同じシーツを毎日使い続けていると、睡眠中の汗やよだれによって黄ばみが発生してしまうことがあります。シーツが黄ばんでいると衛生面が気になってしまい、睡眠にも良くない影響を及ぼす可能性があるため、できるだけ早めに落とすことが大切です。
この記事では、シーツの黄ばみの原因や落とし方、予防方法を詳しく解説します。シーツの黄ばみに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
シーツの黄ばみの原因
マットレスに敷いているシーツの黄ばみの原因として考えられるのは次の3つです。
- 汗や皮脂
- よだれ
- 湿気
以下で詳しい原因を紹介します。
汗や皮脂
シーツが黄ばむ原因としてまず考えられるのは、睡眠中にかく汗によるものです。人は睡眠中にコップ1杯分の汗をかくといわれており、ある程度の汗はどうしてもシーツに付着してしまいます。
汗の成分には皮脂も含まれています。そのため、シーツに付着した汗や皮脂が空気に触れて酸化すると、黄ばみを発生させてしまいます。
よだれ
睡眠中に垂れるよだれも黄ばみの原因の一つです。汗や皮脂と同様に、シーツに付着したよだれも酸化すると黄ばんでしまいます。
特にうつ伏せや横向きの寝姿勢をしている方や、口呼吸をしている方はよだれが垂れやすいため、よだれによる黄ばみに悩むことが多いかもしれません。
また、よだれは枕カバーが黄ばむ代表的な原因でもあります。枕カバーが黄ばむ主な原因や汚れの落とし方については、以下の記事を参考にしてください。
湿気
湿気の多い環境では、シーツの黄ばみが発生しやすいので注意してください。湿気は汗や皮脂汚れの酸化を促進させ、シーツを黄ばみやすくしてしまいます。
湿気が溜まりやすい場所の例としては、押し入れや日当たりの悪い寝室などが挙げられます。寝具に湿気が溜まりやすい環境での保管には注意が必要です。
シーツの黄ばみの落とし方
シーツの黄ばみを放置すると菌が繁殖し、嫌な臭いの原因になる可能性もあります。衛生的な睡眠環境を整えるためにも、シーツの黄ばみは早めに落とすようにしましょう。
シーツの黄ばみは下記のような方法で落とせます。
- 洗濯用洗剤でつけ置き洗いをして落とす
- 漂白剤で落とす
- 重曹で落とす
以下でシーツの黄ばみを落とす方法を詳しく解説します。
洗濯用洗剤でつけ置き洗いをして落とす
シーツのちょっとした黄ばみは、40〜50℃の熱めのお湯でつけ置き洗いをすると落とせます。つけ置き洗いで黄ばみを落とす手順は下記のとおりです。
- 浴槽に40〜50℃のお湯を貯める
- 液体タイプの洗濯用洗剤を黄ばんでいる部分に塗って揉み込む
- お湯を貯めた浴槽にシーツをつけ置きする
- 1時間程度つけ置きしたら、黄ばみが落ちているかチェックする
- 黄ばみが落ちている場合は通常どおりに洗濯、落ちていない場合は擦り洗いをしてから洗濯する
つけ置き洗いでシーツの黄ばみを落とすためには、熱めのお湯を使うことがポイントです。黄ばみの原因である皮脂は高い温度に弱く、熱めのお湯でつけ置き洗いすると汚れを綺麗に落とせます。
漂白剤で落とす
洗濯用洗剤でつけ置き洗いしても落ちない場合は、漂白剤を使ったつけ置き洗いを試してみましょう。漂白剤でシーツの黄ばみを落とす手順は次のとおりです。
- 浴槽に50℃のお湯を貯め、パッケージに記載された規定量の漂白剤を入れて混ぜる
- 浴槽にシーツを入れ、1時間程度つけ置きする
- つけ置きが終わったら軽くすすぎ、最後に洗濯をする
黄ばみを落とす際に使う漂白剤は、シーツの色落ちを防ぐためにも酵素系のものを選ぶことがポイントです。
また、漂白剤を入れすぎると、シーツの生地が傷んでしまう可能性があります。漂白剤はパッケージに記載の規定量を守って使用しましょう。黄ばみをしっかり落としたいからといって、規定量を超えて漂白剤を使用することは避けましょう。
重曹で落とす
皮脂汚れによる黄ばみには重曹も効果的です。黄ばみの原因である皮脂は酸性であるため、重曹のアルカリ性物質で中和すると綺麗に汚れを落とせます。
重曹で黄ばみを落とす手順は下記のとおりです。
- 大さじ1杯〜2杯の重曹と液体漂白剤を混ぜて重曹漂白剤を作る
- 重曹漂白剤を黄ばんでいる部分に塗り込み、10分程度放置する
- 最後に洗濯をする
