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2024.04.19 更新

マットレスのへこみ(凹み)の原因とは?長く愛用するために有効な対策など解説

マットレスのへこみ(凹み)の原因とは?長く愛用するために有効な対策など解説

長くマットレスを使っていると、へこみが気になる場合があるでしょう。買い替えを検討する一方、今のマットレスが気に入っている、もしくは買い替えが面倒で、へこみがあっても使い続けたい方もいるのではないでしょうか。

この記事では、マットレスがへこんだら買い替えるべきか否かをわかりやすく説明します。

長く愛用するために素材別の寿命なども紹介するので、マットレスにへこみがあって悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

  1. マットレスのへこみを復活させる方法はある?
  2. マットレスにへこみが生じる原因
  3. マットレスのへこみが気になるなら買い替えるべき理由
  4. 体の不調に繋がる可能性がある
  5. 睡眠の質が低下する可能性がある
  6. へこみにくいマットレスとは?
  7. コイルが内蔵されたマットレスの特徴
  8. マットレスのへこみを防ぐ方法
  9. マットレスをローテーションさせる
  10. へこみが気になる部分に湿気防止アイテムを使う
  11. へこみが気になる部分にタオルを敷く
  12. 耐久性に優れたコイルマットレスを選ぶならNELLマットレス!
  13. まとめ

マットレスのへこみを復活させる方法はある?

使っているマットレスがへこんだ場合、「どうにか直して使いたい」と考える方は多いのではないでしょうか。しかし、残念ながらマットレスのへこみは基本的に復活しません。

内蔵されたコイルやウレタンを交換して、元通りに直そうと考えるかもしれませんが、「コイルを一部交換する」「へこんだウレタン部分だけを直す
など、部分的な修理にはかえって手間とコストがかかります。

マットレスのへこみは、経年劣化によってどうしても起こる症状です。マットレスがへこんだら寿命がきたのだと捉え、買い替えることをおすすめします。

マットレスにへこみが生じる原因

マットレスにへこみが生じる原因

マットレスにへこみが生じるのは、主に以下2点が原因です。

  • 体重による負荷がかかる
  • 湿気が溜まる

マットレスのへこみの主な原因となるのは、寝る人の体重がかかることです。毎日同じ場所で寝ることで、体と接する部分が徐々にへこんでいきますが、特に最も体重がかかる腰部分はへこみやすくなっています。

なお、寝返りを多く打つ方は全体的に、あまり寝返りを打たない方は中心部分が集中してへこむ傾向があり、へこみ方には個人差があります。

また、もう一つの原因として挙げられるのは、湿気による影響です。マットレスは、寝室の水分や寝汗などによる湿気を吸収しやすく、へこみだけでなく場合によってはカビの発生に繋がる可能性もあります。

カビを吸い込むとアレルギー症状や食中毒を引き起こす可能性もあるため、湿気を取り除く「除湿シート」を活用したり、定期的にお手入れをしたりすることが大切です。

マットレスのへこみが気になるなら買い替えるべき理由

へこみがあるマットレスを使い続けると、体に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、基本的にはマットレスにへこみがあらわれたら買い替えることをおすすめします。

へこんだマットレスを新しく買い替えるべき具体的な理由は、以下のとおりです。

  • 体の不調に繋がる可能性がある
  • 睡眠の質が低下する可能性がある

それぞれの理由を詳しく解説します。

体の不調に繋がる可能性がある

体の不調に繋がる可能性がある

へこんだマットレスを使っていると、寝ている時に体の一部が沈み込み、不自然な姿勢になって体に負担がかかります。就寝中の寝姿勢が崩れると、腰痛や肩こり、首の痛みなど体の不調に繋がる可能性があるため、へこんだマットレスを使い続けるのは避けましょう。

就寝中には、適度に寝返りを打って体にかかる負荷を軽減させる必要がありますが、上手に寝返りを打つためには理想的な寝姿勢をキープすることが大切です。理想的な寝姿勢は以下のとおり、仰向け寝と横向き寝によって異なります。

  • 仰向け寝:背骨が緩やかなS字カーブを描く状態
  • 横向き寝:首から背骨が真っすぐになる状態

へこんだマットレスで寝ていると上記の寝姿勢が保ちづらくなるため、体への影響を考えるなら使い続けるのは避けたほうが良いといえます。

睡眠の質が低下する可能性がある

マットレスは睡眠の質に直結する要素です。前述したとおり、へこんだマットレスを使うことで寝姿勢が崩れて体に負担がかかると、肩や腰などに痛みが生じて寝付きづらくなり、睡眠の質が低下する可能性があります。

就寝中の体圧を分散させるために寝返りは重要な役割を果たしますが、寝姿勢が崩れるとスムーズに寝返りが打てません。すると、一部に体圧がかかり続けてしまい、マットレスはさらにへこんでいきます。

使い続けるとへこみはどんどん悪化していき、再び元通りに復活することはありません。睡眠の質を低下させないためにも、マットレスにへこみが生じたら買い替え時だと考えましょう。

へこみにくいマットレスとは?

