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2024.09.10 更新

タオルケットの適切な洗濯方法は?洗う頻度や買替え時期も解説

タオルケットの適切な洗濯方法は?洗う頻度や買替え時期も解説

夏場の暑い時期や仮眠時などにタオルケットを使用する方は多いのではないでしょうか。タオルケットを使用して寝る場合、清潔な就寝環境を整えるためには、定期的な洗濯が必要です。

この記事では、タオルケットの適切な洗濯方法を解説するほか、洗濯する頻度や買替え時期も紹介します。タオルケットを適切に洗濯して、快適な就寝環境を整えましょう。

  1. タオルケットは自宅の洗濯機で洗えることが多い
  2. 洗濯表示の意味
  3. タオルケットを自宅で洗濯する方法
  4. タオルケットが洗濯機に入らない時は足踏み洗いがおすすめ
  5. タオルケットを洗濯する時のポイント
  6. ニオイや汚れが目立つ時は事前に処理を施す
  7. 柔軟剤は基本的に使用を控える
  8. タオルケットの洗濯は週に1回程度が理想
  9. タオルケットのおすすめの干し方
  10. M字干し
  11. A字干し
  12. タオルケットを買替える時期の目安
  13. まとめ

タオルケットは自宅の洗濯機で洗えることが多い

基本的にタオルケットの多くは、水洗いが可能です。タオルケットやシーツなどの布製品には、洗濯表示が記載されたタグがあり、洗濯表示に桶のマークが記載してあれば洗濯機や手洗いでの洗濯に対応しています。

ただし、テンセルなど、一部の生地は通常の洗濯方法とは異なる場合があるため、洗濯表示を確認し、表示に従って扱いましょう。

洗濯表示の意味

洗濯表示に桶マークがあるタオルケットは、水洗いが可能です。ただし、洗濯表示にはさまざまな種類のマークがあるため、事前に洗濯表示の基本的な意味を理解しておきましょう。

洗濯に関連する内容は、基本記号と付加記号の組み合わせで構成されています。基本記号の種類と意味は、以下のとおりです。

基本記号意味
洗濯表示-1洗濯処理に関連する内容は、洗濯桶のマークを確認します。
洗濯表示-2漂白処理に関連する内容は、三角のマークを確認します。
洗濯表示-3乾燥処理に関連する内容は、正方形のマークを確認します。
洗濯表示-4アイロン仕上げに関連する内容は、アイロンのマークを確認します。
洗濯表示-5商業クリーニング処理に関連する内容は、円のマークを確認します。

(※)消費者庁「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)

一方、洗濯に関連する付加記号の種類と意味は、以下のとおりです。

付加記号意味
洗濯表示-6基本記号の下部に表示され、下線のない同じ記号よりも弱い処理を意味します。
洗濯表示-7基本記号の下部に表示され、非常に弱い処理を意味します。
記号内の数字基本記号内に表示されている数字は、選択時の処理温度を意味します。乾燥処理やアイロン仕上げの基本記号はドットで表示されます。
洗濯表示-8基本記号に×のマークが付いている場合は、処理・操作ができないことを意味します。

(※)消費者庁「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)


意味
洗濯表示-9水温は60℃を上限とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができます。

洗濯表示-10水温は60℃を上限とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができます。
洗濯表示-11水温は40℃を上限とし、手洗いによる洗濯処理ができます。
洗濯表示-12洗濯処理はできません。

(※)消費者庁「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)

タオルケットを自宅で洗濯する方法

タオルケットを自宅で洗う手順は、以下のとおりです。

  1. タオルケットを蛇腹折りする
  2. ロール状に丸めて洗濯ネットに入れる
  3. 洗濯機に入れて洗剤を投入する
  4. 洗濯機から取り出して干す

タオルケットを蛇腹折りにする時は、汚れやすい面を表面にすることがポイントです。丸めて洗濯ネットに入れた後は、汚れが特に目立つ部分が下側にくるように洗濯機に入れましょう。

洗濯機のモードは製品によって異なるため、取扱説明書で確認することがおすすめです。

なお、タオルケットと一緒にほかの洗濯物を洗濯機に入れても良いですが、詰め込みすぎないように注意してください。洗濯物を詰め込みすぎてしまうと、洗濯機内で洗濯物が回らなくなり、汚れが落ちにくくなります。

タオルケットが洗濯機に入らない時は足踏み洗いがおすすめ

タオルケットが洗濯機に入らない時は、お風呂場の浴槽を活用して足踏み洗いする方法がおすすめです。足踏み洗いの方法は、以下のとおりです。

  1. 浴槽に入るサイズまで蛇腹折りする
  2. タオルケットが浸かる程度の水を張り、洗剤を入れる
  3. 足踏み洗いする
  4. 綺麗な水に取り替えて足踏み洗いする
  5. 同様の手順を再度行う
  6. 水を切ってから干す

