クイーンベッドは広々と寝られる分、部屋のスペースが必要になります。購入を失敗しないためにも、選ぶ際は事前に使用するメリットやデメリットを確認しておきましょう。
また、クイーンベッドの購入を検討中の方で、そもそも自分はクイーンベッドの使用が向いているのか気になる方もいるでしょう。
この記事では、クイーンベッドのメリット・デメリットや、どのような人におすすめか説明します。
- クイーンベッドとは
- クイーンベッドを使うメリット
- 大人2人や親子3人で広々と寝ることができる
- 2つに分けられるタイプもある
- 掛け布団を2枚使うこともできる
- クイーンベッドを使うデメリット
- 部屋が狭くなる
- 寝具の種類が少なめ
- 搬入スペースを考慮する必要がある
- マットレスに凹みができることがある
- クイーンベッドがおすすめの人
- キングサイズとの違い
- クイーンベッドを設置できる部屋のサイズとは
- 4.5畳の部屋
- 6畳の部屋
- 8畳の部屋
- クイーンベッドの選び方
- フレームで選ぶ
- 高さで選ぶ
- 収納の有無で選ぶ
- デザインやカラーで選ぶ
- クイーンベッド購入時に気を付けたいポイント
- クイーンベッドを配置するスペースを確保する
- 隙間が気になるなら便利アイテムを活用する
- ベッドはマットレス選びも重要
- まとめ
クイーンベッドとは
クイーンベッドとは、シングルベッドの1.5倍を超えるサイズのベッドのことを指します。シングル・セミダブル・ダブル・クイーン・キングの一般的なサイズは、それぞれ以下のとおりです。
- シングル:幅95cm×縦195cm
- セミダブル:幅120cm×縦195cm
- ダブル:幅140cm×縦195cm
- クイーン:幅160cm×縦195cm
- キング:幅190cm×縦195cm
部屋の広さやライフスタイルに合わせて無理のないベッドサイズを選ぶようにしましょう。
クイーンベッドを使うメリット
以下ではクイーンベッドを使用するメリットを説明します。
- 大人2人や親子3人で広々と寝ることができる
- 2つに分けられるタイプもある
- 掛け布団を2枚使うこともできる
それぞれ詳しく説明します。
大人2人や親子3人で広々と寝ることができる
上述したとおり、クイーンベッドはダブルベッドよりもサイズが大きく、大人2人でも広々と寝ることができます。
また、子供が小さければ親子3人で寝ても十分なスペースを確保でき、寝返りを打てるスペースも確保しやすいため、快適な睡眠をとることができるでしょう。
2つに分けられるタイプもある
クイーンベッドの中には、2つに分割できるタイプのものもあります。2人で一緒に寝る時は1台のベッドとして使用し、生活リズムの変化などで一緒に寝ることが難しくなった場合は、ベッドを分割して対応することができます。
ライフスタイルの変化に応じてベッドを買い換える必要がないことは、大きなメリットです。
掛け布団を2枚使うこともできる
ダブルサイズのベッドを使用する場合、掛け布団は少し大きめのものを1枚使用するケースが多いです。ただし、夫婦やカップルで布団に入る時間が異なると、睡眠中に掛け布団がずれてしまい、相手が目覚めてしまう可能性も考えられます。
掛け布団を2枚使うことで、相手の安眠を防ぐことなく眠ることが可能です。
クイーンベッドを使うデメリット
反対にクイーンベッドを使うデメリットとしては、主に以下のようなことが挙げられます。
- 部屋が狭くなる
- 寝具の種類が少なめ
- 搬入スペースを考慮する必要がある
- マットレスに凹みができることがある
それぞれを詳しく説明します。
部屋が狭くなる
クイーンベッドはサイズが大きいことがメリットですが、部屋の大きさによっては窮屈に感じてしまうかもしれません。
購入する際は、部屋の広さやほかの家具の配置を考えたうえで、必要な生活動線を確保できるかどうかを踏まえて、判断しましょう。
寝具の種類が少なめ
クイーンベッドはダブルより小さいサイズのベッドと比べると、シーツの種類が少ない傾向にあります。そのため、気に入ったデザインでも、クイーンベッドには対応していないことも考えられるので、あらかじめ寝具は買い揃えておくと良いでしょう。
搬入スペースを考慮する必要がある
クイーンベッドを配置する広さは問題ない場合でも、家の出入り口や廊下などのスペースが確保できないと搬入はできません。
そのため、購入する際は家のドアの大きさや廊下の幅、エレベーターのドアの幅などを計り、搬入できるか事前に確認しておきましょう。
業者によっては、吊り下げて窓から搬入できる場合もありますが、別途費用が必要になる可能性があるため注意してください。
マットレスに凹みができることがある
クイーンベッドのマットレスには、中央が2つに分かれている2枚構成のものがあります。マットレスが2枚あることによって真ん中に凹みができてしまい、気になる方もいるでしょう。
快適な睡眠を求めるなら、寝返りの打ちやすさが重要です。事前にベッドの構成を確認しておきましょう。