へこみにくいマットレスとは?

マットレスを長く愛用したいなら、寿命が長い素材のマットレスを選ぶことも一つのポイントです。マットレスは内蔵されている素材ごとに寿命が異なり、一般的には以下の年数とされています。

マットレスの素材寿命
ポケットコイルマットレス8~12年
ボンネルコイルマットレス7~10年
低反発マットレス3~5年
高反発マットレス6~8年
ファイバーマットレス6~8年
ラテックスマットレス6~8年

一般的に、コイルが内蔵されたポケットコイルマットレス、ボンネルコイルマットレスは寿命が長い傾向にあります。その理由は、コイル間に空気が通りやすく通気性に優れた構造から、湿気による劣化を防ぎやすいためです。

素材のみならず、メーカーや商品、お手入れ頻度などによってもマットレスの寿命は左右されます。上記の寿命はあくまでも目安として参考にしてください。

コイルが内蔵されたマットレスの特徴

コイルが内蔵されたポケットコイルマットレスとボンネルコイルマットレスには、それぞれ以下の特徴があります。

種類主な特徴
ポケットコイルマットレス・独立したコイルが体を「点」で支える構造
体圧分散性に優れている
ボンネルコイルマットレス・連結したコイルが体を「面」で支える構造
体の一部だけが沈み込む心配がない

ポケットコイルマットレスは、独立したコイルが体のラインにフィットして支える構造です。体圧分散性に優れており寝返りが打ちやすく、体の一部に負担がかかるのを防ぎやすくなっています。

さらに、寝返りを打った時の振動がマットレス全体に伝わりにくいのも特徴です。就寝時間が異なる場合や寝返りが多くても、お互いの睡眠を邪魔しにくいため、2人でベッドを使いたい方にもおすすめです。

ただし、内蔵されたコイル数が多く、製造に手間がかかることから、高額な商品が多い傾向がある点は覚えておきましょう。

一方、
ボンネルコイルマットレスは、内蔵されたコイル同士が連結しているため空気が通りやすく、通気性が高い構造です。しっかりとした弾力感があり、体を「面」で支える構造上、体が緩やかに沈んでいくのも特徴です。

コイル同士が連結していることから耐久性にも優れていますが、横揺れしやすい点はデメリットとして挙げられます。2人以上で使用する場合は、お互いの寝返り時などに振動が気になるかもしれません。

長く愛用できるマットレスをお探しなら、より寿命が長い傾向があり、適度な反発力によって寝返りを打ちやすいポケットコイルマットレスから試してはいかがでしょうか。

ただし、素材ごとに異なるメリットがあり、使用感の好みは人それぞれ異なります。素材や寿命の長さで選ぶのも良いですが、最終的には自分が「寝心地が良い」と感じるものを使いましょう。

なお、ポケットコイルのマットレスについて、以下の記事でも詳しく紹介しています。ぜひこちらもご一読ください。

マットレス ポケットコイル
ポケットコイルのマットレスとは?特徴や選び方を詳しく解説

マットレスのへこみを防ぐ方法

マットレスのへこみを防ぐ方法

マットレスは使い続けるとへこんでいきますが、マットレスのへこみを防ぐために日頃から取り組める対策はあります。以下2つの方法をぜひ試してください。

  • マットレスをローテーションさせる
  • へこみが気になる部分に湿気防止アイテムを使う
  • へこみが気になる部分にタオルを敷く

それぞれの方法を詳しく解説します。

マットレスをローテーションさせる

へこみを防ぐために、マットレスは定期的にローテーションさせて使いましょう。表裏ともに使える「両面仕様」のマットレスの場合は、以下の手順でローテーションを行います。

  1. 頭部と足部が逆になるように180度回転させる
  2. マットレスの側面を下にして立てて、それまで裏側にあった面を表側にする

マットレスのローテーションは、3ヶ月に一度くらいのペースで行うことをおすすめします。一人でマットレスを動かすのは大変なので、可能であれば複数人で行いましょう。

片面のみ使える「片面仕様」のマットレス場合は、上記のローテーション方法の①のみを行い、頭部と足部を入れ替えます。頻度は両面仕様と同じく、3ヶ月に一度程度が目安です。

なお、マットレスをローテーションさせる意味について、以下の記事でも詳しく紹介しています。ぜひこちらもご一読ください。

マットレス ローテーション
マットレスをローテーションさせる意味とは?方法や頻度・注意点も解説

へこみが気になる部分に湿気防止アイテムを使う

湿気によるへこみを防ぐために、以下のようなアイテムを活用するのもおすすめです。

  • 敷きパッド
  • ベッドパッド
  • マットレスプロテクター
  • 除湿シート

敷きパッドは、マットレスの汚れを防いだり、肌触りを変えたりするために使う寝具です。四隅にゴムが付いており、マットレスの上に重ねて四隅をゴムで止めるだけで簡単に使えます。

