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2026.04.30 更新

【医師監修】夢を見る理由は眠りが浅いから?頻繁に見る原因とぐっすり眠る改善策を解説

【医師監修】夢を見る理由は眠りが浅いから?頻繁に見る原因とぐっすり眠る改善策を解説

「よく夢を見る」と感じている方の中には、「眠りが浅い場合に夢を見る」と聞いたことがある方もいるかもしれません。夢を見る理由の全ては解明されていませんが、夢と睡眠の質には密接な関係があると考えられています。

「眠りが浅く夢を見やすいと感じる」と悩んでいる方は、日々の習慣を見直すことで睡眠の質の向上が期待できるかもしれません。

この記事では、よく夢を見る理由や睡眠の質との関係、眠りが浅くなる原因を解説します。睡眠の質を高める方法も併せて紹介するので、「寝てもスッキリしない」「睡眠の質を高めたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

  1. よく夢を見るのは眠りが浅い状態(レム睡眠)と関係がある
  2. ノンレム睡眠とレム睡眠の違い
  3. 夢を見る理由やメカニズム
  4. 眠りが深い状態(ノンレム睡眠)では夢を見ない?
  5. 浅い眠りに繋がる原因や考えられる影響
  6. ストレス
  7. 体内時計の乱れ
  8. 喫煙や飲酒
  9. カフェイン
  10. ブルーライト
  11. 就寝環境
  12. 眠りが浅く夢を見るのは病気?
  13. 睡眠時無呼吸症候群
  14. 精神疾患(うつ病など)
  15. アレルギー疾患(花粉症・喘息)
  16. 睡眠の質をチェックしてみませんか?
  17. 普段から睡眠の質を高めるための改善策
  18. 食生活を見直す
  19. 就寝前の生活習慣を改善する
  20. 就寝環境を整える
  21. 寝具を見直す
  22. マットレスを見直すなら、NELLマットレススイートがおすすめ
  23. まとめ

よく夢を見るのは眠りが浅い状態(レム睡眠)と関係がある

夢をたくさん見る方は、眠りが浅い可能性があるといわれています。

睡眠は、深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」に分けられており、睡眠中はこの2つを90分前後の周期で繰り返しています。特にレム睡眠中は脳の活動が活発な状態にあるため、夢を見ることが多いといわれています。

レム睡眠中はほとんどの方が夢を見ていますが、目が覚めないまま次のノンレム睡眠に移行するため、一般的には夢の内容を覚えていません。ただし、夢の内容をよく覚えていると感じる場合は、レム睡眠中に繰り返し目が覚めて夢を記憶している可能性があります。

また、あまり熟睡感が得られず、日中のパフォーマンスに影響が出る場合も、レム睡眠が分断されて眠りが浅くなっているかもしれません。

ノンレム睡眠とレム睡眠の違い

ノンレム睡眠とレム睡眠は、睡眠の深さ以外にもさまざまな違いがあります。具体的な違いは以下のとおりです。

ノンレム睡眠レム睡眠
眠りの深さ深い眠り(段階的に浅い〜深い状態がある)浅い眠り(眼球が動き、体の筋肉は麻痺する)
脳の状態活動が低下し休息している活発に活動している
体の状態筋肉の緊張が保たれている 脈拍・呼吸・血圧は安定している
筋肉は弛緩している 脈拍・呼吸・血圧は変動しやすい
夢の特徴ぼんやりとした断片的な内容が多く、記憶に残りにくい現実感のある鮮明な夢が多く、記憶に残りやすい

ノンレム睡眠中は脳が休息状態にあり、脈拍や血圧なども安定しています。一方、レム睡眠中は脳の活動が活発な状態ですが、筋肉の緊張がほとんどなく、体は休息状態にあります。

渥美正彦

渥美正彦

医療法人上島医院院長

レム睡眠の時に夢を見ることが多いのは、ノンレム睡眠で見る夢は光や図形などの印象に残らない内容であることが多く、レム睡眠で見る現実感のある夢だけを「夢」として記憶しているためではないかと考えられています。

