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2023.03.16 更新

【医師監修】毛布はクリーニングに出すべき?洗う頻度や料金の相場など徹底解説!

【医師監修】毛布はクリーニングに出すべき?洗う頻度や料金の相場など徹底解説!

久しぶりに使う毛布や、ワンシーズン使った毛布など、毛布をクリーニングに出したいタイミングは一年のうちに何度かあると思います。

しかし、毛布は大きくてかさばるアイテムなので、クリーニングにどうやって出せば良いのかわからず悩む方も多いでしょう。

この記事では、毛布をクリーニングに出す方法やメリット、クリーニング以外で毛布を洗う方法などについて解説します。

毛布をクリーニングに出そうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

  1. 毛布をクリーニングに出すメリット
  2. 毛布をクリーニングに出す方法は持参と宅配の2種類がある
  3. 毛布のクリーニングにはいくらかかる?出す頻度やかかる日数も解説
  4. 毛布は1年に2回クリーニングに出すのがおすすめ
  5. 毛布クリーニングの料金は1,000円~2,000円ほど
  6. 毛布クリーニングにかかる日数は2週間前後
  7. クリーニング以外の毛布を洗う方法
  8. コインランドリー
  9. 自宅の洗濯機
  10. 自宅で手洗い
  11. 洗う方法別にメリットを紹介
  12. コインランドリーは好きなタイミングで洗いに行ける
  13. 自宅の洗濯機で洗えばコストを抑えられる
  14. 手洗いをすればデリケートな素材もやさしく洗える
  15. まとめ

毛布をクリーニングに出すメリット

毛布をクリーニングに出すことで、自宅では洗濯しきれない蓄積された頑固な汚れもきれいにできます。

自宅で毛布をクリーニングしようとすると、かなりの時間を要するうえに面倒に感じることもあると思いますが、クリーニングに出せば手間がかからず楽にきれいにできるところが魅力です。

毛布を集荷してくれるクリーニング店や宅配クリーニングであれば、店舗まで自ら運ぶ必要もありません。

また、クリーニング店によってはメニューのオプションが豊富に用意されています。ダニ駆除などができるところもあるため、より清潔な状態を保ちやすいでしょう。

神林由香

神林由香

Men’s Clara Clinic院長

毛布を洗わないことで、ダニや花粉などにより、虫刺症(虫刺され)やアレルギー症状(喘息など)をきたす可能性があります。

虫刺症が生じると、かゆくて眠れないなどの原因になります。また、喘息があれば咳き込んでしまって睡眠の妨げになります。

毛布をクリーニングに出す方法は持参と宅配の2種類がある

毛布をクリーニングに出す方法には、クリーニング店に持参する方法と宅配クリーニングを使う方法の2種類があります。

クリーニング店に持参する方法の場合、毛布を自分で店舗まで持っていく必要があるため、毛布の枚数や重さによっては、車がないと利用が難しいかもしれません。しかし、予定のついでなど、自分の好きなタイミングでクリーニングに出せるところはメリットだといえるでしょう。

一方、宅配クリーニングの場合は、店側が集配の手配をしてくれるため、自分で毛布を運ぶ手間がかからない点がメリットです。店によっては、2階への持ち運びを手伝ってくれる場合もあります。

車を持っており、自分のタイミングで店舗に出向きたい方はクリーニング店に持参、車がなく毛布を運ぶ手間を減らしたい方は宅配クリーニングを使うと良いでしょう。

毛布のクリーニングにはいくらかかる?出す頻度やかかる日数も解説

毛布は大きくて重量もあるアイテムなので、クリーニング料金が高いイメージや、戻ってくるまでの日数が長いイメージを持っている方は多いかもしれません。

そんな疑問を解消するために、毛布をクリーニングに出す場合の頻度・料金相場・日数について解説します。

  • 毛布は1年に2回クリーニングに出すのがおすすめ
  • 毛布クリーニングの料金は1,000円~2,000円ほど
  • 毛布クリーニングにかかる日数は2週間前後

