ダニは生命力が高く、通年生息している生き物です。特に、布団はダニが繁殖しやすい傾向があります。
ダニやその死骸・フンが増えると、かゆみやアレルギー症状を引き起こす可能性があり、睡眠の質の低下を通じて日中の活動や生活の質にも悪影響を及ぼすことがあります。清潔な睡眠環境を保つためには、正しい知識に基づいたダニ対策を継続することが大切です。
この記事では、布団のダニ対策や予防方法、ダニが繁殖しにくい寝具の選び方などを紹介します。布団にダニが繁殖して悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
この記事のまとめ
- 布団や枕などの寝具類は寝汗・体温でダニが繁殖しやすい環境になりやすい
- ダニの発生はアレルギー症状による健康被害のほか、睡眠の質の低下による日中の活動への影響にもつながる
- 日頃からダニを駆除・予防するための対策を行うほか、ダニが繁殖しにくい素材の布団を選ぶなどの寝具選びも大切
- この記事のまとめ
- ダニが繁殖した布団で寝る健康リスク
- 布団にダニが繁殖する原因・環境
- ダニが繁殖しやすい高温多湿の環境である
- ダニのエサとなるフケや髪の毛が豊富にある
- ダニが産卵できる場所がある
- 布団にダニが繁殖しやすい時期はある?
- 布団にダニがいるかチェックする方法
- ダニに刺されたかも?判断方法や対処方法
- 実は間違っていた?ダニ対策の落とし穴とは
- 天日干しで完全な駆除は難しい
- 洗濯機洗いでは生きているダニを退治できない
- 「掃除機をかけるだけ」の効果は限定的
- 布団のダニを退治する方法4選
- 対策①加熱・乾燥後に掃除機・布団クリーナーをかける
- 対策②ダニ退治用のアイテムを使う
- 対策③布団乾燥機・コインランドリーを使う
- 対策④布団をクリーニングに出す
- 簡単にできる布団のダニの予防方法4選
- ①週に1回は寝具を洗う
- ②こまめに掃除機をかける
- ③布団に湿気を溜めない
- ④防ダニシーツや防ダニ布団カバーを使用する
- ダニ対策ができる布団の選び方
- お手入れしやすい布団を選ぶ
- 洗濯・乾燥しやすい素材や仕様を選ぶ
- 高密度生地の布団を選ぶ
- 布団のダニ対策に役立つNELLのおすすめアイテム・寝具
- NELLふとん乾燥機
- NELLかけ布団
- 布団のダニ対策に関するよくある質問
- まとめ
ダニが繁殖した布団で寝る健康リスク
ダニが人体に与える健康面の影響は、大きく「人を刺すダニによる皮膚症状」と「ダニ由来のアレルゲンによる症状」の2つに分けられます。
ダニ刺されの原因となるのは、主にツメダニやイエダニなど、人を刺したり吸血したりする種類です。ツメダニはチリダニなどを捕食し、布団や畳で人を偶発的に刺すことがあります。イエダニは主にネズミや鳥に寄生し、室内に移動して人を刺すことがあります。朝起きたときに赤い発疹や強いかゆみがみられる場合は、こうしたダニによる虫刺されの可能性もあります。
一方で、チリダニは人を刺しませんが、その死骸やフンがアレルゲンとなり、体の免疫機能が過剰に働いてしまい、アレルギー性鼻炎などが発症する可能性があります。くしゃみや鼻水などのアレルギー反応と思われる症状がある方は、医療機関に相談しましょう。
ダニに刺されたことによるかゆみや、ダニアレルゲンによる鼻症状などが続くと、眠りが浅くなったり、途中で目が覚めたりして、睡眠の質が低下する可能性があります。睡眠の質が低下すると、日中に強い眠気や集中力の低下を引き起こすことがあります。
その結果、学業や仕事に支障が生じ、生活の質にも影響する可能性があるため、寝具のダニ対策を適切に行うことが大切です。
渥美正彦
医療法人上島医院院長
ダニのフンや死骸(アレルゲン)を就寝中に吸い込むと、気道が炎症を起こし、アレルギー性鼻炎や気管支喘息を誘発します。
これにより「鼻づまりによる口呼吸」や「就寝中の咳」が生じると、脳が慢性的な酸欠状態となり、睡眠が浅くなります(微小覚醒の増加)。十分な睡眠時間を確保しても脳と体が休まらず、翌日の強烈な眠気や集中力低下、慢性疲労といった深刻な睡眠負債に繋がるため、寝具の衛生管理は極めて重要です。
