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2025.05.31 更新

【医師監修】睡眠グッズで快適な眠りを手に入れよう!おすすめ6選紹介

【医師監修】睡眠グッズで快適な眠りを手に入れよう!おすすめ6選紹介

寝つきの悪さや睡眠の質の低さに悩んでいる方は、睡眠グッズの活用がおすすめです。現代ではさまざまな悩みにフォーカスした睡眠グッズが販売されており、上手く活用することで眠りに関する問題を解消できます。

この記事では、睡眠グッズの主な種類や寝具選びのポイントを解説します。睡眠グッズを取り入れようか迷っている方はぜひご一読ください。

  1. 快適に眠りたいなら睡眠グッズの活用がおすすめ
  2. 眠りの質を高めてくれる睡眠グッズ6選
  3. 光が気になるときに:アイマスク
  4. 騒音が気になるときに:耳栓
  5. 心身のリラックスを求めるときに:アロマディフューザー
  6. 足下の冷えが気になるときに:レッグウォーマー
  7. 寝具の冷たさ対策に:湯たんぽ
  8. 乾燥対策と喉の保護に:加湿器
  9. 快適な睡眠をとるには寝具選びにこだわることも大切
  10. 掛け布団
  11. 毛布
  12. タオルケット
  13. パジャマ
  14. マットレス
  15. まとめ

快適に眠りたいなら睡眠グッズの活用がおすすめ

睡眠の悩みを抱えている方は、この機会に睡眠グッズを活用してみましょう。

眩しいうるさい寒いなどの睡眠を妨害する要素は、多くの場合、睡眠グッズを活用して解決できる可能性があります。自分の悩みに合わせて適したグッズを探してみると良いでしょう。

眠りの質を高めてくれる睡眠グッズ6選

睡眠グッズには数多くの種類があるため、どれを選ぶべきか悩むことがあるかもしれません。以下で、参考として代表的な睡眠グッズを紹介します。

  • アイマスク
  • 耳栓
  • アロマディフューザー
  • レッグウォーマー
  • 湯たんぽ
  • 加湿器

光が気になるときに:アイマスク

就寝時に漏れてくる光に悩んでいる方には、アイマスクの活用がおすすめです。アイマスクで光を遮断すれば、眩しさを感じる環境でも眠りやすくなります。

アイマスクはホットアイマスクアイスアイマスクなど製品によって特徴が違い、自分の悩みに合わせて選べるのも魅力の一つです。

ドラッグストアやオンラインショップをはじめとした幅広い店舗で購入できるので、自分に合う製品を探してみると良いでしょう。

騒音が気になるときに:耳栓

就寝時の騒音や家族のいびきに悩んでいる方は、耳栓を活用しましょう。音の遮断によって、騒音による睡眠妨害を防げるのはもちろん、仕事に集中したい時などさまざまなシーンで使えるので一つ持っておくと便利です。

耳栓には数多くの種類がありますが、就寝時に使うならスポンジをはじめとした柔らかい素材で作られた製品がおすすめです。硬い素材だと、耳に生じる違和感から寝つきの悪さに繋がる場合があるので気をつけてください。

また、耳栓の具体的な遮音性を確認したい場合は、NRR値をチェックしましょう。NRR値とは耳栓の遮音性能を表す数値で、数値が大きいほど性能が高くなります。

心身のリラックスを求めるときに:アロマディフューザー

アロマディフューザー

眠る時に心身が緊張して眠れない場合は、アロマディフューザーの活用がおすすめです。アロマの香りで心身をリラックスさせることで、寝つきが良くなる効果が期待できます。

なお、アロマディフューザーの種類によって特徴が異なるため、自分の就寝環境に適した製品を選びましょう。アロマディフューザーの主な種類は下記の4つです。

アロマディフューザーの主な種類特徴
超音波式超音波によってオイルを霧状にして放出する
噴霧式オイルを滴下して霧状に噴射する
加熱式オイルをランプやキャンドルで温めて気化させることで香りを拡散する
気化式オイルを直接気化させて拡散する

