マットレスには多くの種類がありますが、なかでも人気を集めているものが「高反発マットレス」です。
高反発マットレスは反発力が高く、寝返りの打ちやすさが特徴の寝具です。さまざまなメディアで紹介されているということもあり、多くの方から注目を浴びています。
この記事では、高反発マットレスのメリットやデメリット、選び方などについて徹底解説します。
どのような基準で高反発マットレスを選べば良いのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
- 高反発マットレスとは
- 高反発マットレスを使うメリットとデメリット
- 高反発マットレスを使うメリット
- 高反発マットレスを使うデメリット
- 高反発マットレスを使うのに向いている人・不向きな人の特徴
- 高反発マットレスを使うのに向いている人
- 高反発マットレスを使うのに不向きな人
- 素材によって寝心地が変わる?高反発マットレスに使われる主な素材
- 高反発マットレスの素材①ポケットコイル
- 高反発マットレスの素材②ウレタン
- 高反発マットレスの素材③マイクロファイバー
- 高反発マットレスの素材④ボンネルコイル
- 高反発マットレスの素材⑤ラテックス
- 高反発マットレスと低反発マットレスの違い
- 高反発マットレスを選ぶ時の5つのポイント
- 高反発マットレスの選び方①コイルのありなしで選ぶ
- 高反発マットレスの選び方②厚さで選ぶ
- 高反発マットレスの選び方③機能性や収納面で選ぶ
- 高反発マットレスの選び方④耐久性で選ぶ
- 高反発マットレスの選び方⑤通気性で選ぶ
- 高反発のマットレスを選ぶならNELLマットレスがおすすめ
- まとめ
高反発マットレスとは
高反発マットレスとは、全体的に硬めで、跳ねるような感触が特徴的なマットレスです。
なお、マットレスにはウレタン素材やコイル素材など、製品によってさまざまな素材が使われていますが、「低反発」や「高反発」という言葉は、一般的にウレタン素材の反発弾性において使用される言葉であり、コイル素材には当てはまりません。
コイルは性質上、もとから反発力が高く、低反発仕様にすることが難しい素材です。「コイルの低反発マットレス」が存在しないため、その逆となる「コイルの高反発マットレス」も存在しません。
しかし、コイル素材のマットレスの反発力が高いことは事実です。そのため、この記事では、一般的に高反発マットレスの定義が当てはまる「ウレタン素材」などと比較するため、反発力が高いコイルマットレスも取り上げて説明します。
高反発マットレスを使うメリットとデメリット
高反発マットレスの導入を検討するうえでは、メリットやデメリットを把握することが重要です。
メリットやデメリットを事前に知っておくことで、より賢くマットレスを選べます。
ここからは、高反発マットレスを使うメリットとデメリットについて紹介します。
高反発マットレスを使うメリット
高反発マットレスを使うメリットはさまざまですが、とくに大きなメリットだといえるのが次の3つです。
- 寝返りを打ちやすい
- 理想的な寝姿勢を維持しやすい
- 通気性が良い
高反発マットレスは反発力が高いため、寝返りが打ちやすいです。
適度に寝返りを打つことで体にかかる負担が軽減され、より快適に睡眠できます。また、体の一部が沈みすぎないので、理想的な寝体制を維持しやすくなります。
通気性も良く、寝具に湿気や熱がこもりにくいため、カビの繁殖を防ぐことも可能です。
高反発マットレスを使うデメリット
高反発マットレスを使う主なデメリットとしては、下記の3つが挙げられます。
- 横を向いて寝にくい
- 価格が高い
- 保温性が低い場合がある
先述したように、高反発マットレスは体の一部が沈みすぎない点がメリットです。しかし、横を向いて寝ると出っ張っている肩や腰などが沈まず、寝にくさを感じることもあります。
また、高反発マットレスは比較的価格が高い傾向があるため、予算をかけたくない方にとっては、デメリットとなるでしょう。
高反発マットレスを使うのに向いている人・不向きな人の特徴
高反発マットレスは、すべての人に適しているとは一概にいえません。メリットだけでなくデメリットもある以上、人によって向きや不向きがあります。
ここからは、先述したメリットとデメリットを踏まえて、高反発マットレスを使うことに向いている人、向いていない人の特徴を紹介します。
高反発マットレスを使うのに向いている人
高反発マットレスは、下記のいずれかに該当する方に向いています。
- 腰痛対策をしたい方
- 背筋を伸ばして寝たい方
- 体型がしっかりしている方
高反発マットレスは寝返りが打ちやすい分、体の一部に負担が集中することを防ぐことができます。そのため、腰痛対策をしたい方にもおすすめです。
立っている状態に近い姿勢で横になれるので、背筋を伸ばして寝たい方にも向いているといえるでしょう。
また、体をしっかりと支えてくれるため、体型がしっかりしている方でも快適に睡眠できます。
高反発マットレスを使うのに不向きな人
