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2024.03.01 更新

寝室収納のポイントとは?上手く活用するアイデア事例や注意点などを解説

寝室収納のポイントとは?上手く活用するアイデア事例や注意点などを解説

寝室が散らかっているなら、クローゼットやベッド下の収納スペースなどを利用して収納しましょう。散らかっている寝室よりも、綺麗な寝室のほうが、気持ちよく心身を休めることができるでしょう。

ただし、寝室が狭い場合、寝室収納を上手に活用するためにアイデアが必要になります。

この記事では、寝室収納のポイントや収納力を上げるアイデアなどを解説します。寝室でうまく収納している事例も紹介するので、寝室収納に悩んでいる方は、参考にしてください。

  1. 寝室の収納方法とその事例
  2. クローゼット
  3. 棚やベッドテーブル
  4. ベッド下のスペース
  5. 収納付きベッド
  6. 寝室収納のポイント
  7. 寝室に収納するものを少なくする
  8. 寝室が広い場合は見せる収納を意識する
  9. 寝室が狭い場合は隠す収納を意識する
  10. 寝室に収納家具を追加する際は機能性やサイズなどを確認する
  11. 寝室の収納力を上げるアイデア
  12. 壁面収納棚を設置する
  13. デッドスペースを埋める
  14. 寝室収納を行う際の注意点
  15. 耐震性に問題はないか
  16. 整理整頓をしてから収納する
  17. 寝室のレイアウトを考えてから収納する
  18. 湿気対策を行う
  19. 寝室を快適にしたい場合は寝室収納を活用してみよう

寝室の収納方法とその事例

寝室にある収納スペースとして代表的なものは、以下のとおりです。

  • クローゼット
  • 棚やベッドテーブル
  • ベッド下

上記に収納する際のポイントや事例を順番に解説します。

クローゼット

物件にもよりますが、寝室にクローゼット、あるいはウォークインクローゼットが付いている場合があります。

クローゼット

クローゼットの収納では、上段、真ん中、下段などの縦のスペースを意識して収納すると綺麗に収納できます。

クローゼットの使い方収納のポイント
上段・軽くて使用頻度が低いものを収納する
・収納ケースを活用して収納するものを分ける
真ん中・ハンガーポールがある場合は、使用頻度が高い衣服を収納する
・衣服の高さを揃えると下段の収納スペースを確保しやすい
下段・季節ものの衣服や毛布、布団などをカラーボックスや収納ケースに入れて収納する
・衣装ケースを利用して、下着類や小物なども収納できる

クローゼットに収納する際のは、出し入れしやすい状態を維持しましょう。上段、真ん中、下段で役割を変えて整理しておけば、出し入れする際の手間が省けます。また、入りきらない洋服や寝具などは、捨てることも検討しましょう。

棚やベッドテーブル

ベッドの側に棚やサイドテーブルを設置している方や、ヘッド付きのベッドを使用している方もいるでしょう。

ベッドに近い棚には、間接照明や目覚まし時計やスマホの充電器、本などの小物を収納しておくと、手に取りやすくておすすめです。

棚やベッドテーブル

ベッドテーブルにお香のようなリラックスアイテムを置くと、就寝前に気軽に使用でき、気持ちよく眠ることができます。

また、眼鏡を置く定位置にするのも良いでしょう。起床時に眼鏡を踏んでしまうリスクを防げます。

ベッド下のスペース

ベッド下のスペース

ベッドフレームにもよりますが、脚付きのベッドはベッド下を収納に活用できる場合があります。

ベッド下の高さに合った収納ケースを利用しましょう。キャスターが付いている収納ケースだと取り出しやすく、掃除もしやすいです。

ベッド下には、ニットやダウンのように季節ものでかさばりやすい衣類や、毛布や枕カバーのような寝具、防災グッズなど、スペースを取りやすいものを収納しましょう。

なお、ベッド下は湿気が溜まりやすいので、引き出しや収納ケースを活用する場合は、除湿対策や防虫対策が必要です。ベッド下に入れているものは定期的に出して、換気を行いましょう。

