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2024.03.29 更新

抱き枕の効果とは?ストレス軽減や腰痛改善にも!選び方を紹介

抱き枕の効果とは?ストレス軽減や腰痛改善にも!選び方を紹介

寝具にはいろいろなアイテムがありますが、抱えて寝ると気持ち良さそうな「抱き枕」が気になる方は多いのではないでしょうか。

抱き枕は自分の身長と同じ、もしくはそれ以上の大きさがあるアイテムなので、購入する際は慎重に検討することが大切です。

また、抱き枕の種類は豊富にあります。買ったあとに後悔しないためにも、自分にどのような抱き枕が合うのか把握しておきましょう。

この記事では、抱き枕を使うことで得られる効果や購入する際の選び方などを紹介します。

購入を検討している方は、抱き枕の具体的な効果や使用時の注意点などを理解するために、ぜひ参考にしてください。

  1. 抱き枕を使うことで期待できる4つの効果
  2. ①ストレス軽減・リラックス効果
  3. ②横向き寝を楽にする効果
  4. ③いびきの睡眠時無呼吸の軽減
  5. ④腰痛の改善
  6. 抱き枕を使う3つのデメリット
  7. ①大きくて邪魔になる
  8. ②寝汗やよだれなどで汚れやすい
  9. ③お手入れがしにくい
  10. 抱き枕はどんな人におすすめ?
  11. 抱き枕の選び方
  12. 抱き枕の形状で選ぶ
  13. 抱き枕の素材で選ぶ
  14. お手入れのしやすさで選ぶ
  15. まとめ

抱き枕を使うことで期待できる4つの効果

抱き枕を使うことで期待できる4つの効果

抱き枕を使うことによって期待できる主な効果として、以下の4つがあります。

  1. ストレス軽減・リラックス効果
  2. 横向き寝を楽にする効果
  3. いびきの睡眠時無呼吸の軽減
  4. 腰痛の改善

それぞれを詳しく紹介します。

①ストレス軽減・リラックス効果

人間は、何かに抱きつくと幸福を感じるホルモンやストレスを低減させるホルモンが分泌されるといわれています。

「好きな人とハグするとリラックスできる」と聞いたことや感じたことがある方もいるかもしれませんが、抱き枕にも同じような効果が期待できます。

この効果は、抱きつくことによって、自律神経が体を休める「副交感神経」優位の状態に切り替わることによるものとされています。

寝る時に抱き枕を使い、副交感神経優位のリラックスモードになれていれば、質の高い睡眠にも繋がるかもしれません。

②横向き寝を楽にする効果

人によって異なりますが、「仰向けよりも横向きで寝たほうが楽」という方もいるでしょう。

横向き寝をする場合、体の片側が下にくるため、仰向け寝よりも体重による圧力(体圧)が体の片側に集中しやすくなります。

体圧により体が長時間圧迫されると血行不良の原因となり、肩こり・首こり・腰痛など体の不調に繋がる可能性があるため注意が必要です。

しかし、横向き寝の際に抱き枕を抱くと体圧が抱き枕の弾力性によって分散されるため、体にかかる負担を軽減することが期待できます。

日常的に横向きで寝ることが多く、寝起きに体がだるい方などにおすすめです。

③いびきの睡眠時無呼吸の軽減

いびきや睡眠時の無呼吸は、仰向けで寝た際に舌が喉の奥に落ち込み、気道が狭くなることによって起こるとされています。

そのため、一般的にはいびきや睡眠時の無呼吸を軽減したい場合、舌の落ち込みが少ない横向き寝が良いといわれています。

しかし、前述のとおり横向き寝をすると体圧が片側に集中するため、普段仰向けで寝ている方の中には「寝づらい」と感じる人もいるかもしれません。

そんな時に抱き枕を使えば、抱き枕が体を支えて横向き寝をサポートできます。

抱き枕自体がいびきや睡眠時の無呼吸を改善するわけではありませんが、症状軽減を目的として横向き寝を実践している方のサポートアイテムとしておすすめです。

④腰痛の改善

横向きになって足を曲げ、胎児のような体勢で寝ると腰に負担が集中しづらくなるため、腰痛持ちの方におすすめとされています。

横向き寝の姿勢で足に抱き枕やクッションを挟むと体圧を分散でき、快適な睡眠が期待できます。

ただし、腰痛が楽になる可能性もありますが、根本的な治療というわけではない点は覚えておきましょう。

腰痛改善のためには日頃の姿勢や運動が必要になるケースもあるため、もし腰痛がひどく日常生活に支障をきたしている場合は、抱き枕を活用する前に医療機関を受診して専門的な診断と治療を受けることをおすすめします。

