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2023.07.13 更新

【医師監修】布団のダニ対策でおすすめの方法は?発生する原因などについても解説

【医師監修】布団のダニ対策でおすすめの方法は?発生する原因などについても解説

ダニは、どの家にも生息するといわれている繁殖力の強い生き物です。特に、高温多湿の環境になりやすい布団によく発生します。

健康面などへの影響から、布団のダニ対策に取り組みたい方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ダニが発生する原因や健康に及ぼす影響、予防方法などを紹介します。退治する方法についても解説するので、ダニにお悩みの方は参考にしてみてください。

  1. 布団にダニが発生する原因
  2. 高温多湿でダニが繁殖しやすい
  3. フケや髪の毛がダニのエサとなる
  4. かゆいだけじゃない!ダニが健康に及ぼす影響
  5. 布団にダニがいるかチェックする方法
  6. 検査キットを使用する
  7. アレルギーの症状がないかセルフチェックする
  8. 布団のダニを退治する方法
  9. 掃除機・布団クリーナーをかける
  10. ダニ退治用のアイテムを使う
  11. 布団を加熱する
  12. 布団をクリーニングに出す
  13. 布団のダニを対策する方法
  14. 週に1回は寝具を洗う
  15. こまめに掃除機をかける
  16. 布団に湿気を溜めないようにする
  17. 防ダニシーツや防ダニ布団カバーを使用する
  18. ダニ対策には通気性に優れたマットレスの使用も効果的
  19. 通気性に優れたマットレスなら「NELLマットレス」がおすすめ
  20. まとめ

布団にダニが発生する原因

ダニは繁殖するための環境が整っていると発生しますが、布団には特に発生しやすいといわれています。

ここでは、布団にダニが発生する主な理由について解説します。

高温多湿でダニが繁殖しやすい

ダニは高温多湿な環境を好む生き物です。具体的には、温度が25℃前後、湿度65%の環境を好むといわれており、なかでもこの湿度・温度を満たしやすいのが寝る時に使っている布団です。

布団は寝汗などによって高温多湿になりやすく、ダニにとっては繁殖に適した環境が整っているため、発生しやすいといわれています。

フケや髪の毛がダニのエサとなる

布団に落ちているフケや髪の毛もダニが発生する原因の一つです。

布団にはフケ、髪の毛がどうしても落ちてしまいますが、これらはダニのエサとなります。エサが豊富な分、ダニにとって布団は住み心地が良い場所となるでしょう。

かゆいだけじゃない!ダニが健康に及ぼす影響

ダニが人体に与える健康面の影響としてはダニ刺されによるかゆみが有名ですが、このほかにもさまざまな影響を及ぼします。

代表的な例として挙げられるのが、ダニが原因で発生するアレルギー反応です。

ダニが体内に入ってくると、そのダニを撃退するために体の免疫機能が過剰に働いてしまい、アレルギー性鼻炎などが発症する可能性があります。

くしゃみや鼻水などのアレルギー反応と思われる症状がある方は、医療機関に相談しましょう。

豊田早苗

豊田早苗

とよだクリニック院長

ダニによるアレルギー反応を長期間放置すると、アトピー性皮膚炎や気管支喘息、結膜炎や鼻詰まりよる睡眠障害が起こるリスクがあるので、注意しましょう。

布団にダニがいるかチェックする方法

ダニはどの家にも生息している生き物ですが、なかでも高温多湿でエサが豊富な布団は発生しやすいといわれています。

できれば布団にダニがいるかどうかチェックしたいところですが、ダニは非常に小さいため、肉眼で確認することは困難です。

しかし、方法によってはチェックすることも可能です。以下では、使っている布団にダニがいるかどうかチェックする方法を紹介します。

検査キットを使用する

布団にダニがいるかどうか確認したい場合は、専用の検査キットを使用すると良いでしょう。

検査キットを使うと、アレルギー反応を引き起こす要因となるダニアレルゲンを検出できます。

使い方は検査キットによって異なりますが、まず検査したい場所を掃除機で吸引し、専用の液体に浸してレベル別で判定する方法が一般的です。

検査キットはインターネット通販などで購入できるので、探してみてください。

アレルギーの症状がないかセルフチェックする

ダニの有無を確認するには、アレルギーの症状がないかどうかセルフチェックをするのも方法の一つです。

例えば、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状がある方は、ダニが原因となっている場合があるため、「布団にダニが発生している可能性がある」と判断ができます。