夢を見る理由やメカニズム

人は睡眠中に情報を整理して記憶の定着を行いますが、そのためにはノンレム睡眠とレム睡眠の両方が必要だとされています。レム睡眠中に新しい記憶を定着させ、ノンレム睡眠中に過去の記憶と結合させる仕組みです。

こうした情報の処理や記憶の整理の過程で生じる現象が、夢として体験されるのではないかと考えられています。

渥美正彦

渥美正彦

医療法人上島医院院長

就寝中に悪夢を見ることがありますが、悪夢の原因や睡眠への影響はよくわかっていません。しかし、大人よりも子供に多く、強いストレスやメンタル疾患があると悪夢の頻度が増えるという報告があります。

眠りが深い状態(ノンレム睡眠)では夢を見ない?

夢を見るのはレム睡眠中が多いものの、ノンレム睡眠中も夢を全く見ていないわけではありません。あくまでレム睡眠中に夢を見ることが多いだけで、実際にはノンレム睡眠とレム睡眠のどちらでも夢を見ます。

しかし、ノンレム睡眠中は眠りが深く脳も休息状態にあるため、夢の内容はレム睡眠時に比べて鮮明でないことが多いといわれています。

浅い眠りに繋がる原因や考えられる影響

浅い眠りに繋がる原因として、主に以下の6つが考えられます。

  • ストレス
  • 体内時計の乱れ
  • 喫煙や飲酒
  • カフェイン
  • ブルーライト
  • 就寝環境

それぞれ詳しく解説します。

ストレス

心身のストレスは、眠りが浅くなる大きな要因です。ストレスによって自律神経が乱れると、睡眠の質が低下しやすくなります。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、交感神経が優位になると「活動モード」に、副交感神経が優位になると「リラックスモード」になって眠気が生じます。

スムーズな入眠を実現したいのであれば、夜になるにつれて副交感神経が優位な状態に上手く切り替えることが重要です。

しかし、「仕事で嫌なことがあった」「責任ある仕事を抱えている」「試験を間近に控えている」など、日常的なストレスによって自律神経が乱れると、夜になっても交感神経が優位なままとなり、脳が休まらず眠れなくなるケースがあります。

渥美正彦

渥美正彦

医療法人上島医院院長

ストレスだけでなく、心身の病気に対する薬の中には睡眠を浅くさせたり、夢の原因になったりするものがあります。
血圧の薬、うつ病の薬、風邪薬など意外な薬が睡眠に影響している場合があるので、気になる場合は主治医にご相談ください。

体内時計の乱れ

私たちの体には、約25時間の周期で動く体内時計が備わっています。毎日ほぼ同じ時刻に起床・就寝するリズムを保つことが、睡眠の質を維持するうえで不可欠です。

しかし、夜更かしや休日の寝だめ、長時間の昼寝が習慣化すると体内時計のリズムが崩れ、夜間に寝付きにくくなることがあります。平日と休日で起床・就寝時刻が大きくずれる状態は「社会的時差ぼけ」とも呼ばれ、日中のパフォーマンス低下や慢性的な疲労感に繋がります。

このリズムの乱れが、夜間の眠りを浅くし、結果的に夢を多く見る原因になることもあります。

また、鼻づまりの薬や喘息の気管支拡張薬の中には、交感神経を刺激する作用によって眠りを浅くしてしまうものもあるため注意が必要です。

喫煙や飲酒

タバコに含まれるニコチンには覚醒作用があり、就寝前に喫煙すると眠りにくくなります。ニコチンの体内半減期は約2時間といわれており、就寝時刻に近いタイミングでの喫煙ほど睡眠に影響を及ぼします。

また、アルコールも同様に注意が必要です。鎮静効果で一時的に寝つきは良くなるものの、体内でアルコールが分解される過程で交感神経が活発になり、中途覚醒が起きやすくなります。