以下ではさらなる詳細を解説するので、毛布をクリーニングに出そうと考えている方はぜひ参考にしてください。

毛布は1年に2回クリーニングに出すのがおすすめ

毛布をクリーニングに出す頻度は、1年に2回ほどが理想的といえます。

また、タイミングとしては、「毛布のシーズンが始まり使い始める前」と「ワンシーズン使い終わったあと」の2回がおすすめです。

毛布を使わないシーズン中は、押し入れや収納に毛布をしまっているかと思いますが、その間にほこりやダニが付着してしまう可能性があります。そのため、毛布を使い始めるシーズンが近づいてきたら、使用する前に一度丸洗いしておくことが望ましいです。

一方、ワンシーズンたくさん使ったあとも、一度きれいにしてから収納したほうが衛生的なので、押し入れにしまう前にクリーニングに出したほうが良いといえるでしょう。

1年に2回出すのが難しい場合は、自分の生活や使用頻度などに合わせて、最低でも1年に1回はクリーニングに出すことをおすすめします。

毛布クリーニングの料金は1,000円~2,000円ほど

毛布クリーニングの料金設定は店舗により異なりますが、毛布の種類が「1重か2重か」と「シングルサイズかダブルサイズか」によって設定されている場合が多いです。

1重・2重の毛布について、サイズ別に表金相場をまとめました。

毛布の種類シングルサイズダブルサイズ
1重1,000円〜1,500円1,500円〜2,000円
2重1,500円〜2,000円2,000円〜2,500円

ただし、同じクリーニングのチェーン店であっても、毛布の種類だけでなく、出店している地域によって料金設定が異なる場合もあります。

そのため上記の料金はあくまでも目安になりますが、ある程度の参考にはなるため、クリーニングに出す際にはこの料金相場と比べて高すぎないか、確認すると良いでしょう。

毛布クリーニングにかかる日数は2週間前後

多くのクリーニング店の場合、仕上がりまでの日数は10日~2週間程度かかります。

ただし、毛布を使い始める前の時期には予約が多くなり、さらに日数がかかる可能性もあるため注意が必要です。

寒くなってからクリーニングに出すと、予想以上に戻ってくるのが遅くなり、寒い中しばらく過ごすことになってしまうかもしれないので、余裕を持ってクリーニングに出すようにしましょう。

使い始める前のタイミングだけでなく、毛布をしまい始める方が多い時期も、混雑しやすいことを覚えておいてください。

クリーニング以外の毛布を洗う方法

クリーニング以外の毛布を洗う方法

毛布をクリーニングに出したいと考えていたものの、料金や日数が都合と合わず利用を見送る場合もあるかと思います。そんな時には、以下のようなほかの方法で毛布の洗濯にチャレンジしてみても良いでしょう。

  • コインランドリー
  • 自宅の洗濯機
  • 自宅で手洗い

それぞれの洗い方、特徴について詳細を解説します。

コインランドリー

家庭用よりも大きな洗濯機が置いてあるコインランドリーに持ち込んで洗う方法は、準備するものが少ないため手軽な洗い方といえます。

コインランドリーを使用する場合、大切な毛布を傷つけないために、毛布を入れて洗濯するための「洗濯ネット」を持参するようにしましょう。

コインランドリーで毛布を洗う場合の料金相場は、毛布の重さや使用する洗濯機によって異なりますが、大体1,000円前後が目安です。

洗濯と乾燥を含めて60分前後で終わることが多いようで、洗濯を終えたらその場でたたんでそのまま持って帰れます。

自宅の洗濯機

毛布についている洗濯表示に「洗濯禁止マーク」がない場合は、自宅で洗うことも可能です。中性洗剤やおしゃれ着用洗剤を使って洗いましょう。

毛布に汚れがついている場合は、洗う前にブラシで落としたり叩いたりしておくと、よりきれいに仕上がります。毛布専用のコースが洗濯機についている場合はそちらを使いますが、なければドライコースや手洗いコースを使ってください。

また、乾かす時は、2本の物干し竿を使ってM字型にかけると、風通しがよくなるため効率的に乾かせます。

自宅で毛布を洗う場合の料金相場は、洗剤1回分と、電気・水道代を含めて100円もかからないくらいです。日数に関しては、毛布をよく使う冬場は洗濯物が乾きづらいため、完全に乾くまでに1〜2日かかる場合もあります。

