すのこベッドは通気性の良さや木材ならではの落ち着く香りが魅力的な製品ですが、いくつかデメリットも存在します。
ベッド選びに失敗しないためにも、「すのこベッドのデメリットを事前に把握したうえで購入を検討したい」と考えている方は多くいるのではないでしょうか。
この記事では、すのこベッドのデメリットや主な種類、ベッドに合わせる寝具について紹介します。
すのこベッドを使うデメリット
すのこベッドを使う主なデメリットとしては、下記の3つが挙げられます。
- 冬は寒さを感じる場合がある
- 寝心地が硬いと感じる可能性がある
- 軋みが気になる可能性がある
冬は寒さを感じる場合がある
すのこベッドは通気性に優れているため、ジメジメしやすい夏の季節でも快適に使うことができます。ただし、通気性が良い分、冬の季節は若干寒さを感じる可能性があるので注意しましょう。
寒さにある程度耐性のある方なら問題ありませんが、寒さが苦手な方は厚めの寝具を使う、暖房を使うなどの工夫が必要です。
寝心地が硬いと感じる可能性がある
一般的なすのこベッドは木材を素材に作られているため、ベッドに敷いている寝具の厚みが薄いと眠る時に硬さを感じる可能性があります。特に厚みが薄い敷布団を使う場合は、すのこの硬さが体に伝わりやすいです。
硬めの寝心地を好まない方は、厚みのあるマットレスを敷いて使うと良いでしょう。
軋みが気になる可能性がある
すのこベッドを使っていると、素材として使われている木材が軋むことがあります。人によっては、ギシギシと軋む音が気になってしまうかもしれません。
ベッドの軋みが気になる場合は、すのこベッドの強度に注目して選ぶと良いでしょう。耐荷重に余裕のある製品であれば、軋みによって発生するギシギシ音を軽減しやすくなります。
デメリットがあってもすのこベッドは使うべき?
ここまで紹介したようにすのこベッドにはいくつかデメリットがあるため、購入するかどうか悩んでしまうこともあるでしょう。
しかし、メリットである通気性の良さに少しでも魅力を感じるなら、すのこベッドを使うことをおすすめします。
日本の夏は高温多湿なため、寝室で使う寝具は通気性をできるだけ確保することが大切です。通気性が悪い寝具を使っていると、湿気による暑苦しさを感じたり、寝具にカビが生えたりする可能性があります。
一方、すのこベッドは寝具が吸った湿気を放出するのに適した構造をしており、湿気によるカビを防ぎ、ジメジメ感を解消したうえで気持ち良く眠ることが可能です。
「寝心地が硬く感じる」「寒さを感じる」などのデメリットはあるものの、寝心地や寒さに関しては自分である程度対処できるので、そこまで重く受け止める必要はないといえます。
すのこベッドの主な種類
すのこベッドは製品によって使われている木材が異なります。木材によって特徴も変わってくるので、自分の好みに合ったものを選びましょう。一般的なすのこベッドに使われている木材は下記のとおりです。
- 杉
- 桐
- パイン材
- 檜
以下で各木材を使ったすのこベッドの特徴を紹介します。
杉のすのこベッド
杉を使ったすのこベッドは、木目が真っ直ぐで多くの空気を含んでいるのが特徴です。水分を含みやすい構造になっており、湿気を調整する機能に優れています。
また、杉は比較的入手がしやすく価格が安い傾向にあるため、より安価ですのこベッドを購入したい方におすすめです。
桐のすのこベッド
桐のすのこベッドは、湿気に対する強さが特徴です。湿度が高くなると木材が膨張し、湿気の侵入を防いでくれます。また、桐はほかの木材と比べて重量が軽いため、力に自信がない方でもベッドの組み立てや移動をスムーズに行えます。
パイン材のすのこ
パイン材(松)を使ったすのこベッドは柔らかく、肌触りの良さが主な特徴です。木の香りがしっかりしているため、木材ならではの落ち着く匂いでリラックスしたい方に向いています。
檜のすのこベッド
檜のすのこベッドは、強度の高さと檜ならではの上品な香りが特徴です。檜の香りが好きな方であれば、よりリラックスして眠れるでしょう。また、檜には防虫効果もあるため、虫が苦手な方にもおすすめです。
すのこベッドに合わせる寝具はどれを選べば良い?
