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2023.09.29 更新

マットレスの上に布団を敷かないほうが良い3つの理由を解説!代替可能な寝具や特徴を紹介

マットレスの上に布団を敷かないほうが良い3つの理由を解説!代替可能な寝具や特徴を紹介

マットレスの寝心地に納得いかない時、「布団を敷いて寝心地を調整しよう」と考える方も多いかもしれません。

しかし、マットレスの上に布団を敷くことはおすすめしません。そもそも併用を前提に作られていないため、腰痛や肩こりといった体調不良に繋がるだけでなく、衛生面でもデメリットが多いからです。

この記事では、マットレスの上に布団を敷かないほうが良い理由を徹底解説したうえで、マットレスの上に敷いて使える専用の寝具も紹介します。

お使いのマットレスの寝心地に不満を持っている方は、ぜひ参考にしてください。

  1. マットレスの上に布団を敷かないほうが良い4つの理由
  2. マットレスとの間にカビが発生しやすい
  3. 手入れに手間がかかる
  4. 姿勢が悪くなり体に負担がかかる
  5. 寝心地が悪くなってしまう可能性がある
  6. マットレスの上に敷いて使える寝具
  7. シーツ
  8. 敷きパッド
  9. マットレストッパー
  10. ベッドパッド
  11. 【番外編】防水シーツ
  12. マットレスの上に敷く寝具の順番は?
  13. マットレスの寝心地に不満がある場合の対処法
  14. マットレスの上に専用の寝具を敷く
  15. マットレスが柔らかい場合はタオルを敷く
  16. マットレスが硬い場合は膝を立てて仰向けに寝る
  17. カビが気になる場合はマットレスの下に除湿シートを敷く
  18. 寝心地に不満があるならマットレスの買い替えもおすすめ
  19. まとめ

マットレスの上に布団を敷かないほうが良い4つの理由

基本的には、マットレスと布団は併用せず、別々で使うようにしましょう。マットレスの上に布団を敷かないほうが良い主な理由は、以下4点です。

  • マットレスとの間にカビが発生しやすい
  • 手入れに手間がかかる
  • 姿勢が悪くなり体に負担がかかる
  • 寝心地が悪くなってしまう可能性がある

ただし、適切な使用環境を整えることで、マットレスと布団を併用できるケースもあります。例えば、敷布団による床付き感が気になる時や、体圧分散性を高めたい場合です。

しかし、基本的にマットレスと布団は別々に使うことを想定して作られているため、それぞれの特徴を活かすためにも単体で使うことが推奨されます。

これを踏まえたうえで、併用しないほうが良い理由について詳しく解説します。

マットレスとの間にカビが発生しやすい

人の体は、睡眠時に深い眠りに入るために体温を下げようとします。体温を下げる調節機能として汗をかきますが、これがいわゆる「寝汗」と呼ばれるものです。

つまり寝汗とは、快適な睡眠をとるための生理現象と考えてください。健康な大人の方が一晩のうちにかく寝汗の量は、コップ1杯ほどだといわれています。

マットレスと布団を併用した状態で寝汗をかくと、マットレスと布団の間に湿気がこもり、カビが生える原因となってしまいます。

カビが生えると、体調不良に繋がるほか、カビ臭さが気になって睡眠の質が下がるかもしれません。さらに、さまざまなアレルギーの原因となる可能性もあります。

毎日布団を干すのであれば問題ありませんが、そうでないのであればマットレスと重ねて使うことはおすすめできません。

手入れに手間がかかる

使われている素材の種類にもよりますが、敷布団を干す適切な頻度は週1~3回ほどといわれています。

一般的な衣類なら週に何回か干す作業も苦ではありませんが、約4.5~6kgの重さがある敷布団を週1~3回の頻度で干すことは楽ではありません。ベランダに干してから取り込むだけでも、体力を消耗してしまうでしょう。

そもそも、マットレスは敷布団よりも干す回数が少なくて済むところがメリットです。しかし、マットレスの上に敷布団を敷く場合は、このメリットを活かせなくなってしまいます。このような点からも、マットレスの上に敷布団を敷くことはおすすめできません。

