和室では敷布団を使っている方も多いですが、「マットレスを敷いて寝る」という選択肢もあります。
しかし、和室でマットレスを敷布団のように畳に直接敷いて大丈夫なのか、和室でベッドを使っても問題ないのか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、和室にマットレスを直置きする際の注意点や、和室でベッドを使用する場合のポイントなどを紹介します。
和室の寝具選びに悩まれている方はぜひ参考にしてください。
この記事のまとめ
- 和室にマットレスを直置きして使うことはおすすめしない
- 和室にマットレスを直置きする場合は、湿気対策が必要
- 和室でマットレスを使うなら、ベッドフレームと一緒に設置するのが無難
- この記事のまとめ
- 和室にマットレスを直置きして使うのはおすすめしない理由
- 湿気が溜まってカビが生える可能性がある
- マットレスの劣化を早めてしまう
- ほこりやハウスダストを吸い込んでしまうリスクが高まる
- どうしても和室にマットレスを直置きする場合の注意点
- マットレスを敷きっぱなしにしない
- 定期的に畳を掃除する
- 室内の湿度を下げる
- マットレスの下に除湿シートを敷く
- 必要に応じてすのこを敷く
- マットレスの厚みに気を付ける
- 和室でマットレスを使うならベッドフレームと一緒に設置しよう
- 和室に置いたベッドを快適に使うためのポイント
- ベッドの脚の下にマットや足敷を敷いて使う
- 通気性の良いベッドを選ぶ
- 接地面の広いベッドを選ぶ
- ベッドを動かす際は引きずらないようにする
- ベッドは壁から少し離す
- 和室でベッドに載せて使えるおすすめのマットレス
- よくある質問
- まとめ
- 睡眠お疲れ度をチェックしてみよう
和室にマットレスを直置きして使うのはおすすめしない理由
マットレスはベッドフレームの上で使用するケースが一般的ですが、敷布団のように畳に直置きすることも可能です。しかし、マットレスを畳に直置きしての使用は、以下の理由からおすすめできません。
● 湿気が溜まってカビが生える可能性がある
● マットレスの劣化を早めてしまう
● ほこりやハウスダストを吸い込んでしまうリスクが高まる
以下で詳しい理由を紹介します。
湿気が溜まってカビが生える可能性がある
畳には、寝汗などで生じた湿気を吸収・放出する性質があります。本来、畳は毎日上げ下ろしをする布団での生活を前提として作られており、布団を上げた際に吸収した湿気を空気中に放出する仕組みになっています。
しかし、マットレスは布団のように毎日片付ける習慣がなく、敷きっぱなしにすることが一般的です。そのため、畳の湿気を吸収・放出する性質が十分に働かない状況になりやすく、マットレスの内部や裏側に湿気が溜まり、結果的に畳や寝具にカビが生える原因となる可能性があります。
マットレスの劣化を早めてしまう
寝具に溜まった湿気は、カビの原因になるだけでなく、マットレスが劣化する原因にも繋がるため注意が必要です。湿気が溜まるとマットレスに使われている素材がへたり、劣化に繋がる可能性があります。
へたった状態のマットレスを使い続けていると、肩こりや腰痛など、体の不調を引き起こす可能性もあります。
ほこりやハウスダストを吸い込んでしまうリスクが高まる
マットレスを直置きで使う場合は、畳から近い位置で眠ることになります。そのため、畳に溜まったほこりやハウスダストが舞い上がった際に、それらを吸い込みやすくなる可能性があります。
渥美正彦
医療法人上島医院院長
湿気によって増殖したカビやダニの死骸・フンは、強力なアレルゲン(アレルギーの原因物質)となります 。
就寝中は無防備な状態で同じ空気を長時間吸い続けるため、気道が炎症を起こして気管支喘息を誘発したり、鼻詰まりによって口呼吸となり、いびきや睡眠時無呼吸症候群を悪化させたりするリスクがあります 。
本人が気づかないうちに睡眠の質が著しく低下し、日中の強い疲労感に繋がります 。
どうしても和室にマットレスを直置きする場合の注意点
どうしても和室にマットレスを直置きして使いたい場合は下記の6点に注意してください。
- マットレスを敷きっぱなしにしない
- 定期的に畳を掃除する
- 室内の湿度を下げる
- マットレスの下に除湿シートを敷く
- 必要に応じてすのこを敷く
