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2024.01.31

寝室のカーテンは睡眠に影響する?安眠のための選び方やおすすめ機能も紹介

寝室のカーテンは睡眠に影響する?安眠のための選び方やおすすめ機能も紹介

寝室をなるべく落ち着き安眠できる環境にしたいと考える方は多いのではないでしょうか。寝室は睡眠によって日々の疲れをリセットする大切な空間です。特にカーテンは寝室の中でも大きな面積を占める場合が多く、睡眠環境を整えるための重要な要素と言えます。

 この記事では、寝室のカーテンが睡眠に及ぼす影響や選ぶ際のコツを紹介します。また、寝室におすすめの機能も紹介するので、寝室のカーテン選びに悩んでいる方は参考にしてください。

  1. 寝室のカーテンの選び方で安眠に繋がる?
  2. カーテンの選び方で変えられる寝室環境の要素
  3. 寝室を快適な温度に保ちやすい
  4. 睡眠に快適な暗さに調節できる
  5. 騒音対策に役立つ
  6. 睡眠前にリラックスできる
  7. 寝室に適したカーテンの選び方
  8. 遮光等級で選ぶ
  9. 断熱カーテンや遮熱カーテンを選ぶ
  10. 遮音カーテンを選ぶ
  11. リラックス効果のある色で選ぶ
  12. 寝室のカーテンにあると便利な機能
  13. 消臭機能
  14. ウォッシャブル対応
  15. 寝室のカーテン選びのコツを知って安眠に繋げよう

寝室のカーテンの選び方で安眠に繋がる?

安眠するには、睡眠に適した環境作りが大切です。

カーテンには遮光や遮熱、断熱、遮音などの役割があり、それぞれの特徴に特化したものも多くあります。そのため、睡眠環境に求める条件をもとに寝室のカーテンを選ぶことで、安眠に繋げられるでしょう。

例えば、交通量が多く夜間の騒音や光が気になる場合、カーテンを遮光機能や遮音機能があるものに取り替え、睡眠環境を整えることが有効です。

カーテンの選び方で変えられる寝室環境の要素

前述のとおり、カーテンにはさまざまな役割があります。次の項目では、特に寝室のカーテンで変えられる寝室環境について詳しく解説します。

  • 寝室を適度な温度に保ちやすい
  • 睡眠に快適な暗さに調節できる
  • 騒音対策に役立つ
  • 睡眠前にリラックスできる

寝室を快適な温度に保ちやすい

冬に暖房で部屋を暖めても、暖房の熱は58%の割合で窓などの開口部から流出するといわれています。睡眠中に室温の低下により寒さを感じると、眠りにくくなるでしょう。

夜間の寝室の寒さが気になる場合は、厚手のカーテンを使用することがおすすめです。部屋の暖かさが窓から逃げにくくなり、外気の侵入も防ぎやすくなります。

また、夏の場合は遮光カーテンや遮熱カーテンなどを使用することで、日差しや外からの熱が抑えられ、室温が高くなりすぎないように調整することができます。風通しを良くしたい場合はレースカーテンを使うと良いでしょう。

カーテンを使用し冷暖房効率が高まると省エネにも繋がるため、裏地付きや遮熱機能付きといった機能性の高いカーテンを選ぶこともおすすめです。

睡眠に理想とされる室温は、冬は22℃〜23℃夏は25℃〜26℃とされています。機能性のあるカーテンを使用し、快適な室温を保ちましょう。

睡眠に快適な暗さに調節できる

睡眠時はできるだけ暗い環境が推奨されますが、車やお店の照明、街灯などの光によって睡眠が妨げられる恐れがあります。その場合は、窓にカーテンを付けることでそれらの侵入を調整できます。

後述しますが、カーテンには遮光機能がついているものもあります。遮光レベルによって1~3級と等級が決められているため、完全に遮光して真っ暗な部屋で寝たい場合は「遮光1級」と記されているカーテンを選ぶことがおすすめです。

ただし、遮光カーテンを使用すると朝日も遮光するため自然光での目覚めが期待できなくなる可能性もあります。「朝日とともに目覚めたい」、「真っ暗な寝室で寝るのは苦手」という場合は、遮光カーテンではないものを選びましょう。

騒音対策に役立つ

カーテンは、大きな道路や人通りの多い道路に面している場合や隣の家との距離が近い場合など、睡眠時に気になる騒音を抑えるためにも役立ちます。防音・遮音機能が付いたカーテンもあり、外の騒音を遮るほかにも、室内の音が外に漏れ出ることを防ぐ効果もあります。

睡眠には静かな環境が適しているため、睡眠時の騒音が気になる場合は遮音性の高いカーテンを選ぶと安眠に繋がるでしょう。

睡眠前にリラックスできる

カーテンの色は寝室の雰囲気を左右するだけでなく、興奮作用や気持ちを落ち着かせる心理的な効果もあります。寝室のカーテンは睡眠前にリラックスできる空間作りに重要であるため、睡眠に適した色やデザインを選びましょう。 