さらに、筋弛緩作用によって舌の筋肉が緩むと気道が圧迫され、十分な酸素が取り込めなくなることで眠りが浅くなる場合もあります。

そのほか、アルコールには「抗利尿ホルモン」の働きを抑える作用もあるため、睡眠中に膀胱に尿が溜まりやすくなり、尿意で目覚めてしまう可能性が高まります。

カフェイン

コーヒーや緑茶、エナジードリンクなどに含まれるカフェインには、中枢神経を刺激して覚醒を促す作用があります。

個人差はあるものの、摂取後2〜8時間程度は覚醒作用が続くとされており、飲むタイミングによっては就寝時間になっても覚醒作用が残り、寝つきが悪くなるだけでなく睡眠の質そのものの低下に繋がります。

ブルーライト

スマホやパソコン、テレビ、LED照明などが発するブルーライトは、スムーズな入眠を妨げる要因です。

夜間にブルーライトを浴びると体内時計のリズムが乱れ、脳が「今は朝だ」と勘違いして覚醒状態が続きます。その結果、寝付きが悪くなったり、眠りが浅くなったりすることがあります。

就寝環境

就寝環境が不適切な場合、眠りが浅くなる可能性があります。例えば、照明をつけたまま眠ると、心地よい睡眠に必要な「メラトニン」の分泌が抑制されるため、寝付きが悪くなります。

室温や湿度が快適な範囲から外れていたり、外部の騒音が大きかったりする環境も、途中で何度も目が覚めて熟睡感が損なわれる原因の1つです。

また、体に合わない寝具を使い続けていると、寝返りがスムーズに打てず睡眠の質が低下する場合があります。

眠りが浅く夢を見るのは病気?

眠りが浅く夢を見るのは病気?

夢を見ること自体は病気のサインではありません。ただし、眠りが浅くなる背景に以下の疾患が潜んでいる可能性があります。

  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 精神疾患(うつ病など)
  • 花粉症・喘息

眠りが浅い場合、これらの疾患が単独あるいは複合的に関与していることもあるため、気になる症状がある方は早めに医療機関を受診しましょう。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、気道周辺に脂肪が蓄積したり、扁桃腺が肥大したりすることで気道が狭くなり、睡眠中に呼吸が繰り返し止まる病気です。

眠りが頻繁に途切れるため、十分な睡眠時間を確保しても慢性的な疲労感や日中の強い眠気が生じやすくなります。特に中高年の男性や肥満傾向のある方、顎が小さい方に多く見られます。

精神疾患(うつ病など)

うつ病などの精神疾患を発症すると、深いノンレム睡眠に移行しづらくなり、浅いレム睡眠の割合が増加します。その結果、中途覚醒が増えて熟睡感が損なわれ、「不眠症」を併発するケースも少なくありません。

十分な睡眠時間を確保しても起床時に疲労感が残ったり、日中に強い眠気を感じたりする場合は、精神疾患が原因の可能性があります。

アレルギー疾患(花粉症・喘息)

花粉症や喘息などのアレルギー疾患は、夜間に症状が悪化しやすい傾向があります。鼻づまりによる口呼吸や咳が続くと眠りが途切れやすくなり、症状が強い時期は入眠自体が困難になることもあるため、慢性的な睡眠不足に繋がりかねません。

アレルギー疾患による眠りの浅さを改善するには、睡眠習慣の見直しと合わせて疾患そのものの治療が必要です。

睡眠に関する病気についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

睡眠障害
【医師監修】睡眠障害の診断基準は?代表的な6種類の病気の症状を理解しよう

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普段から睡眠の質を高めるための改善策

以下では、質の高い睡眠をとるために気をつけたい日々の習慣を紹介します。

  • 食生活を見直す
  • 就寝前の生活習慣を改善する
  • 就寝環境を整える
  • 寝具を見直す

いずれも今日から始められるものばかりなので、できることから取り入れてみてください。

食生活を見直す

消化が悪い食べものを就寝直前に食べるのは避けてください。就寝前に食事をとると消化のために体が活動状態になり、脳が覚醒して眠りが浅くなる場合があります。

夜間にどうしてもお腹が空いた時には、ヨーグルトなど消化に良いものを選ぶと良いでしょう。

また、就寝前のカフェインやアルコールの摂取も控えてください。夜間の飲み物には、白湯やハーブティー、ホットミルクなど温かいものがおすすめです。

就寝前の生活習慣を改善する

就寝前の生活習慣を改善することで、睡眠の質の向上が期待できます。体内時計は規則正しい起床によってリズムが保たれるため、休日も平日と大きくずらさないようにしましょう。