布団にダニが繁殖する原因・環境
ダニは繁殖するための環境が整っていると発生しますが、特に布団に発生しやすいといわれています。布団にダニが発生する主な原因は以下のとおりです。
- ダニが繁殖しやすい高温多湿の環境である
- ダニのエサとなるフケや髪の毛が豊富にある
- ダニが産卵できる場所がある
それぞれの詳しい内容を解説します。
ダニが繁殖しやすい高温多湿の環境である
ダニは高温多湿な環境を好む生き物です。具体的には、温度が25℃前後、湿度65%の環境を好むといわれています。
従来の日本の住宅は、高温多湿な気候に合わせて通気性の高い木造家屋が一般的でした。しかし、近年ではコンクリートや断熱性素材などの導入により、断熱性・気密性がともに高く、室内の温度や湿度が一定に保たれる住宅が増えています。
一定以上の温度や湿度が保たれている住宅は、人間だけでなくダニにとっても快適な空間です。特に布団は寝汗などによって高温多湿になりやすく、ダニにとって繁殖に適した環境が整っているため、発生しやすいといわれています。
ダニのエサとなるフケや髪の毛が豊富にある
布団に落ちているフケや髪の毛は、ダニが発生する原因の1つです。
布団にはフケや髪の毛がどうしても落ちてしまいますが、これらはダニのエサとなります。エサが豊富な分、ダニにとって布団は住み心地の良い場所となります。
ダニが産卵できる場所がある
ダニは暗い場所を好み、狭い隙間に潜って産卵します。潜れる場所の多い布団は、ダニの産卵に適した場所です。
布団や畳に多く生息するチリダニ類は、体長0.3~0.6mm程度と非常に小さく、寝具などの細かな隙間にも潜り込むことができます。布団の表面が清潔に保たれていても、布団の内部でダニが繁殖している可能性があるため、注意が必要です。
布団にダニが繁殖しやすい時期はある?
高温多湿を好むダニは、特に6月~9月にかけて繁殖しやすくなります。この時期は気温・湿度ともに高く、住宅のさまざまな場所でダニが増加しやすい環境となることが原因です。
一方、ダニは乾燥した環境や低い気温下ではあまり活発に活動できません。したがって、冬に減少し、その後、春にかけてまた増加します。
なお、近年は住宅の機能が充実し、以前と比較して高断熱で高気密の住宅が多くなっています。1年を通じて室内の温度や湿度が保たれやすいことから、ダニも1年を通じて繁殖しやすい傾向にあります。
そのため、布団のダニ対策や繁殖させないための予防は、高温多湿な環境になりやすい6月~9月の時期だけでなく、通年行うことをおすすめします。
布団にダニがいるかチェックする方法
布団にダニがいるかチェックする方法は以下のとおりです。
- 目視でダニの死骸がないかを確認する
- 検査キットを使用する
- アレルギーの症状がないかセルフチェックする
すぐに実践できるのは、ダニが繁殖しやすいサインを目視でチェックする方法です。アレルギーの原因となるチリダニ類は体長0.3mm~0.6mm程度と非常に小さく、肉眼で直接見つけるのは困難です。
しかし、布団をめくって白い粉状のものがある場合は要注意です。これはダニのエサとなるフケや皮脂汚れの蓄積であり、ダニが大量繁殖しているサイン(あるいはダニのフンや死骸の集まり)の可能性があります。
また、布団にダニがいるかどうかは、インターネット通販などで購入できる専用の検査キットで確認できます。検査キットを使うと、アレルギー反応を引き起こす要因となるダニアレルゲンを検出できます。
上記のほかには、アレルギーの症状の有無をセルフチェックする方法もあります。 例えば、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状がある方は、ダニが原因の場合があるため、「布団にダニが発生している可能性がある」と判断ができます。
ただし、アレルギー症状の原因がダニとは言い切れないため、症状の有無だけで判断せずに医療機関を受診することをおすすめします。
渥美正彦
