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2025.09.24 更新

【医師監修】腰痛はマットレスのせい?予防するための選び方やおすすめのマットレスを解説

【医師監修】腰痛はマットレスのせい?予防するための選び方やおすすめのマットレスを解説

腰痛は身体的な要因だけではありません。「マットレスの硬さが合わない」「寝返りが打ちにくい」など、マットレスが原因で腰痛が生じる場合もあります。

マットレス起因の腰痛を和らげるには、「タオルを敷く」「ベッドパッド(敷パッド)を使用する」などの応急処置に加え、マットレスの買い替えも検討しましょう。自分に合うマットレスを使用したうえで睡眠時の姿勢に気を付ければ、腰痛の改善が期待できます。

この記事では、腰痛になりやすいマットレスの特徴や選ぶ際の正しいポイントを解説します。腰痛にならないおすすめのマットレスも紹介するため、腰痛に悩んでいて自分に合うマットレスを探している方はぜひ参考にしてください。

  1. 腰痛とマットレスの関係
  2. 腰痛になりやすいマットレスの特徴
  3. 体圧分散性が低い
  4. 硬さが合わない
  5. 厚さが不十分で底付き感がある
  6. 寝返りが打ちにくい
  7. へたりや変形がある
  8. 腰痛を防ぐマットレス選びのポイント4選
  9. ①素材:反発力の高い素材がおすすめ
  10. ②硬さ:柔らかすぎず硬すぎないちょうど良い硬さのマットレスを選ぶ
  11. ③厚さ:体をしっかり支えたいなら10cm以上を目安に
  12. ④サイズ:余裕を持って寝返りを打てるサイズに決める
  13. 睡眠時の腰痛予防には寝姿勢も重要
  14. マットレスが原因で腰痛が生じている場合の応急処置とは?
  15. タオルを敷く
  16. ベッドパッドや敷パッドを使用する
  17. それでも改善が見られない場合は医療機関へ
  18. 腰痛に悩んでいる方にはNELLマットレスがおすすめ!
  19. 手軽に腰痛ケアをしたいなら「NELLマットレス」
  20. 腰への負担軽減と快適な眠りの両方を叶えるなら「NELLマットレス スイート」
  21. まとめ

腰痛とマットレスの関係

腰痛は、運動不足や姿勢、肥満、疲労の蓄積、椎間板ヘルニア、腰椎の圧迫骨折、内臓疾患など、体の状態や病気が原因で発生する場合があります。ただし、これらの身体的要因だけでなく、使用しているマットレスが原因で腰痛になるケースもあります。

マットレスが原因で腰痛に悩んでいる場合は体のケアに限らず、マットレス選びにも意識を向けることが大切です。

腰痛になりやすいマットレスの特徴

腰痛になりやすいマットレスの特徴は以下のとおりです。

  • 体圧分散性が低い
  • 硬さが合わない
  • 厚さが不十分で底付き感がある
  • 寝返りが打ちにくい
  • へたりや変形がある

それぞれ詳しく解説します。

体圧分散性が低い

体圧分散とは、寝ている時に体にかかる圧力(体重による負荷)を分散させることです。体圧分散性が低いマットレスは、腰や肩など体重が集中しやすい部位に過剰な圧力がかかりやすく、血流が阻害されて腰痛を引き起こす原因になります。

特に、極端に硬いマットレスやコイル数の少ないものは、体圧分散性が低い傾向があります。腰への負担を軽減するためには、体全体をやさしく受け止めるバランスの良いマットレスを選ぶことが大切です。

硬さが合わない

過度に柔らかいマットレスを使用していると、体の沈み込みによって血液の循環が滞るため、腰に負担がかかります。

反対に、過度に硬いマットレスを使用していると腰や背中が沈まずに浮き、筋肉が緊張して負担がかかります。その結果、血行不良が生じて腰痛になる可能性があります。

柔らかすぎても硬すぎても、適切な寝姿勢は保てません。マットレスの硬さに注意し、適度な硬さのマットレスを選びましょう。

厚さが不十分で底付き感がある

マットレスの厚さが8cm未満の場合、体重によって床やベッドフレームに体が当たる「底付き感」を覚えることがあります。腰部分は体重が集中しやすく、硬い床面が直接体を押し返す形になると、腰に痛みが出るリスクが高まります。