抱き枕を使う3つのデメリット

購入を決断する前には、デメリットについても理解しておきましょう。

抱き枕を使うことによる主なデメリットは以下のとおりです。

  1. 大きくて邪魔になる
  2. 寝汗やよだれなどで汚れやすい
  3. お手入れがしにくい

それぞれを詳しく紹介します。

①大きくて邪魔になる

抱き枕のサイズは商品によって異なりますが、身長と同等サイズのものも多いため、保管するスペースが必要です。

少なくとも枕の数倍の大きさとなる商品が大半のため、部屋に収納スペースがないと目立つうえに、来客時などには邪魔になるかもしれません。

また、スペースにあまり余裕がないシングルベッドなどで使うと寝返りの邪魔になることもあり、結果的に睡眠の質が低下する可能性もあります。 

②寝汗やよだれなどで汚れやすい

抱き枕は基本的に体を密着させて使うものなので、長期的に使用すると寝汗やよだれなどで汚れやすいでしょう。

特に、夏場は蒸し暑さで寝汗の量が増え、日常的に使用していると衛生面が気になります。

抱き枕に汚れやニオイがついていると不快感に繋がり、寝苦しさなど睡眠の質を下げる可能性があるため注意が必要です。

③お手入れがしにくい

前述のとおり抱き枕には汚れがつきやすいため、一般的な枕と同じく定期的なお手入れが必要です。

しかし、抱き枕は洗濯機に入らないほど大きいものが多く、形状が特殊なため洗濯できたとしても干す際に手間がかかるケースもあります。

抱き枕を衛生的に使い続けるためには、下記のような方法が考えられます。

  • クリーニングに出す
  • カバーを使う
  • 定期的に干す
  • 除菌アイテムを使う

衛生面を考えると、一般的な枕よりお手入れが大変になるかもしれません。

抱き枕はどんな人におすすめ?

抱き枕はどんな人におすすめ?

先述したように、抱き枕を使うとさまざまな嬉しい効果が期待できます。効果の感じ方は人それぞれですが、下記のいずれかに該当する方は特に良い効果を感じやすいでしょう。

  • 安心感が欲しい方
  • 寝つきの悪い方
  • 腰痛持ちの方
  • いびきが気になる方
  • 妊婦の方

ストレス軽減やリラックス効果をもたらしてくれる抱き枕は、寝ている時に安心感が欲しい方にはピッタリです。安心感を得られることで、寝つきの悪さの改善にも繋がります。

また、抱き枕を使うと腰痛の改善やいびきの軽減が期待できるため、腰痛持ちの方やいびきが気になる方にも向いています。

このほか、お腹が大きくなって睡眠時に体への負担が大きくなりやすい妊婦の方にも抱き枕はおすすめです。

妊娠中はお腹が大きくなると圧迫感によって寝苦しくなりますが、横向き寝の体勢に近い「シムス位」で寝ると体の負担を軽減できるとされています。

シムス位を実践する際に抱き枕を足に挟んで寝ると体圧を分散できるほか、安心感やリラックス効果も得られるため、妊婦の方でも快適な睡眠が期待できるでしょう。

なお、抱き枕のイメージ写真などには女性がモデルになっていることが多いため、男性が使うイメージが少ないかもしれません。しかし、一般的には男女問わず使えるほどサイズが豊富に販売されており、男性でも問題なく使えます。

中には180cm以上のものなど、長身の男性でも使えるビッグサイズも販売されています。抱き枕カバーも鮮やかなカラーからシックなものまでさまざまあるので、男女問わずどんな部屋にも合うでしょう。