また、就寝の90〜120分前に入浴を済ませるのも効果的です。38度程度のぬるめのお湯につかると副交感神経が優位になり、心身がリラックスした状態へ切り替わります。深部体温が下がるタイミングで自然な眠気が生じるため、就寝時刻から逆算して入浴の時間を決めましょう。

就寝の2時間前にはスマホやパソコンの使用は控え、テレビなど大きな音や光の出るものを消して、リラックスできる環境を作ることが大切です。

就寝環境を整える

就寝環境は睡眠の質に直結する要素です。室温は夏場で約25~26℃、冬場で約22~23℃、湿度は50~60%を目安に調整しましょう。

睡眠の質を高めるためには、寝室をできるだけ暗い状態にすることが理想です。明かりがないと眠れない方は、常夜灯や豆電球、間接照明などを活用し、最低限の明るさに調整しましょう。

寝具を見直す

自分の体に合ったマットレスや枕を選ぶことも、眠りの質を左右する大きなポイントです。

まず、枕は寝方に合った高さを選びましょう。仰向け寝なら背骨が緩やかなS字カーブを描く高さ、横向き寝なら頭から背骨が真っすぐになる高さが目安です。

次に、マットレスで注目したいポイントは体圧分散性と寝返りのしやすさです。体圧分散性に優れたマットレスであれば肩や腰への負担が集中しにくく、寝返りに必要な力も少なく済みます。

寝返りには、睡眠中に同じ姿勢が続くことで生じる血行不良や体への負担を軽減する役割があるため、適度な反発力も備えたマットレスを選びましょう。

マットレスの選び方についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

マットレス 選び方
マットレスの選び方とは? こだわるべき理由や買い替え時期の目安、注意点など解説

マットレスを見直すなら、NELLマットレススイートがおすすめ

NELLマットレススイートは、2層一体型の超高密度ポケットコイル構造を採用したハイエンドモデルのマットレスです。

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まとめ

夢を見ること自体は誰にでもある自然な現象であり、怖い夢や不快な夢を見るからといって病気を意味するわけではありません。

ただし、眠りの浅さが関係して夢を見ている可能性もあるため、熟睡感がないと感じている方は日々の生活習慣を見直してみましょう。

なお、眠りが浅くなる原因としては、ストレスや体内時計の乱れ、喫煙・飲酒、カフェイン、ブルーライトなどが挙げられます。

また、就寝環境が原因の可能性もあるため、生活習慣の見直しに加え、寝具や寝室など取り組みやすいところから改善を始めましょう。

※医師が特定の商品を推奨しているわけではありません。

この記事の監修者
渥美正彦
渥美正彦医療法人上島医院院長
大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部卒業。近畿大学医学部附属病院(脳神経内科)などを経て2004年、上島医院に入職。 05年、同医院併設南大阪睡眠医療センター長。10年、同医院院長に就任し、現在に至る。 精神科と脳神経内科での臨床経験を活かし、患者の脳と心の問題に幅広く対応。睡眠医療は国内最高水準の専門治療を提供している。 また、公式YouTubeチャンネル『睡眠専門医渥美正彦』では、睡眠障害と精神疾患の正確な情報の発信を続けている。 日本精神神経学会認定精神科専門医・指導医。日本睡眠学会認定睡眠医療専門医・指導医。 著書に『子供が朝起きなくなったときに、親子で読む本』(セルバ出版)『子どもの発達障害がよくなる睡眠の教科書』(マキノ出版)『ぐっすり! 1万人を治療した専門医が教える最強の睡眠メソッド』(徳間書店)がある。
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