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2023.10.31 更新

狭い部屋におすすめのベッドの種類を紹介!配置する際の注意点なども解説

狭い部屋におすすめのベッドの種類を紹介!配置する際の注意点なども解説

ベッドは部屋のスペースを大きくとる家具なので、部屋が狭いと設置できるか心配に思う方は多いでしょう。

しかし、ベッドにはさまざまな種類があるため、狭い部屋でも工夫すればベッドを置くことは可能です。

ただし、どれでも良いわけではなく、狭い部屋に適したベッドを選ぶことが重要なので、狭い部屋に適しているベッドの種類や選び方を知っておきましょう。

この記事では、狭い部屋におすすめのベッドの種類や、選ぶ際の注意点などを解説します。

ベッド選びで後悔しないように、狭い部屋にベッドを置きたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

  1. 狭い部屋におすすめのベッド4種類
  2. 狭い部屋でも開放感がある「ローベッド・フロアベッド」
  3. スペースを有効活用できる「ロフトベッド」
  4. タンスとしても使える「収納付きベッド」
  5. コンパクトに収納できる「折りたたみベッド」
  6. 狭い部屋に配置するベッド選びのポイント
  7. ベッドの種類で選ぶ
  8. ベッドのサイズで選ぶ
  9. 部屋の間取りで選ぶ
  10. 狭い部屋にベッド2つを配置できる?
  11. 狭い部屋にベッドを置く際の注意点
  12. ベッド周辺の動線を確保する
  13. ベッドの配置を考える
  14. 窓の位置を考慮する
  15. 搬入経路をチェックする
  16. まとめ

狭い部屋におすすめのベッド4種類

ベッドのなかには、狭い部屋に置くのに適している種類もあるため、部屋が狭いからといってベッドを置くことを諦める必要はありません。

以下、狭い部屋にも置けるベッドとしておすすめのものです。

  • 狭い部屋でも開放感がある「ローベッド・フロアベッド」
  • スペースを有効活用できる「ロフトベッド」
  • タンスとしても使える「収納付きベッド」
  • コンパクトに収納できる「折りたたみベッド」

それぞれの特徴について、以下で詳しく紹介します。

狭い部屋でも開放感がある「ローベッド・フロアベッド」

ローベッド」とは、足がついていないため一般的なベッドよりも高さが低く、床からの距離が近いタイプのベッドを指します。

フロアベッド」は、床に置いた床板をフレームで囲い、そのなかにマットレスを入れるタイプのベッドのことです。

ローベッドもフロアベッドも高さがないため、狭い部屋に置いたとしても開放的な空間を演出できます。

また、寝返りを大きく打ったり寝相が悪かったりする方でも、ベッドから落ちて大きな怪我をする心配があまりない点もメリットといえるでしょう。

落下による心配が少ないため、小さな子どもとの添い寝に使う場合にも向いています。

スペースを有効活用できる「ロフトベッド」

ロフトベッドとは、ベッドが高い位置に設置されており、その下のスペースを有効活用できるタイプのベッドのことです。

空いたスペースには、勉強机やソファ、家具などを設置でき、収納場所としてもさまざまな用途に使えます。

また、軽くて温かい空気は上に溜まる性質があるので、暖房で温められた空気が上にのぼって、冬でも温かく眠りやすくなるでしょう。

一方、冷たい空気は下に溜まる性質があるため、夏場にロフトベッドで寝ると少し蒸し暑く感じるかもしれません。

また、ロフトベッドの高さに対して天井が低すぎる場合、窮屈さを感じる可能性があるため、購入前には天井までの高さを調べておく必要があります。

タンスとしても使える「収納付きベッド」

収納付きベッドとは、ベッド自体に収納できる機能が付いたタイプのベッドのことです。

収納機能によって、以下のようなさまざまな種類があります。

  • 引き出し付収納ベッド:1段の引き出しが付いている
  • チェストベッド:複数の引き出しが付いている
  • 跳ね上げ式ベッド:ベッドの床板が縦もしくは横に開く

一般的なベッドの場合、ベッド下のスペースはデッドスペース(利用しづらい空間)となりますが、収納付きのベッドであれば小物や服を収納することができます。

小物や服をベッドの収納に入れれば、タンスなどの家具を置く数を減らすことができるため、部屋が広く使えるようになるでしょう。

基本的に、ベッドの足が高くなるほどベッド下のスペースが増えて収納スペースも広くなります。しかし、ベッドが高くなればその分、部屋に置いた時に圧迫感が出やすくなるため注意が必要です。

