布団のサイズはJIS(日本産業規格)によってサイズが規定されています。
しかし、布団は流通している商品やメーカーによっても異なるケースがあるうえ、一般的に普及しているサイズとJIS規定のサイズは異なるため、ややこしくなっています。
一般的に流通している布団のサイズはある程度決まっているため、購入を検討する際はメーカーが販売している寸法を基準にすると良いでしょう。
この記事では敷布団・掛布団・マットレスなどで、一般的に流通しているサイズを紹介します。
敷布団とマットレスの違いも紹介するので、布団のサイズ選びで困っている方や、快適な睡眠が得られる寝具を探している方は参考にしてください。
敷布団や掛布団の一般的なサイズ
まずは敷布団と掛布団の一般的なサイズを、それぞれ分けて紹介します。
寝具を購入する際の知識として、それぞれの流通しているおおよその寸法を覚えておくと便利です。
敷布団のサイズ
敷布団のサイズはJIS(日本工業規格)で規定されていますが、一般的に普及している敷布団の寸法はメーカーや種類によって異なる傾向があります。
次の表は、一般的な敷布団のサイズの目安をまとめたものです。
| 呼称 | 幅×長さ(cm) | 
|---|---|
| ベビー | 90×130 | 
| キッズ | 90×160 | 
| ジュニア | 90×185 | 
| シングル | 100×210 | 
| セミダブル | 120×210 | 
| ダブル | 140×210 | 
| クイーン | 160×210 | 
| キング | 170〜200×210 | 
敷布団には子供用のサイズもあり、長さが異なります。目安ですが、3歳まではベビー、7歳まではキッズ、12歳まではジュニアを使うと良いです。あるいは、子どもの成長を見て、キッズから大人用のシングルを購入する選択肢もあります。
シングル以上のサイズは横幅が異なり、シングル~セミダブルは1人用、ダブル以上は2人以上で寝たい場合におすすめのサイズです。
なお、敷布団でも「直置き用」と「ベッド用(マットレスなど)」ではサイズが異なる場合がある点にも注意しましょう。ベッド用の場合、一般的なベッドの寸法に合わせて作られていることが多いためです。
掛布団のサイズ
一般的に流通している敷布団のサイズの目安は以下のとおりです。
| 呼称 | 幅×長さ(cm) | 
|---|---|
| ベビー | 110×130 | 
| キッズ | 120×160 | 
| ジュニア | 135×185 | 
| シングル | 150×210 | 
| セミダブル | 170×210 | 
| ダブル | 190×210 | 
| クイーン | 210×210 | 
| キング | 230×210 | 
掛布団のサイズも敷布団同様にJISで規定されていますが、JISで規定されている寸法は一般的には採用されていないため、一般的なメーカーが採用している寸法を覚えておきましょう。
敷布団のサイズを選ぶ際のポイント
敷布団のサイズを選ぶ際には、一般的に身長+35cmが適正といわれています。
一般的な敷布団の長さは210cmのため、身長+35cmと考えると175cm以下であれば問題なく使用できることがわかるでしょう。
175cm以上であれば210cmの敷布団は使えないわけではありません。しかし、もし窮屈に感じるのであれば長身用のマットレスを検討すると良いでしょう。
また、敷布団は身長以外にも「体格」「使用人数」「部屋の広さ」などの観点から選ぶ方法もあります。以下では使用人数を基準に選び方を紹介します。
1人で寝る場合の選び方
| 属性 | おすすめのサイズ | |
|---|---|---|
| 子ども | ~3歳 | ベビー | 
| ~7歳 | キッズ | |
| ~12歳 | ジュニア | |
| 大人 | ・小柄な人 ・部屋が狭い人 | シングル | 
| ・大柄な人 ・寝返りが激しい人 | セミダブル | |
1人で寝る場合は、子どもならベビーからジュニアが、大人ならシングルからセミダブルがおすすめです。
子どもの場合、3歳まではベビー、7歳まではキッズ、12歳まではジュニアのように、年齢とともにサイズアップしましょう。
大人の場合は、ご自分の体格や部屋の大きさによってサイズを選びます。例えば、セミシングルはシングルよりも横幅が狭いため、小柄な人や部屋が狭い人におすすめです。