快適に眠るためには、適度な厚みと弾力性があり、底付き感を感じさせない構造のマットレスを選ぶことがポイントです。

寝返りが打ちにくい

睡眠中、寝返りをすることで、体にかかる圧力が分散されます。

寝返りが打ちにくい状態では、同じ部位(腰など)に負担がかかり続けて筋肉が緊張し、腰痛が生じる原因になりかねません。

へたりや変形がある

長年使い続けたマットレスは、体重のかかりやすい腰部分を中心にへたりや変形が起こることがあります。へたった部分は沈み込みが大きくなり、腰の位置が不自然に曲がったまま固定されてしまうため、腰椎に過度な負担がかかります。

マットレスに明らかな変形が見られる場合は、買い替えを検討しましょう。

腰痛を防ぐマットレス選びのポイント4選

使用しているマットレスが原因で腰痛に悩んでいる方は、マットレスの買い替えも検討しましょう。

腰痛にならないマットレスを選ぶ際は、自分が眠りやすいかどうかを優先的に考えることが重要です。

中でも以下の4つのポイントに着目して、マットレスを選んでください。

  1. 素材
  2. 硬さ
  3. 厚さ
  4. サイズ

以下では、各ポイントを詳しく紹介します。

①素材:反発力の高い素材がおすすめ

マットレスの寝心地やサポート力は、使われている素材によって大きく異なります。腰痛を避けたい場合に、特に重視したい点が「反発力」です。反発力の高いマットレスは体が沈みにくく、寝返りを打ちやすいため、腰への負担を最小限に抑えられます。

例えば、スプリングを使用したコイルマットレスや、高反発ウレタン・天然ラテックス素材を使用したマットレスは反発力が高い傾向があります。マットレスを選ぶ際は、反発力の高さを意識して素材を確認しましょう。

高反発のマットレスについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

高反発マットレス 腰痛
高反発マットレスは腰痛に良い?低反発との違いや正しい選び方、おすすめの商品を紹介

②硬さ:柔らかすぎず硬すぎないちょうど良い硬さのマットレスを選ぶ

マットレスの硬さも、腰痛にならないマットレス選びにおいて重要なポイントの1つです。柔らかすぎるマットレスは腰が沈みやすく、背骨のカーブが不自然になり、腰椎への負担が大きくなります。

一方、硬すぎるマットレスは、腰や肩などの一部分にだけ体重が集中して血流が妨げられ、腰痛を悪化させる可能性があります。

マットレスを選ぶ際は、柔らかすぎず、硬すぎないちょうど良い硬さのマットレスを選ぶことが大切です。目安は、仰向けで寝た時に首や腰の後ろに隙間ができず、自然な姿勢を保てる硬さです。

腰が沈みすぎない適度な硬さのマットレスを使用すると、その分、腰への負担が減って腰痛の予防に繋がります。実際に寝心地を試す際は、自分の体が無理なく支えられているか意識しましょう。

腰痛にならないおすすめのマットレスの硬さについて詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

腰痛 マットレス 硬さ
腰痛に悩む方必見!最適なマットレスの硬さを見極める方法や選び方をわかりやすく解説

③厚さ:体をしっかり支えたいなら10cm以上を目安に

マットレスは、一定以上の厚みがあることで体をしっかり支えられます。しかし、薄いマットレスは腰に直接圧力がかかるため、底付き感によって腰痛を悪化させる可能性があります。

腰に不安がある方は、厚めのマットレスを選ぶと良いでしょう。

一般的には、マットレスの厚さが10cm程度あれば、体格に関係なく体を支えやすいとされています。

④サイズ:余裕を持って寝返りを打てるサイズに決める

腰痛にならないためにマットレスを選ぶ際は、サイズに余裕がある製品を検討しましょう。

マットレスに十分な横幅がないと寝返りが制限され、同じ姿勢を長時間続けることになります。そして、血流が滞って腰に負担がかかりやすくなります。余裕のある横幅は体圧分散に役立ち、腰痛の予防や軽減に繋がります。

また、寝返りは体温や湿度を調整する役割もあるため、快適な睡眠環境を保つうえで重要です。「余裕をもって寝返りを打てない」「しっかりと睡眠時間をとっているのに体が疲れている」と感じている方は、現在よりもワンサイズ大きいマットレスを試しましょう。