寝室に適したカーテンの選び方

寝室に適したカーテンの選び方

先述したカーテンのメリットを踏まえ、寝室に適したカーテンの選び方を紹介します。睡眠に求める環境に合った特性や機能性のカーテンを検討しましょう。

遮光等級で選ぶ

遮光等級とは、カーテンが外部からの光を透過する割合を判定基準としており、一般社団法人日本インテリア協会(NIF)が定めているものです。

遮光率が高い順に1級~3級まであり、具体的な遮光率と照度に関する状態表現は以下の表のとおりです。

等級1級2級
3級
遮光率99.99%以上99.80%以上
99.99%未満
99.40%以上
99.80%未満
照度に関する状態表現人の顔の表情が
識別できないレベル
人の顔あるいは
表情がわかるレベル
人の表情はわかるが
事務作業には暗いレベル

参考:一般社団法人日本インテリア協会 「試験方法及び判定基準」

一般社団法人日本インテリア協会(NIF)から認定を受けている遮光等級3以上のカーテンには、機能性表示マークとして遮光マークが表示されます。

寝室を暗くし睡眠環境を整えたい場合や朝日や西日を遮断したい場合、プライバシーを守りたい場合には遮光マークが付いているカーテンを選ぶと良いでしょう。また、現在使用しているカーテンに後付けできる遮光裏地を使用する方法もあります。

なお、遮光カーテンに関して、睡眠との関係や選び方をより知りたい方は下記記事もご覧ください。

遮光 カーテン 睡眠 障害
【医師監修】遮光カーテンと睡眠障害の関係性は?選ぶ際のポイントや使用上の注意点を解説

断熱カーテンや遮熱カーテンを選ぶ

断熱カーテンとは断熱効果を持ったカーテンのことで、外の熱の侵入や部屋の熱の放出を防ぐ効果があります。また、熱を遮る効果を持つ遮熱カーテンもあり、光を反射させることで熱を遮ります。断熱カーテンとは異なり太陽光を反射させるため、主に夏の使用が向いているカーテンです。

断熱カーテンや遮熱カーテンには、裏地にコーティング加工がされてあるもの、繊維が織り込んであるもの、鏡のように反射させる仕様のものがあります。断熱や遮熱機能付きのカーテンを使用すると外気を遮断できるため、夏は涼しく冬は暖かさを保ちやすくなります。

断熱カーテンや遮熱カーテンの特徴を踏まえたうえで、寝室に合うものを選びましょう。

遮音カーテンを選ぶ

遮音カーテンとは、吸音機能や防音機能を備えたカーテンです。糸を隙間なく織ることで、音が漏れたり響いたりすることを防いでおり、車や工事音などの外からの騒音だけでなく、会話や日常生活で生じる音を遮断できます。

リラックス効果のある色で選ぶ

色には人の心や行動に影響を与える力があります。そのため、寝室の中でも大きな割合を占めるカーテンは色選びも重要です。

青や緑などのリラックス効果のある色や、ベージュなどの落ち着いた色味のカーテンを選ぶと、安眠できる寝室作りに繋がります。反対に、赤やオレンジなどの色は気分が高揚しやすくなるため寝室のカーテンにはあまり向いていません。

寝室のカーテンにあると便利な機能

ほかにも、カーテンにはさまざまな機能を持つものもあります。以下で、寝室のカーテンにあると便利な機能を紹介します。

消臭機能

カーテンは衣類のように頻繁には洗えず、就寝中の汗や皮脂、加齢臭などのにおいがこもりやすくなります。

不快なにおいは交感神経を緊張させ睡眠を妨げる原因にもなるとされているため、寝室のにおいが気になる場合は消臭機能つきのカーテンを選ぶと良いです。においがこもりにくくなり、睡眠環境に適した寝室に繋がります。

ウォッシャブル対応

カーテンにはほこりや窓から入った花粉やにおいが付着しやすいです。特に、寝室ではダニの付着にも注意しなければなりません。ウォッシャブル対応のカーテンであれば、丸洗い可能で清潔に保ちやすいため、寝室にもおすすめです。

一般社団法人日本インテリア協会(NIF)は、ウォッシャブル対応と記載できるカーテンを「家庭用洗濯機で洗濯ができ、色落ちせず、縮みが少ないもの」と定めています。そのため、ウォッシャブルマークが付いているカーテンを選ぶと、カーテンを傷めずに自宅で気軽に洗濯することができます。

寝室のカーテン選びのコツを知って安眠に繋げよう

寝室のカーテン選びは、安眠のために重要な要素です。

カーテンには遮光機能や断熱・遮熱機能、遮音機能だけでなく、ほかにもさまざまな機能に特化したものがあります。寝室に求める環境や安眠できる環境は人それぞれ異なるため、求める環境に応じて自分に合ったカーテンを正しく選ぶことが大切です。

この記事で紹介した、寝室のカーテンの選び方や便利な機能を参考に、寝室のカーテンを選んでください。

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