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2023.02.07 更新

【医師監修】後頭部が痛いのは枕のせい?頭痛のタイプ別に原因や対処法を解説

【医師監修】後頭部が痛いのは枕のせい?頭痛のタイプ別に原因や対処法を解説

就寝中や起床後に後頭部が痛み、その原因が枕ではないかと疑っている方は多いかもしれません。後頭部の痛みはつらい症状となることが多く、日常生活にまで影響を及ぼしてしまうことがあります。

合わない枕を使うことによって引き起こされる頭痛の解消を目指すなら、頭痛の原因を知るところから始めましょう。

この記事では、枕によって引き起こされる頭痛の原因をタイプごとに解説します。

頭痛が生じた場合の対処法なども紹介して自分に合った枕選びをサポートするので、ぜひ参考にしてください。

  1. 枕が原因で引き起こされる頭痛の種類を解説
  2. 後頭部を中心に痛いと感じる「緊張型頭痛」
  3. 後頭部や頭頂部の皮膚が痛む「後頭神経痛」
  4. 頭痛のタイプ別に対処法を紹介
  5. 緊張型頭痛の対処法
  6. 後頭神経痛の対処法
  7. 後頭部に痛みを引き起こす枕の特徴とは?
  8. 高さが合わない枕は筋肉が緊張する
  9. 硬すぎる枕は圧迫感を感じる
  10. 快適に眠るなら枕だけでなくマットレス選びも重要
  11. 自然な寝返りをサポートしてくれるNELLマットレスがおすすめ
  12. まとめ

枕が原因で引き起こされる頭痛の種類を解説

結論として、枕が合わないことが原因で頭痛が生じることはあり得ます。枕が関係して起こる頭痛は、主に以下の2種類です。

  • 緊張型頭痛
  • 後頭神経痛

この項目では、それぞれの頭痛の特徴をわかりやすく解説します。自分の頭痛のタイプを知って、頭痛の改善に繋げましょう。

後頭部を中心に痛いと感じる「緊張型頭痛」

緊張型頭痛とは、頭の周り・首の後ろ・肩・背中にかけての筋肉が緊張して起こる頭痛のことです。

後頭部を中心として頭の両側や首筋にかけて痛みが起こり、「頭が締め付けられている感じ」「頭に大きな力がかかっている感じ」などと表現されます。人によっては痛み以外にも、体がフワフワする、めまい感が現れることもあります。

