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2022.09.15

【医師監修】頭痛がひどくて寝られないときはどうすればいい?種類別の対処方法を詳しく解説

【医師監修】頭痛がひどくて寝られないときはどうすればいい?種類別の対処方法を詳しく解説

怪我による痛みや病気によって生じる痛みなど体の痛みにはさまざまありますが、最も身近な痛みといえるのが頭痛です。

頭痛は誰にでも起こり得る症状であり、突然襲ってくるズキズキとした痛みに悩む方も多いでしょう。

頭痛が発生するタイミングは人それぞれですが、厄介なのが就寝時の頭痛です。頭痛がひどく、夜眠れずに困っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、頭痛で寝られないときの対処方法を症状の種類別に紹介します。頭痛で寝れないときの対処法を探している方は、ぜひ参考にしてください。

  1. 頭痛で寝られないときの対処方法は症状の特徴によって異なる
  2. 緊張型頭痛
  3. 緊張型頭痛を緩和するには?
  4. 片頭痛
  5. 片頭痛を緩和するには?
  6. 頭痛の緩和には鎮痛剤も効果的
  7. 頭痛で寝られないときは医療機関の受診も検討しよう
  8. まとめ

頭痛で寝られないときの対処方法は症状の特徴によって異なる

頭痛で寝られないときは、まず症状の種類を把握しましょう。身近な頭痛には主に緊張型頭痛片頭痛の2種類があり、それぞれ対処方法が異なります。症状がひどい場合は、頭痛外来など医療機関を受診しましょう。

下記では緊張型頭痛と片頭痛の概要や対処方法をそれぞれ紹介します。

緊張型頭痛

緊張型頭痛とは、後頭部を締め付けられるような痛みが特徴の症状です。頭痛の種類の中でも多くみられる症状であり、年齢や性別に関係なく誰もが発症する可能性がある身近な頭痛です。

緊張型頭痛の主な原因としては、血行不良による筋肉の緊張が挙げられます。「過度なストレスを受けている」「同じ姿勢で長時間作業している」などの理由から体の血行が悪くなると首や頭の筋肉が緊張してしまい、緊張型頭痛に繋がります。

緊張型頭痛を緩和するには?

緊張型頭痛は、筋肉の緊張によって生じる頭痛です。そのため、緊張した筋肉をほぐして血行を促すことで痛みを緩和できます。

緊張している筋肉をほぐすには、体を温めるのが効果的です。ホットタオルを当てる、または入浴をするなどの方法で首・肩の筋肉を温めてあげましょう。

体を温めるのが難しい場合は、体を動かすことで筋肉の緊張をほぐすと良いでしょう。簡単なストレッチやマッサージをするだけでも筋肉はほぐれ、痛みを解消しやすくなります。首を回したり、倒したりするだけでも効果があるので、ぜひ実践してみてください。

また、長時間同じ姿勢で作業を行うデスクワークの方だと、首や肩の筋肉が緊張しやすいです。椅子に座りながらでも良いので、こまめにストレッチをして緊張型頭痛を防ぎましょう。

ツボマッサージも効果的

緊張型頭痛を緩和するには、頭や肩、首のツボマッサージも有効です。特に下記のツボは痛みの緩和に効果的なので、手軽に緊張型頭痛に対処したい方は試してみると良いでしょう。

ツボの種類場所
百会(ひゃくえ)頭頂部の真ん中にある凹んでいる部分
風池(ふうち)後頭部にある髪の生え際、うなじの筋肉の外側部分
肩井(けんせい)首の付け根と肩の先の中間

ツボ押しは気持ち良いと感じる程度の強さで、指の腹の部分で垂直に押すのがポイントです。痛くならない程度に数回程度刺激しましょう。

定期的にストレスケアに取り組もう

緊張型頭痛の原因である血行不良は、ストレスによって引き起こされることもあります。ストレスを受けやすい方やストレスの多い環境にいる方は、頭痛対策のためにも定期的にストレスケアに取り組みましょう。

ストレスを解消するには、十分な休息をとったうえで外出して気分転換をしたり、趣味に没頭したりするのが効果的です。また、悩みや不安がある場合は身近な人に相談し、できるだけストレスを溜め込まないように意識しましょう。

片頭痛

片頭痛は脈を打つような強い痛みが特徴の症状です。頭の片側に起こるケースが多く、頭痛のほかにも「光や音に敏感になる」「吐き気を伴う」などの症状があらわれる場合があります。

主な原因は脳の血管が拡張し、炎症を起こしてしまうためだと考えられています。緊張型頭痛の次に多い頭痛であり、特に20代〜40代の女性の方が発症しやすい頭痛です。

片頭痛を緩和するには?

