ステージベッドとは？メリット・デメリットや選び方を分かりやすく解説

ステージベッドは、一般的なベッドフレームに比べてサイドフレームが大きくなっているベッドです。背の低いローベッドの商品が多く、デザイン性に優れているため、部屋の雰囲気をおしゃれにしたい方におすすめです。

ただし、ステージベッドは一般的なベッドフレームとは違ったデメリットがあるので、購入前に知っておく必要があります。

この記事では、ステージベッドのメリット・デメリット、選び方を解説します。ステージベッドの購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

ステージベッドとは

ステージベッドとは、サイドフレームがマットレスより大きいベッドのことです。 一般的なベッドフレームはマットレスとフレームのサイズがほとんど同じですが、ステージベッドは両サイドに10～20cm程度のスペースがあるため、小物などを置くことができます。 

両サイドのスペースは商品によって異なり、正確な定義はありませんが、左右に10cm程度のスペースがある商品をナローステージタイプ、20cmの幅があるとワイドステージタイプと呼ぶことがあります。

ステージベッドとローベッド・フロアベッドとの違い

ローベッド・フロアベッドは、床にベッドフレームを直接置くタイプのベッドです。床からの高さが低い点はステージベッドと共通していますが、それぞれ異なる特徴を持っています。

特に大きな違いは、マットレスを設置した際のスペースの有無です。ステージベッドはマットレスの両サイドに10cm程度のスペースがあるのに対し、ローベッド・フロアベッドはマットレスを設置した際の左右のスペースがほとんどありません。

ローベッド・フロアベッドは左右のスペースがない分、ステージベッドに比べると使い方の幅は狭まりますが、全体のサイズがコンパクトになるメリットもあります。

ステージベッドとローベッド・フロアベッドにはそれぞれ良い部分があるので、好みや寝室の状態に合わせて選ぶと良いでしょう。

なお、フロアベッドの詳しい特徴や選び方については、以下の記事で解説しています。

フロアベッドとはどういうもの？特徴やローベッドとの違い、選び方を解説

ステージベッドのメリット

ステージベッドのメリットは、以下のとおりです。

マットレスのサイズを自由に選べる

ステージベッドは同じサイズのベッドフレームと比べると、左右にスペースがあるので、マットレスを置く寝床面が広くなっています。

そのため、マットレスのサイズをある程度自由に選ぶことができ、寝返りを打っても足や羽毛布団が落ちにくい点がメリットです。

圧迫感がない

ステージベッドはローベッドタイプのものが多い傾向にあります。ローベッドは天井までの距離があるので圧迫感がなく、空間を広く見せることができます。

一般的なベッドフレームと比べて圧迫感をあまり与えないので、リビングに置くベッドとしても向いています。

安定性がある

ローベッドタイプのステージベッドは、脚がないタイプの商品です。脚がないと圧力が全体に分散されるので、寝返りを打っても揺れや軋みが少ないです。

安定性が高く、耐久性に優れた商品が多いのもステージベッドの特徴です。

幅広い使い方ができる

マットレスの左右にスペースがあると、幅広い使い方ができます。

例えば、スペースに腰掛けたり、サイドテーブル代わりにしたり、インテリアを飾ったりするなど、自分の好みに合わせて工夫ができます。

子供でも簡単に登ることができる

マットレスの左右にあるスペースを階段代わりにすれば、子供がベッドの上に簡単に登れるようになります。

また、ステージベッドはローベッドタイプの商品が多いため、ベッドから落下しても怪我を負うリスクは少ないです。

見た目がおしゃれ

商品にもよりますが、ステージベッドの多くは見た目がおしゃれです。ホテルで使用されていることもあり、部屋の雰囲気をおしゃれな印象にできます。

また、さまざまなデザインがあるので、部屋の雰囲気や自分の好みに合った商品を選べます。

ステージベッドのデメリット

ステージベッドのデメリットは次のとおりです。

立ちにくく座りにくい

ステージベッドはローベッドが多く、背が低いので立ち座りしにくいでしょう。

ただし、ポケットコイルマットレスのような分厚いマットレスを購入すれば、ある程度の高さを持たせることもできます。寝具の特徴を理解し、組み合わせて使用しましょう。

掃除が大変

ステージベッドはマットレスの左右にスペースがあるため、同じサイズの一般的なベッドフレームよりも一回り大きいです。そのため、ベッド下やベッド脇の掃除が大変になります。