姿勢が悪くなり体に負担がかかる

布団は基本的に、畳のような硬いものの上に敷くことが想定されています。

しかし、マットレスは畳よりもはるかに柔らかいものがほとんどです。硬い作りではないマットレスと布団を重ねて使うと、体圧分散のバランスが悪くなる可能性があります。

頭や腰といった重い部分だけ沈み込んでしまい、体の一部へ負担が集中することで、寝返りの打ちにくさに繋がるでしょう。

寝返りが妨げられると体への負担が増え、腰痛や肩こり、寝起きの倦怠感の原因になると考えられます。

寝心地が悪くなってしまう可能性がある

マットレスは、単体で使った時の寝心地の良さを重視して作られています。上に布団を敷いて使うことは想定されていません。

マットレスの上に布団を敷くと、スプリングの反発力のようなマットレスの良さが活かされなくなり、寝心地が変わってしまいます。

さらに、マットレスと布団は、どちらにもずれ防止のゴムがついていません。

就寝中にマットレスと布団がずれると、寝心地が悪く感じるでしょう。寝心地の悪さは睡眠不足に繋がるため、基本的にはマットレスと布団は重ねて使わないほうが良いです。

マットレスの上に敷いて使える寝具

マットレスの上に布団を敷くことはおすすめしません。しかし、寝心地をアップさせるために、マットレスの上に敷いて使えるアイテムは複数あります。

  • シーツ
  • 敷きパッド
  • マットレストッパー
  • ベッドパッド
  • 防水シーツ

これらのアイテムは、基本的にマットレスと一緒に使うことを想定しているものです。それぞれの特徴を理解して、上手く活用しましょう。

シーツ

マットレスに被せて使うシーツは、豊富な種類の商品が販売されています。シーツを購入する際には、以下のポイントに注目して選びましょう。

  • 通気性
  • 吸湿性
  • 保湿性

綿100%のものは寝汗や湿気を吸収しやすく、マットレスの汚れ防止になるためおすすめです。しかし、その分こまめに洗濯する必要があります。

ポリエステル100%の商品は価格がお手頃なので購入しやすいですが、蒸れやすいため夏場は寝苦しさを感じるかもしれません。

また、シーツは1枚の布状になっている「フラットシーツ」と、四隅にゴムがついている「ボックスシーツ」があります。マットレスに使用するのであれば、装着しやすくお手入れが簡単なボックスシーツが最適です。

シーツは洗濯によって縮むことがあるため、マットレスのサイズに対してぴったりか、もしくは少し大きめのものを選びましょう。

敷きパッド

敷きパッドとは、マットレスの上に重ねて使う薄いパッドのことです。

厚みがないので、寝心地を改善させることを目的とはしていません。汗を吸収して汗ジミを防ぐという形で、マットレスの汚れ防止を目的として使用されることが一般的です。

綿やポリエステルを中心に、さまざまな素材が使われます。使う素材によって特徴が異なるため、異なる素材の敷きパッドをいくつか持っておくのも良いでしょう。

素材ごとの違いは、以下のような点があります。

素材優れている点劣っている点
綿(コットン)吸水性、吸湿性放湿性
ポリエステル耐久性、洗濯しやすさ柔らかさ、吸水性、吸湿性
麻(リネン)吸水性、吸湿性、放湿性柔らかさ、なめらかさ
絹(シルク)柔らかさ、なめらかさ、吸水性、吸湿性耐久性、洗濯しやすさ
羊毛(ウール)吸水性、吸湿性耐久性、洗濯しやすさ
レーヨン(リヨセル)柔らかさ、吸水性、吸湿性、放湿性耐久性、洗濯しやすさ

敷きパッドは、丸洗いできて干しやすいため、使いやすさに優れています。

また、どの素材の敷きパッドを使うにしても、マットレスの通気性を妨げてしまう可能性がある点は注意しましょう。週に1回程度外して、マットレスの表面を空気に触れさせると良いです。

マットレストッパー

マットレストッパーとは、マットレスや敷布団の上に重ねて使える薄いマットレスです。厚さは3〜5cm程度のものが多く、寝心地を調整する目的で使われます。

マットレスの硬さが自分の体に合わず、寝心地を改善させたい時に使うのがおすすめです。マットレストッパーを使用することで、比較的簡単に寝心地を調整できます。

しかし、通気性が悪いマットレストッパーだと、マットレスとの間にカビが生えることがあるため、使用する場合は除湿のお手入れを心がけるようにしましょう。

ベッドパッド

ベッドパッドは、マットレスの汚れ防止、劣化防止、寝心地の改善などさまざまな目的で使われるアイテムです。

ベッドパッドも素材によって性能が異なり、大まかな違いは以下のとおりです。

素材優れている点劣っている点
綿(コットン)保温性、吸湿性、弾力性、肌触りが良い放湿性
ポリエステル軽量性、弾力性、保温性吸湿性
羊毛(ウール)保温性、吸湿性、放湿性、弾力性耐久性