クイーンベッドがおすすめの人
クイーンベッドの魅力は、何といっても大きさです。お互いのスペースを十分に確保してゆったりと寝たい方におすすめです。
また、子供が生まれた後でも、家族そろって寝たい方は多いでしょう。そのような場合でも、クイーンベッドは十分なスペースを確保できます。
また、同じベッドを長く使い続けたい方にも、クイーンベッドはおすすめです。
キングサイズとの違い
一般的に大型とされるベッドのサイズには、クイーンのほかにキングもあります。ベッドの幅はメーカーによって若干異なりますが、一般的にキングは幅が190cmのため、クイーンよりさらに30cmほど広く、ゆとりを持って過ごすことができます。
クイーンベッドでも大人2人で寝るのには十分な広さがありますが、キングベッドであれば小さな子どもを加えた3人で使っても、快適に寝ることが可能です。
ただし、キングベッドを置くには広めの設置スペースが必要です。寝室に7畳~8畳程度の広さがなければ、圧迫感を感じるかもしれません。
クイーンベッドとキングベッドのどちらが向いているかは、一緒に寝る人数や部屋の広さによって異なるため、自分にとって最適なサイズを選びましょう。
サイズの選び方を詳しく知りたい方は、下記記事でも解説しているので、ご覧ください。
クイーンベッドを設置できる部屋のサイズとは
ベッドを購入する際は、部屋の広さとの兼ね合いが大切です。
しかし、実際にベッドを購入するまで、イメージがわきづらいと感じる方もいるでしょう。そこで、以下の部屋のサイズごとに、クイーンベッドを設置した時のイメージを解説します。
- 4.5畳の部屋
- 6畳の部屋
- 8畳の部屋
4.5畳の部屋
クイーンベッドのサイズは畳2畳分と同程度のため、4.5畳の部屋であれば設置することは可能です。
しかし、ベッドの周りを移動できるだけのスペースはかろうじて確保できますが、そのほかの家具などを設置するスペースはないため、とても窮屈な印象になるでしょう。
また、スペースがほとんどないため、ベッドを組み立てる時に不便に感じるほか、生活スペースの少なさからストレスに感じる可能性があります。
そのため、4.5畳の部屋であれば、クイーンより小さいサイズのベッドも選択肢として考えたほうが良いかもしれません。
6畳の部屋
6畳の部屋の場合、クイーンベッドを設置しても寝室として使うにはさほど圧迫感がなく、サイドテーブルのような小さめの家具を設置できるだけのスペースもあります。
ただし、開閉が必要な家具を設置する時は、扉がきちんと開閉できるか確認が必要です。
なお、タンスのような大きめの家具を置きたい場合は、クイーンより小さいサイズのベッドを選んだほうが快適に過ごせるでしょう。
8畳の部屋
8畳の部屋であれば、寝室として問題なくクイーンベッドを設置できます。
ある程度のスペースが確保できるため、ベッド以外にドレッサーやチェストなど中程度のサイズの家具を設置しても、圧迫感なく使用できるでしょう。
もし圧迫感が気になるようであれば、高さが低めの家具で統一することで、開放感のある雰囲気を演出できます。
なお、開閉が必要な家具を設置する場合は、6畳の時と同様にきちんと開閉ができることを確認する必要があります。
クイーンベッドの選び方
クイーンベッドを選ぶ際は、以下の観点でベッドを比較することが重要です。
- フレームで選ぶ
- 高さで選ぶ
- 収納の有無で選ぶ
- デザインやカラーで選ぶ
フレームで選ぶ
ベッドフレームに用いられる素材は、木、革、布、金属などさまざまです。木でできたベッドフレームは、あらゆるテイストの部屋にも合いやすいでしょう。
また、革製のフレームは高級感があり、布製のフレームは部屋全体に柔らかい印象を与えます。金属製のものは通気性が良く、比較的軽いことがメリットです。
このように、素材によって部屋の雰囲気は異なるため、既存の家具や目指したい雰囲気に合わせてベッドは選ぶようにしましょう。
高さで選ぶ
ベッドにはロータイプ、スタンダードタイプなど、さまざまな高さのものがあります。
製品によって異なりますが、おおよその高さは以下のとおりです。
- ロータイプ:20cm~30cm
- スタンダードタイプ:40cm~50cm
収納の有無で選ぶ
ロータイプのベッドは高さが低い分、部屋に開放感が生まれやすいでしょう。
スタンダードタイプのベッドはロータイプのベッドよりも少し高さがある分、ベッドに腰をかけたりベッドから立ち上がったりしやすいです。また、ベッドの下部を収納スペースとして利用することも可能のため、部屋の収納スペースが少ない場合には重宝するでしょう。
ベッドは年齢や体型によって使いやすい高さが異なる可能性もあるので、使用する環境を考えて選びましょう。
上述したように、スタンダードタイプのベッドの場合、ベッド下に収納スペースが設けられていることがあります。部屋に収納スペースが少ないという方は、収納スペースのあるベッドを選ぶと便利でしょう。