医療法人上島医院院長
ダニアレルギーの特徴は「就寝時や起床時」に症状が強く出ることです。布団に入ると咳や喘鳴(ゼーゼーという呼吸音)が出る、朝起きると鼻水や鼻づまりがひどい(モーニングアタックと呼ばれる症状)、就寝中に皮膚の強いかゆみを感じる、といった状態が長期間続く場合は要注意です。
これらは自律神経の切り替えとアレルゲンの吸入が重なって起こるため、心当たりがある方は早めにアレルギー科や耳鼻咽喉科を受診しましょう。
ダニに刺されたかも?判断方法や対処方法
実際にダニに刺されたかどうかは、症状の特徴からある程度判断できます。ダニ刺されの症状の特徴として、以下が挙げられます
- 固いしこりのようなものがある
- 強いかゆみがある
- ダニ刺されによるものと思われる跡が体のやわらかい場所や露出した場所に集中している
上記の特徴に該当する場合、その症状はダニ刺されによるものであると考えられます。
ただし、ダニに刺された際の症状は別の虫刺されと症状が似ているため、確実に判断するのは難しいです。上記の判断基準は目安にとどめましょう。
ダニ刺されの可能性がある場合は、患部を流水で洗い流し、その後虫刺されの薬を塗りましょう。そしてドラッグストアの登録販売者や薬局の薬剤師に相談し、自分の体質や症状に合った薬を教えてもらいましょう。
「患部の腫れがひどい」「対処しても症状が改善しない」など、症状に気になる点がある時は医療機関への相談もご検討ください。
実は間違っていた?ダニ対策の落とし穴とは
布団のダニ対策として「天日干し」や「洗濯機洗い」を行っていれば大丈夫だと考えている方がいるかもしれませんが、それは間違いです。以下では、その理由を解説します。
天日干しで完全な駆除は難しい
ダニ対策として、天日干しが推奨されることがあります。しかし、天日干しはダニ対策としてある程度の効果が期待できるものの、完全に駆除できるわけではありません。
ダニが死滅する温度は最低50℃以上(理想は60℃以上)必要といわれていますが、単純な天日干しでは、50℃以上の高温を出すことが難しいです。特に冬の時期は気温が低いため、さらに効果が低くなる傾向があります。
そのため、「定期的に天日干ししていれば大丈夫」と誤解しないように注意しましょう。
洗濯機洗いでは生きているダニを退治できない
ダニ対策として自宅の洗濯機で布団を洗っている方がいるかもしれませんが、洗濯機洗いでは生きているダニを駆除できません。
そもそも、ダニは暗い場所を好むため、布団の中綿に潜んでいます。また、布団の表面にいるダニに関しても、布団の繊維にしがみついているため、洗濯機では洗い流すことが難しいです。
ただし、洗濯機洗いをすることでダニの死骸や糞などは除去できるため、アレルギー対策には繋がります。
「掃除機をかけるだけ」の効果は限定的
ダニ対策の一つとして、布団に掃除機をかけることが挙げられます。掃除機はダニのフンや死骸を吸い取る手段として有効です。一方、布団やマットレスの内部に潜り込んだ生きたダニには掃除機の吸引が届きにくいため、掃除機がけだけで十分に駆除することは困難です。
そのため、寝具に適した加熱・乾燥などの方法で生きたダニを減らした後、表面に掃除機をかけて死骸やフンを取り除くことが大切です。
布団のダニを退治する方法4選
布団にダニが発生した場合は、健康上のリスクを軽減するためにも早めにダニ退治をすることが重要です。布団のダニを退治する方法としては、以下の4つが挙げられます。
- 加熱・乾燥後に掃除機・布団クリーナーをかける
- ダニ退治用のアイテムを使う
- 布団乾燥機・コインランドリーを使う
- 布団をクリーニングに出す
対策①加熱・乾燥後に掃除機・布団クリーナーをかける
掃除機や布団クリーナーは、布団表面にあるダニの死骸やフンなどを取り除くのに役立ちます。一方、布団内部に潜んでいる生きたダニには吸引が届きにくいため、掃除機がけだけで十分に駆除することは困難です。
そのため、布団乾燥機などで加熱・乾燥して生きたダニを減らした後に、掃除機や布団クリーナーをかけると効果的です。