自宅で手洗い

洗濯機に毛布が入りきらない場合は、やや手間はかかりますが手洗いする方法もおすすめです。手洗いをする場合は、以下の順番でおこないます。

  1. 浴槽に30〜40度程度のお湯を張り、毛布と洗剤を入れる
  2. 上下をひっくり返しながら、隅々まで足踏みして洗う
  3. 水が濁らなくなるまで繰り返し、洗剤を洗い流してすすぎをする

洗剤が残っていると、カビや臭いの原因となるため注意しなくてはなりません。

また、ほかの方法と比べると労力がかかるため、洗えない素材の毛布を洗いたい時や、洗濯機の容量に毛布が入らない時の選択肢の一つとして考えると良いでしょう。

神林由香

神林由香

Men’s Clara Clinic院長

カビもアレルギーの原因になりますので、喘息や、鼻炎、副鼻腔炎をきたす可能性があり、その場合も睡眠を妨げます。

洗う方法別にメリットを紹介

上述したクリーニング以外の洗濯方法には、それぞれ異なるメリットがあります。クリーニングに出す際のメリットと比較しつつ、自分の希望に合う方法を探しましょう。

洗う方法別のメリットは、以下のとおりです。

  • コインランドリーは好きなタイミングで洗いに行ける
  • 自宅の洗濯機で洗えばコストを抑えられる
  • 手洗いをすればデリケートな素材もやさしく洗える

それぞれのメリットについて、詳しく紹介します。

コインランドリーは好きなタイミングで洗いに行ける

コインランドリーは好きなタイミングで洗いに行けるため、買い物のついでや習い事の前など、自分のタイミングで洗濯を終わらせたい時に便利です。

洗濯機や乾燥機がすべて使用中の場合、再び別の時間帯に訪れなくてはならないリスクもありますが、近年はインターネットで稼働状況が確認できる店舗もあります。

自宅を出る前に稼働状況を確認しておけば、二度手間になるケースを避けられるでしょう。

コインランドリーによっては大きな毛布も洗える洗濯機を設置しているところもあり、複数枚の毛布を一度に洗いたい場合にもおすすめです。

自宅の洗濯機で洗えばコストを抑えられる

自宅の洗濯機で洗う方法の場合、手間や時間はかかってしまいますがコストを抑えられます。

家族が多いご家庭だと、ワンシーズンに何枚も毛布をクリーニングに出すことになるため、予想以上の費用がかかってしまうかもしれません。

自宅で洗えば数千円単位の費用がかかるケースはあまり考えられず、洗う枚数が多い方には特にうれしいポイントだといえます。

毛布の種類によって洗剤を変えるなど、臨機応変に洗えるところも魅力です。お気に入りの毛布がある場合も、仕上がりにこだわって洗えるでしょう。

手洗いをすればデリケートな素材もやさしく洗える

自宅で手洗いする方法も手間や時間がかかりますが、洗濯機で洗えないデリケートな素材でもやさしく洗うことができます。

洗濯機の容量が小さいご家庭や、洗濯機には入らないサイズの毛布を洗う場合にも、手洗いする方法は有効です。

洗濯機でほかの洗濯物を洗いながら、同時に浴槽で毛布を手洗いすれば、洗濯機を何度も回す必要がなく時短にもなるでしょう。

まとめ

毛布をクリーニングに出せば、蓄積された汚れやダニなどもきれいにできます。可能であれば年に2回ほどクリーニングに出して、清潔さを保ちながら毛布を使いましょう。

クリーニング料金を調べる際には、「1重か2重か」「シングルサイズかダブルサイズか」という毛布の種類を確認しておいてください。早めに手元に戻ってきてほしいなら、閑散期にクリーニングに出すといった工夫も大切です。

また、毛布をクリーニングに出すのが難しい場合には、コインランドリーを使ったり自宅の洗濯機で洗ったり、ほかの方法を試すのも一つの選択肢です。

自分の家庭の状況やライフスタイルに応じて、重視すべきポイントを決めたうえで、納得できる毛布の洗濯方法を選びましょう。

この記事の監修者
神林由香
神林由香Men’s Clara Clinic院長
日本皮膚科学会正会員。日本美容皮膚科学会会員。日本先進医療医師会会員。日本抗加齢学会正会員。メンズヘルス医学会会員。 美容外科専門医(JSAS)。東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て現職。
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