ベッドパッドは、敷きパッド同様、マットレスの汚れを防ぐために使う寝具ですが、主に湿気の影響を防ぐ役割をもちます。ある程度の厚みがあるので、マットレスの弾力性や寝心地を調整するために使うのも有効です。

マットレスプロテクターも、さまざまな汚れからマットレスを守るために使う寝具で、防ダニ・防カビ対策が行える素材が使われていたり、防水加工が施されていたりします。

必要に応じてこれらのアイテムを使いつつ、湿気を吸収して抑制できる「除湿シート」を併用するのも良いでしょう。

なお、敷きパッドやベッドパッドなど、マットレスと合わせて使えるアイテムの詳細は以下の記事でも説明しています。興味がある方はこちらの記事もぜひご覧ください。

マットレス プロテクター
マットレスプロテクターとは何?正しい使い方や選び方のポイントなど解説
マットレス ベッド パット
マットレスにベッドパッドは必要?敷きパッドとの違いや正しい使い方などを解説

へこみが気になる部分にタオルを敷く

紹介した予防法を試しても、どうしてもマットレスがへこんでしまうこともあるでしょう。そんな時には、あくまで一時的な応急処置ですが、マットレスのへこんだ部分にタオルを敷く方法があります。

へこんだ部分をカバーするイメージで、タオルを敷きましょう。ただし、厚すぎるタオルを敷くと、腰が反って不自然な姿勢になるため注意が必要です。

この方法はタオルがあれば試せるため手軽ですが、長期間タオルを敷いたままにしていると、寝心地が悪くなったり、寝姿勢が不自然になったりする可能性があります。

そのため、この方法を用いるのは、買い替えるマットレスが届くまでの短期間や、ホテル宿泊時にマットレスがへこんでいた場合など、簡易的な対処法として考えましょう。

耐久性に優れたコイルマットレスを選ぶならNELLマットレス!

マットレスのへこみや劣化を可能な限り気にせず、長く愛用したいと考えているなら、ぜひNELLマットレスをご検討ください。

NELLマットレスは、JISの試験実施規則に従った耐久テストをクリアした「ポケットコイルマットレス」です。へたり、ほつれ、破れ、コイルの折れなどの異常がないことを確認しており、高い耐久性で体を支えます。

全5種類のサイズを展開していますが、すべての商品に耐久保証をつけているため、もし10年間でマットレスに3cm以上のへたりやへこみが生じた場合は、無料で修繕もしくは交換の対応が可能です。

また、上下・表裏を気にせず使える両面仕様なので、ローテーションさせながら長く愛用しやすい仕様です。内蔵されたコイル一つひとつが独立しており、コイル間に空洞ができて風が通りやすい構造なので、高い通気性を維持しやすくカビの発生も抑えやすくなっています。

NELLマットレスの料金やコイル数などの詳細は、以下のとおりです。

NELLマットレス
上質な寝心地を実現するために、寝返りに特化したマットレス。

 

値段(税込)75,000円/シングル
90,000円/セミダブル
105,000円/ダブル
130,000円/クイーン
150,000円/キング
コイル数1,173個/シングル
1,479個/セミダブル
1,734個/ダブル
1,989個/クイーン
2,397個/キング
送料無料
(沖縄県本島を除く)
返品返品・全額返金可能
(商品到着後14日以降120日以内)
保証期間10年間

(※)最低14日間の試用が必要です

NELLマットレスでは、120日間のフリートライアルを設けているため、実際の寝心地が不安な方でも安心して使用しやすいでしょう。万が一体に合わなかった場合も、商品が到着してから14日以降120日以内であれば、返品と返金に応じています。

長く愛用しやすいマットレスとしてNELLマットレスに興味を持っていただけたら、ぜひ以下の公式サイトもご覧ください。

まとめ

マットレスがへこむ原因として、体重や湿気による影響が挙げられます。へこんだままマットレスを使うと体に負荷がかかり、腰や肩などに痛みが生じて睡眠の質が低下する可能性があるため、へこんだマットレスの使用は避けましょう。

また、マットレスをローテーションさせたり除湿シートを使ったり、日頃からお手入れ方法を工夫することも大切です。

耐久性に優れているマットレスとしてポケットコイルマットレスを検討しているなら、NELLマットレスがおすすめです。NELLマットレスは、上下・表裏を気にせず使える両面仕様なのでローテーションさせやすく、通気性に優れているためカビの発生も防ぎやすくなっています。

120日間のフリートライアルを利用して実際の寝心地を体感したい方は、以下の公式サイトをチェックしてください。

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