掃除機や布団クリーナーを使う際は、シーツを外して布団の両面にゆっくりと丁寧にかけることがポイントです。
吸引力が弱いと効果が薄くなる可能性があるため、溜まったゴミはこまめに取り除きましょう。
対策②ダニ退治用のアイテムを使う
ダニの退治には、ダニ駆除スプレーやダニ取りシートなどのアイテムを活用しましょう。
効果が期待できるだけでなく、手軽に実践できる点もメリットの1つです。ダニ退治用のアイテムは市販されているため、通販やドラッグストアなどで購入できます。
なお、ダニを駆除した後は死骸が残るため、布団に掃除機をかけることを忘れないようにしましょう。
また、ペットや小さい子供がいる方は、念のためにダニ退治用の製品に含まれている成分を確認すると安心です。
渥美正彦
医療法人上島医院院長
殺虫成分(ピレスロイド系など)を含むスプレーや燻煙剤は即効性がありますが、肌の弱い方や乳幼児、ペット(特に猫や魚類など)がいるご家庭では、使用できる成分か製品表示を必ず確認してください。
また、生きたダニを殺虫しただけでは、アレルギーの根本原因である「ダニの死骸やフン」が布団に残ったままです。使用後は必ず換気を行い、丁寧な掃除機がけとセットで行うことが、医学的なアレルギー対策の鉄則です。
対策③布団乾燥機・コインランドリーを使う
布団乾燥機を持っている方は、布団を加熱しましょう。ダニは高温に弱く、温度が50℃以上の環境では20分〜30分程度で死滅するといわれています。
布団乾燥機が自宅にない場合は、コインランドリーの乾燥機を活用しましょう。コインランドリーの乾燥機は、一般的に標準で70℃、中温で60℃、低温で50℃に設定されています。そのため、ダニを死滅させ除去するのに有効です。
また、コインランドリーの乾燥機はドラムを回転させながら乾燥させるため、ダニの死骸を布団から落とすことにも適しています。
ただし、全ての布団がコインランドリーの乾燥機に対応しているわけではありません。洗濯表示の「タンブル乾燥」の記号を確認し、乾燥が可能か事前に確認しましょう。
出典:消費者庁「洗濯表示」
布団乾燥機が自宅になく、コインランドリーに足を運ぶのも難しい場合は、黒い布やビニールを布団に被せて天日干しするのも1つの方法です。単純な天日干しでは死滅が難しいですが、黒い布やビニールを布団に被せて干せば、日光を吸収し、50℃以上の高温になる可能性があります。
ただし、その日の天気や日照時間によっては十分な温度に達せず、ダニの死滅効果が得られないこともあるため注意が必要です。
対策④布団をクリーニングに出す
自分でダニ退治をする時間がない方は、布団をクリーニングに出すことをおすすめします。布団はクリーニングで乾燥させる過程で高温状態になるため、ダニの駆除が可能です。
また、クリーニングに出せばダニのエサとなる髪の毛などを除去できるため、繁殖防止にも繋がります。
簡単にできる布団のダニの予防方法4選
ダニを退治した後は、再びダニを繁殖させないために予防しましょう。布団のダニは、以下の方法で予防できます。
- 週に1回は寝具を洗う
- こまめに掃除機をかける
- 布団に湿気を溜めない
- 防ダニシーツや防ダニ布団カバーを使用する
それぞれ解説します。
①週に1回は寝具を洗う
前述のとおり、ダニは髪の毛やフケなどをエサとする生き物です。エサとなる物質が布団に残っていると、ダニが繁殖する原因になります。
繁殖を防ぐためにも、シーツや枕カバー、布団カバーは週に1回洗濯し、ダニのエサとなるフケや髪の毛などが残らないように清潔に保ちましょう。
②こまめに掃除機をかける
ダニのエサとなるフケや髪の毛を取り除くには、洗濯だけでなく掃除機で吸い取ることも大切です。エサが残らないように、布団にはこまめに掃除機をかけてください。より徹底したい方は、ダニの除去に特化した布団クリーナーを使うのも良いでしょう。
③布団に湿気を溜めない
普段眠る時に使う布団は、寝汗などによって自然と湿気が溜まります。多湿な布団は、ダニにとって繁殖しやすい環境となるため、できるだけ湿気を溜めないように心がけましょう。