それぞれの素材に一長一短があるため、自分の目的に合わせて選びましょう。

ベッドパッドの使い方や選び方についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

マットレス ベッド パット
マットレスにベッドパッドは必要?敷きパッドとの違いや正しい使い方などを解説

【番外編】防水シーツ

防水シーツは、マットレスの汚れを防ぐために使用します。一般的なシーツとは違い、子どものおねしょ対策や介護の用途としても使えるアイテムです。

お子さんのおねしょやよだれによる汚れを防止したい方や、介護でマットレスを使う方に向いています。

一般的に使用される素材と、その特徴は以下のとおりです。

素材特徴
パイル・肌触りが良く吸水性に優れている
・パジャマや掛け布団との相性が良い
ポリエステル・撥水性に優れており、滅菌処理がしやすく乾きが早い
・透湿性に劣り、湿気がこもりやすい
デニム・耐久性と耐熱性に優れている
・乾燥機にかけても傷みにくく劣化しにくい

デニム素材のものは、傷みにくいことから長期使用を検討している方におすすめです。

また、一般的なシーツと同じく「フラットシーツ」と「ボックスシーツ」があります。マットレスに使用するのであれば、着脱がしやすいボックスシーツを選ぶと良いでしょう。

マットレスの上に敷く寝具の順番は?

マットレスの上に敷く寝具の順番は?

シーツや敷きパッドなど、マットレスに重ねて使用できるアイテムは数多くあります。

これらのアイテムを使う場合、マットレスと寝具を重ねる順番は重要です。重ねる順番を間違えてしまうと、存分に効果を発揮できない可能性もあるため注意しましょう。

寝具とマットレスを重ねる時には、上から順に以下の順番をおすすめします。

  1. ボックスシーツ(防水シーツ)
  2. 敷きパッド・ベッドパッド
  3. マットレストッパー
  4. マットレス
敷く順番効果
ボックスシーツ(防水シーツ)・肌触り改善
・温度、湿度調整
・汚れ防止
・見た目のデザイン性
敷きパッドもしくはベッドパッド・肌触り改善(シーツを使わない場合)
・温度、湿度調整
・寝汗によるマットレスの汚れ防止
マットレストッパー・マットレスの寝心地調整
マットレス・寝心地の良さ
・体圧分散

肌触りを改善してくれるボックスシーツは、肌に直接触れる最も上に重ねて使います。その下に、温度を調整する機能などを持つ、敷きパッドもしくはベッドパッドを敷きましょう。

さらにその下には、寝心地を調整するマットレストッパーを使います。最も下にくるマットレスは、体圧分散性や寝心地の良さを重視して選んでください。

また、場合によっては、防湿目的で「除湿シート」をマットレスの下に入れることもあります。

マットレスの寝心地に不満がある場合の対処法

現在使用しているマットレスの寝心地に不満がある場合は、以下いずれかの対処法を試みましょう。

  • マットレスの上に専用の寝具を敷く
  • マットレスが柔らかい場合はタオルを敷く
  • マットレスが硬い場合は膝を立てて仰向けに寝る
  • カビが気になる場合はマットレスの下に除湿シートを敷く
  • 寝心地に不満があるならマットレスの買い替えもおすすめ

それぞれの対処法について、詳しく解説します。

マットレスの上に専用の寝具を敷く

寝心地が悪い場合は、マットレスの上に専用の寝具を敷いてみましょう。先述した敷きパッドやマットレストッパー、ベッドパッドを敷くと、寝心地が改善される可能性があります。

中でもおすすめなのがマットレストッパーです。マットレストッパーは3〜5cm程度の厚みのある商品が多いため、寝心地改善に高い効果が期待できます。

自分の体に適したマットレストッパーの厚みを選ぶコツとして、マットレスに仰向けに寝た時の背中の収まり具合を手で確かめる方法があります。背中の下に手を入れた時にマットレスと背中の間に少し隙間があるようなら薄め、楽に手が入るほどの隙間がある場合は厚めの商品を選ぶと良いでしょう。

