「マットレスを洗いたいけど、洗濯して良いのかどうかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、マットレスには洗える素材のものと、洗えない素材のものがあります。
この記事では、丸洗いできるマットレスとできないマットレスの種類の紹介や、それぞれのお手入れ方法を紹介します。
「マットレスの洗い方がわからない」「マットレスが汚れていて気持ちよく眠れない」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
- マットレスの手入れや洗濯は定期的に行う必要がある!
- マットレスは自宅やコインランドリーで丸洗いできる?
- 丸洗いで洗濯可能なマットレス素材
- 丸洗いで洗濯できないマットレス素材
- 丸洗いできるマットレスを自宅で洗う方法
- マットレスを洗濯する時の注意点
- マットレスの洗濯頻度は1~4年に1回
- 干す時は直射日光を避ける
- 丸洗いできないマットレスのお手入れ方法
- 中性洗剤で黄ばみなどの汚れを落とす
- 側生地だけ洗濯機で洗う
- クリーニングに出す
- 日常的にできるマットレスのお手入れ方法
- 消臭スプレーや除湿シートを使う
- 掃除機をこまめにかける
- 表裏や上下を入れ替える
- マットレスに風を通す
- 清潔さが保てるマットレスをお探しなら「NELLマットレス」
- まとめ
マットレスの手入れや洗濯は定期的に行う必要がある!
マットレスは一見きれいに見えても、実は汚れている可能性があります。
人は誰でも、寝ている間にコップ1杯分(約200ml)の汗をかくといわれています。これは暑がりの方が特別に汗をかくということではなく、体温調整のための生理現象です。
寝汗がマットレスに染み込むことで湿気の原因になり、そのまま長期間放置しておくと、湿気が好物なダニやカビが繁殖する最適な環境となってしまいます。
マットレスにはフケや皮脂のほか、髪の毛が付着しており、これがダニのエサとなってさらに繁殖する原因になります。
このように、マットレスのお手入れをしないまま長期間放置しているとダニの住処になるほか、カビの繁殖によりマットレスの劣化を早めるため、定期的なお手入れが必要です。
マットレスは自宅やコインランドリーで丸洗いできる?
「マットレスは洗えるの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、マットレスの種類によってはコインランドリーで丸洗いできることもあります。しかし、実際にマットレスが洗えるかどうかは使われている素材によって異なるため、まずは自分が使用しているマットレスの素材について確認する必要があります。
また、一般的に丸洗い可能とされている素材が使用されていても、商品によっては洗えないものもあるため、マットレスに付いている洗濯表示を確認しましょう。
水洗いができない場合、下記の洗濯表示が記載されています。
参考:消費者庁「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」
丸洗いできるマットレスと丸洗いできないマットレスについて、それぞれ解説します。
丸洗いで洗濯可能なマットレス素材
一般的に洗えるマットレスとしては以下のようなものがあります。
- 高反発ファイバーマットレス
- 防水マットレス
- 高反発ウレタンマットレス(優しく洗うなら可)
高反発ファイバーマットレスはシャワーで丸洗いできるものも多く、防水マットレスは側生地が水を弾くため水洗いできるとされています。
ウレタン素材は優しく水洗いする程度なら問題ありませんが、水分を含んだ状態で引っ張るとちぎれることがあるため注意しましょう。水洗い後は、ウレタンの内部までしっかり乾燥させることも大切です。
また、これらのマットレスは一般的には洗えるものが多いですが、メーカーや種類、使われている素材によっては洗濯ができないものもあるため、洗濯表示をしっかりと確認しましょう。
丸洗いで洗濯できないマットレス素材
丸洗いできないマットレスとしては以下が挙げられます。
- スプリングマットレス
- 低反発マットレス
- ラテックスマットレス
スプリング系のマットレスは中にコイル(金属製のスプリング)が入っているため洗濯できません。スプリング系のマットレスを洗いたい場合は自宅ではなく、専門のクリーニング業者に頼むのが一般的です。
