日々生活していく中で、どのようなことにお金をかけるかは人それぞれですが、寝具や睡眠環境にお金をかけるべきかどうかで悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
寝具や睡眠環境にお金をかけることにどのようなメリットがあるのか、逆にお金をかけないとどのようなデメリットがあるのか分からなければ、なかなか判断は下せないものです。
また、睡眠の質を高めるためにどのような寝具を選ぶべきかについても、気になるところでしょう。
この記事では、睡眠にお金をかけるメリットや逆にお金をかけない場合の懸念点、睡眠の質を高める寝具の選び方などを解説します。
睡眠にお金をかけると良い理由とは
日本人の平均的な睡眠時間は6~8時間(※個人差あり)とされているので、人生の4分の1~3分の1の時間は睡眠に費やされていることになります。
これだけの時間を睡眠に費やす以上、その際に用いられる寝具にお金をかけて睡眠の満足感を高めることには、大きな意味があります。
睡眠は、心身のメンテナンスと休息のために重要な役割を担っているので、心と体をしっかり休めて日々を健康的に過ごすことで、日々のパフォーマンス向上が期待できます。
そのため、睡眠にかけるお金が多少高額になったとしても、得られる効果を考えると長い目で見れば非常にコスパが良いといえるでしょう。
睡眠にお金をかけない場合の懸念点
寝具の寿命は使われている素材にもよりますが、安い寝具の中には品質が良くなく劣化が早いものもあります。
劣化した寝具は寝心地が悪いので、結果的に睡眠の質が低くなると考えられます。また、寝具の劣化が早いと、何回も買い替えなければならなくなる可能性もあるので、コスパもよくありません。
品質の良い寝具は、耐久性に優れていたり抗菌・防菌機能のある素材を使用していたりするため、使い方にもよりますが、比較的長く使うことができます。
性能や品質が良い分、必然的にある程度のお金が必要になりますが、多少初期費用はかかっても品質の良くない寝具と比べるとコスパが良いことは、間違いありません。
睡眠に対する満足度という点でもコスパという点でも、睡眠にはお金をかけるべきといえるでしょう。
睡眠の質を高める寝具の選び方
寝具にお金をかけることで睡眠の質を高めることができますが、実際にどのような寝具を選べば良いかというのも悩むポイントです。
寝具にはさまざまな種類がありますが、そのなかからマットレスと枕をピックアップして、睡眠の質を高める選び方を紹介します。
マットレスの選び方
マットレスを選ぶ際には、以下のような特徴を備えているものを選ぶことがおすすめです。
- 体圧分散性に優れている
- 適度に硬さや反発力がある
- 通気性に優れている
それぞれの特徴について、詳しく説明します。
体圧分散性に優れている
体圧分散とは寝ている時に体にかかる圧力(体重による負荷)を分散させることを意味しますが、体圧分散性に優れているマットレスは理想的な寝姿勢を維持してくれます。
体の一部にかかる負担を全身に分散させられるため、腰などに負担が集中するのを避けることが可能です。
適度に硬さや反発力がある
マットレスが柔らかすぎると、体が沈み込んで寝返りが打ちづらくなります。
そもそも寝返りは、寝返りは、睡眠中に体へかかる負担によって起こる「血行不良」を防ぐために無意識におこなわれる生理現象のようなものです。質の高い睡眠を取るためには欠かせません。
寝返りを適切に打てなければ、起きた時に体に違和感を覚える可能性があります。反対に硬すぎても、骨があたって痛みを生じる、血流が妨げられるなど体に負担を与える恐れがあります。
柔らかすぎず、硬すぎない程度の硬さのマットレスを選ぶことが重要です。また、適度な反発力があると体が沈み込みすぎないため、寝返りが打ちやすいでしょう。
通気性に優れている
マットレスに溜まる湿気はカビや劣化の原因になり、マットレスの寿命を縮める可能性があります。
そのため、なるべく通気性に優れているものを選ぶことが重要です。通気性に優れているマットレスであれば、カビなどの発生も抑制でき、快適に眠ることができるというメリットがあります。
NELLマットレスは、寝返りのしやすさを追求した体圧分散性の高いマットレスです。
一般的なマットレスに使用されるコイル数の約2倍以上のポケットコイルを使用しており、体圧が細かく分散されるため、寝返りがしやすく綺麗な寝姿勢が得られます。
また、通気性が悪いことの多いウレタンの使用は最小限に抑えつつ、主材として通気性に非常に優れたポケットコイルを採用しているため、高い通気性が維持されるので、マットレスのカビや劣化も抑えられます。
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枕の選び方
枕を選ぶ際には、以下のような特徴を備えているものを選ぶと良いでしょう。
- 低すぎず高すぎない適切な高さである
- リラックスできる硬さである
- 好みのサイズである
- 通気性が備わっている
それぞれの特徴について、詳しく説明します。
低すぎず高すぎない適切な高さである
枕の理想的な高さは各人の体型や寝姿勢によって異なりますが、立ったままの自然な姿勢を、横になった時もそのままキープできることが理想的です。
仰向き寝の場合は、横から見た時に、背骨が自然なS字状のカーブを保っているような姿勢が理想的であるため、そのような姿勢をキープできる高さの枕を選ぶと良いでしょう。
また横向き寝の場合は、頭から背骨が真っすぐになっていることが望ましいです。横になった時に頭とマットレスや布団の隙間を埋めて、首・肩・後頭部をしっかり支えてくれる枕を選びましょう。
さらに、枕が高すぎたり低すぎたりすると、いびきの原因にもなるので、いびきが気になる場合は特に高さには注意する必要があります。
リラックスできる硬さである
硬さに関しては、感じ方や好みに個人差があるため、「硬いほうが良い」「柔らかいほうが良い」など明確に決められていません。
重要なのは、「自分がリラックスできる硬さである」ということです。
素材によって硬さや感じ方が異なるので、いろいろな枕を試してみてしっくりくるものを選ぶと良いでしょう。
好みのサイズである
枕のサイズも各人の好み次第ではありますが、寝返りを打った時に頭が枕から落ちてしまわないくらいのサイズはあったほうが良いでしょう。
左右どちらにも自由に寝返りを打てるだけのスペースがある枕が望ましく、寝返りを快適に打つことを重要視するなら、自分の頭3つ分が入るぐらいのサイズが理想的です。
特にこだわらないというのであれば、自分の好みのサイズの枕を選びましょう。
通気性が備わっている
人の頭は汗をかきやすいので、必然的に枕には寝汗が染み込むことになります。汗が染み込んだままだとカビやニオイの原因になるので、マットレスと同様に通気性の良いものを選ぶことがおすすめです。
熱がこもりにくい、吸湿性・発散性に優れている、洗濯できるなどの特徴を備えているものを選ぶと良いでしょう。
まとめ
人は人生における多くの時間を睡眠に費やしているため、寝具にお金をかけることは結果的に日々の生活の満足感を高めることに繋がります。
高品質な寝具は多少値が張りますが、長い目で見ればそれだけの価値を感じられるため、コスパが良いといえます。
今回紹介した選び方を参考にして、ぜひ自分に合う寝具を選んでみてください。