続いて、高反発マットレスを使うのに不向きな人の特徴を見ていきましょう。
- 低予算でマットレスを購入したい方
- 横を向いて寝るのが好きな方
高反発マットレスのなかには、比較的価格が高い製品もあります。元々が低予算である場合、選択肢の幅が狭まってしまうため、低予算でマットレスを購入したいと考えている方には向いていません。
また、横を向いて寝ると、肩や腰などの一部分だけで体を支えるような感覚になる場合があります。横を向いて寝るのが好きな方は、かえって寝にくいと感じることがあるかもしれません。
素材によって寝心地が変わる?高反発マットレスに使われる主な素材
マットレスと一口にいっても、その素材はそれぞれの製品で異なります。
素材の違いによって寝心地も変わってくるため、マットレスを選ぶ際は、各素材の特徴を把握し、自分に合う素材を使用した製品を選択しましょう。
ここでは、反発力が高いマットレスに使用されている主な素材の特徴について紹介します。
高反発マットレスの素材①ポケットコイル
「ポケットコイル」とは、小さな袋にコイルが一つずつ包まれている素材のことを指します。
ポケットコイルを使用したマットレスは、寝心地の柔らかさが特徴です。それぞれ独立したコイルが体を支えるために変形してくれるので、横になった時にマットレスが体にフィットします。
また、ポケットコイルのマットレスは横揺れに強いので、複数人で同じマットレスを使用するようなシーンにも適しています。
高反発マットレスの素材②ウレタン
ウレタンは、主に「高反発ウレタン」と「低反発ウレタン」の2種類があります。高反発マットレスに使われているのは、弾性の高さが特徴の「高反発ウレタン」です。
高反発ウレタンを使用したマットレスは体重がかかると反発するため、より簡単に寝返りを打つことができます。
体が沈み込みすぎず、睡眠時の姿勢を保ちやすい点も魅力の一つです。ただし、通気性や耐久性については比較的劣る素材になるため、注意しましょう。
高反発マットレスの素材③マイクロファイバー
「マイクロファイバー」は合成樹脂の一つです。マイクロファイバーが素材として使用されているマットレスは、素材の繊維が細いため肌触りが良く、柔らかでなめらかな感触が特徴です。
吸水性にも優れており、洗った時もすぐに乾きます。気軽に洗える分、清潔感を維持しやすいのはマイクロファイバーならではのメリットです。
また、軽くて保湿性が高いため、冬などの寒い時期にも役立ちます。毛布などにもよく使われている素材です。
高反発マットレスの素材④ボンネルコイル
「ボンネルコイル」は、それぞれが独立しているポケットコイルとは違い、コイルが連結しているタイプの素材です。
ポケットコイルのマットレスと比べると、硬めの寝心地が特徴です。連結したコイルがしっかりと体を支えてくれるので、体格の良い方でも安定して横になれます。
また、通気性が良い点もメリットの一つです。寝具に湿気や熱がこもりにくく、気温が高い春や夏の時期でも快適に眠れます。
高反発マットレスの素材⑤ラテックス
「ラテックス」とは、ゴムの木の樹液が原料の素材です。
ラテックスを使用したマットレスはゴム特有の柔らかさと弾力性を兼ね備えており、体圧分散に優れています。
ただし、通気性は比較的高くないうえ、ラテックスは土に還るので、耐久性は高くありません。
また、マットレスの厚さによっては重く持ち上げることが大変であるため、比較的軽く通気性を上げるためのピンポール(通気孔)が多いものを選びましょう。
高反発マットレスと低反発マットレスの違い
マットレスを探していると、「高反発」と「低反発」の違いが気になることもあるでしょう。高反発マットレスと低反発マットレスの主な違いは、硬さと寝返りの打ちやすさです。
「低反発マットレス」は柔らかく体圧分散に優れていますが、反発力が弱い分、寝返りが打ちにくいと感じる場合があります。
一方で、「高反発マットレス」は硬めの寝心地が特徴です。反発力が強いため、寝返りも打ちやすくなります。
適度に寝返りを打つことができれば、体にかかる負担が軽減されて睡眠の質を高められることが期待できます。体への負担が気になる方は、「高反発」を始めとする反発力が高いマットレスを選択すると良いでしょう。
高反発マットレスを選ぶ時の5つのポイント
高反発マットレスはそれぞれの製品によって特徴が異なるため、選ぶ時に悩むことがあるかもしれません。
どのように選べば良いのか悩んでいる方は、下記の5つに注目してみてください。
- コイルのありなしで選ぶ
- 厚さで選ぶ
- 機能性や収納面で選ぶ
- 耐久性で選ぶ
- 通気性で選ぶ
これらの項目をマットレス選びの基準にすれば、より自分に合う製品を見つけやすくなります。
以下では、各項目の詳しい内容について紹介します。
高反発マットレスの選び方①コイルのありなしで選ぶ
一般的なマットレスは、主に「コイルタイプ」と「ノンコイルタイプ」の2つに大別できます。
「コイルタイプ」は素材としてコイルが使われているマットレス、一方で「ノンコイルタイプ」はコイルを使っていないマットレスです。
寝心地を重視する方は、しっかりと体を支えてくれる「コイルタイプ」を選択すると良いでしょう。