ただし、アレルギー症状の原因がダニとは言い切れません。そのため、症状の有無だけで判断をするのではなく、医療機関を受診することをおすすめします。

豊田早苗

豊田早苗

とよだクリニック院長

アレルギー反応の自覚はあるものの、原因が分からない場合は、まず皮膚科を受診することをおすすめします。皮膚科では、アレルギーが起こっている原因を特定するためのアレルゲン検査を受けることが可能です。

布団のダニを退治する方法

布団にダニが繁殖している可能性がある場合は、自分や家族への健康面のことを考えて早めに退治しましょう。布団に繁殖したダニは、主に下記のような方法で退治することができます。

  • 掃除機・布団クリーナーをかける
  • ダニ退治用のアイテムを使う
  • 布団を加熱する
  • 布団をクリーニングに出す

掃除機・布団クリーナーをかける

布団に繁殖したダニは、掃除機や布団クリーナーをかけることで退治できます。

掃除機や布団クリーナーを使う際は、シーツを外して布団の両面にゆっくりと丁寧にかけるのがポイントです。

吸引力が弱いと効果が薄くなる可能性があるため、溜まったゴミはこまめに取り除きましょう。

ダニ退治用のアイテムを使う

ダニの退治には、ダニ駆除スプレーやダニ取りシートなどのアイテムを活用すると良いでしょう。

効果に期待できるのはもちろん、手軽に実践できる点もメリットの一つです。ダニ退治用のアイテムは市販で売られているため、通販やドラッグストアなどですぐに購入できます。

なお、ダニを駆除した後は死骸が残るため、布団に掃除機をかけておくのを忘れないようにしましょう。

また、ペットや小さい子供がいる方は、念のためにダニ退治用の製品に含まれている成分を確認しておくと安心です。

豊田早苗

豊田早苗

とよだクリニック院長

ダニ退治用のスプレーやシートに含まれている殺虫剤成分の多くは、ピレスロイドという物質です。ピレスロイドは、吸い込んだり、皮膚表面から体内に入っても、数時間で代謝分解され体外に排泄されます。

そのため、ダニ退治後にいつもどおり寝具を使用しても健康に問題はありません。どうしても気になる場合は、スプレーを噴射した後、窓を開けて換気し、寝具は2~3時間経過後に使用すると良いでしょう。

布団を加熱する

布団乾燥機を持っている方は、布団を加熱しましょう。ダニは高温に弱く、温度が50℃以上ある環境だと20分〜30分程度で死滅するといわれています。

また、布団乾燥機がない場合は、黒いカバーに布団を入れて干すなどの工夫をすれば加熱することが可能です。

布団をクリーニングに出す

自分でダニ退治をする時間がない方は、布団をクリーニングに出すことをおすすめします。布団はクリーニングで乾燥させる過程で高温状態になるため、ダニを退治することが可能です。

また、クリーニングに出せばダニのエサとなる髪の毛などを除去できるため、繁殖防止にも繋がります。

布団のダニを対策する方法

先述した方法でダニを退治した後は、再度ダニを繁殖させないためにも予防をしましょう。布団のダニは、下記の方法で予防することができます。

  • 週に1回は寝具を洗う
  • こまめに掃除機をかける
  • 布団に湿気を溜めないようにする
  • 防ダニシーツや防ダニ布団カバーを使用する

週に1回は寝具を洗う

先述したように、ダニは髪の毛やフケなどをエサとする生き物です。エサとなる物質が布団に残っていると、ダニが繁殖する要因となってしまいます。

繁殖を防ぐためにも、シーツや枕カバー、布団カバーは週に1回は洗濯し、ダニのエサとなる髪の毛などが残らないよう清潔に保ちましょう。

こまめに掃除機をかける

ダニのエサとなるフケや髪の毛を取り除くには、洗濯だけでなく掃除機で吸い取ることも大切です。エサが残らないよう、布団にはこまめに掃除機をかけてください。より徹底したい方は、ダニの除去に特化した布団クリーナーを使うのも良いでしょう。

布団に湿気を溜めないようにする

普段眠る時に使う布団は、寝汗などによって自然と湿気が溜まってしまいます。多湿な布団はダニにとって繁殖しやすい環境なので、できるだけ湿気を溜めないように心がけましょう。湿気を溜めない方法にはさまざまありますが、下記の3つが実践しやすくおすすめです。