湿気を溜めない方法にはさまざまありますが、以下の方法が実践しやすくおすすめです。
- 天日干しする
- 布団乾燥機を使う
- 扇風機などで風を当てる
④防ダニシーツや防ダニ布団カバーを使用する
シーツや布団カバーには、ダニを防ぎやすいタイプの製品もあります。種類は豊富にあるため、自分好みの製品を探してみると良いでしょう。
ただし、防ダニ製品を使っても、普段の手入れを怠ると繁殖する可能性があるため、注意してください。防ダニ製品は、上記で紹介した予防方法も取り入れたうえで使用しましょう。
ダニ対策ができる布団の選び方
ダニを予防するには布団の選び方も大切です。ダニ対策ができる布団の選び方は以下のとおりです。
- お手入れしやすい布団を選ぶ
- 洗濯・乾燥しやすい素材や仕様を選ぶ
- 高密度生地の布団を選ぶ
それぞれ解説します。
お手入れしやすい布団を選ぶ
ダニ対策を重視する場合は、洗濯や乾燥、掃除機がけなど、日常的なお手入れをしやすい布団を選ぶことが大切です。
チリダニ類は、人のフケやアカ、食べ物のカス、カビなどをエサにして繁殖するため、詰め物の素材だけでなく、湿気を溜めにくいか、洗濯や乾燥が可能かなども確認しましょう。
綿布団など、打ち直しに対応した寝具もありますが、打ち直しができること自体が防ダニ性能を意味するわけではありません。長期間使用する際のメンテナンス方法の一つとして検討するとよいでしょう。
洗濯・乾燥しやすい素材や仕様を選ぶ
ダニ対策では、素材の種類だけでなく、洗濯や乾燥などのお手入れがしやすいかを確認することが大切です。
洗濯できる布団や布団乾燥機を使用できる布団であれば、ダニのエサとなる汚れや湿気を取り除きやすく、清潔な状態を保ちやすくなります。購入する際は、洗濯表示や取扱方法を確認しましょう。
高密度生地の布団を選ぶ
高密度生地の布団も、ダニ対策に有効です。高密度生地の布団とは、生地の織り目を極限まで細かくした布団のことで、ダニの侵入を物理的に防ぐことができます。
また、薬剤を使わずに織り込むため、赤ちゃんがいるご家庭や、アレルギーやアトピーに悩まれる方におすすめしたい布団です。
布団のダニ対策に役立つNELLのおすすめアイテム・寝具
ここからは、布団のダニ対策に役立つNELLのアイテム・寝具を紹介します。布団のダニに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
NELLふとん乾燥機
先述したように、ダニ対策には高温で布団をあたためられる布団乾燥機が役立ちます。布団乾燥機を使えば高温に弱いダニを駆除できるうえ、湿気を飛ばせるのでダニが繁殖しにくい環境を保てます。
布団乾燥機にはさまざまな種類がありますが、より手軽にダニ対策をしたい方にはNELLふとん乾燥機がおすすめです。
NELLふとん乾燥機は「あたため」「乾燥・ダニ対策」「送風」の3つのコースを搭載しており、「乾燥・ダニ対策」コースを選んで使うだけで本格的なダニ対策ができます。使用時に複雑な設定などは必要なく、スイッチを1つ押すだけで使えます。
サイズがコンパクトなので、保管場所に悩む心配もありません。ベッドサイドや棚の隙間など、さまざまな場所に収納できます。
NELLかけ布団
徹底したダニ対策を行いたいなら、掛け布団にもこだわりましょう。特に高密度生地を使った掛け布団は生地にダニが侵入する隙間がないため、ダニの繁殖を防ぎやすいです。
NELLかけ布団は細い糸を超高密度に織り込んでつくった高機能生地を採用しており、ダニの侵入を防ぐことができます。ダニ通過試験では、1匹のダニも通過しないことが確認されています(※)。
布団には防ダニ剤を一切使用していないので、小さい子供や敏感肌の方でも安心してご利用いただけます。
(※)通過防止試験(JIS L1920:2022)にて標準布との比較にて試験を実施。
布団のダニ対策に関するよくある質問
ここでは、布団のダニ対策に関する質問をまとめました。気になる項目があれば、ぜひ回答を参考にしてください。
押入れに収納している来客用の布団にダニを発生させないためにはどうすればよいですか?