購入する際には収納スペースの広さを確認し、自分が収納したいと思っているものが収まる大きさかどうかをチェックしておくようにしましょう。

コンパクトに収納できる「折りたたみベッド」

折りたたみベッドとは、その名前のとおり折りたたみ可能なベッドのことを指します。

足部分にキャスターが付いており、真ん中の部分を上に引き上げることで二つ折りにしてたためるものが一般的です。

キャスターが付いていることから簡単に移動できるため、使用しない時には折りたたんで部屋の隅に置いて収納しておくことができます。

また、簡単に移動させられることから、ベッド下の掃除やベッドの除湿を行う際に楽なところもメリットだといえるでしょう。

ただし、折りたたむ機能を重視した構造になっているので、マットレスが薄い場合には寝心地の悪さを感じるかもしれません。

狭い部屋に配置するベッド選びのポイント

狭い部屋に配置するベッド選びのポイント

狭い部屋にベッドを置く場合、配慮すべきポイントがいくつかあります。具体的な選び方のポイントは、以下のとおりです。

  • ベッドの種類で選ぶ
  • ベッドのサイズで選ぶ
  • 部屋の間取りで選ぶ

それぞれの選び方について、以下でわかりやすく紹介します。

ベッドの種類で選ぶ

前述のとおり、さまざまなベッドの種類があるため、ベッドの機能を踏まえたうえで自分のニーズに適する種類を選びましょう。

記事内で紹介した4種類のベッドは、以下のような方に適しています。

  • ローベッド・フロアベッド:天井が低く圧迫感が出ることを避けたい方
  • 収納付きベッド:タンスとベッドを別々に置くスペースがない方
  • ロフトベッド:学習机やソファを置きたい方
  • 折りたたみベッド:来客時などベッドを折り畳んで部屋の隅に置いておきたい方

このとおり、自分の部屋の広さや荷物の量、ライフスタイルに応じてベッドの種類を選ぶことで、狭い部屋でも無理なくベッドを設置できるでしょう。

ベッドのサイズで選ぶ

どの種類のベッドを購入するにしても、ベッドに使えるスペースをあらかじめ決めておかなくてはなりません。

ベッドを設置できるスペースの寸法が分かれば、そのサイズを基準としてベッドを選びやすくなります。

測っておくのは、基本的に「縦」「横」の寸法ですが、主にロフトベッドの場合は「高さ」も必要です。自分の部屋の天井高を測ったうえで、「起床時に頭をぶつけないか」「窮屈さを感じないか」という点についても確認しておくと良いでしょう。

狭い部屋に設置するベッドとして選ばれるのはシングルベッドが大半だと思いますが、場合によってはそれよりも大きなサイズを検討する方もいるかもしれません。

ベッドを設置するスペースを把握しておくことで、シングル・セミダブル・ダブルといったさまざまな大きさのベッドのなかから、自分の部屋に適するサイズを選ぶことができるようになります。

以下の記事では、NELLマットレスの実際のユーザーの使用例を、部屋の広さと合わせて紹介しています。ぜひ合わせて参考にしてください。

マットレス サイズ記事
NELLマットレスのサイズ選びに迷ったら?ユーザーの使用感をサイズごとに紹介

部屋の間取りで選ぶ

ベッドを設置するスペースの寸法だけでなく、部屋の出入りや通路幅、開口部など、部屋のレイアウトも考慮したうえでベッドを設置することとなります。

ベッドの掃除や、緊急時における咄嗟の避難のことを考えると、人がスムーズに通れるだけの通路幅を確保しておくのが望ましいです。

また、ベッドの近くにドレッサーやタンスがある場合には、それらの家具の引き出しを開閉できるだけの広さを空けておかなくてはなりません。

ドアの開閉とぶつかったり、十分な通路幅が確保できなかったりする場合には、ベッドの置き方を変えてみるなどの工夫を行う必要があります。

狭い部屋にベッド2つを配置できる?

部屋は狭いものの、1つの部屋にベッドを2台置いて、夫婦やパートナーと一緒の部屋で寝たいと考えている方もいらっしゃると思います。

「狭い部屋」の定義をどの程度にするかにもよりますが、広さによってはベッドを2台置くことも不可能ではありません。

ベッドの置き方を工夫すれば、最低4.5畳ほどの広さがあればベッドを2台設置できるでしょう。

例えば、4.5畳の部屋にベッド2台を置く場合、各ベッドの周囲に広めの通路幅を確保するのは難しいです。しかし、ベッドを両サイドの壁にそれぞれくっつければ、ベッド間にある程度の余裕がある通路幅を確保できるようになります。

また、6畳の広さがある部屋であれば、人が通れるだけの導線を確保しつつ、小型の家具を置くこともできるでしょう。部屋に圧迫感が出て気になるのであれば、背が低めの家具を使うことをおすすめします。

このとおり、4.5畳~6畳の部屋にもベッドを2台置けますが、部屋に対してベッドが占める面積が大きくなれば、テレビ・タンス・テーブルといった家具をいくつも置くことは難しくなるため、部屋を「寝室専用」として使うことになる可能性があることは覚えておいてください。

