枕の購入を検討しており、その候補の一つに低反発枕があるという方もいらっしゃると思います。
低反発枕を購入するべきかどうかを判断するためには、低反発枕のメリット、デメリットを知っておかなければなりません。
また、低反発枕を選ぶ際は、どのような点を意識しておくべきかを把握しておくことが望ましいでしょう。
この記事では、低反発枕のメリットやデメリット、低反発枕を使うのに向いている方の特徴、低反発枕の選び方などについて説明します。
低反発枕とは
低反発枕は、名前のとおり低反発素材で作られた枕で、力がかかるとゆっくりと沈んでいき、力がかからなくなるとゆっくりと元の形に戻るという特徴があります。
利用することで睡眠時の首や肩への負担を減らしたり、睡眠の質が高くなったりする効果が期待できます。
低反発枕によく使われる素材としては、ウレタンやラテックス、マイクロビーズなどが挙げられます。
低反発枕のメリット・デメリット
低反発枕の使用には、メリットもあればデメリットもあります。
メリットおよびデメリットについて、以下で詳しく説明します。
低反発枕のメリット
低反発枕のメリットとしては、主に以下のようなことが挙げられます。
- 体型や頭の形状を問わない
- 継ぎ目がなく柔らかい素材で肌触りが良い
- 横向きでも仰向けでも頭の形にフィットする
それぞれのメリットについて、詳しく説明します。
体型や頭の形状を問わない
体型や頭の形状は人それぞれなので、一般的な枕だと各人に適した枕を選ばなければ、快適に眠ることはできません。
一方、低反発枕は、頭の重さや形状に応じて適切に沈み込んでくれます。そのため、個人差を気にせずに頭を包み込んでくれるフィット感を得られるでしょう。
継ぎ目がなく柔らかい素材で肌触りが良い
低反発枕は継ぎ目がないうえに、用いられている素材も柔らかいものが多いです。
そのため肌触りが非常に良く、気持ちよく眠るための一助となるでしょう。
横向きでも仰向けでも頭の形にフィットする
頭にフィットしてくれることが低反発枕のメリットですが、それは横向き寝でも仰向け寝でも同じで、寝方に関係なく頭をしっかりと支えてくれます。
寝返りを頻繁に打つ場合は、寝姿勢がころころと変わりますが、どのような体勢になっても大丈夫なので安心です。
低反発枕のデメリット
反対に低反発枕のデメリットとしては、主に以下のようなことが挙げられます。
- 通気性が悪くムレやすい
- ウレタンの密度が低いと寝返りがしにくい
- 水洗いできないものが多い
- 温度が低いと硬くなる
- 柔らかいので頭や首が枕に沈み込んで寝返りがしにくい
それぞれのデメリットについて、詳しく説明します。
通気性が悪くムレやすい
低反発枕に用いられている素材は通気性が悪いため、ムレやすいことがデメリットです。特に夏場は、ムレて寝苦しく感じる可能性が高いでしょう。
ウレタンの密度が低いと寝返りがしにくい
ウレタンの密度が低いと頭が沈み込んでしまうため、寝返りが打ちにくくなります。適度な寝返りは睡眠の質を維持するために重要です。
寝返りが打ちにくいことによって睡眠の質が低下してしまう可能性があります。また、長く使い続けているとウレタンが徐々にへたってくるので、その影響で寝返りが打ちにくくなることも考えられるでしょう。
水洗いできないものが多い
上述したように、通気性が悪くムレやすいことが低反発枕のデメリットの一つなので、夏場は特に低反発枕を利用していると汗をかきやすいです。
しかし、素材にもよりますが、低反発枕は水洗いできないものが多いです。防水カバーや吸水性の高いカバーをかけていないと、汗を吸うことによって劣化が早まってしまう可能性があります。
温度が低いと硬くなる
低反発枕は温度が低いと硬くなり、温度が高いと柔らかくなります。
そのため、同じ枕を使っていても、夏と冬では寝心地が変わってしまう可能性があります。
柔らかいので頭や首が枕に沈み込んで寝返りがしにくい
頭にしっかりとフィットしてくれるのは低反発枕の良さではありますが、場合によっては頭や首が沈み込んでしまう可能性があります。
沈み込んでしまうと、寝返りを打つという観点からは好ましくないので、柔らかすぎないものを選ぶことを心がけましょう。
低反発枕が向いている人
低反発枕が向いている人としては「寝心地を重視したい人」「枕の圧迫感が気になる人」「小柄な人」などが挙げられます。低反発枕特有の包み込むようなフィット感は、寝心地を重視したい人や枕の圧迫感が気になる人には向いています。
また、頭が沈み込んでしまう可能性があることが低反発枕を利用するうえでのネックの一つですが、小柄な人は軽いため頭が低反発枕に沈み込んでしまう可能性が低く、寝返りを打ちやすいです。
ただし、あくまでもこれらは、低反発枕を使うのに向いている「可能性がある」人です。個人差はありますので、低反発枕が合わないと感じたら使わないようにすることが賢明です。低反発枕が合っている方は、使用を継続しても問題ありません。
低反発枕の選び方
低反発枕を選ぶ際には、「高さがちょうどいいものを選ぶ」「大きめのものを選ぶ」という観点が重要です。
ここからは、それぞれの選び方について、以下で詳しく説明します。
高さがちょうどいいものを選ぶ
枕の高さは、高すぎるのも低すぎるのも良くありません。もちろん体格などによって個人差があるので、自分に合った高さの枕を選ぶことが重要です。
寝る時の体勢によっても、望ましい枕の高さは異なります。仰向け寝の時は背骨が緩やかなS字カーブを描く高さ、横向き寝の時は頭から背骨が真っすぐになる高さが理想的です。
大きめのものを選ぶ
睡眠中の体への負担を分散するためには、寝返りが重要な役割を担います。
枕が小さいと寝返りを打った時に枕から頭が落ちてしまい寝姿勢が崩れるので、寝返りが打ちにくくなる可能性があります。
枕の理想的な大きさは「頭3つ分の幅があるもの」なので、それぐらいのサイズのものを選ぶようにしましょう。
低反発枕のお手入れ方法
上述したように、低反発枕は洗えないものが多いです。しかし、ムレやすい素材が用いられていることが多く、夏場を中心に寝汗はかきやすいです。
そのため、枕に防水カバーや吸水性の高いカバーをかけて利用し、カバーのみを洗うようにすることをおすすめします。
カバーなしで利用していると、かいた汗を枕が吸ってしまうので、匂いや細菌発生の原因になってしまいます。また、枕の劣化も早く進んでしまうでしょう。
質の高い睡眠のためにはマットレス選びも重要
自分に合った枕は、質の高い睡眠をとるためには欠かせませんが、質の高い睡眠をとるためには枕だけでなくマットレス選びも重要です。寝心地の良いマットレスをお探しであれば、NELLマットレスがおすすめです。
NELLマットレスには一般的なマットレスの約2倍の数のコイルが用いられています。そのため非常に体圧分散性が高く、寝心地が非常に良いです。また、腰から背中部分を硬めに、それ以外の部分を柔らかめにした「センターハード構造」により、ストレスなく自然に寝返りを打つことができます。
薄いウレタンと不織布を交互に重ねた独自の13層構造を採用しており、高い通気性を維持しています。ることも見逃せません。マットレスの高さは21cmと、どのようなベッドに合わせても使いやすい高さとなっています。
NELLマットレスの詳細は、以下の通りです。
実際にNELLマットレスを利用している方からも、寝心地や使い勝手の良さに関して、以下のようなレビューを多数いただいています。