押し入れの通気性が悪く湿度が高い状態が続くと、収納中の布団がダニの繁殖しやすい環境になる可能性があります。そのため、収納前のケアと保管環境作りが重要になります。
収納前には、寝具の取扱表示を確認したうえで、天日干しや布団乾燥機などを利用して十分に乾燥させましょう。あわせて掃除機をかけ、ダニのエサとなるフケや皮脂汚れを取り除いておくことが大切です。
収納スペースにはすのこなどで空気の通り道をつくり、定期的に換気して湿気がこもらないようにしましょう。除湿剤や防ダニシートを使用する場合は、適用範囲や交換時期、対象となる寝具を確認し、製品表示に従って使用してください。
来客用布団は長期間しまったままにせず、湿気の多い時期を中心に取り出して乾燥させましょう。その際、収納場所の換気や清掃、布団表面の掃除機がけも行うと、ダニが増えにくい状態を保ちやすくなります。
スチームアイロンを使って布団のダニを退治することはできますか?
スチームアイロンから出る高温の蒸気を布団に当てることは、生きているダニの駆除に非常に有効な方法です。ダニは50℃の熱に20〜30分さらされると死滅し、60℃以上であれば一瞬で死滅するとされています。そのため、100℃近いスチームをゆっくりと布団全体に当てることで、効果的にダニを退治できます。
ただし、アイロンをかけた後は布団に湿気が残るため、しっかりと乾燥させることが重要です。乾燥後は、死滅したダニの死骸やフンをそのままにしておくとアレルギーの原因になるため、掃除機で丁寧に吸い取りましょう。
布団のダニ対策として「重曹」を使うのは効果的ですか?
重曹には布団に生息するダニを駆除する効果は期待できません。
重曹は消臭や軽い汚れ落としに利用されることがありますが、布団へ振りかけることでダニの餌となる汚れを十分に除去したり、ダニの繁殖を抑えたりできるとは限りません。
また、重曹を布団へ直接振りかける方法は、粉末が寝具に残る可能性があります。
ダニ対策では重曹に頼らず、寝具に適した加熱・乾燥、洗濯、乾燥後の掃除機がけ、室内の湿度管理などを組み合わせましょう。
赤ちゃんやペットがいる家庭で、市販のダニ対策グッズを使っても大丈夫ですか?
市販のダニ対策製品には、殺虫・忌避成分を含むスプレーなどがあります。乳幼児やペットがいる家庭では、成分だけでなく、対象となる年齢や動物、使用場所、使用後の換気方法などを製品表示で確認することが重要です。
殺虫成分を使用していない粘着式のダニ捕りシートなども選択肢になりますが、乳幼児やペットが触れたり口に入れたりしない場所へ設置する必要があります。また、天然由来成分の製品であっても安全性が保証されるわけではないため、対象となる年齢や動物、使用上の注意を確認してください。
薬剤だけに頼らず、寝具に適した洗濯・乾燥、掃除機がけ、室内の湿度管理などを組み合わせることが大切です。
アロマオイル(ハッカ油など)は布団のダニよけに効果がありますか?
一部の精油やその成分には、試験条件下で節足動物に対する忌避作用が示されています。ただし、布団に生息するダニへの効果や持続時間は、精油の種類や濃度、使用環境によって異なり、家庭での十分なダニよけ効果が保証されているわけではありません。
精油と無水エタノールを使った手作りスプレーは、効果や安全な濃度、寝具への影響が十分に確認されていないため、布団への使用を積極的に推奨することはできません。精油は天然由来であっても、皮膚や眼への刺激、アレルギー反応、誤飲などを引き起こす可能性があります。乳幼児やペットがいる家庭では、特に注意が必要です。
ダニ対策ではアロマオイルに頼らず、寝具の取扱表示に従った洗濯や加熱・乾燥、乾燥後の掃除機がけ、室内の湿度管理などを組み合わせましょう。
まとめ
ダニが繁殖している布団で寝るのは、ダニ刺されによる体のかゆみやアレルギー症状に繋がる可能性があるため、健康上良くありません。
ダニ対策にはさまざまな方法がありますが、単純な天日干しや洗濯機洗いでは駆除が難しいため、正しいダニ対策を実践しましょう。
また、布団のダニを駆除した後は、繁殖を予防することも大切です。ダニ予防は自宅で簡単にできることが多いため、自分でできることから取り入れてください。
ダニの発生を放置すると、アレルギー症状やかゆみなどの直接的な健康被害だけでなく、快適な睡眠が妨げられることで日中の活動にも影響が及ぶリスクがあります。日頃のお手入れに加え、ダニを繁殖させにくい素材を使った寝具への交換も、有効な対策の一つです。
※医師が特定の商品を推奨しているわけではありません。