マットレスが柔らかい場合はタオルを敷く

マットレスが柔らかすぎて寝心地悪く感じる時には、体が沈み込む部分にタオルを敷くと良いです。

くぼみがある部分にタオルを当てることで、沈みが解消されるため寝返りが打ちやすくなるでしょう。

ただし、タオルを使う対処法はあくまでも一時的なものです。

マットレスはほぼ365日使うものなので、毎日タオルを使って眠ることは現実的ではありません。大幅な寝心地改善には繋がらないことを理解しましょう。

マットレスが硬い場合は膝を立てて仰向けに寝る

腰痛で悩んでおり、マットレスの硬さに不満を持っている場合は、クッションを使って寝心地を改善できる可能性があります。

方法は簡単で、膝の下にクッションを置き、膝を立てて寝るだけです。クッションの厚みにより背中部分が伸びるため、腰への圧迫感を軽減できます。

ただし、タオルと同じく、これはあくまでも一時的な応急措置です。

長期的な目線で改善したいのであれば、マットレストッパーを使ったり、マットレスを買い換えたりするなどして、根本的な解決を目指しましょう。

カビが気になる場合はマットレスの下に除湿シートを敷く

マットレスの下に除湿シートを敷くことで、マットレスに生えるカビ対策になります。

直接的な寝心地改善には繋がりませんが、衛生的にも見た目的にも、マットレスにカビが発生する事態は避けたいものです。

カビの発生を抑えることで、カビ臭さが気になることもなく、カビによる染みの発生も防止できます。マットレスが不衛生にならず、常に衛生的な状態を保てるようになるでしょう。

基本的にマットレスの下に敷くものですが、マットレスが10cm以上の厚さがある場合は、マットレスとベッドパッドの間に敷くと効果的です。

寝心地に不満があるならマットレスの買い替えもおすすめ

マットレスの寝心地に不満があり「ゆっくり寝られない」という方は、そもそもマットレスが体に合っていない可能性があります。

さまざまな寝具を買い揃えるより、自分の体に合うマットレスに買い替える根本的な対策をとったほうが良いかもしれません。

もしマットレスの買い替えを検討しているのであれば、NELLマットレスを検討してはいかがでしょうか。

NELLマットレスは、密度の高いコイルを一般的なマットレスの約2倍使用したポケットコイルマットレスです。

寝返りが上手に打てないことが体調不良の原因になると考え、NELLではストレスなく寝返りが打てるようサポートしてくれるマットレスを提供しています。

 NELLマットレスの詳しい料金などの詳細は、以下のとおりです。

値段(税込)75,000円/シングル
90,000円/セミダブル
105,000円/ダブル
130,000円/クイーン
150,000円/キング
コイル数1,173個/シングル
1,479個/セミダブル
1,734個/ダブル
1,989個/クイーン
2,397個/キング
送料無料
(沖縄県本島を除く)
返品(※)返品・全額返金可能
(商品到着後14日以降120日以内)
保証期間10年間

(※)最低14日間の試用が必要です

NELLマットレスの特徴は、薄いウレタンと不織布を重ねた独自の13層構造を提供している点です。厚みがあるウレタンはへたりやカビに繋がりやすいため、NELLでは使用していません。

また、10万回の耐久試験をクリアしており、購入から10年保証が付いている点もポイントです。商品に問題があれば無料で修繕・交換の対応を提供しているため、10年間変わらず質の高い睡眠をとることができます。

なお、商品到着から120日間であれば、返品・全額返金にも対応可能です。マットレスを初めて使う方、体に合うか不安な方は、「120日間フリートライアル」を使って自宅でじっくり寝心地を確かめましょう。

今使っているマットレスや布団の寝心地が悪く改善したい方は、ぜひ一度NELLマットレスを試してはいかがでしょうか。詳しい購入方法は、以下の公式サイトを参考にしてください。

まとめ

マットレスの上に布団を敷いて使うことはおすすめできません。それぞれ別々に使うことを想定して作られているものなので、寝心地が悪くなることがあります。また、カビの発生に繋がる可能性もあります。

マットレスの寝心地を調整したい場合には、シーツや敷きパッド、マットレストッパーといった専用のアイテムを使いましょう。

しかし、中には寝心地の改善を目的としていないアイテムもあります。マットレスが「柔らかすぎる」「硬すぎる」といった不満があるのであれば、マットレスを買い替えたほうが経済的で、寝心地を改善しやすいかもしれません。

快適な寝心地のマットレスを探している方は、寝返りのしやすさにこだわったNELLマットレスを試すことをおすすめします。

シングルからキングまでサイズ展開が幅広いため、きっと好みに合うマットレスを選べるでしょう。詳細は、以下の公式サイトから確認してください。

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