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2022.09.30 更新

ゲームのやりすぎは睡眠に悪い?眠れない原因や影響を抑える方法を解説

ゲームのやりすぎは睡眠に悪い?眠れない原因や影響を抑える方法を解説

ゲームのやりすぎで寝不足になっている方や、子供の夜更かしに困っている保護者の方もいるのではないでしょうか。

ゲームをよくする方にとって、ゲームのやりすぎが睡眠にどのような影響を与えるのかは、気になるポイントです。また、ゲームによる睡眠への影響を抑える方法を知っておくことで、睡眠トラブルも少なくなるでしょう。

この記事では、ゲームのやりすぎによる影響やゲームのやりすぎで眠れない原因、ゲームによる睡眠への影響を抑える方法について説明します。

  1. ゲームのやりすぎによる影響
  2. ゲーム障害
  3. 睡眠障害
  4. ゲームのやりすぎによる主な症状
  5. 身体的な症状
  6. 精神的な症状
  7. ゲームのやりすぎで眠れない原因
  8. ゲームによる睡眠への影響を抑える方法
  9. ゲームをする時間や状況のルールを決める
  10. フィルタリングを行う
  11. デジタルデトックスを行う
  12. どうしてもやめられない場合は医療機関を受診する
  13. ゲームのやりすぎは睡眠の質の低下に影響する

ゲームのやりすぎによる影響

ゲームのやりすぎによる影響

ゲームのやりすぎによる影響は、以下の2つが挙げられます。

  • ゲーム障害
  • 睡眠障害

それぞれに関して以下で詳しく説明します。

ゲーム障害

ゲーム障害とは、日常生活に支障が出るほどゲームにのめり込んでしまうことであり、WHOによって病気として認定されています。

ゲームには様々な種類がありますが、特にオンラインゲームやスマホゲームなどで起こりやすい傾向にあります。

ゲーム障害の特徴は、主に以下のとおりです。

  • ゲームをする時間や頻度を制御できない
  • ほかの関心事や行動よりゲームを優先する
  • 仕事や学業、健康などに問題が起きてもやめられない
  • 個人、家庭、学業、仕事などに重大な支障が出ている

上述した内容に心当たりがある場合は、一度ゲーム障害を疑ったほうが良いかもしれません。

睡眠障害

ゲームをやりすぎる方は、ゲーム以外に費やす時間を削る傾向にありますが、その中でも特に睡眠時間を削る場合が多いとされます。

睡眠時間を削ると、睡眠時間が短くなることはもちろんですが、同時に睡眠の質の低下によって、睡眠障害に繋がる可能性があります。

睡眠障害に陥ると、疲れやすくなったり日中に眠気を感じたりするため、日常生活に影響を与えます。

ゲームのやりすぎによる主な症状

ゲームをやりすぎると、以下の症状がみられます。

  • 身体的な症状
  • 精神的な症状

それぞれの症状に関して詳しく説明します。

身体的な症状

ゲームをやりすぎると体を動かす機会が減るため、運動不足による体力低下を招きやすいです。また、生活リズムの乱れなどから栄養不足に陥ることも考えられます。

体力低下や栄養不足は、免疫力の低下にも繋がるので、ほかの病気にかかりやすくなることも懸念されます。

精神的な症状

ゲームに依存すると、ゲームから離れている間にイライラしたり不安な気持ちになったりします。また、うつ気味になりやる気が低下する傾向も見られます。

ゲーム内にある特典付きのガチャで理想的な結果が出ない場合や、ゲームの勝敗にイライラして周囲に対して攻撃的になったり、反対に落ち込んでしまったりなど負の感情が強まるケースも考えられるでしょう。

ゲームのやりすぎで眠れない原因

人間の睡眠にはメラトニンというホルモンが関係しており、メラトニンの分泌量が増えると眠くなります。

メラトニンは強い光を浴びると分泌量が減り、反対に暗いところにいると分泌量が増えるという特徴があります。そのため人間の体は、夜になると自然と眠気を感じる仕組みになっています。

ただし、ゲームをしていると、テレビやスマホなどの画面を見続けることになるため、画面から発せられるブルーライトや強い光を浴び続けることで、メラトニンの分泌が減って寝付きにくくなると考えられます。

ゲームによる睡眠への影響を抑える方法

ゲームによる睡眠への影響を抑えるには、主に以下のような方法が挙げられます。

  • ゲームをする時間や状況のルールを決める
  • フィルタリングを行う
  • デジタルデトックスを行う

それぞれに関して詳しく説明します。

ゲームをする時間や状況のルールを決める

ゲームをする時間などのルールを決めることが重要です。特に子供の場合は、「親の目の届く所でゲームをする」といったゲームをする状況も決める必要があります。

また、ゲームをするタイミングも重要です。メラトニンの減少による睡眠への影響を抑えるために、就寝2時間前までにゲームはやめておきましょう。

フィルタリングを行う

課金の可否やwi-fiに繋ぐ時間などを制限できるフィルタリングも、ゲームから半強制的に離脱するためには効果的です。

スマホやゲーム機内の設定で調整できるので、自分の意思だけでゲームを止めることが難しい場合は活用すると良いでしょう。親が子供のゲーム時間を調整する際にも有効です。

デジタルデトックスを行う

デトックスとは、体から「毒素」を抜くために行われる行為の総称です。ゲームから離れた環境に身を置くことで、今の自分の状況を正しく認識させる「デジタルデトックス」は、ゲーム依存から脱却するのに効果的といわれます。

デジタルデトックスをプログラムとして提供しているセミナーやカウンセリングなどがあるので、活用してみましょう。

どうしてもやめられない場合は医療機関を受診する

ゲームのやりすぎで、日常生活に支障が生じていることを自覚しつつも、ゲームをやめられない場合は、ゲーム障害の可能性が考えられます。

ゲーム障害は、自分だけで脱却するのは難しい場合があります。そのため、医療機関を受診して適切な診療を受けることを検討しましょう。

ゲームのやりすぎは睡眠の質の低下に影響する

ゲームのやりすぎは、ゲーム障害や睡眠障害に繋がり、日常生活に支障をきたす可能性があります。ゲームのやりすぎによる症状は、体力低下や栄養不足といった身体的なものもあれば、イライラしたり落ち込んだりしやすくなる精神的なものもあります。

ゲームによる睡眠への影響を抑えるためには、「ゲームをする時間や状況のルールを決める」「フィルタリングを行う」といった対策が有効です。自分だけの力で対処することが難しい場合は、デジタルデトックスや医療機関の受診を検討すると良いでしょう。

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