液体漂白剤の量は、重曹が混ざる程度でペースト状になるくらいが目安です。まずは少量ずつ入れ、重曹がしっかり混ざっているか確認しながら量を調整しましょう。
シーツの黄ばみの予防方法
衛生的な睡眠環境を保つためには、シーツの黄ばみを予防することも大切です。シーツの黄ばみの大半は、湿気対策やこまめな洗濯を心がけるだけで予防できます。ここでは、シーツの黄ばみの予防方法を紹介します。
シーツの湿気対策をする
先述したように、湿気は汗や皮脂汚れの酸化を促進させてしまいます。黄ばみを予防するためにも、シーツにできるだけ湿気が溜まらないように対策しましょう。
手軽に行える湿気対策として、起床時には掛布団を畳むことをおすすめします。起床時に掛布団を畳まず、長時間そのままにしてしまうと、シーツと掛布団との間に湿気が溜まってしまいます。シーツが乾きやすい環境を作るために、毎朝掛布団を畳む習慣をつけましょう。
週1回の頻度でシーツを洗濯する
シーツの黄ばみを防ぐにはこまめな洗濯も大切です。洗濯をして皮脂や汗を取り除くことで、シーツの黄ばみを予防できます。
ちなみに、洗濯の頻度は週に1回が目安です。週1回の洗濯が難しい場合も、できるだけこまめに洗うことを心がけましょう。
寝具の衛生が気になるならNELLマットレスがおすすめ
シーツは自宅で手軽に洗濯をしたり、頻繁に交換することで、清潔さを保ちやすいでしょう。
しかし、肝心のマットレスは洗濯やクリーニングが簡単ではなく、気付かないうちに汚れが溜まっていたり、不衛生な状態になる可能性が高いです。
マットレスは、そもそもの通気性が高いものを選ぶことで、複雑なお手入れをしなくても衛生的な状態をキープしやすくなります。
NELLマットレスは、熱や湿気をこもらせやすいウレタン素材の使用を最小限に抑え、小口径のポケットコイルをふんだんに敷き詰めた、こだわりのマットレスです。
ポケットコイルマットレスは空気を通しやすい構造で通気性に優れるだけでなく、点で体を支えてくれることで最適な寝姿勢が保ちやすくなっています。
NELLマットレスの詳細は、こちらからチェックしてみてください。
NELLボックスシーツを合わせて清潔なベッドを目指そう
NELLボックスシーツは、NELLマットレスにぴったりシンデレラフィットする専用のボックスシーツです。
NELLマットレス自体の通気性の良さと合わせて、制菌加工が施されたNELLボックスシーツを選べば、清潔で快適な睡眠環境を保ちやすいでしょう。こだわりの生地は、ナノファイン加工で汗臭や生乾き臭の原因菌※の増殖を99.9%以上抑えてくれます。
さらに、伸縮性にも優れており、マットレスへの取り付けを限りなく簡単にしました。シワやヨレができても、シーツをひとつまみ「ぴんっ!」と張るだけで、1秒ベッドメイキングが完了します。
綺麗な寝室で快適な睡眠時間を過ごすなら、NELLボックスシーツとNELLマットレスをぜひ合わせてチェックしてみてください。
※汗臭の原因菌と言われる「黄色ブドウ球菌」と生乾き臭の原因菌と言われる「モラクセラ菌」
しかし、マットレスを購入するにあたって「自分の体に合わないかもしれない…」と不安な方もいるでしょう。
NELLマットレスは、商品到着から14日以上120日以内であれば返品・全額返金可能なフリートライアル期間を設けています。
商品到着後やフリートライアル期間終了後でも、NELLマットレスは10年間の期間中に万が一へたりなどの不備があれば無償で修繕・交換に対応します。
マットレス選びに迷っている方や、長期的にマットレスを使用したい方は、ぜひNELLマットレスをご検討ください。
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※NELLボックスシーツも同様に120日間のトライアル期間を設けているため、 シーツとマットレスを組み合わせた使用感を確かめていただけます。
シーツの黄ばみは早めに落として清潔な状態を保とう
シーツの黄ばみは、洗濯用洗剤や漂白剤、重曹などを使って落とせます。ただし、シーツの素材によっては水洗いができない場合もあるので、事前に洗濯表示をよく確認してから洗うようにしましょう。
また、シーツの黄ばみを予防するには、湿気対策やこまめな洗濯が効果的です。「シーツの黄ばみは早めに落とす」「黄ばみの予防を心がける」の2点を意識し、清潔な睡眠環境を保ちましょう。