無理に我慢するとかえって眠れなくなることもあるため、「本当に空腹なのか」を見極めたうえで適切に対応しましょう。

主な対処法としては、「軽い夜食をとる」「水分で様子を見る」などが挙げられます。特に、空腹感が強い場合は無理に我慢せず、消化に良いものを少量とることがポイントです。

それぞれの対処法を、以下で詳しく説明します。

軽い夜食を食べる

空腹感がおさまらない場合は、軽く夜食を食べることを検討しましょう。ただし、食べすぎると消化に時間がかかり、快適な睡眠を妨げる点には注意が必要です。

食事は就寝の3時間前までに済ませるのが理想です。お腹がすいてどうしても寝られない時に夜食を食べる場合は、食べ物の種類にこだわることをおすすめします。

水分をとって空腹を和らげる

軽い空腹感であれば、水分をとることで、食事をせずとも一時的に空腹感をある程度和らげることができます。特に、口寂しさや習慣による空腹感の場合は、飲み物で代替するのも一つの方法です。

特に、温かい飲み物は、胃腸への刺激が少なくリラックス効果が期待できるため、空腹による不快感をやわらげるのに役立つことがあります。体を温めることで気持ちが落ち着き、入眠しやすくなることもあるでしょう。

就寝前に飲む飲み物には、白湯やホットミルク、ハーブティーなどがおすすめです一方で、カフェインの入った飲み物やアルコールには覚醒作用や利尿作用があるため、就寝前は避けましょう。

ただし、水分補給はあくまで一時的な対処であり、強い空腹感を解消する効果は限定的です。無理に我慢するよりも、必要に応じて軽い夜食をとることも検討しましょう。

なお、水分のとりすぎは尿意や夜間の頻繁な覚醒に繋がり、睡眠の質を低下させるため、コップ一杯程度の水分にとどめましょう。

寝る前に飲むおすすめの飲み物は、以下の記事で詳しく解説しています。

寝る前 飲み物
【医師監修】寝る前におすすめの飲み物8選!気をつけたいお茶の種類も紹介

寝る前に食べたほうが良いケースと食べないほうが良いケース

空腹のまま無理に眠ろうとしても、かえって入眠を妨げてしまうことがあります。大切なのは、「食べるか食べないか」を状況に応じて判断することです。

続いて、寝る前に食べた方が良いケースと、控えた方が良いケースを紹介します。

食べたほうが良いケース

以下のような場合は、軽い夜食をとることで入眠しやすくなる可能性があります。

  • 空腹による不快感で眠れない場合
  • 夕食から長時間空いている場合

空腹状態では交感神経が優位になり、体が活動状態のままになり、眠気が訪れにくくなります。このような場合は、消化に良い軽めの食事を少量とることで、空腹による覚醒状態をやわらげることが期待できます。

食べないほうが良いケース

次のような場合は無理に食べない方が良いでしょう。

  • なんとなく口寂しいだけの場合
  • ストレスによる食欲の場合

寝る直前の食事は消化活動を活発にし、眠りを浅くしてしまう可能性があります。空腹ではなく習慣やストレスによる食欲である場合は、水分補給やリラックスなどの方法で対処したほうが、睡眠の質を保ちやすくなるでしょう。

また、軽い空腹であれば無理に食べる必要はありません。適度な空腹状態は、リラックスを妨げない範囲であれば、睡眠中の成長ホルモン分泌を促す可能性があるともいわれています。

寝る前の食事は何時間前までが理想?

寝る前の食事は、就寝の3時間前までに済ませることが理想です。

寝る直前に食事をした場合、食べ物の消化活動は就寝中も続きます。消化活動中は胃腸が活発な状態にあるため、眠りが浅くなります。また、胃腸にも負担がかかるため、寝る直前の食事はできるだけ避けましょう。

どうしても寝る前に食べたい場合は、消化の良いものを食べましょう。寝る前に食べても良い食べ物・避けるべき食べ物は後述するので、ぜひ参考にしてください。

なお、寝る前の食事の理想的な時間は、以下の記事でも解説しています。

寝る前 食事
【医師監修】寝る前の食事をとり方は?控えた法がよい理由やおすすめの食べ物を紹介

お腹がすいて寝られない時に食べても良いものと避けたいもの

お腹がすいて寝られない時に食べても良いものと避けたいもの

寝る前に軽い食事をとることは、寝られなくなったり睡眠の質が低下したりする事態の回避に繋がります。ただし、どのようなものでも食べて良いわけではありません。

寝る前に食べても良いものと避けるべきものについて、以下で詳しく説明します。

寝る前に食べても良いもの

寝る前に食事をとる場合は、なるべく消化の良いものを選びましょう。消化活動を長引かせないことで、睡眠の質が低下するリスクを軽減できます。

消化に良いものには炭水化物が挙げられますが、その中でも雑炊おかゆうどんなどは特に消化が良いためおすすめです。また、スープやみそ汁といった汁物も消化に良いため、炭水化物を避けたい場合は汁物を選ぶと良いでしょう。