シングルは敷布団の一般的なサイズとされており、流通量も多いためさまざまな商品から選ぶことができます。
セミダブルはシングルよりも横幅が広いため、大柄な人や寝返りが激しい人におすすめのサイズです。
2人で寝る場合の選び方
2人で寝る場合、セミダブル以下の敷布団では横幅が狭いため、ダブル以上の敷布団から選ぶと良いです。
ただし、ダブルを2人で使用すると、商品や寝ている人の体格などにもよりますが、1人あたりの横幅がシングルよりも狭い場合があり、寝返りを満足に打てない可能性があります。
2人でゆったりと寝たい方は、部屋の広さと相談して、クイーンやキングのような横幅が大きい敷布団を選びましょう。
敷布団を使用する場合はデメリットもあるので注意
寝具を選ぶ際に、直置きの敷布団か、あるいはマットレスかで迷う方もいるのではないでしょうか。
敷布団のメリットとデメリットは、以下のとおりです。
| メリット | デメリット | 
|---|---|
| ・収納しやすい ・部屋を広く使える ・天日干ししやすい ・落下の心配がない ・サイズの変更がしやすい | ・出し入れに手間がかかる ・耐用年数が短め ・通気性が低い床の冷えやホコリの影響を受けやすい ・起き上がりにくい | 
敷布団の最大のメリットは収納しやすいことです。
使っていない時は折り畳むことができるため、押し入れやデッドスペースに仕舞っておけば、寝室やワンルームなどの部屋を広く使えます。また、お客さまや非常時用の布団として仕舞っておくことも可能です。
ほかにも、定期的に天日干しして清潔な状態を長持ちできるメリットもあります。また、小さい子供がいる場合には、直置きのため「ベッドから落下する」心配もありません。
マットレスに比べて処分しやすいため、子どもの成長に合わせてサイズの変更がしやすい特徴もあります。
一方で、敷布団のデメリットは出し入れに手間がかかることです。
敷きっぱなしにすると、敷布団と床の間に寝ている間にかいた汗や湿気が溜まり、カビが発生する原因となるため、朝起きた時に畳む必要があります。
また、厚みや素材にもよりますが、敷布団はマットレスに比べると耐久性が低いです。へたってきたり、へこんだりしている敷布団は睡眠の質に悪影響を及ぼすため、買い替えましょう。
ほかにも、敷布団の素材によっては通気性が低く、床との距離が近いため冷えやホコリの影響を受けやすい、起き上がりにくいなどのデメリットもあります。
ライフスタイルや、寝具に何を求めるのかによっても異なりますが「寝心地」や「耐用年数」を求めるのであれば、マットレスがおすすめです。
質の高い睡眠を求めるならばマットレスも検討しよう
マットレスのメリットとデメリットを簡潔に紹介すると下記のとおりです。
| メリット | デメリット | 
|---|---|
| ・選択肢が豊富 ・機能性に優れた商品が多い ・収納の手間が省ける ・ハウスダストの影響を受けにくい ・床の冷気やホコリなどの影響を受けにくい ・耐久性に優れている ・立ち座りしやすい ・通気性を確保しやすい ・体への負担を軽減しやすい | ・お手入れがしづらい ・部屋のスペースをとる ・処分に手間がかかる ・大きさによっては移動が難しい | 
マットレスは基本的に寝心地を追求して設計されている作りのものが多く、機能性に優れているため、自分の体に合うマットレスであれば快適で質の高い睡眠が期待できます。
また、敷布団とは違い基本的にはベッドフレームに載せたままの状態のため、出し入れの手間もありません。
ベッドフレームの高さやマットレスの厚さによってはソファ代わりに使用可能で、寝起きの際には体を起こしやすいなどのメリットもあります。
また、床から離れて寝られるため、ホコリや冷気などの影響を受けにくいのもメリットの一つです。
デメリットとしては、厚さと構造から重量がある点で、敷布団よりはお手入れのしにくさを感じる場合があるかもしれません。
しかし、総合的に考えると、マットレスは快適な睡眠をとることを目的として設計されていることが多く種類も豊富なため、多くの方におすすめできます。
商品によって耐久性や通気性などは異なりますが「長期的に使用できる耐久性があるものが欲しい」「快適で質の高い睡眠をとりたい」方は、品質の高いマットレスを選ぶと良いでしょう。
マットレスの場合はどのサイズを選べば良い?