また、「ノンコイルタイプ」は体を支えるコイルがない分、寝心地に影響する可能性がありますが、薄い製品であれば折り畳んで収納できるメリットもあります。
高反発マットレスの選び方②厚さで選ぶ
製品によってマットレスの厚さは異なります。
マットレスの厚さは好みが分かれるところでもありますが、薄すぎると寝た時に底つき感を感じる可能性があります。不安な方は、厚みのある製品を選ぶと良いでしょう。
ただし、折り畳んで収納したい場合、厚みのある製品は避けましょう。厚みのあるマットレスは、たとえノンコイルタイプであったとしても折り畳めない製品がほとんどです。
高反発マットレスの選び方③機能性や収納面で選ぶ
マットレス選びの際は、寝心地だけでなく機能性も意識しましょう。
例えば、マイクロファイバーの素材を使用したマットレスは、「繊維が細く汚れを簡単に拭き取れる」「吸水性に優れているので乾きやすい」など、機能性に優れています。
もちろん、これは一例です。それぞれのマットレスで機能性は異なるので、実際に選ぶ際は比較してみると良いでしょう。
また、収納面を重視する方は、折り畳めるタイプや巻けるタイプなど、収納しやすいマットレスも視野に入れて検討することをおすすめします。
高反発マットレスの選び方④耐久性で選ぶ
長く同じ製品を使っていきたい方は、マットレスの耐久性を確認してみてください。マットレスは密度が高ければ高いほど、耐久性に優れています。
ちなみに、マットレスの素材としてよく使われているウレタンの密度は、「D(デンシティ)」という単位で示されており、一般的には25〜30D以上が良いとされています。 Dは商品概要欄などに記載されているので、事前に確認しておくと良いでしょう。
ただし、ウレタン素材を使ったマットレスは、コイル素材のマットレスと比べると耐久性に欠けています。耐久性を重視する方は、コイル素材を使ったマットレスを選ぶことをおすすめします。
高反発マットレスの選び方⑤通気性で選ぶ
普段の寝心地をより良いものにしたい方は、マットレスの通気性も重視しましょう。
通気性が悪いと、熱や湿気が寝具にこもってしまい、寝付きも悪くなります。夏などの暑い季節は、寝苦しさを感じる場合もあるでしょう。
なかでも、ウレタン素材を使ったマットレスは、通気性が良くないこともあるので仕様をよく確認しましょう。熱がこもりやすい分、使用する場合には適切に除湿などの適切なケアを定期的に行うようにしましょう。
なお、通気性が良い素材としては、コイルやマイクロファイバーなどが挙げられます。マットレス選びの際は、素材を確認してみてください。
高反発のマットレスを選ぶならNELLマットレスがおすすめ
高反発マットレスに魅力を感じ、購入を検討している方は、ぜひNELLマットレスをご検討ください。
NELLマットレスは簡単に寝返りを打てるように設計されており、起きた時の体の違和感を最小限に抑えることが可能です。
NELLマットレスは、腰部分をやや硬めに設計したセンターハード構造になっているため、単純なコイルマットレスや、体圧分散性の高いマットレスよりも寝返りが打ちやすい分、肩こりや腰痛対策にも繋がります。
また、独自の構造により高い通気性を維持しているため、深部体温を自然に下げて気持ちの良い眠りの導入をサポートします。「普段なかなか寝付けない」方にもおすすめです。
素材は「ポケットコイル」を採用しており、頭や腰、足の各部位に対して最適な硬さのポケットコイルを選定・配置しています。これにより、マットレスがより体にフィットするので、快適な寝心地を実現できます。
NELLマットレスの詳細は、以下の通りです。
以下、NELLマットレスを実際に使った方の体験談です。
グデ
最高のマットレス
夜の寝入りや朝の目覚めた時の爽快感が格段に上がりました。もうNELLマットレスは、手放せません。
いち
ちょうどいい感じ
踏み込んだ直後から足が沈み込みますが、身体を横にするとすごくいい感じに支えられます。 今までのマットレスがまな板かってぐらいに柔らかさを実感できます!!
ゆみ
最高な寝心地
ずっと薄いマットレスに布団生活だったので初めてのちゃんとしたマットレス。 毎朝バッキバキの体が使用1日目から快適な目覚めで、追加で家族分購入しました。
NELLマットレスが気になった方は、以下の公式サイトで詳細を確認してみましょう。
120日間のフリートライアルを始めましょう
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まとめ
高反発マットレスはデメリットもあるものの、魅力的な点が多い寝具です。向き、不向きを確認するためにも、まずは試してみましょう。
なお、NELLマットレスは120日間のフリートライアル期間を利用できるので、気軽に寝心地を試せます。
「高反発」を始めとする反発力が高いマットレスの購入に悩んでいる方は、ぜひNELLマットレスも検討してみてください。詳細は以下の公式サイトからご確認いただけます。
NELLマットレスの詳細を確認しましょう
NELL公式サイト