  • 天日干しする
  • 布団乾燥機を使う
  • 扇風機などで風を当てる

防ダニシーツや防ダニ布団カバーを使用する

シーツや布団カバーには、ダニを防ぎやすいタイプの製品もあります。種類も多いので、自分好みの製品を探してみると良いでしょう。

ただし、防ダニ製品を使ったとしても、普段の手入れを怠ると繁殖する可能性があるので注意してください。防ダニ製品は、上記で紹介した予防方法も取り入れたうえで使用しましょう。

布団だけでなくマットレスのお手入れも大切です。マットレスのお手入れについては、以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも合わせて参考にしてください。

マットレス_手入れ
マットレスのお手入れ方法を頻度別に紹介!問題別の対策や注意点も解説

ダニ対策には通気性に優れたマットレスの使用も効果的

ダニ対策には通気性に優れたマットレスの使用も効果的

先述したとおり、ダニは高温多湿な環境を好むため、対策をするには寝具の通気性を保つことが重要です。

通気性を保つ方法はさまざまありますが、なかでも実践しやすいのが「マットレスを使う」という方法です。

床に敷いて使う敷布団は空気の通り道を確保しにくいため、どうしても布団に湿気が溜まってしまいます。

しかし、ベッドに敷いて使うマットレスなら床との距離が保たれるため、湿気が溜まりにくく通気性を保ちやすくなります。

通気性に優れたマットレスなら「NELLマットレス」がおすすめ

ダニ対策として通気性の高いマットレスを使用したい方は、主な素材としてポケットコイルを採用したNELLマットレスを試してみてください。

NELLマットレスは薄いウレタンと不織布を交互に重ねた独自の13層構造を採用しており、高い通気性を維持できるのが特徴のマットレスです。

通気性が高いため、ダニだけでなくカビ対策にも繋がります。

また、NELLマットレスは高い消臭効果を発揮する新消臭素材「フレッシュコール®Z」や、防ダニ・抗菌・防臭機能を兼ね備えた高機能な綿生地「TEIJIN MIGHTYTOP Ⅱ」を使用しているため、清潔に使用が可能です。

このほか、寝返りの打ちやすさも大きな特徴の一つです。NELLマットレスのコイル配列は、寝返りの打ちやすさに特化して設計されています。この配列により、マットレスが背中を押してくれるような感覚で自然とストレスのない寝返りを打つことができます。

適度に寝返りを打てていれば、血液の流れが阻害されずに腰痛や肩こりなどの体の痛みを軽減して快適に眠れます。ダニ対策だけでなく、寝心地の良さも追求したい方はぜひご検討ください。

NELLマットレスの詳細は、以下の通りです。

NELLマットレス
上質な寝心地を実現するために、寝返りに特化したマットレス。


NELLマットレスを実際に使用した方のレビュー>   

ライトブルー

はなまる様

「寝心地最高」

とっても寝やすく朝スッキリ起きれます。愛用です。

ダークブルー

バタリスト様

「朝起きた時の腰の軽さに驚きました。」

以前使っていたマットレスがヘタっていたので思い切ってNELLマットレスを購入しました。 寝た瞬間に以前のマットレスがどれだけヘタっていたのかがよく分かりました。こんなにもマットレスで、朝起きた時違うもんかと感じました。非常によかったです。

まとめ

布団にダニが繁殖しているとアレルギー症状に繋がるほか、ダニ刺されによる体のかゆみなど健康面に良くない影響を及ぼします。

何より、ダニが繁殖している布団では気持ち良く眠ることができません。快適に眠るためにも、布団にダニが繁殖している場合はしっかり退治しましょう。

また、ダニの繁殖を抑えるには、通気性の良い寝具を使用し、清潔な状態を保つことが大切です。こまめに掃除機をかける、定期的に洗うなどして、ダニを予防しましょう。

この記事の監修者
豊田早苗
豊田早苗とよだクリニック院長
鳥取大学卒業後、JA厚生連に勤務し、総合診療医として医療機関の少ない過疎地等にくらす住民の健康をサポート。2005年とよだクリニックを開業し院長に。患者さんに寄り添い、じっくりと話を聞きながら、患者さん1人1人に合わせた診療を行っている。

※医師が特定の商品を推奨しているわけではありません。

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