収納付きベッド

ベッド周りの収納を充実させるにあたって、インテリア性も考慮したい場合は、ベッドに収納機能が付いた収納付きベッドを選びましょう。

主な収納付きベッドには「引き出し収納ベッド」「チェストベッド」「フタ式収納ベッド」「跳ね上げ式収納ベッド」「ロフトベッド」があり、部屋のスペースやレイアウト、収納したいものの量によって適したベッドが異なります。

引き出し収納ベッドやチェストベッドは、ベッドの下に引き出しやチェストが付いたベッドで、タンスと同じような使い方が可能です。

なお、フタ式収納ベッドや跳ね上げ式収納ベッドは、ベッドの床板が外れるようになっており、収納スペースが広く、大きなものでも収納できる点が特徴ですが、頻繁に出し入れするには不向きです。

ロフトベッドは、二段ベッドの一段目がないタイプのベッドで、ベッドの下の空間に机やテレビを置くことができ、子ども部屋にも最適なタイプです。

寝室収納のポイント

収納方法や収納場所を抑えるだけでなく、寝室収納のポイントを理解することも重要です。

以下のポイントを意識して、寝室にあるものを収納しましょう。

  • 寝室に収納するものを少なくする
  • 寝室が広い場合は見せる収納を意識する
  • 寝室が狭い場合は隠す収納を意識する
  • 寝室に収納家具を追加する際は機能性やサイズなどを確認する

こちらのポイントを順番に解説します。

寝室に収納するものを少なくする

寝室に収納するものを少なくする

寝室に収納する衣服や寝具、雑貨などは、なるべく少なくすることがおすすめです。

収納するものが多いとスペースを圧迫してしまい、取り出しにくくなったり収納しにくくなったりします。

長らく使っていないものが、本当に必要かどうか見極めることも重要です。不要なものがなくなれば、どこに何を収納したのかがわかりやすくなります。

寝室が広い場合は見せる収納を意識する

寝室が広い場合は、お気に入りの収納家具を設置して、見せる収納を意識しましょう。

例えば、寝室の壁紙やカーテンなどの色味・デザインに合わせて、棚などの収納アイテムを選べば、統一感が出ておしゃれな寝室になります。ただし、見せる収納はホコリや汚れが溜まると目に付きやすいので、こまめな掃除が必要です。

寝室が狭い場合は隠す収納を意識する

寝室が狭い場合は隠す収納を意識しましょう。

例えば、床下にスペースが取れるベッドフレームに買い替えて、大きめの収納ケースなどを入れて活用するだけでも、ある程度の洋服や寝具、雑貨などが収納できます。

寝室で一番大きい家具はベッドです。そのため、ベッド下の収納スペースを最大限に活用できれば、クローゼットや棚に入り切らないラグやスーツケースなどを収納する時に役立ちます。

寝室に収納家具を追加する際は機能性やサイズなどを確認する

寝室にクローゼットや棚などの収納家具を追加する際は、収納以外の機能やサイズなども確認しましょう。

例えば、ドレッサーとしても机としても利用できるような、1台2役で活用できる家具を購入すれば、余分な家具を買う必要がなくなり、ゆとりのある寝室になります。

また、大きすぎると収納スペースを持て余したり、寝室の空間を圧迫したりすることがあるので、寝室の広さや生活動線を考えて適切なサイズの収納家具を選ぶことも重要です。

寝室の収納力を上げるアイデア

寝室の収納が足りない場合は、寝室の壁面デッドスペースを確認しましょう。以下のようなアイデアで、収納力を確保できる場合があります。

  • 壁面収納棚を設置する
  • デッドスペースを埋める

上記のアイデアを順番に解説します。

壁面収納棚を設置する

壁面収納棚を設置する

壁面収納とは、壁面を利用して設置する収納のことを指します。天井から床までの空間を活かした収納スペースを利用でき、使用頻度が多いものを収納しておけば、すぐに取り出せる手軽さが魅力です。

新築やリフォームの際に注文する方法もありますが、材料を揃えればDIYで自作も可能なので、挑戦してはいかがでしょうか。

デッドスペースを埋める

デッドスペースを埋める

部屋の間取りや家具の配置にもよりますが、ベッド横や柱との隙間などのデッドスペースにカラーボックスやサイドテーブルなどを設置すると、雑貨や小物などを置けるようになり収納力が上がります。