- マットレスの厚みに気を付ける
それぞれ詳しく紹介します。
マットレスを敷きっぱなしにしない
朝起きた時はマットレスを敷きっぱなしにせず、立て掛けるなどして風を通すようにしましょう。
マットレスを敷いたまま放置してしまうと、畳とマットレスの間に湿気が溜まり、カビが生える可能性があります。カビが生えたマットレスは衛生面で問題があるだけでなく、健康に影響を及ぼすおそれもあります。
定期的に畳を掃除する
畳にほこりやハウスダストが溜まっていると、就寝中に吸い込んでしまうリスクがあります。
こうしたリスクを抑えるためにも、畳には定期的に掃除機をかけるようにしましょう。畳の目に沿って掃除機をかけると、目に入り込んだほこりが取れやすく、目の中にあるほこりが取れやすいうえに畳も傷みにくいです。
しっかり汚れを取り除きたい場合は、拭き掃除も行いましょう。拭き掃除をする際は、畳がに水分を吸収しさせないように、乾いた布またはお湯に浸してで固く絞った雑巾で行ってください。
なお、畳を掃除する頻度は数日に1回が目安です。強くこすったり水拭きをしすぎたりすると、掃除の頻度が高すぎると、畳を傷めてしまう可能性があるので注意しましょう。
渥美正彦
医療法人上島医院院長
部屋の中で舞い上がったほこりやダニの死骸などのハウスダストは、時間をかけて下へ落ち、床に近い低い空間に滞留します 。そのため、マットレスを床に直置きして寝ると、就寝中にこれらのアレルゲンを吸い込むリスクが高まります 。
こまめな掃除機がけや拭き掃除で床面を清潔に保つことはもちろんですが 、可能であればベッドフレームを使用し、床から十分な高さを確保して寝るのが衛生面において理想的です 。
室内の湿度を下げる
マットレスを畳に直置きして使う場合、湿気が溜まりやすくなります。
湿気によるカビの増殖が心配な方は、除湿機を使用するなどして和室の湿度を下げるとカビ対策になります。除湿機がない場合は、エアコンの除湿機能を使う方法も効果的です。
このほかの湿気対策としては、窓を開けて換気する方法もあります。窓を開けて換気する際は、サーキュレーターや扇風機で窓に向けて風を送ると、室内の湿気を外へ逃がしやすくなります。
また、湿度の上昇を抑えるため、マットレスを置いている部屋では洗濯物の室内干しを避け、観葉植物を置きすぎないようにしましょう。
渥美正彦
医療法人上島医院院長
安眠のための理想的な寝室の湿度は「50〜60%」です 。湿度が65%を超えるとカビやダニが急激に繁殖しやすくなり 、健康被害のリスクが高まります 。
一方で、湿度が50%を下回って乾燥しすぎると、今度は気道や肌の粘膜のバリア機能が低下し、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります 。特に日本の夏から秋にかけては多湿になりやすいため、除湿機やエアコンを活用し、寝室全体の湿度コントロールを意識しましょう 。
マットレスの下に除湿シートを敷く
マットレスを和室に直置きする場合は、下に除湿シートを敷くと良いでしょう。除湿シートをマットレスの下に敷くと、マットレス内部や畳に湿気が溜まりにくくなります。
除湿シートは、畳とマットレスの間に敷いて使用しましょう。除湿シートが小さく、マットレスがはみ出ていると、はみ出た部分から湿気が溜まってしまう可能性があります。そのため、マットレスの全面を覆えるサイズの除湿シートを選びましょう。
除湿シートは、定期的に乾かし、汚れた場合は取扱説明書に従ってお手入れすることで清潔に使いやすくなります。お手入れの手間が少なく、手軽に湿気対策を行えるおすすめの方法です。
必要に応じてすのこを敷く
寝具の湿気が気になる場合は、マットレスの下にすのこを敷くことも1つの方法です。すのこを敷くと通気性が良くなり、湿気によるカビの発生を防ぐ効果が期待できます。
なお、すのこの上にマットレスを敷きっぱなしにすると、湿気が溜まってすのこにカビが生える可能性があるため、定期的に清掃しましょう。
2週間に1回程度を目安にマットレスを持ち上げ、すのこに風を通しましょう。併せて掃除機でほこりを取り除くと、カビ予防に繋がります。アルコール除菌スプレーを使用する場合は、素材に使用できるか事前に確認してください。
畳の上にすのこを敷く場合は注意が必要
和室にすのこを敷く場合は、すのこが擦れて畳が傷ついてしまう可能性があるので注意が必要です。