抱き枕の選び方

抱き枕の選び方

抱き枕は頻繁に買い替えるものではないので、抱き枕の選び方を知ったうえでしっかりと自分に合うものを選ぶことが大切です。

抱き枕の選び方としては、下記のようなものが挙げられます。

  • 抱き枕の形状で選ぶ
  • 抱き枕の素材で選ぶ
  • お手入れのしやすさで選ぶ

それぞれについて、以下で詳しく紹介します。

抱き枕の形状で選ぶ

抱き枕として販売されている商品は、形状が豊富にあります。

それぞれに特徴があるため、自分の寝姿勢や用途、好みに合わせて選びましょう。

形状 特徴
円柱型・円柱のような形でシンプル
・クッションや足置きとしても使える
・サイズやカバーの種類が多く値段の幅が広い
流線型・S字型 ・波のような形をしている
・体にフィットしやすい
・製作に時間がかかる複雑な形状のものは多少値段が張ることもある
三日月型
・名前のとおり三日月の形
・抱くと体を包み込むような形でフィットする
L字型 ・L字の形で頭を乗せる部分がある
・J・9のような形をしたものもある
・値段が張る傾向にある
U字型 ・U字の形で頭から腕まで乗せて使える(仰向け寝)
・抱いたまま頭を乗せて使える(横向き寝)
・使い方が豊富
C字型 ・C字の形に沿って寝られる
・頭を上部に乗せ下部を足に挟んで寝ると「シムス位」をキープしやすいため妊婦さんに向いている
キャラクター型 ・アニメキャラの画像付きや動物の形をしたタイプ
・子ども用の抱き枕としておすすめ

どの形状が一番良いということはないため「自分にとって快適な睡眠がとれるもの」を基準にして選ぶと良いでしょう。

抱き枕の素材で選ぶ

抱き枕を選ぶもう一つのポイントは、抱き枕に使用されている素材です。

一般的に使用される素材と、それぞれの特徴をまとめると下記のとおりです。

素材特徴
ポリエステル綿 ・ポリエステルを綿状にした人工繊維の素材
・柔らかく弾力があり、クッションでも使われることが多い
マイクロ(超極小)ビーズ ・プラスチックで作られた小さな粒状の素材
・クッションなどにも多く使用され、負荷をかけると柔軟に形が変形する
低反発ウレタン ・ゆっくりと沈み込み、フィット感がある素材
・マットレスでも使用されることがあり、使用する人の体に合わせてフィットする。
羽根(フェザー)
・軸がある羽根を使った素材
・柔らかく弾力性があり、放湿・吸湿性に優れている

素材は種類によって特徴が異なりますが、使用されている素材の「密度」によっても抱き枕の使い心地が変わります。素材の密度が少ないと柔らかく、密度が多いと硬くなる傾向があるためです。

抱き枕選びの際は各素材の特徴を把握し、自分の好みに一番合うものを選びましょう。

お手入れのしやすさで選ぶ

体全体を密着させるように使う抱き枕は、できるだけ清潔な状態を保ちたいところです。汗や皮脂で汚れないよう、定期的にお手入れしましょう。

特に本体をそのまま洗えるタイプの抱き枕は、お手入れがしやすくおすすめです。本体が洗えない場合は抱き枕カバーを被せ、こまめにカバーを洗濯すると清潔な状態を保てます。

まとめ

抱き枕を使うことで、リラックス効果やストレス低減効果などの精神的なメリットが期待できるほか、体圧を分散させることで体への負担を軽減させる効果も期待できます。

安心感を得ながら寝たい方はもちろん、体への負担が大きい妊婦の方や腰痛持ちの方、いびきを改善したい方にもおすすめです。

ただし、寝汗などによる汚れがついて不衛生になると、ニオイや汚れが気になって睡眠の質が低下する可能性があるため注意しましょう。

また、狭いベッドで使用すると寝返りが打ちづらくなる可能性があるため、ベッドは大きいものを選ぶことをおすすめします。

購入を検討している方は、今回紹介した形状や素材ごとの特徴を参考にし、自分に合う抱き枕を選んでください。

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