ソシアス美緒

ソシアス美緒

麻酔科標榜医 日本アンチエイジング外科美容再生研究会認定医

反り腰を併発している場合も、基本的には上記の選び方で問題はありません。ただし、体圧分散性に優れたマットレスを選ぶようにしましょう。

睡眠時の腰痛予防には寝姿勢も重要

睡眠時の腰痛予防には寝姿勢も重要

腰痛にならないためには、マットレスだけでなく「寝る時の姿勢」にも気を付けましょう。寝る時の姿勢によっては、腰に負担がかかるためです。

例えば、うつ伏せの姿勢で寝ると腰椎の関節に負担がかかり、腰痛が生じる場合があります。

また、仰向けは腰に負担がかかりにくい姿勢ですが、すでに腰痛がある方や猫背の方にとっては、腰に負担がかかるため注意が必要です。

腰への負担を抑えるためには、一般的に「横向きに膝を曲げた姿勢」で寝るほうが良いとされています。

すでに腰痛がある場合は、横向きに膝を曲げた姿勢を保ちつつ、両足にクッションなどを挟んで寝てみてください。そうすると骨盤が安定し、腰の痛みを軽減できることがあります。

ソシアス美緒

ソシアス美緒

麻酔科標榜医 日本アンチエイジング外科美容再生研究会認定医

横向きで寝る場合、右を向いて寝ると心臓にかかる負担が減るといわれており、左を向いて寝ると逆流性食道炎を抑制できる、消化作用がアップするといわれています。左右どちらの向きで寝ても、それぞれメリット・デメリットがあります。

マットレスが原因で腰痛が生じている場合の応急処置とは?

マットレスが原因で腰痛が生じている場合は、以下の方法で改善する可能性があります。なお、これらは一時的に腰痛を軽減・解消する方法です。

  • タオルを敷く
  • ベッドパッドや敷パッドを使用する

それぞれ詳しく説明します。

タオルを敷く

マットレスのへたれている部分にタオルを敷くと、へこみが埋まり、腰痛を軽減・解消できる可能性があります。

ただし、寝返りを打つことでタオルの位置がずれる場合もあるため注意しましょう。

また、タオルを敷いている場所と敷いていない場所で反発力に差が出るため、違和感を覚えるかもしれません。
応急処置であると捉えておきましょう。

ベッドパッドや敷パッドを使用する

また、ベッドパッドや敷パッドを使用することで、マットレスの硬さやへたりの改善に繋がります。

一般的に吸水・吸湿効果や防汚効果で使用されるアイテムですが、パッドの厚さによっては「寝心地を調整する」という目的で使用することも可能です。

この方法で寝返りが打ちやすくなる場合があるため、腰痛が生じていてすぐに対処したい方は試してはいかがでしょうか。

それでも改善が見られない場合は医療機関へ

睡眠時に使用するマットレスや姿勢に気を配っても腰痛がひどい場合は、腰の疾患を疑いましょう。腰への疾患がある場合は、いくら腰痛にならないようにご自身で対策を講じても完治するには治療が必要です。

腰痛の原因になる主な病気として、「腰椎椎間板ヘルニア」「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」「骨粗しょう症」などが挙げられます。

疾患を放置すると、悪化する可能性もあります。なかなか腰痛が改善しない方は、整形外科など、検査と診断ができる医療機関に相談しましょう。

ソシアス美緒

ソシアス美緒

麻酔科標榜医 日本アンチエイジング外科美容再生研究会認定医

マットレスの買い替えなどによって腰痛が和らいだ場合でも、長く続く腰痛や下肢にも痛みやしびれがある場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

腰痛に悩んでいる方にはNELLマットレスがおすすめ!