食事の際の飲み物は、先述したように白湯やホットミルク、ハーブティーなどがおすすめです。

寝る前に食べるのを避けたいもの

消化に時間のかかるものを食べると、寝ようとしている間も胃腸の活動が活発になります。そのため、脂肪の多い肉や魚・揚げ物などは寝る直前に食べるのをできるだけ避けましょう。

また、先述のようにカフェインの入った飲み物やアルコールも避けたほうが無難です。

なお、寝る前に食べても良いものと避けたほうが良いものに分類しましたが、どのようなものでも食べすぎると消化に時間がかかることに変わりはありません。

食べても良いものであっても、食べすぎは控えましょう。

夜中にお腹がすきやすい人の特徴

夜中にお腹がすいて眠れなくなる背景には、食習慣や生活リズムが関係している場合があります。以下のような特徴に当てはまる方は、寝る前に空腹を感じやすい傾向があります。

  • 夕食から就寝までの時間が長い
  • 食事のスピードが早い
  • 食物繊維が不足している
  • 食事内容が偏っている

夕食から就寝までの時間が長い場合、就寝時には血糖値が下がりやすく、空腹を感じやすくなります。食事のスピードが早いと満腹感を得る前に食事を終えてしまい、夜遅い時間に再び空腹を覚えることもあるでしょう。

さらに、食物繊維が不足していると満腹感が持続しにくくなり、寝る前の空腹につながります。糖質中心の食事や軽すぎる夕食など、食事内容が偏っている場合も血糖値の変動が大きくなり、夜間に空腹を感じやすくなるでしょう。

寝る前にお腹がすくのを防ぐための習慣

お腹がすいて寝られない悩みを根本的に解消するには、寝る前に空腹にならないように対策することも大切です。例えば、夕食の食べ方に工夫すると、寝る前の空腹感を軽減できる可能性があります。

以下では、寝る前の空腹を防ぐための方法を紹介します。

早食いを避ける

寝る前にお腹がすきやすい方は、夕食をゆっくり食べるように心がけましょう。早食いをすると、食事をとった後も空腹を感じやすくなります。

そもそも人が満腹だと感じるのは、食事をした際に血糖値が上昇するためです。ブドウ糖の濃度が上昇すると、脳の満腹中枢が刺激され、満腹を感じる仕組みになっています。

満腹中枢が刺激されて満腹感を得るまでには、食事を始めてから15~20分程度かかります。しかし、早食いだと満腹を感じる前にどんどん食べ物を口にし、食べ過ぎてしまうでしょう。その結果、血糖値が急激に変動し、多く食べたにもかかわらず、すぐにお腹がすくことがあります。

食事の早食いは、咀嚼回数を増やすことを意識すると防ぎやすくなります。理想的な咀嚼回数は一口につき30回程度です。

食物繊維を積極的に取り入れる

夕食のメニューには、食物繊維を多く含む食べ物を取り入れてみてください。体内に取り込まれた食物繊維は膨らんでかさが増えるため、満腹感を得やすくなります。また、食物繊維は消化・吸収されにくい性質があるため、満腹感が長く続きやすいとされています。

食物繊維が豊富に含まれている食品の例には、納豆・里芋・玄米・ごぼう・アスパラガス・キャベツ・しめじなどが挙げられます。

このように、夕食の食べ方や食事内容を見直すことで、寝る前の空腹を感じにくくなる可能性があります。

寝る前に無理に食べてしまう状態が続く場合は夜間摂食症候群の可能性も

お腹がすいて寝られない時、無理に食べてしまう状態が続く場合は「夜間摂食症候群」の可能性があります。

夜間摂食症候群とは、寝る前や中途覚醒した際に食べることを止められなくなる状態を指します。性別に関係なく見られますが、特に男性に多いといわれています。

食事に関連する行動に異常がみられる病気として「摂食障害」がありますが、夜間摂食症候群は摂食障害とは異なるものとされています。

夜間摂食症候群の症状が続くと、起床時の体調不良や胃もたれを起こす可能性があります。加えて、うつ病や不眠症に繋がる可能性もあるとされるため、注意が必要です。

夜間の空腹が頻繁に続き、食事をやめられない状態が気になる場合は、一度医療機関に相談しましょう。

まとめ

お腹がすいて寝られない主な原因は、夕食から就寝までの時間が空いていることや、食事内容、生活習慣などが関係している場合が多いです。血糖値の低下はその仕組みの一つですが、背景にはさまざまな要因があります。

対処法としては、水分をとることで一時的に空腹感をやわらげる方法もありますが、空腹が強い場合は無理に我慢せず、消化に良い軽めの夜食をとることが有効です。

また、普段から食事のタイミングや内容を見直すことで、寝る前の空腹を感じにくくすることもできます。自分の生活リズムに合った方法で、無理なく対策していきましょう。

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