また、低反発マットレスやラテックスマットレスは水に濡れると劣化を早めてしまうため、基本的には自宅での洗濯とクリーニングともに、控えることが望ましいでしょう。
丸洗いできるマットレスを自宅で洗う方法
丸洗いできるマットレスの場合、自宅で洗うか、クリーニング業者に頼むかの選択肢があります。マットレスの大きさにもよりますが、なかには自分で洗いたいと思う方もいるでしょう。
もし自分で洗う場合は、下記の手順に沿ってマットレスを洗ってみてください。
- マットレスの洗濯表示を確認する
- 使用可能な洗剤を選ぶ(タグの注意書きを確認)
- マットレスを洗濯ネットに入れる
- マットレスを洗濯機に入れる
- 洗剤液を入れて洗濯スタート
- 水がたまったら一時停止し、5〜6回押して沈める
- マットレスが重ならないように干す
部屋干しをする場合は、扇風機などを使って風を送ると比較的早く乾せます。
上記の流れでマットレスを洗えますが、なかには洗濯機に入らないマットレスもあります。
洗濯機に入らない大きさのマットレスを使用している場合は、お風呂場の浴槽を使い「足踏み洗い」で汚れを落としましょう。
マットレスを洗濯する時の注意点
マットレスを洗濯する時は、劣化を避けるために以下の2つの注意点を守りましょう。
- マットレスの洗濯頻度は1~4年に1回
- 干す時は直射日光を避ける
それぞれ詳しく解説します。
マットレスの洗濯頻度は1~4年に1回
マットレスを洗濯する頻度は、使い方によって変わることに注意しましょう。
シーツやカバーを使用せずにマットレスの上に直接寝ている場合は、1〜2年に1回洗濯することをおすすめします。就寝中の寝汗や皮脂によってマットレスは汚れるため、何も敷いていない場合はマットレスの洗濯頻度が多くなります。
マットレスにシーツやカバーを敷いている場合は、3〜4年に1回の頻度でマットレスを洗濯しましょう。シーツやカバーを定期的に洗濯することで、マットレスの洗濯頻度を減らすことができます。
また、マットレスの上にシーツとパッドの両方を敷いている場合は、マットレスが汚れた時だけ洗濯すれば問題ありません。
シーツとパッドがしっかり寝汗や皮脂を吸い取ってくれるため、マットレス自体に汚れが付きにくくなります。
マットレスの洗濯頻度をできるだけ減らしたい場合は、シーツとパッドを使用すると良いでしょう。
干す時は直射日光を避ける
マットレスの素材には、熱や直射日光に弱い性質を持つものがあります。直射日光に長時間当てると変色や変質することがあるので、洗濯したマットレスを干す時は注意しましょう。
特に、ウレタンとラテックスは直射日光に弱いため、直射日光に当て続けるとマットレスが劣化しやすくなります。
洗濯したマットレスを干す時は、直射日光が当たらない風通しの良い場所で陰干ししましょう。風通しが悪い場所にしか干せない場合は、扇風機などで風を当てると乾きやすくなります。
丸洗いできないマットレスのお手入れ方法
スプリング系マットレスや低反発ウレタンマットレス、ラテックスマットレスなどのような、丸洗いできないマットレスでも、できる範囲でお手入れすることを心がけましょう。
お手入れの方法としては、以下のようなものがあります。
- 中性洗剤で黄ばみなどの汚れを落とす
- 側生地だけ洗濯機で洗う
- クリーニングに出す
それぞれの手順について、詳しく紹介します。
中性洗剤で黄ばみなどの汚れを落とす
マットレスが部分的に汚れているのであれば、中性洗剤を使って下記の手順で汚れを落としましょう。
- 中性洗剤を水で薄めタオルに染み込ませる
- タオルを軽く絞り汚れ箇所を叩きながら汚れを落とす
- 汚れが落ちるまで繰り返す
- 汚れが落ちたら水でタオルを洗う
- 洗ったタオルを使ってマットレスに付着した洗剤を落とす
- 乾いたタオルでマットレスの水分を拭きとる
- しっかりと乾かす
部分的なお手入れをする際も、最後はしっかりと乾かすことが大切です。湿気が残るとカビの原因となるため、ドライヤーなどを活用して乾かしてください。
側生地だけ洗濯機で洗う
マットレスの中には側生地(元々ついているカバー)が外せるものがあります。側生地が外せないものについては、前述の中性洗剤を使用した部分的な汚れ落としでお手入れしましょう。
側生地が外せるマットレスの場合は、洗濯表示に従って洗濯機で洗うと良いです。もし洗えるかどうか不明な場合はメーカーに問い合わせたり、水で濡れたタオルでサッと拭きとったりなどに留めてください。