デッドスペースに収納家具を置く場合は、ベッドフレームやシーツなどと統一感が出るように、素材やデザインを意識するとおしゃれになります。

寝室収納を行う際の注意点

寝室収納は、いくつかの注意点を踏まえたうえで行いましょう。収納しやすくなるだけではなく、収納物を長持ちさせることにも繋がります。

寝室収納を行う際の注意点は以下のとおりです。

  • 耐震性に問題はないか
  • 整理整頓をしてから収納する
  • 寝室のレイアウトを考えてから収納する
  • 湿気対策を行う

上記の注意点を順番に解説します。

耐震性に問題はないか

寝室収納を考える際に、注意が必要なポイントとして耐震性があります。

地震や台風のような自然災害は、時間や場所を問わず発災します。特に、睡眠中は無防備なため、寝室の耐震性や防災への配慮は重要です。

寝室を災害対応にするためには、なるべくロータイプの家具を選んだり背の高い家具はベッドから離したりとより安全性の高いレイアウトにしましょう。

また、新しく家具を設置する場合には、地震で倒れないように固定補助具の活用や中身が飛び出さないための工夫が必要です。

整理整頓をしてから収納する

すべての洋服や雑貨を収納する必要はありません。快適な寝室を維持するためにも、本当に収納したいものだけを収納しましょう。そのためには、寝室収納を行う前に、洋服や寝具、雑貨などの整理整頓が必要です。

例えば、洋服の場合は、次のような手順で不要なものは処分して収納したい洋服だけ残しましょう。

  1. すべての洋服を出す
  2. 着る服・着ていない服・取っておきたい服などに分ける
  3. 着ない服は処分する
  4. 残りの洋服を季節ごとに分けて収納する

同じような作業を寝具や雑貨を対象にして行い、収納するものを整理します。

なお、減らしても収納スペースが足りない場合は、再度、整理整頓を行うか、クローゼットや棚などの収納家具の追加を検討してください。

寝室のレイアウトを考えてから収納する

クローゼットや棚などを増やす場合は、次のポイントに注意しながら寝室のレイアウト考えることが重要です。

  • 生活動線を確保できるか
  • ほかの家具との距離は適切か

寝室がパートナーや家族と一緒の場合は、それぞれの生活動線も踏まえて考えましょう。

また、ほかの家具との距離が適切でないと、動線が確保しにくかったり収納したものが取り出しにくくなったりします。

なお、適切なベッドの位置や、ベッドを設置する際の注意点について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

ベッド 配置
ベッドの配置は部屋のどこが良い?ワンルームの場合も解説

湿気対策を行う

寝室の湿度が高すぎるとクローゼットやベッド下に収納している衣服や雑貨にカビが生える恐れがあります。そのため、寝室収納を活用したい方は、次のような湿気対策を行うことがおすすめです。

  • 収納スペースにものを詰め込みすぎない
  • 収納スペースに除湿シートや乾燥材を一緒に収納する
  • 定期的に換気や掃除などを行うなど

湿気を含んだホコリはカビやダニの温床になり、内部で増殖する可能性が高まります。そのため、満杯に収納せずにある程度の隙間を空け、通気性を確保しましょう。

また、ホコリが溜まらないように、定期的に換気や掃除を行うことも重要です。

寝室を快適にしたい場合は寝室収納を活用してみよう

寝室が散らかっているなら、次のような寝室収納を活用することがおすすめです。

  • クローゼット
  • 棚やベッドテーブル
  • ベッド下のスペースなど

寝室収納を上手に活用するためには、寝室の収納方法に合わせて収納したり、デッドスペースを有効活用したりしましょう。

また、動線確保のために収納家具のレイアウトを考えたり、湿気が溜まりやすい場合は湿気対策を行ったりするなど、いくつかの注意点があります。

寝室収納を活用したい方は、まずは整理整頓から始めて、本当に収納したいものだけを残してから収納しましょう。

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