すのこを敷く前に、畳とすのこの間にマットや緩衝材などを挟み、畳に傷がつきにくくなるよう工夫しましょう。
接地面にクッション材が付いているものや、角が丸く加工されたすのこを選ぶのも1つの方法です。
マットレスの厚みに気を付ける
マットレスを畳に直置きする場合、厚みが薄すぎると、横になった時に底つき感が気になってしまい眠りにくくなる可能性があります。
使用する人の体格や体重にもよりますが、畳に直置きする場合は、厚さ10cm以上が望ましいです。10cm以下だと、背中や腰に畳の硬さを感じやすくなり、睡眠の質が低下する可能性があります。
畳に直置きして使うのであれば、十分な厚さのあるマットレスを選ぶことをおすすめします。
和室でマットレスを使うならベッドフレームと一緒に設置しよう
湿気対策や寝心地を考えると、和室でマットレスを使用する際は、できるだけ直置きを避けてベッドフレームの上に置くとよいでしょう。
ベッドは洋室で使うイメージが強いですが、和室で使うことも可能です。特に木製のベッドは和室との相性が良く、部屋全体に統一感を出しやすいでしょう。
なお、和室にベッドを置く際の注意点やベッドの選び方などは、以下の記事も参考にしてください。
和室に置いたベッドを快適に使うためのポイント
和室にベッドを置く場合は、下記5点を意識しましょう。
- ベッドの脚の下にマットや足敷を敷いて使う
- 通気性の良いベッドを選ぶ
- 接地面の広いベッドを選ぶ
- ベッドを動かす際は引きずらないようにする
- ベッドは壁から少し離す
上記のポイントを意識すれば、和室に敷いてある畳の摩耗やカビを防ぎやすくなります。それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
ベッドの脚の下にマットや足敷を敷いて使う
一般的なベッドは、四隅にベッドを支える脚が付いています。脚の下にマットや足敷などを敷いて使用すると、畳への負担を緩和できます。
そのまま和室にベッドを置いてしまうと、畳に傷がついたり、摩耗したりする可能性があるため注意してください。
通気性の良いベッドを選ぶ
ベッドには多種多様な製品がありますが、和室で使う場合はできるだけ通気性に優れたベッドを選びましょう。
通気性が悪いと、寝汗や空気中の水分などにより、マットレスや寝具まわりに湿気がこもりやすくなります。
湿気がこもると、マットレスや畳にカビが発生する原因になる可能性があります。和室を清潔に保つためにも、ベッド選びの際は通気性を意識しましょう。
接地面の広いベッドを選ぶ
和室で使用するベッドは、できるだけ接地面が広い製品を使いましょう。
接地面が狭いとベッドの重さが一部に集中してしまい、畳がへこんだり傷んだりする可能性があります。
反対に、接地面が広ければ広いほど畳への負担は軽減されます。ベッド選びの際は、接地面が広く脚が太めの製品を選びましょう。
ベッドを動かす際は引きずらないようにする
和室ではベッドを引きずらないように注意してください。
和室でベッドを引きずってしまうと、畳を傷つけてしまう可能性があります。移動させる際は、できるだけ持ち上げて運びましょう。やむを得ず動かす場合は、接地面に毛布や緩衝材などを敷き、畳への負担を抑えてください。
ベッドは壁から少し離す
ベッドと壁の隙間がないと空気の通り道がなくなってしまい、通気性が悪くなることでベッドと壁の間にカビが生えてしまいます。
そのため、和室にベッドを設置する際は、壁から少し離すようにしましょう。
ベッドを壁から離すと隙間ができて通気が良くなり、カビが生えにくくなります。また、隙間が生まれることで部屋の隅の掃除もしやすくなります。
和室でベッドに載せて使えるおすすめのマットレス
和室で使うマットレスを購入したい方には、NELLマットレスをおすすめします。NELLマットレスは、寝返りの打ちやすさが特徴のポケットコイルマットレスです。
一般的なマットレスと比べて約2倍の数のコイルを使用しており、それぞれ独立したコイルが体の曲線にフィットしてスムーズな寝返りをサポートします。
コイル配列は寝返りが打ちやすいように設計されており、マットレスが背中を押してくれるような感覚で寝返りを打つことが可能です。
適度に寝返りを打つことにより血液の流れが阻害されず、寝姿勢による腰痛や肩こりなどの体の違和感を軽減し、快適な睡眠がとれます。