クリーニングに出す
丸洗いができないマットレスで汚れが全体的に広がっている場合や、取り扱いが難しいもの、取り扱い方がよくわからないものについては、クリーニングに出すことをおすすめします。
マットレス専門のクリーニング業者であれば、頑固な汚れも専用の機械できれいに落としてくれるでしょう。
クリーニング費用はマットレスのサイズによって変わりますが、 購入金額や使用年数によっては買い換えた方がコスパが良いケースもあります。
日常的にできるマットレスのお手入れ方法
マットレスの劣化を防ぐには、日頃のお手入れを欠かさないことが大切です。続いては、日常的にできるマットレスのお手入れ方法として、以下の方法を紹介します。
- 消臭スプレーや除湿シートを使う
- 掃除機をこまめにかける
- 表裏や上下を入れ替える
- マットレスに風を通す
いずれも簡単にできることですが、お手入れの方法として取り入れることで、マットレスを清潔に保ち長く使用できるようになります。
以下でそれぞれ、詳しく解説します。
消臭スプレーや除湿シートを使う
マットレスについた臭いを消すために、消臭スプレーなどを使って清潔に保ちましょう。また、マットレスの裏面も忘れずに消臭スプレーを吹きかけてください。
ただし、スプレーを吹きかけすぎると湿気がたまりカビの原因になります。
湿気はカビのほかにもダニの温床となるため、湿気をとるための「除湿シート」をマットレスの下に敷き、しっかり乾かしましょう。
掃除機をこまめにかける
洗濯ができるマットレスとできないマットレス、どちらでもできるお手入れの一つに「掃除機がけ」があります。
特に髪の毛やフケはダニのエサとなるため、頭の位置にくる周辺は重点的に掃除機をかけましょう。
なお、掃除機をかける時は、一般的な掃除機についているノズルを使うことをおすすめします。
掃除機がけはマットレスのお手入れ方法として手軽にできるので、定期的に行いましょう。
表裏や上下を入れ替える
マットレスの表裏や上下を入れ替えることもお手入れのひとつです。
長期間ずっと同じ面や同じ方向でマットレスを使っていると、局所的にフケや髪の毛、皮脂などの汚れがたまっていきますが、表裏や上下を入れ替えることで防げます。
また、マットレスは長期的に使用していると、頭や腰など体重がかかる部分のへこみが出てくることがありますが、マットレスの方向を入れ替えることでへこみを防ぎ、マットレスの寿命を伸ばすことも可能です。
マットレスが重くて裏返すことが難しい場合は、上下を反対にするだけでも問題ありません。
マットレスの種類や大きさ、厚さにもよりますが、半年〜1年といったスパンで定期的に表裏や上下を入れ替えて使用すると、長く清潔に使えます。
マットレスに風を通す
最初に紹介したとおり、寝汗などによってマットレスの下には湿気が溜まりやすくなっています。
湿気が溜まると、カビの原因となりマットレスの寿命を縮めてしまうほか、ダニが繁殖する原因となるため、除湿を心がけましょう。
また、通気性の良いマットレスを選ぶこともカビの発生を防ぐために重要なポイントです。
通気性の良いマットレスを選んだ上で、月に1回ほどマットレスを壁に立てかけるなどして風を通すと、よりマットレスを清潔に保て、長く使うことができます。
自宅でできるマットレスのお手入れ方法は、以下の記事でも詳しく解説しています。
「毎日」「週1、2回」など、頻度別にお手入れ方法を解説しているので、マットレスを清潔に保つためにぜひご覧ください。
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まとめ
マットレスは、種類によって洗濯する方法やお手入れ方法が異なります。
そのため長くマットレスを使いたい場合は、マットレスを購入する時に寝心地も含め、マットレスのお手入れのしやすさや清潔に保てる素材かどうかをチェックしましょう。
商品購入時にしっかりとお手入れ方法を確認し、それぞれのマットレスに適したお手入れを行って清潔に保つことが、長くマットレスを使うためのコツです。
マットレスはシーツなどの使用状況に合った頻度で洗濯し、マットレスを干す時は直射日光を避けて風通しの良い場所に干しましょう。
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