ステージベッドを購入する際は、長めのモップや掃除用具などがあると便利です。

簡単には移動できない

商品にもよって異なりますが、ステージベッドは大きく、重さもあるため、1人での移動は難しいでしょう。

ステージベッド周りの掃除や模様替えなどで移動させたい時は、2人以上で動かすことをおすすめします。

設置するにはスペースが必要

先述のとおり、ステージベッドは一般的なベッドフレームに比べてひと回り大きいため、一般的なベッドフレームからステージベッドに買い替えた場合、同じ位置に置けない可能性があります。

また、部屋の形状や家具の配置によっては置けない場合もあるので、購入する前に設置スペースがあるかしっかりと確認しましょう。

ステージベッドを選ぶポイント

ステージベッドを選ぶポイントは以下のとおりです。

床板の種類で選ぶ

ステージベッドは商品によって床板（マットレスを置く面）の形状や素材が異なります。多くの場合、すのこタイプと板状タイプの2種類があり、次のような違いがあります。

マットレスに熱がこもることが苦手な方はすのこタイプ、冬場にマットレスは暖かいほうが好みの方は板状タイプがおすすめです。自分の好みに合った種類を選びましょう。

ヘッドボードの有無で選ぶ

ヘッドボードとは、ベッドの頭側についている板のことです。

ヘッドボードがついているベッドなら、枕やマットレスのずれを防止できます。寝ている途中にベッドから枕が落ちてしまう場合や、マットレスがずれて寝にくい場合は、ヘッドボードつきのベッドを選ぶと良いでしょう。

また、ヘッドボードの種類によっては、棚や収納扉、コンセントがついています。枕元に充電中のスマホを置きたい時、時計や本などの雑貨を置きたい場合には特に便利です。

ただし、ヘッドボードのサイズが大きいと、寝室に圧迫感が生まれる可能性があります。ヘッドボードつきのベッドを選ぶ場合は、利便性以外にヘッドボードのサイズが適切かどうかもチェックしましょう。

耐荷重に注意する

ステージベッドを選ぶ際は耐荷重にも注意しましょう。ベッドフレームの耐荷重とはベッドが耐えられる重さを表しており、数値が高いほど耐久性に優れているといえます。

マットレスや布団をステージベッドの上に置くため、体重だけでなくマットレスの重さも考慮して商品を選ぶと良いでしょう。

部屋の雰囲気にあったステージベッドを選ぶ

ステージベッドはデザイン性に優れていますが、部屋の雰囲気にあっていない商品を設置すると浮いて見えてしまいます。そのため、部屋の雰囲気にあったステージベッドを選びましょう。

選ぶ際のコツは、家具のテイストや色を統一することです。家具のテイストが統一されていると部屋全体がまとまり、よりオシャレな雰囲気を演出できます。

NELLマットレスはステージベッドにも合う

NELLマットレスは全てのサイズで厚みが21cmもあり立ち座りしやすく、体圧分散性に優れているので、ステージベッドにも合います。

NELLマットレスは独立したコイルが内蔵されたポケットコイルマットレスです。一般的なマットレスの約2倍の数のコイルを使用しており、寝ている体のラインにフィットするように支えます。

また、理想的な寝姿勢を維持しやすく、体重がかかりやすい腰部分に硬めのコイルを配置した「センターハード構造」のため、スムーズに寝返りを打つことができます。そのため、腰痛対策を考えている方におすすめです。

NELLマットレスの詳細は、以下のとおりです。

NELLマットレス

上質な寝心地を実現するために、寝返りに特化したマットレス。

商品の詳細をみる

NELLマットレスの料金やコイル数などの詳細は、以下の表よりご確認ください。

（※）最低14日間の試用が必要です

到着日を含めて120日間は「 120日間のフリートライアル  」で気軽に寝心地を試すことができ、寝心地が合わない場合は、返品すれば全額返金（返品手数料もNELLが負担）されます。

ステージベッド用のマットレスで迷っている方は、以下の公式サイトでご検討ください。

まとめ

ステージベッドは、マットレスの左右にものを置けるスペースがある特殊な形状のベッドフレームのことです。背の低いローベッドが多い傾向にあり、デザイン性に優れているなど、多くのメリットがあります。

一方で、一般的なベッドフレームと形状が異なるため、購入する際は設置スペースや搬入経路などを考えておく必要があります。

また、立ち座りのしやすさを考えると、NELLマットレスのように厚みのあるマットレスを使用した方が良いでしょう。NELLマットレスの料金やサイズの詳細は、以下の公式サイトから確認できますので、ぜひご覧ください。