なお、足踏み洗いする時は、転ばないように手すりにつかまったり、壁に手をついたりしながら行いましょう。

タオルケットを洗濯する時のポイント

タオルケットを洗濯する時のポイント

タオルケットを洗濯する時は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • ニオイや汚れが目立つ時は事前に処理を施す
  • 柔軟剤は基本的に使用を控える
  • タオルケットの洗濯は週に1回程度が理想

それぞれを詳しく解説します。

ニオイや汚れが目立つ時は事前に処理を施す

タオルケットは汗を吸収するため、夏の暑い時期などはニオイや汚れが気になることもあります。

ニオイや汚れが目立つ時は、特に目立つ部分を洗濯する前に処理しておくことがポイントです。事前に処理する時は、少量の洗剤を汚れ部分に直接つけて、スポンジなどで洗剤をなじませておきます。

また、季節の変わり目でタオルケットをしまい込む時も同様の洗濯方法がおすすめです。布製品は、長期間しまい込むと黄ばみやニオイが生じることがありますが、処理を施すことで数ヶ月使用しなくても、黄ばみやニオイを抑えることができます。

柔軟剤は基本的に使用を控える

タオルケットを洗濯する際には、基本的に柔軟剤の使用はおすすめできません。柔軟剤を使用することで繊維がコーティングされるため、タオルケットの吸水性が弱くなる可能性があります。

タオルケットは、就寝中の汗を吸収して体温を一定に保つ働きもあるため、吸水性を考慮すると、柔軟剤は使わずに洗濯したほうが良いでしょう。

なお、「吸水性よりも柔らかな肌触りを重視したい」という理由で、どうしても柔軟剤を使用したい場合は、使用頻度を抑えることがおすすめです。

タオルケットの洗濯は週に1回程度が理想

タオルケットは、主に夏に使用することが多い寝具ですが、夏は薄着で寝るため、タオルケットに汗や皮脂などの汚れが付着しやすいです。そのため、夏場であれば週に1回程度はタオルケットの洗濯することをおすすめします。

また、夏場以外でも、清潔な就寝環境を保つために2週間に1回は洗濯したほうが良いでしょう。

なお、上記はあくまでも目安です。ニオイや汚れ具合はタオルケットの使い方や使用環境によって異なるため、必要に応じて洗濯することを心がけてください。

タオルケットのおすすめの干し方

タオルケットは洗濯して終わりではなく、干す作業も大切です。タオルケットのおすすめの干し方は、以下のとおりです。

  • M字干し
  • A字干し

それぞれを詳しく解説します。

M字干し

M字干しは、物干し竿を2本利用して洗濯物の真ん中にたるみを作る干し方です。洗濯物を横から見ると、アルファベットのMのように見えます。

M字干しの特徴は、布部分が重ならずに通気性が高くなるため、洗濯物が乾きやすいことです。M字干しの手順は、以下のとおりです。

  1. 物干し竿2本を平行に並べてタオルケットをかける
  2. 真ん中を下に引っ張り、たるみを作る

M字干しでは、物干し竿を2本使用するため、自宅で物干し竿を最低でも2本用意できる方におすすめの干し方です。

A字干し

A字干しは、物干し竿にかけたタオルケットの内側にハンガーを入れる干し方です。洗濯物を横から見ると、アルファベットのAのように見えます。

A字干しの特徴は、ハンガーによって風の通り道を作ることができるため、通気性が高くなることです。A字干しの手順は、以下のとおりです。

  1. 二つ折りにしたタオルケットを物干し竿にかける
  2. タオルケットの内側にハンガーを入れる

ハンガーの数は、タオルケットのサイズに合わせて用意しましょう。例えば、シングルサイズの場合であれば2~3本程度で足りることが多いです。

タオルケットを買替える時期の目安

タオルケットの買替え時期は、生地や使い方などによって異なるため一概にいえませんが、以下のような基準を目安にすることがおすすめです。

  • 洗濯してもニオイや汚れが取れない
  • ごわごわした肌触りになっている

タオルケットには汗や皮脂が付着し、洗濯しても多少は残ってしまいます。特に洗濯してもニオイが残っている時は、雑菌が繁殖している可能性が高いため、買替えを検討しても良いでしょう。

また、タオル生地はふんわりと柔らかい肌触りが特徴ですが、洗濯を繰り返すとごわごわした肌触りに変化します。肌触りが悪くなると寝心地に影響し、吸水性も弱くなるため、状況に応じて買換替えを検討することがおすすめです。

なお、タオルケットを買替える際の選び方については、以下の記事で解説しているのでぜひご一読ください。

タオルケット サイズ
タオルケットを選ぶ際に大切なポイントは?サイズの種類や似ている寝具も解説!

まとめ

タオルケットは、折りたためばコンパクトになり、基本的に自宅の洗濯機で洗うことができるため、タオルケットの洗濯自体はそこまで難しくありません。

ただし、使用されている生地によっては注意が必要な場合もあるため、洗濯する時は洗濯表示を確認し、表示に従いましょう。 また、ニオイや汚れが気になる時や、季節の変わり目でしまい込む時などは、事前処理をしてから洗濯することがおすすめです。

適切な方法でタオルケットを洗濯して、清潔な環境で快適な睡眠をとってください。

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