すのこベッドは、構造的にマットレスと敷布団の両方を使うことが可能です。それぞれの寝具でメリットとデメリットが異なるので、自分にとってメリットが多いと感じる寝具を選びましょう。以下では、寝具ごとにメリット・デメリットを紹介します。
マットレスを使うメリット・デメリット
マットレスを使うメリットは、すのこベッドのデメリットである「冬の寒さ」や「寝心地の硬さ」を解消できる点にあります。
マットレスは厚みのある製品が多いため、通気性の良いすのこベッドを使っても体に寒さが伝わりにくいです。また、寝心地の硬さも解消できます。
ただし、敷布団に比べると、干す・洗うなどのメンテナンスがしにくいデメリットもあります。
敷布団を使うメリット・デメリット
敷布団を使うメリットとしては、手入れのしやすさが挙げられます。製品によっては自宅で気軽に洗えるうえ、重量が重くないため干す際の労力もそこまでかかりません。手入れがしやすい分、より衛生的に使うことが可能です。
しかし、敷布団はマットレスに比べると厚みがないため冬の寒さを緩和しにくいです。また、横になった時に寝心地の硬さが気になる可能性もあります。
これらのメリット・デメリットを踏まえると、寝心地の良さを重視する方にはマットレス、利便性の高さを重視する方には敷布団の使用がおすすめです。
すのこベッドにマットレスを使うならNELLマットレスがおすすめ
すのこベッドに合わせる寝具としてマットレスの使用を検討している方は、ぜひNELLマットレスをお試しください。
主な素材としてポケットコイルを採用しているNELLマットレスは、寝返りの打ちやすさが特徴の寝具です。寝返りの打ちやすさに特化したコイル配列により、マットレスが背中を押してくれるような感覚で自然でストレスのない寝返りを打つことができます。
適度に寝返りを打てていると血液の流れが促進されるため、血行不良からくる腰痛や肩こりなどの体の痛みを軽減しやすくなります。
また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた独自の13層構造を採用しているため、高い通気性を維持することが可能です。通気性に優れたすのこベッドと合わせて使えば、より効果的に湿気対策ができるでしょう。
NELLマットレスの詳細は、以下の通りです。
<NELLマットレスを実際に使用した方のレビュー>

Udon 様
「寝心地最高」
ベッドを探している時に、たまたまYouTubeで見つけて注文しました。 クーポンで10%引きは嬉しい。 これまで使用していたマットレスは何年か朝起きると腰痛がしていました。 NELLマットレスは初日から寝心地良く、全くストレスなく眠れました。 一生物に巡り合った感じです。ありがとうございました。

えいみー 様
「寝る姿勢を見つける手間がなくなった」
マットレスの真ん中辺りが凹みすぎていたこともありますが、以前は寝るポジション・姿勢を見つけるまで一苦労でした。NELLマットレスに変えてからは、寝転んでしまえばどこでも寝られて驚いています! 厚みも硬さも満足です。
まとめ
通気性に優れているすのこベッドは、夏などのジメジメしやすい季節に非常に役立つ寝具です。「暑苦しくて眠れない」「湿気が原因で寝具にカビが生えてしまった」など、湿度の高さに関する悩みを抱えている方は使ってみると良いでしょう。
また、冬の寒さや横になった時の寝心地の硬さは、厚みのあるマットレスを使うことで解消できます。どのマットレスを使用するか迷っている方は、ぜひ上記で紹介したNELLマットレスをご検討ください。
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