緊張型頭痛は、長時間のうつむき姿勢や高すぎる枕が原因となって起こるケースが多いです。

例えば、デスクワークやスマホ操作で長時間うつむいた姿勢を続けると、首や肩の筋肉、頭の筋肉などが緊張して血流が悪くなり、頭痛を引き起こす可能性があります。

また、枕が高すぎる場合、首が前傾姿勢になって長く負担がかかってしまい、起床後の頭痛に繋がることもあるようです。

後頭部や頭頂部の皮膚が痛む「後頭神経痛」

後頭神経痛とは、頭痛でもあり頭皮の感覚神経に起こる神経痛でもあります。

痛みは、頭皮(皮膚の神経)に起こり、片側もしくは両側の首から後頭部・頭頂部にかけて、チクチク・キリキリ・ズキズキとした激痛を感じる症状です。

後頭神経痛は、首の筋肉が神経を圧迫することによって発症します。

具体的な原因として挙げられるのは、長時間の猫背や精神的ストレスなどです。硬い枕を使うことで神経に負担がかり、頭痛が生じることもあります。

久手堅司

久手堅司

せたがや内科・神経内科クリニック院長

枕が原因の頭痛は、「緊張型頭痛」と「後頭神経痛」の二つが代表的です。

また、臨床的には緊張型頭痛のほうが後頭神経痛より多い傾向にあります。そのほか、二つの症状が混ざった方もいます。

頭痛のタイプ別に対処法を紹介

頭痛のタイプ別に対処法を紹介

ここからは、緊張型頭痛と後頭神経痛、それぞれの対処法について紹介します。同じ頭痛といっても、2種類の頭痛の対処法は以下のとおり大きく異なります。

  • 緊張型頭痛:温めてマッサージ
  • 後頭神経痛:冷やして強く押す

前述した頭痛の特徴から自分の頭痛タイプを判断し、正しく対処しましょう。

緊張型頭痛の対処法

緊張型頭痛は筋肉が緊張することで起こる頭痛なので、筋肉を収縮させないことが第一です。緊張型頭痛の対処法として、以下の行動が挙げられます。

  • 温湿布やホットタオルで温める
  • マッサージをする
  • ストレスを解消する
  • 適度な運動をする

長時間同じ姿勢が続くのであれば、定期的にストレッチやマッサージを行って、首や頭を含めた全身をほぐすことをおすすめします。

無理なくできる軽い運動を毎日行い、湯船にゆっくり浸かる習慣をつけ、普段から全身をリラックスさせるように心がけましょう。

久手堅司

久手堅司

せたがや内科・神経内科クリニック院長

デスクワークで長時間座っていることが多い方は、こめかみや頭皮全体を軽くマッサージする、首や肩を回すなどの対策が効果的です。

また、眼精疲労も肩こりに関係するので、パソコンに向かう時はできるだけ画面から目を離して、疲れてきたら目を休めるなどの対策も大切です。

後頭神経痛の対処法

首の筋肉が神経を圧迫することで起こる後頭神経痛の対処法は、緊張型頭痛の対処法とは異なります。主に挙げられるのは、以下のとおりです。

  • 冷湿布で冷やす
  • 痛みを感じる部分を強めに押す

後頭神経痛の場合、痛みが出た時にマッサージを行うことは望ましくありません。マッサージによって刺激が加わると痛みをこじらせて、症状が長期化することがあるためです。

後頭神経痛は、1週間ほどで自然に治ることが多いといわれています。もし後頭神経痛が長期間続いたり頻繁に繰り返したりする場合は、専門医を受診してください。

後頭部に痛みを引き起こす枕の特徴とは?

枕が原因で頭痛が生じる可能性があるとわかっても、「後頭部の痛みの原因になる枕は、どんな枕なの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。

ここからは、後頭部に痛みを引き起こす枕の特徴について、高さと硬さの面から解説します。枕の高さと硬さが合わないと、以下のとおり体に負担を与える可能性があるため注意が必要です。

  • 高さが合わない枕は筋肉が緊張する
  • 硬すぎる枕は圧迫感を感じる

枕によって頭痛を引き起こさないためにも、一度自分が使用している枕を確認してみましょう。

高さが合わない枕は筋肉が緊張する

高さが合わない枕を使っていると、寝ている間に筋肉が緊張して首や肩に負担がかかります。筋肉の緊張を避けるためにも、高すぎず低すぎない高さの枕を選ぶことが大切です。

枕を選ぶ際には、仰向けや横向きといった寝姿勢に応じて選ぶ方法と、ご自身の体格に合わせて選ぶ方法があります。

寝姿勢に応じて枕の高さを選ぶ方法は、以下のとおりです。

  • 仰向け寝:横から見た時に、首の骨が緩やかなS字カーブを描く高さ
  • 横向き寝:頭から背中にかけて、首の骨が真っすぐに伸びる高さ

仰向け寝をする際は、目線がやや足元を向く状態を目安にすると良いです。もしくは鏡を使用したり家族に見てもらったりして、寝姿勢と枕の高さが合っているか確認してみてください。