りゅうのすけ 様
「ほどよい反発」
硬すぎず、柔らかすぎず、ちょうど良い反発でいい睡眠が取れています。

しお 様
「よかった」
ダブルマットレスを購入しました。 2人で使用していますが、寝付きも寝心地もとってもいいです。

りんころ 様
「最高の寝心地!」
ネットでのレビューを見て購入しました。 届くまでドキドキでしたが、硬さもちょうど良くて、寝心地がとてもいいです。
120日間設けられているフリートライアルと10年の耐久補償により安心して購入できるので、マットレスをお探しの方は、ぜひNELLマットレスを検討してみてください。
まとめ
低反発枕は、頭をふんわりと包んでくれるフィット感が魅力の枕で、体型や頭の形状を問わずに利用することができます。ただし、通気性が悪くムレやすいことや、水洗いできないものが多いことなどは、デメリットとして把握しておかなければなりません。
寝心地を重視したい人や枕の圧迫感が気になる人などは、低反発枕を試してみても良いかもしれません。
快適な睡眠環境のためには、枕だけではなくマットレスも重要な要素です。
NELLマットレスはサイズ展開も非常に豊富で、理想的な根姿勢を維持するための高い体圧分散性を備えた構造になっているので、通気性も高く快適に眠ることができます。寝心地の良いマットレスをお探しの場合は、ぜひご検討ください。
NELLマットレスの詳細を確認しましょう
NELL 公式サイト