片頭痛は、痛みを感じる箇所を冷やして血管の拡張を抑えることで緩和できます。保冷剤や冷却シートを当てる、または氷枕を使うなどして患部を冷やしましょう。

すぐに患部を冷やせない状況にいる場合は、応急処置としてこめかみを押さえるのがおすすめです。こめかみを押さえると血流が阻害され、痛みが和らぎます。

カフェインの入った飲み物を飲むのもおすすめ

カフェインの入った飲み物を飲むのもおすすめ

片頭痛の症状を和らげるには、カフェインの入っている飲み物を飲むのも効果的です。カフェインには血管を収縮させる効果があるため、痛みを抑えやすくなります。

カフェインは主にコーヒーやエナジードリンク、紅茶や煎茶などに含まれています。これらの飲み物はコンビニやスーパーで購入できるので、片頭痛の症状が定期的にあらわれる方は冷蔵庫に常備しておくと良いでしょう。

ただし、カフェインには覚醒作用が含まれているため、就寝前に摂取すると眠れなくなってしまう可能性があります。日中に発生した片頭痛の対処として摂取するのは良いですが、就寝時に発生した片頭痛には違う方法での対処を検討しましょう。

入浴や運動、マッサージはNG

入浴や運動、マッサージは先述した緊張型頭痛の緩和に効果的ですが、片頭痛の場合は逆効果となってしまうので注意してください。

片頭痛の症状が起きているタイミングで入浴や運動、マッサージを行うと血管が拡張してしまい、症状がひどくなる可能性があります。片頭痛が起きたときは血管の拡張に繋がる行為は避け、できるだけ安静にして過ごしましょう。

また、片頭痛は外部からの光や音によって痛みが増す場合があります。そのため、光や音は可能な限り遮断し、痛みが治まるまで静かで暗い環境で過ごすことをおすすめします。

頭痛の緩和には鎮痛剤も効果的

頭痛を緩和するには鎮痛剤を飲むのも効果的です。鎮痛剤は痛みを強める物質の発生を抑えてくれるため、頭痛が始まった段階で飲んでおけば痛みを和らげることができます。

ただし、鎮痛剤を飲むタイミングが遅いと、効果が薄くなる場合があるので注意してください。頭痛が生じている間は時間が経つにつれて痛みを強める物質が増えていくため、鎮痛剤を飲むのが遅れると効果が出にくくなる可能性があります。

鎮痛薬は頭痛を感じたタイミングですぐに服用し、その後は症状に合わせた対処を行なったうえで安静にして過ごしてください。

頭痛で寝られないときは医療機関の受診も検討しよう

頭痛がいつまでも緩和しない、または痛みで寝られない日々が続くようなら医療機関に相談しましょう。医師の診察を受けて適切な治療を受ければ、頭痛の改善に期待できます。

また、頭痛の解消を目的に医療機関を頼る際は、頭痛外来や脳神経内科、脳神経外科など頭痛の治療を専門とする機関を受診するのがおすすめです。

まとめ

就寝の際にズキズキとした頭痛が生じていると、なかなか寝つくことができません。睡眠不足を防ぐためにも、頭痛が発生したときは早めに鎮痛剤を飲んで対処しましょう。

また、頭痛を緩和する方法は症状によって違います。対処を間違えると痛みが悪化する可能性もあるので、まずは生じている頭痛の種類を把握しましょう。

この記事の監修者
内野勝行
内野勝行金町駅前脳神経内科 院長
帝京大学医学部医学科卒業後、都内の神経内科外来や千葉県の療養型病院副院長を経て、現在金町駅前脳神経内科院長。 13万部突破中の『記憶力アップ×集中力アップ×認知症予防 1日1杯脳のおそうじスープ』(アスコム刊)著者。 脳神経内科の専門医としてこれまで約10,000人の患者を診てきた経験を基に、脳をクリーニングする「脳のおそうじスープ」を開発。 フジテレビ「めざましテレビ」などテレビ出演多数。
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