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2025.03.21 更新

【医師監修】朝起きると背中が痛い原因はマットレス?寝具の選び方や対処法を紹介

【医師監修】朝起きると背中が痛い原因はマットレス?寝具の選び方や対処法を紹介

「朝起きた時に背中が痛い」と感じる方は、使っているマットレスに原因がないかどうかチェックしてみましょう。例えば、マットレスの硬さが合っていなかったり、厚みが足りなかったりすると、背中の痛みの原因になる可能性があります。

この記事では、寝起きに感じる背中の痛みの原因や背中の痛みを軽減させるためのマットレス選びのコツ、背中が痛い時の対処法などを詳しく解説します。

  1. 寝起きに感じる背中の痛みはマットレスが原因の可能性がある
  2. マットレスが硬すぎる・柔らかすぎる
  3. マットレスが薄すぎる
  4. ヘたったマットレスを使っている
  5. マットレス以外に考えられる寝起きの背中の痛みの原因
  6. 自分に合わない枕を使っている
  7. 筋肉や骨の異常による影響
  8. 背中の痛み対策のためにマットレスを選ぶポイント
  9. 硬すぎず柔らかすぎないマットレスを選ぶ
  10. 体圧分散性に優れたマットレスを選ぶ
  11. 寝返りが打ちやすいマットレスを選ぶ
  12. 十分な厚さがあるマットレスを選ぶ
  13. 日頃からできる!睡眠や寝具が原因で背中が痛い時の対処法
  14. 睡眠リズムを整える
  15. 寝る前にストレッチや軽い運動で筋肉をほぐす
  16. マットレスなどの寝具や寝姿勢を見直す
  17. 痛みが継続する場合は医師へ相談する
  18. 寝返りが打ちやすいNELLマットレスで上質な寝心地を
  19. まとめ

寝起きに感じる背中の痛みはマットレスが原因の可能性がある

寝起きに感じる背中の痛みの原因はさまざまですが、就寝時に使っているマットレスによって引き起こされている可能性も考えられます。以下で考えられる原因を紹介します。

マットレスが硬すぎる・柔らかすぎる

寝起き時に肩こりや腰痛、背中の痛みといった体調不良がある場合、マットレスの硬さが合っていない可能性があります。

硬すぎるマットレスは体が沈み込みづらいため、体重が均等に分散されずに腰やお尻、肩など体の一部で体重を支えることになり負担が集中します。睡眠中に腰や背骨などの背面に長時間圧力がかかると、その部位の血液循環が滞り、背中の痛みのほか、肩こりや腰痛の原因に繋がるため注意が必要です。

一方で、柔らかすぎるマットレスでは、体重の大部分が腰周辺に集中し深く沈み込むため、「く」の字のように不自然な寝姿勢になりやすくなります。すると、当然腰周辺に負担がかかるため、寝起きの背中や腰の痛みに繋がります。

また、柔らかすぎるマットレスは寝返りが打ちづらくなるデメリットもあります。寝返りは、睡眠中に同じ部位が圧迫されることによる血行不良を防ぐために行われ、体にかかる負担を軽減する役割があります。

寝返りが上手くできないことで血行不良が発生し、寝起きのだるさや肩こり、腰痛、背中の痛みなどに繋がるかもしれません。

マットレスが薄すぎる

マットレスの厚みは薄くて3cm、厚いもので30cm以上と商品によってさまざまです。マットレスが薄すぎると背中の痛みの原因になる場合があるので注意してください。

体重をしっかり支えられるほどの厚みがマットレスにない場合、床の硬さが体に伝わってしまいます。床の硬さを感じたまま寝ると、寝起き時に背中が痛む可能性があります。

ヘたったマットレスを使っている

寿命を迎えたり、同じ寝姿勢で使い続けたりするとマットレスがヘたる場合があります。へたったマットレスを使っていると、体の一部が沈み込んだ不自然な寝姿勢となり、寝起きの体の状態に良くない影響を及ぼす可能性があります。