また、NELLマットレスは、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた独自の13層構造を採用しています。独自の13層構造により高い通気性を維持できるため、適切なお手入れをすればカビが生える心配を減らせます。
厳しい耐久テストをクリアしているNELLマットレスでは、10年間でマットレスの耐久性に問題があった場合に交換に対応しているので、もしもの時にも安心です。なお、和室で使う場合は、NELLマットレスの通気性の良さや寝心地の良さを活かすためにも、直置きはせずにベッドフレームと併せてのご使用をお願いしております。
※床に直置きしていたことが原因での問題(カビの発生など)については交換保証の対象外となります。
グデ様
「最高のマットレス」
夜の寝入りや朝の目覚めた時の爽快感が格段に上がりました。 もうNELLマットレスは、手放せません
ゆみ様
「最高な寝心地」
ずっと薄いマットレスに布団生活だったので初めてのちゃんとしたマットレス。 毎朝バッキバキの体が使用1日目から快適な目覚めで、追加で家族分購入しました。
よくある質問
和室でのマットレスの使用に関するよくある質問を紹介します。
和室で使うマットレスはどのような種類が向いている?
和室で使う場合は、通気性に配慮されたマットレスを選ぶとよいでしょう。
たとえば、ポケットコイルなどコイルを使用したマットレスは、内部に空気の通り道ができやすく、湿気がこもりにくい傾向があります。
ただし、通気性の高いマットレスであっても、畳に直置きして敷きっぱなしにすると湿気が溜まり、カビが生えるリスクがあります。和室で使う場合は、ベッドフレームと併用し、定期的に換気や掃除を行うことが大切です。
和室で使うなら敷布団とマットレスのどちらが良い?
敷布団とマットレスはそれぞれメリットが異なるため、どちらを使うべきかは一概にはいえません。
例えば、敷布団は比較的軽く、楽に収納できる点や和室の雰囲気に合いやすい点がメリットです。一方、マットレスは寝心地や機能性、耐久性を重視して選びやすい点がメリットです。
ただし、敷布団とマットレスのどちらを選んでも湿気対策は必要です。
敷布団とマットレスの違いをより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
マットレスを直置きして使うメリットはある?
マットレスを直置きして使うことにはさまざまなデメリットがある一方で、いくつかメリットもあります。メリットの例としては、「ベッドフレームの購入費用を節約できる」「圧迫感がなく部屋を広く見せられる」「ベッドから落下するリスクを抑えやすい」などが挙げられます。
和室にベッドを置いても畳は傷つかない?
和室にベッドをそのまま置くと、ベッドの重みによる負荷で畳が傷つく可能性があります。
そのため、和室にベッドを置く場合は、接地面が広いベッドを選び、脚の下に保護マットなどを敷いて畳への負担を軽減しましょう。また、畳の上でベッドを引きずらないように注意してください。
マットレスのカビを落とすことはできる?
マットレスにカビが生えてしまっても、軽度であれば落とせる場合があります。
カビを落とす方法には、消毒用エタノールをカビ部分に吹きかけ、しばらく置いてからタオルで拭き取る方法などがあります。ただし、使用できる薬剤はマットレスの素材によって異なるため、事前に取扱表示やメーカーの案内を確認しましょう。
マットレスのカビを落とす方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
和室は敷布団で寝るイメージが強いと思いますが、マットレスも使うことができます。
しかし、衛生面や寝心地の面から、畳への直置きはおすすめできません。特に、マットレスの厚みが10cm以下の場合は底つき感を覚えてしまい、睡眠の質の低下を招く恐れがあります。
そのため、和室でマットレスを使う場合は、ベッドフレームと一緒に使うと良いでしょう。
和室で使用するマットレスを購入したい方は、寝心地の良さや寝返りの打ちやすさが魅力のNELLマットレスをぜひご検討ください。
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