マットレスは一般的にセミシングルからキングサイズまでが用意されています。それぞれの目安となる寸法と用途は以下のとおりです。
| サイズ | 寸法 | 用途 | 
|---|---|---|
| シングル | 幅:95cm 縦:195cm | 普通体型の成人1人での使用など | 
| セミダブル | 幅:120cm 縦:195cm | 1人でゆったり使用、がっちり体型の方の使用、子供との添い寝など | 
| ダブル | 幅:140cm 縦:195cm | 標準体型の成人2人での使用など | 
| クイーン | 幅:160cm 縦:195cm | 2人でゆったり使用、夫婦と子供3人で使用など | 
| キング | 幅:190cm 縦:195cm | 子供が少し大きくなっても大人2人+子供で使用したい場合など | 
1人で使用する場合には、基本的にシングルで問題ありませんが、ゆったりと寝たい場合にはセミダブルを選びましょう。
なお、セミダブルは「ダブル」が付いているため、2人で使うイメージがあるかもしれませんが、シングルサイズよりも+20cmの幅しかないため、基本的には2人での使用はおすすめしません。
2人以上で使用するなら、寝返りを打つことも考慮してダブル以上がおすすめです。
寝返りは、睡眠中にかかる体圧(体重による圧力)によって起こる血行不良をリセットするために、無意識的に行われる生理現象のようなもので、一晩で20〜30回行われるといわれています。
寝返りが打ちづらいマットレスは血行不良によって肩こりや腰痛、寝起きの倦怠感などの体調不良に繋がるリスクがあるため、できるだけゆったりとしたスペースで寝られるサイズを購入しましょう。
通気性の高さや寝心地・寝返りにこだわるならNELLマットレスがおすすめ
マットレスを選ぶ際は適切なサイズ選びも大切ですが、さらに重要なことはマットレスの品質です。
サイズに問題がなくても、品質が悪いマットレスであれば買い替えによってコストが高くなったり、体に合わないことによって体調不良に繋がったりする可能性もあります。
マットレスの購入を検討するのであればNELLマットレスを試してください。NELLマットレスでは下記のように、シングルからキングまでのサイズを取り揃えています。
| サイズ | 95cm×195cm/シングル 120cm×195cm/セミダブル 140cm×195cm/ダブル 160cm×195cm/クイーン 190cm×195cm/キング | 
|---|---|
| 値段(税込) | 79,900円/シングル 94,900円/セミダブル 109,900円/ダブル 134,900円/クイーン 154,900円/キング | 
| コイル数 | 1,173個/シングル 1,479個/セミダブル 1,734個/ダブル 1,989個/クイーン 2,397個/キング | 
| 送料 | 無料 (沖縄県本島を除く) | 
| 返品(※) | 返品・全額返金可能 (商品到着後 14日以降 120日以内) | 
| 保証期間 | 10年間 | 
(※)最低14日間の試用が必要です
NELLマットレスはサイズを取り揃えているだけではなく、マットレスの品質にもこだわっています。
NELLでは一般的なマットレスの2倍の数のコイルを使用しており、独立したコイルが使用する人の体の形に合わせて支えるため、快適な寝返りをサポートします。
単純なコイルマットレスとは違い、背中や腰部分などの反発力を高めた「センターハード構造」を採用しており、まるでマットレスが背中を押してくれるような感覚で、自然でストレスのない寝返りが可能になるでしょう。
適切な体圧分散と寝返りのしやすさを追求した作りによって「起きた時に背中が張っている」「楽な寝姿勢が見つからない」などの睡眠時の悩みを解決します。
実際にNELLマットレスを使用した方からは、下記のような声をいただいています。

しまこ
「フワフワで気持ちが良い」
今まで布団のみに寝ていたので、マットレスの快適さに感動しています。まだ2日しか寝ていませんがとても快適に睡眠できていて満足です。もし改善されるのなら、布団の横に取っ手がついていると、マットレスを動かすのに便利だと感じました。これからの体の変化を楽しみにしています。

並べたぼた餅
「寝心地よし☻」
ダブルにして2人で寝てます。私は今までシングルで2人で寝てたんですが広々、寝返りもめっちゃする様になったと思われます。自分の事はわからないけど彼はかなり動いてます☻寝てる時は横の人の動きは気にならないです。良い商品だと思います。ちゃんと干したり上下変えたりしようと思います。長く使いたいです^^

なつ
「寝心地最高です」
今までは起きた時に肩や腰にこりを感じていましたが、NELLマットに変えてからは全くなくなりました。私の体には合っていたんだと思います。本当に購入して良かったです。返品返金保証があったりするのも少し高額ですが購入する後押しになりました。ありがとうございました。
品質の高いマットレスを使用してみたい方も多いと思いますが、不安があるとすれば「購入して体に合わなかったらどうしよう」と思っているのではないでしょうか。
NELLマットレスでは商品到着から120日間(※)であれば返品・全額返金(返品送料もNELLが負担)のフリートライアルを設けているため、約4ヶ月間自宅でじっくりお試しできるようになっています。
また、すべてのサイズに10年間の耐久保証も付けており、保証期間中に万が一不備があった場合には無償で修繕・交換対応(故意の破損等は対象外です)もしているので、安心して長期間にわたりご使用いただけます。
マットレス選びに迷っている方は、ぜひ寝心地と寝返りにこだわったNELLマットレスを一度試してください。
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(※)最低14日間の試用が必要です。
まとめ
敷布団や掛布団を購入する際は寝具メーカーなどの一般的に流通しているサイズを基準に検討すると良いでしょう。1人で寝るのか、2人で寝るのか、寝る人の体格や寝相、部屋の広さなども布団を選ぶ時に重要なポイントです。
また、寝具を選ぶ際はサイズと合わせて品質も重視しましょう。サイズに問題がなくても自分の体に合っていない寝具は体調不良の原因となり、品質の低い寝具は耐久性が低く買い替えによるコストが高額になる可能性が高いです。
NELLマットレスはシングルからキングまでのサイズがあり、寝心地と快適な寝返りにこだわったマットレスです。
120日間のフリートライアルや10年間の耐久保証で自宅にて安心してお試し・使用ができるので、ぜひご検討ください。
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