人が眠る時の理想的な寝姿勢は、「背骨がS字にカーブする状態が、そのまま仰向けでもキープされている状態」です。この状態を保てるマットレスを使うと快適な睡眠が期待できます。

一方、マットレスのヘたりなどが原因で寝姿勢が崩れると体重の分散が上手くいかず、体の一部に負担がかかる可能性が高くなります。

その結果、血行不良になり背中の痛みや肩こり、腰痛、寝違えなどに繋がるため、なるべく理想的な寝姿勢をキープできるマットレスを選ぶことが大切です。

なお、マットレスのへたりは対策することもできます。具体的な対策方法を知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

マットレス へたり
マットレスのへたりを自分で直すことはできる?原因や対策方法を解説
久米健介

久米健介

整形外科一般・リウマチ科・内科・手の外科

頚椎や胸椎および頸部の手術をした時は、横向き寝を避けるべきです。

マットレス以外に考えられる寝起きの背中の痛みの原因

マットレス以外に考えられる寝起きの背中の痛みの原因

寝起きの背中の痛みは、必ずしもマットレスに原因があるとは限りません。例えば、「枕が合っていない」「筋肉や骨に異常がある」などの原因も考えられます。

以下では、マットレス以外に考えられる寝起きの背中の痛みの原因を紹介します。

自分に合わない枕を使っている

自分に合わない枕を使っていることも、寝起きに背中が痛い原因の一つとして考えられます。

特に高すぎる枕を使っていると、首部分をしっかりと支えることができず、首の筋肉に長時間負荷がかかってしまいます。そのままにしておくと、首の負荷が背中全体にまで及び、寝起きの背中の痛みに繋がる可能性があります。

筋肉や骨の異常による影響

マットレス・枕などの寝具や睡眠中の姿勢とは別に、筋肉や骨の異常が背中の痛みに繋がっているケースがあります。

筋肉や骨の異常によって起こることが考えられる病気の例としては、以下のとおりです。

  • 急性腰痛症(きゅうせいようつうしょう)
  • 椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)
  • 脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
  • 脊椎圧迫骨折(せきついあっぱくこっせつ)

上記のほかにも、心筋梗塞や尿路結石で背中に痛みが発生するケースがあります。長期に渡って背中の痛みが続いたり、激しい痛みを伴ったりする場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

背中の痛み対策のためにマットレスを選ぶポイント

背中の痛みがマットレスや寝姿勢と関係している場合、自分の体に合うマットレスを選ぶ必要があります。

寝起き時の背中の痛みを軽減するマットレスの特徴は、以下のとおりです。

  • 硬すぎず柔らかすぎないもの
  • 体圧分散性に優れたもの
  • 寝返りが打ちやすいもの
  • 十分な厚さがあるもの

それぞれ詳しく紹介します。

硬すぎず柔らかすぎないマットレスを選ぶ

前述のとおり、マットレスは硬すぎても柔らかすぎても背中の痛みやそのほかの不調に繋がります。

「硬いマットレス」「柔らかいマットレス」と極端な基準で選ぶのではなく、適度な反発力に加えてフィット感のあるマットレスを選びましょう。

ただし、マットレスの硬さの感じ方や睡眠時のフィット感は、使う方の体重や体型などによって変わります。あくまでも自分の体に合うものを探すという意識が大切です。

なお、マットレスの硬さごとのメリットを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

マットレス 硬め
マットレスは硬め・柔らかめどちらがいい?種類やメリット・デメリットを解説!

体圧分散性に優れたマットレスを選ぶ

体圧分散」とは、寝ている時にかかる体圧(体重による負荷)を分散させることを指しており、体圧分散性に優れたマットレスは、睡眠中の体への負担を軽減しやすくなります。

背中や腰など一部に負担が集中することを避けるためには、マットレスに体重をバランス良く分散させる体圧分散性に優れたマットレスを選びましょう。

マットレスにはさまざまな種類がありますが、内部にコイルが内蔵されている「ポケットコイルマットレス」は特に体圧分散性に優れています。

ポケットコイルマットレスは、一つひとつ独立したコイルが「点」で体を支える構造になっているため、コイルが体の凹凸に合わせてフィットし、全身をしっかりと支えてくれます。

ポケットコイルマットレスが体圧分散性に優れている理由を詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

体圧分散
マットレス選びで注目したい「体圧分散」って何?起きた時の体の痛みに悩んでいる方必見!