ただし、収納スペースがあるとベッド自体の通気性が悪くなるため、湿気が溜まりやすくなるというデメリットもあります。よく理解して選びましょう。
デザインやカラーで選ぶ
ベッドは家具の一種のため、現在の部屋の雰囲気に合うかどうかも重要なポイントです。
ほかの家具の雰囲気と合ったデザインのものを選ぶと、部屋全体に統一感が出て良いでしょう。対して、同じデザインでも、カラーが異なれば部屋の印象もガラッと変わります。
ベッドは毎日使用するものなので、「気分が上がるデザインか」という観点で選ぶのもおすすめです。
クイーンベッド購入時に気を付けたいポイント
クイーンベッドを購入する時は、以下のポイントを押さえることが大切です。
- クイーンベッドを配置するスペースを確保する
- 隙間が気になるなら便利アイテムを活用する
それぞれ解説します。
クイーンベッドを配置するスペースを確保する
クイーンベッドはサイズが大きいため、事前に設置場所を決めて寸法を測っておきましょう。サイズを測らずに購入すると、搬入後、想定の場所に設置できないこともあるため注意が必要です。
また、ベッド以外に設置する家具のサイズや、ほかの家具の配置をイメージすることも重要です。ベッド設置後のイメージが具体的なほど、失敗する可能性は低くなります。
そのほか、ベッドとほかの家具を含めて生活動線が確保できるか、ドアの開閉に不具合がないか、ベッドメイキングするスペースはあるかといったことも確認することをおすすめします。
隙間が気になるなら便利アイテムを活用する
クイーンベッドには、マットレスが1枚のタイプと、マットレスを2枚並べるタイプがあります。
マットレスを2枚並べるタイプを選んだ場合、隙間が気になって寝心地が悪く感じたり、隙間にごみが溜まって不衛生になったりと、睡眠の質に悪影響を与える可能性があるため、きちんと対策することが重要です。
マットレスを連結させる時の具体的な対策としては、以下のことが挙げられます。
- 大きいサイズのシーツを使用する
- 敷きパッドやベッドパッドを敷く
- 隙間パッドを使用する
- ベルトで固定する
上記の対策からできるものを複数取り入れて、より快適な寝心地を目指しましょう。
マットレスの隙間を埋める方法やおすすめのアイテムを詳しく知りたい方は、下記記事もご覧ください。
ベッドはマットレス選びも重要
快適に眠るためには、ベッド選びと同じくらいマットレス選びも重要です。ベッドと一緒に使用するマットレスをお探しであれば、NELLマットレスがおすすめです。
NELLマットレスには一般的なマットレスの約2倍の数のコイルが用いられています。そのため体圧分散性が高く、寝心地が良いです。
また、腰から背中部分を硬めに、それ以外の部分を柔らかめにした「センターハード構造」により、ストレスなく自然に寝返りを打つことができます。
薄いウレタンと不織布を交互に重ねた独自の13層構造を採用しているため、通気性も高いです。
NELLマットレスの詳細は、以下の通りです。
実際にNELLマットレスを使用している方からも、寝心地や使い勝手の良さに関して、以下のようなレビューを多数いただいています。
はなまる 様
「寝心地最高」
とっても寝やすく朝スッキリ起きれます。愛用です。
ハル 様
「寝付きがよくなりました」
沈み込む柔らかいマットが苦手で、硬めとのことで試してみました。 私にはちょうどいい硬さで、結果買ってよかったです! 夜中目が覚めることもなく、ぐっすり眠れています。
こうへい 様
「寝返りが打ちやすい」
適度な反発があり、沈みすぎないので寝返りが打ちやすいです。
120日間設けられているフリートライアル(※1)と10年の耐久補償(※2)が付いているので、ベッドと一緒にマットレスをお探しの方は、ぜひNELLマットレスを検討してください。
(※1)商品到着から14日以上120日以内の場合は返品・全額返金を承ります。
(※2)お手元に届いた際に製品に不備があった場合、またこちらの保証対象に該当する場合、保証期間中であれば無料で修繕もしくは交換をいたします。弊社公式サイト、または提携販売サイトよりのご購入が確認できない場合(オークションサイトや転売サイトで購入された場合など)は適用されませんので、ご了承ください。
まとめ
クイーンベッドは、家族で広々と寝ることができるメリットがある一方、部屋の大きさによっては窮屈に感じる可能性があります。
そのためクイーンベッドを選ぶ際は、フレームの種類や高さ、収納の有無といった観点で比較検討すると良いでしょう。
また、快適な睡眠環境を維持するためには、ベッドだけでなくマットレス選びも重要です。ベッドと一緒にマットレスを購入するのであれば、NELLマットレスがおすすめです。
NELLマットレスは高い体圧分散性により理想的な寝姿勢を維持でき、通気性も高く快適に眠ることができます。マットレスにお悩みの場合は、ぜひNELLマットレスをご検討ください。
NELLマットレスの詳細を確認しましょう
NELL 公式サイト