なかでも、噴霧式のアロマディフューザーは香りが強い傾向にあるといわれているため、寝室全体に香りを満たしたい方にはおすすめです。

また、購入する製品によっては作動音が大きい場合があるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

足下の冷えが気になるときに:レッグウォーマー

冷え性で眠る時に足首が冷えてしまう方は、レッグウォーマーを活用すると良いでしょう。

足首の冷え対策としては靴下を履いて眠る選択肢もありますが、就寝中は足から汗が出るため蒸れてしまいます。

一方、レッグウォーマーなら足先から熱や水蒸気を放出でき、蒸れが気にならないため靴下に比べると快適です。また、足首を温めることで血流が促進されるため、足先も暖かくなります。

中山明峰

中山明峰

めいほう睡眠めまいクリニック 院長

冷え性の原因として、東洋医学では人間それぞれの体質には差があり、体温については大きく暑がり(実)と冷え性(虚)に分かれます。西洋医学では末梢血行障害、自律神経の不調と考えます。

寝具の冷たさ対策に:湯たんぽ

秋〜冬の時期は寝具が冷たくなってしまい、ヒヤッとした感覚のせいで寝つきが悪くなる場合があります。事前に湯たんぽで寝具を暖めておくと良いでしょう。

ただし、就寝中に湯たんぽを使うのは避けるようにしてください。湯たんぽをつけたまま眠ると、低温やけどをしてしまう可能性があります。

中山明峰

中山明峰

めいほう睡眠めまいクリニック 院長

やけどしてしまったら、自然回復するのを待つしかありません。通常やけどした翌日は痒い程度でしたら様子みてもいいのですが、、発赤や皮膚のただれがみられたら病院に受診しましょう。

乾燥対策と喉の保護に:加湿器

乾燥しやすい季節には、寝室に加湿器を設置するのがおすすめです。空気が乾燥すると鼻や喉が乾燥して風邪を引きやすくなってしまいますが、加湿器で湿度を調整することで安心して眠れます。

なお、寝室に適した湿度は通年50%〜60%だといわれています。湿度計を活用し、適した湿度になるよう調整すると良いでしょう。

中山明峰

中山明峰

めいほう睡眠めまいクリニック 院長

空気が乾燥するとほこりが舞い上がりやすくなるのみならず、その中に雑菌やウィルスも増えます。また、ウィルスは乾燥を好むため、感染を起こしやすく、体調が崩れがちになります。

快適な睡眠をとるには寝具選びにこだわることも大切

より快適な睡眠をとりたい方は、睡眠グッズだけでなく普段使っている寝具にもこだわってみましょう。寝具は睡眠の質に影響しやすく、自分に合った製品を選ぶことでぐっすりと眠りやすくなります。

以下では各寝具を選ぶ際のポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

枕選びの際は、横になった時に理想的な寝姿勢をキープできる高さがあるかどうかをチェックしましょう。

仰向けの寝姿勢は背骨が自然なS字カーブを描けている状態、横向きの寝姿勢は頭から背骨が真っすぐになる状態が理想の寝姿勢です。この姿勢をキープできる高さのある枕なら体に負担がかかりにくく、より眠りやすくなります。

逆に枕が高すぎる、または低すぎると寝姿勢が崩れてしまい、首に負担がかかりやすくなるので注意してください。

掛け布団

掛け布団には数多くの製品がありますが、より自分に合った製品を探すために、掛け布団の素材に注目することをおすすめします。

掛け布団に使われている主な素材は下記のとおりです。

素材の種類特徴
羽毛吸水性、放湿性が高く重量が軽い
シルク肌触りが良く、保湿力が高い
羊毛弾力性が高く、柔らかな寝心地
吸水性、速乾性に優れ、暑い時期でも眠りやすい
綿通気性が高く、保湿性に優れている

掛け布団は体全体に触れる製品なので、素材の合う・合わないが睡眠の質に影響しやすいです。自分に合う素材かどうかを見分けるためにも、掛け布団は一度触り心地を確認したうえで選ぶと良いでしょう。