寝返りが打ちやすいマットレスを選ぶ

背中の痛みを軽減させるために、マットレス選びで大切なポイントとして「寝返りの打ちやすさ」があります。

適度な反発力のあるマットレスは、体が沈み込みすぎずスムーズに寝返りを打てるため、睡眠中の血液循環を良好にし、寝起き時の背中の痛みや不調を防ぐことに繋がります。

対して、反発力が低すぎて寝返りが打ちづらいマットレスは、それだけ体に負担がかかります。快適に寝返りを打つためにも、適度な反発力のあるマットレスを選びましょう。

十分な厚さがあるマットレスを選ぶ

背中の痛みをなるべく軽減させるためには、十分な厚さがあるマットレスを選びましょう。

厚さ10cm以下のマットレスは、単独で使用するマットレスとしては薄めなため、床の硬さが体に伝わる「底付き感」を感じる可能性があります。

底付き感から体の一部への負担が大きくなり、背中の痛みなどに繋がる場合もあるため注意が必要です。

マットレスの素材によって十分といえる厚さは異なりますが、例えばウレタン素材は10cm以上、コイル系マットレスは20cm前後が推奨される厚さの目安です。

日頃からできる!睡眠や寝具が原因で背中が痛い時の対処法

日頃からできる!睡眠や寝具が原因で背中が痛い時の対処法

睡眠や寝具が原因で背中に痛みがある場合の対処法として、以下の4つがあります。

  • 睡眠リズムを整える
  • 寝る前にストレッチや軽い運動で筋肉をほぐす
  • マットレスなどの寝具や寝姿勢を見直す
  • 痛みが継続する場合は医師へ相談する

それぞれの対処法を以下で詳しく解説します。

睡眠リズムを整える

「起きたら背中が痛い」という場合は、睡眠時間が長すぎる可能性が考えられます。

睡眠中は体重を支えている肩や腰などに負荷がかかっています。適度な睡眠であれば負荷量も適切ですが、寝すぎると負荷がかかりすぎてしまい、痛みに繋がる場合があります。

寝すぎは睡眠不足が続くことによる睡眠負債などからも発生するので、日頃から睡眠リズムを整えることが大切です。

睡眠リズムを整え、睡眠の質を高めるために日頃からできることとしては、以下が挙げられます。

  • 睡眠の3時間ほど前までに食事を済ませる
  • 睡眠直前のスマホやパソコン操作を控える
  • 睡眠直前のアルコールやカフェイン摂取を控える
  • 入浴や読書、アロマなど自分に合った方法でリラックスする

これらの行動を心がけることで、快適で質の高い睡眠になり、睡眠リズムも整えられるでしょう。

寝る前にストレッチや軽い運動で筋肉をほぐす

血行不良によって背中が痛くなっている場合は、寝る前のストレッチや軽い運動が効果的です。

ストレッチや軽い運動によって血行を促進すると、疲労物質などが流れて老廃物の排出が促進されるため、背中の痛みを軽減できる可能性があります。

また、軽めのストレッチや運動をすると、リラックス効果や適度な疲労感を得られます。リラックス効果や適度な疲労感は心地良い入眠に繋がるため、習慣化すると良いでしょう。

ただし、就寝直前の激しい運動は逆に脳や体を興奮させてしまい、睡眠の質を低下させる原因となるため注意してください。

マットレスなどの寝具や寝姿勢を見直す

前述のとおり、マットレスをはじめとする寝具は、寝姿勢や寝起き時の体の状態と深く関係しています。

生活習慣を整えたり、ストレッチや運動をしたりして筋肉をほぐしても、マットレスが体に合っていない場合は、寝起き時に背中の痛みなどの不調に繋がる可能性があります。

根本的な解決を目指すのであれば、紹介したマットレスの選び方を参考に、自分の体に合うマットレスを選びましょう

痛みが継続する場合は医師へ相談する

背中が痛い原因の1つとして紹介したとおり、筋肉や骨の異常によって背中に痛みが出ている可能性もあります。

痛みが強かったり、1ヶ月以上継続したりする場合は、自分で解決しようとせず医師に相談しましょう。自分で対処しようとすると、かえって症状を悪化させる可能性があります。