また、体格に合わせて選ぶ方法は、以下のとおりです。

  • 体格が良い方:やや高めの枕
  • 細身の方:低めの枕

背中の厚みがある体格が良い方には高めの枕が向いていますが、背中の厚みがない細身の方には低めの枕が合いやすいです。

寝姿勢や体格に合わせて枕の高さを選べば、頭や首に負担がかかりづらくなるため、後頭部の頭痛の改善に繋がる可能性があります。

硬すぎる枕は圧迫感を感じる

枕の硬さは、硬すぎても柔らかすぎても良くありません。頭や首に負担をかけないように、頭にフィットする適度な硬さの枕を選びましょう。

硬すぎる枕は頭にフィットしづらいため圧迫感を感じ、逆に柔らかすぎれば頭が沈み込みすぎて寝返りを打ちづらくなると考えられます。

もし使用している枕が硬すぎるのであれば、中材を抜いて硬さを調整する方法がおすすめです。

一般的に、中材がパンパンに詰まっていると硬さを感じることが多いため、頭を枕に乗せながら中材の量を調整してみてください。

中材を調整できない枕や調整してもフィットしない場合は、枕の買い替えを検討しましょう。

久手堅司

久手堅司

せたがや内科・神経内科クリニック院長

横向きの場合は、左右に頭が倒れないことがポイントです。首に負担のかからない適度な硬さの枕を選びましょう。一般的には、あまり硬くないほうが良いです。

快適に眠るなら枕だけでなくマットレス選びも重要

快適に眠ることを目指すなら、枕だけでなくマットレスも体に合っていることが大切です。

マットレスを選ぶ時には、以下の2点に注目しましょう。

  • 体圧分散性に優れている
  • 適度な反発力がある

体圧分散性とは、就寝中に体にかかる圧力を分散させる性質のことです。体圧分散性に優れていれば、体圧が一部に集中せずにマットレスへ分散されるので、体にかかる負担の軽減が期待できます。

また、適度な反発力があるマットレスを使えば、体が押されるように反発してスムーズに寝返りを打ちやすくなるでしょう。

この2点が備わったマットレスであれば、体にかかる負担を軽減しやすくなる可能性があるため、快適な睡眠を求める方におすすめです。

自然な寝返りをサポートしてくれるNELLマットレスがおすすめ

どのようなマットレスを選べば良いのか迷っている方は、自然な寝返りをサポートできるNELLマットレスをぜひ試してみてください。

NELLマットレスは、一つひとつのコイルが独立しているポケットコイルマットレスを採用しており、各コイルが体の部位に合わせてフィットするため、体圧分散性に優れています。

また、腰から背中部分を硬めに仕上げた「センターハード構造」を採用し、背中と腰部分の反発力を高めているところも特徴です。適度な反発力があるマットレスが、背中を押す感覚で快適な寝返りをサポートします。

NELLマットレスの料金やコイル数などについて、詳細は以下の通りです。

NELLマットレス
上質な寝心地を実現するために、寝返りに特化したマットレス。

 

値段(税込)75,000円/シングル
90,000円/セミダブル
105,000円/ダブル
130,000円/クイーン
150,000円/キング
コイル数1,173個/シングル
1,479個/セミダブル
1,734個/ダブル
1,989個/クイーン
2,397個/キング
送料無料
(沖縄県本島を除く)
返品(※)返品・全額返金可能
(商品到着後14日以降120日以内)
保証期間10年間

(※)最低14日間の試用が必要です

マットレスは頻繁に買い替えるものではないので、「マットレスを買い替えても合わなかったらどうしよう」と悩む方も多いと思います。

そんな不安を解消できるように、NELLでは120日間のフリートライアル期間を設定しました。商品到着後14日以降120日以内であれば全額返金・返品を保証しているため、実際にご自宅でマットレスの寝心地を体験できます。

寝返りが上手に打てないことで生じる体の不調に悩んでいる方は、寝返りの打ちやすさを追求して商品を開発しているNELLマットレスをぜひ試してください。

まとめ

高すぎる枕や硬すぎる枕を使い続けていると、後頭部の頭痛を引き起こす可能性があります。

緊張型頭痛や後頭神経痛で悩んでいる方は、枕やマットレスといった睡眠環境を見直すことをおすすめしますが、寝具を買い替えても症状が改善しない場合や、症状がつらい時には医療機関の受診を検討してください。

枕を選ぶ際には高さや硬さに注目しつつ、自分の頭にフィットして寝返りを打ちやすいものを選ぶことが大切です。

マットレスを選ぶ際には、体圧分散性に優れており適度な反発力があるものを選べば、睡眠中に体にかかる負担を軽減しやすくなります。

優れた体圧分散性を持つNELLマットレスは、スムーズな寝返りのサポートが可能です。睡眠環境を整えるためにマットレスを購入するのであれば、フリートライアル期間を設けているNELLマットレスをぜひお試しください。

この記事の監修者
久手堅司
久手堅司せたがや内科・神経内科クリニック院長
医学博士。「自律神経失調症外来」、「気象病・天気病外来」、「寒暖差疲労外来」等の特殊外来を行っている。これらの特殊外来は、メディアから注目されている。著書に「気象病ハンドブック」誠文堂新光社。監修本に「毎日がラクになる!自律神経が整う本」宝島社等がある。

※医師が特定の商品を推奨しているわけではありません

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