腰痛にならないためにマットレス選びは重要ですが、どの製品を選べば良いか悩む方も多いでしょう。

マットレスが原因で腰痛に悩んでいる方にとって理想のマットレスは、体格や寝姿勢、予算などによって選ぶべきモデルは変わります。大切なのは、自分に合った1枚を見つけることです。

そこでおすすめしたいのは、「NELLマットレスシリーズ」です。ベーシックで使いやすい一般モデルから、より快適性を追求した高級モデルまで展開されており、目的やライフスタイルに合わせて選べます。

以下では、それぞれのモデルの違いをご紹介します。

手軽に腰痛ケアをしたいなら「NELLマットレス」

コストを抑えつつ、寝返りのしやすさで腰痛ケアをしたい方には、ベーシックモデルの「NELLマットレス」が適しています。

NELLマットレスは腰部分の弾力が強化されており、腰にあたる部分には硬めのコイルを配置しています。この構造により簡単に寝返りを打てるため、起きた時の腰痛や肩こりといった体の違和感を最小限に抑えることが可能です。

また、NELLマットレスでは120日間のフリートライアルを設けているため、自分に合う硬さかどうかを気軽に試すことができます。「人通りが多い店頭ではマットレスの寝心地を試しにくい」という方にもおすすめです。

以下、NELLマットレスを実際に使用した方のレビューです。

ブルー

あき様

「しっかり眠れるようになった」

腰痛や肩こりがひどく、今までのマットレスでは寝てもあまり改善されていなかったように思う。NELLマットレスに変えてからは、朝までよく眠れて腰の痛みがなく起きられる様になった。購入してよかった。

ブルー

ばっと様

「自分にはぴったり」

腰痛持ちなので硬めのマットレスを探していた所、たまたま見つけてほかの方のレビューを参考に購入しました。程よい硬さで目覚めたも快適になりました。

ライトブルー

なっちょ様

「腰が痛くならない」

腰痛に悩んでいたのですが、このマットレスを使い始めて3週間、腰痛がなくなりました。夫も、体の痛みがなくなったと言っていました。もともと硬めのマットレスが好きだったので、どのマットレスにしようか悩んでいた時、ポケットコイルがたくさん入っているこちらのマットレスに決めたのですが、ポケットコイルが多いことで体への圧力も分散されているのかな?と思います。実店舗がなく、実際に寝て試せないことが気になっていたのですが、試してみて合わなかったら返品できるということもポイントでした。買ってよかったです!

NELLマットレス
NELLマットレスをはじめとしたNELL商品が全て15%OFF!

腰への負担軽減と快適な眠りの両方を叶えるなら「NELLマットレス スイート」

腰への負担を軽減しつつ、快適な眠りも重視したい方には、「NELLマットレス スイート」がおすすめです。

NELLマットレス スイートは、腰痛の主な原因である体圧の集中を防ぐため、2,259個の高密度ポケットコイルを採用しています。豊富なコイル数が体を点で支えることで、腰部への負荷を全身に均等分散し、朝起きた時の腰の痛みを軽減できます。

さらに注目すべきは独自の二層構造です。上層のトッパーが体の曲線に沿ってフィットし、下層の高反発ボトムが沈み込みを抑えて腰部をしっかり支えます。二層構造によって理想的な寝姿勢を一晩中キープできるため、睡眠中の腰への負担軽減が期待できます。

また、ポケットコイルの優れた通気性により熱や湿気がこもらず、深い眠りを妨げることもないでしょう。腰への負担軽減と快適な睡眠を両立したい方は、ぜひチェックしてみてください。

NELL マットレス スイート
ホテルのスイートルームのような寝心地を実現したハイエンドモデル。

まとめ

腰痛は、身体的要因や病気のほかに、マットレスが原因で起こる場合もあります。マットレスが硬すぎ・柔らかすぎたり、寝返りが打ちにくかったりすると、腰などに負担がかかって腰痛になる可能性があるためご注意ください。

腰痛にならないためには、自分に適したマットレスを使用することが大切です。

ただし、体格によって理想のマットレスは異なります。自分の体に合うマットレスを見つけるためにも、まずはさまざまな製品を試してみましょう。

※医師が特定の商品を推奨しているわけではありません

この記事の監修者
ソシアス美緒
ソシアス美緒麻酔科標榜医 日本アンチエイジング外科美容再生研究会認定医
1999年東海大学医学部卒業、順天堂大学大学整形外科医局入局。2005年より順天堂大学麻酔科医局入局し、ペインクリニックで整形外科関連の痛みに関する治療を学び、麻酔科標榜医取得した後、同じく整形外科医である両親の経営する病院で整形外科医として勤務を開始。現在は、整形外科、再生医療、美容、皮膚科など多岐に渡る診療を手掛けている。
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