何も異常がないとしても、医師から診断を受けたり適切なアドバイスをもらったりすることで、規則正しい生活を意識できるでしょう。

久米健介

久米健介

整形外科一般・リウマチ科・内科・手の外科

睡眠環境が原因で背中が痛い時は、まずは整形外科を受診すべきです。

寝返りが打ちやすいNELLマットレスで上質な寝心地を

もし使用しているマットレスが原因で背中が痛い場合や、背中の痛みを軽減するために新しいマットレスを探しているのであれば、ぜひ一度NELLマットレスをご検討ください。

NELLマットレスの詳細は、以下のとおりです。

NELLマットレス
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以下、NELLマットレスのサイズごとの詳細や、使用コイル数をまとめた表です。

値段(税込)75,000円/シングル
90,000円/セミダブル
105,000円/ダブル
130,000円/クイーン
150,000円/キング
コイル数1,173個/シングル
1,479個/セミダブル
1,734個/ダブル
1,989個/クイーン
2,397個/キング
送料無料
(沖縄県本島を除く)
返品(※)返品・全額返金可能
(商品到着後14日以降120日以内)
保証期間10年間

(※)最低14日間の試用が必要です

NELLマットレスは、一般的なマットレスの約2倍の数のコイルを使用しています。

内部のコイルがそれぞれ独立しているため、使用者の体を点で支えることで、体圧分散性に優れている点が特徴です。

また、負担のかかりやすい背中や腰部分を硬めに、それ以外の部分を柔らかめにした「センターハード構造」を採用しており、単純なコイルマットレスとは違い、快適な寝心地と寝返りの打ちやすさを実現しています。

さらに、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた独自の13層構造を採用しているため、高い通気性も維持しています。

しかし、中には「実際に使ってみないと自分の体に合っているかわからない」と心配している方もいるでしょう。

そんな方に向けて、NELLでは、商品到着から120日間であれば全額返金、返品できる120日間のフリートライアルを提供しているため、自宅でじっくりと使い心地を試せます。

加えて、NELLでは全ての商品に対して「10年の耐久保証」をつけているため、万が一商品に不備があった際にも、期間中であれば無償で修理、交換に対応しています。

「寝具による背中の痛みをどうにかしたいけど、マットレスの購入を迷っている」という方は、ぜひ一度NELLマットレスをご検討ください。

まとめ

寝起きに背中が痛い原因には、マットレスや枕などの寝具が合っていない、睡眠中の姿勢が悪い、筋肉や骨の異常による影響などが考えられます。

その中で、使っているマットレスや枕に違和感がある方や、寝姿勢と背中の痛みの関係に心当たりがある方は、マットレスを見直してみることをおすすめします。ちょうど良い硬さや体圧分散性、寝返りの打ちやすさ、厚さなどに考慮し、自分に合うマットレスを慎重に選びましょう。


NELLマットレスは、万が一体に合わないと感じた場合でも、120日間のフリートライアルで返品・全額返金の対応が可能です。

「起きた時に背中が張っている」「楽な寝姿勢が見つからない」といった睡眠時の悩みを持っている方は、NELLマットレスがおすすめです。詳細は、以下の公式サイトからご確認ください。

この記事の監修者
久米健介
久米健介整形外科一般・リウマチ科・内科・手の外科
整形外科一般・リウマチ科・内科・手の外科。広島大学医学部卒業後、米国ロマリンダ大学留学、専門はリウマチ、整形外科・日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本リウマチ学会指導医・日本アフェレシス学会専門医などで勤務。

※医師が特定の商品を推奨しているわけではありません。

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