毛布

掛け布団の場合と同様に、毛布も素材に注目して選ぶと良いでしょう。毛布には主に下記の素材が使われています。

素材の種類特徴
カシミヤ柔らかく滑らかな触り心地
キャメル吸湿性、放湿性が高い
ウール保湿性、吸湿性が高い
アクリル保湿力が高く、滑らかな触り心地
綿天然素材なので安心して使える

実際に購入する際は、店舗で触り心地を確認しておくと安心です。また、お手入れのしやすさなど機能性も併せてチェックしておくと、使い勝手の良い製品を選びやすくなります。

タオルケット

暑い季節は、タオルケットを活用しましょう。タオルケットは吸水性が高く、汗による蒸れを気にせずに快適に眠れます。また、タオル地を素材に作られているので洗濯がしやすく、定期的に洗うことで汗をかいても衛生的に使えます。

タオルケットのほかには、薄いガーゼを層にして作られたガーゼケットを検討しても良いでしょう。

ガーゼケットは柔らかな寝心地が特徴の綿、優れた通気性が特徴の麻を素材に作られています。タオルケットよりも軽いため、重量感を気にせずに眠ることができるでしょう。

パジャマ

快適に眠りたい方は、パジャマ選びにもこだわりましょう。パジャマは就寝時に使うことを前提に作られているため、一般的に寝間着として使われやすいTシャツやジャージよりも眠りやすいです。

パジャマにはさまざまな種類がありますが、下記の4つを意識して探すと使い勝手の良い製品を選びやすくなります。

  • ゴムの締め付け感がない
  • 通気性・吸水性が良い
  • 肌触りが良い
  • 洗濯がしやすい

特に綿を素材にしたパジャマは、通気性吸水性に優れているのでおすすめです。季節にかかわらず、1年をとおして快適に使えます。

マットレス

横になっている時の体を支えてくれるマットレスは、睡眠の質に影響しやすい寝具です。マットレスが合わない場合は寝つきの悪さに繋がってしまうため、自分の体に合った製品を選ぶようにしましょう。

なお、マットレスには主に下記の5種類があります。

マットレスの種類
特徴
ポケットコイルマットレス・体圧分散性が高く、寝返りを打ちやすい
・独立したコイルが体をしっかり支えてくれる
・ボンネルコイルマットレスなどと比較すると、費用が高額な傾向にある
ボンネルコイルマットレス・通気性に優れ、反発力が高い
・面で体を支えるため、体の一部だけが沈み込んでしまう心配がない
・内部のコイルが連結されているため、横揺れしやすい場合がある  
ウレタンマットレス・「高反発マットレス」と「低反発マットレス」の2種類がある
・耐久性、通気性に欠ける場合がある
ファイバーマットレス・通気性に優れており、自宅で水洗いが可能
・横揺れに弱く、振動が伝わりやすい
ラテックスタイプマットレス・ゴムの木を原料としており、体圧分散性に優れている
・通気性や耐久性は高くない

上記のように、各マットレスでは特徴が異なります。マットレスの特徴が自分に合うかどうかを細かくチェックしたい場合は、寝心地を事前に確認できる製品を選ぶと安心です。

まとめ

アイマスクや耳栓、湯たんぽなどの睡眠グッズを活用すれば、睡眠の質をより高めることができます。睡眠グッズの活用で良い効果を得るためにも、自分の就寝環境や悩みに適している製品を選びましょう。

また、睡眠の質を高めるには寝具選びも重要な要素です。寝具の寝心地や使い勝手に不満がある場合は、この機会に寝具の買い替えを検討すると良いでしょう。

この記事の監修者
中山明峰
中山明峰めいほう睡眠めまいクリニック 院長
めいほう睡眠めまいクリニック 院長。耳鼻咽喉科専門医、睡眠専門医、めまい専門医。1985年、愛知医科大学医学部卒業。愛知医科大学耳鼻咽喉科准教授、名古屋市立大学睡眠医療センター部長を経て、2021年に睡眠障害・めまい専門診療施設「めいほう睡眠めまいクリニック」開院。
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