また、シングルベッド2台分の横幅よりも、クイーンベッド1台分の横幅のほうが狭くなります。できる限り部屋を広く使いたい方は、ベッドを2台設置するのではなく、大きめのベッドを1台置くのも選択肢の一つです。

例えば、6畳の部屋を寝室専用として使う場合には、シングルからキングまで幅広いサイズのベッドを設置できます。部屋の使い方によっては、ベッドを2台置くことにこだわらず、大きなベッドを1台置く方法も検討してみてください。

狭い部屋にベッドを置く際の注意点

狭い部屋にベッドを置きたいのであれば、購入前の注意点も把握しておきましょう。

  • ベッド周辺の動線を確保する
  • ベッドの配置を考える
  • 窓の位置を考慮する
  • 搬入経路をチェックする

すでに触れている部分もありますが、ベッドを設置する前の注意点として、さらに詳しく解説します。

ベッド周辺の動線を確保する

無理なくベッドに出入りするためにも、周辺の導線や通路幅を考慮してベッドを設置する必要があります。一般的に必要とされる通路幅は、約50~60cmが目安です。

通路幅を50cm以上確保できない場合、ベッドの出入りが窮屈になるだけでなく、災害時に急いで避難できなくなるというリスクがあるため、通路幅の広さは必ず確認しておかなくてはなりません。

ベッドへの出入りとして使わない壁側にも50cm以上の幅を開けておく必要はありませんが、ベッドメイキングすることを考えると、10cmほどの隙間を開けておいたほうが良いでしょう。

ベッドの配置を考える

クローゼットやタンスなどの家具がある部屋にベッドを設置する場合、それらを開け閉めできるだけのスペースを確保してください。

ベッド自体に収納がついている場合も、開け閉めできるか確認しておく必要があります。

例えば、「引き出しには毛布1枚だけ入れるから、さほど大きく引き出さなくても良い」といったように、実際に使用した時のことを想定しながら、快適に使えそうなベッドの配置を考えることが大切です。

なお、ベッド横に置いた家具の引き出しから物を取り出す際には、家具とベッド間の距離は最低70cmほど必要だとされています。ただし、スライド式(引き戸)の場合には、50cmほどのスペースでも問題ありません。

窓の位置を考慮する

狭い部屋を広く使いたいことから、窓際にぴったりとベッドをくっつけて設置しようと考えている方も多いでしょう。

確かに、窓際にくっつけることでベッドの収まりは良くなるかもしれませんが、窓際は外気の影響を受けやすい場所です。窓際にベッドを設置すると、冬は寒く夏は暑く感じやすいほか、外の騒がしい音や明るい光の影響も受けやすくなります。
温度・湿度・音・光といった部屋の環境が理想的でなければ、なかなか入眠できなくなったり熟睡できなくなったりする可能性があるため、注意しなくてはなりません。

部屋の構造によっては仕方なく窓際にベッドを設置することもあるかもしれませんが、可能な限り窓際は避けて配置することをおすすめします。

搬入経路をチェックする

ベッドは大きい家具なので、購入後に搬入するための経路をきちんとチェックしておきましょう。

組み立て式のベッドであれば問題なく搬入できるケースが多いですが、組み上がったベッドを購入する際には特に考慮しなくてはなりません。

事前に確認しておきたいのは、玄関・廊下・階段の幅、そのほかにも玄関から入ってベッドを設置する部屋に辿り着くまでに通る場所の広さです。

例えば、エレベーターが狭くてベッドが搬入できない場合、階段を使って部屋まで運ぶ、もしくは「吊り上げ」による作業となるために追加料金が発生するなどのトラブルに繋がる可能性があります。

特にクイーンやキングのように大きなサイズの購入を検討している方は、購入予定のベッドサイズとともに搬入経路も確認しておくと、スムーズにベッドを設置できるでしょう。

まとめ

選ぶベッドの種類や配置の方法を工夫することで、狭い部屋にベッドを設置しても快適に過ごせるでしょう。

紹介したとおり、ベッドにはさまざまな種類があるため、ローベッドやフロアベッド、収納付きベッドなど、自分のライフスタイルに合わせた種類のベッドを選んでください。

ただし、狭い部屋にベッドを置く際には、ベッドに出入りするための通路幅や間取りなどを考慮する必要があります。特に、人がスムーズに通れるだけの通路幅と、引き出しやドアを開閉できるだけのスペースは忘れず確保することが大切です。

狭い部屋にベッドを設置したあと「窮屈で生活しづらい」と後悔しないためにも、この記事で紹介したことを参考にしながら、自分の部屋に合うベッドを見つけましょう。

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