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2024.06.17 更新

シングルベッドを2台置くには何畳必要?部屋の広さ別の設置方法や隙間対策を詳しく解説

シングルベッドを2台置くには何畳必要?部屋の広さ別の設置方法や隙間対策を詳しく解説

シングルベッドを1部屋に2台設置すると、夫婦で一緒の寝室にいながら、隣を気にせずゆったり眠れます。しかし、自分の寝室にシングルベッドが2台きちんと入るか不安に思い、設置するか迷っている方もいるでしょう。

ベッドを2台設置するにはある程度のスペースが必要であり、設置にあたって注意点もあります。

この記事では、シングルベッドを2台設置する時に役立つ基本知識や、部屋の広さ別の設置方法、シングルベッドを2台並べた場合の隙間対策を解説します。配置の失敗を避けるためにも、ぜひ購入前に確認してください。

  1. 何畳あればシングルベッドを2台設置できるのか
  2. シングルベッドを2台連結させれば、1台のベッドのようにも使える
  3. シングルベッドを2台設置する時にチェックしたいポイント
  4. ベッドを設置する部屋の大きさを算出する
  5. マットレスのサイズから設置スペースを考える
  6. 部屋の広さ別!シングルベッド2台を設置する方法
  7. 3畳の部屋
  8. 4.5畳の部屋
  9. 5畳の部屋
  10. 6畳の部屋
  11. 8畳の部屋
  12. 2台のシングルベッドを上手に設置するコツ
  13. 設置場所までの搬入経路を確認する
  14. 導線を考慮して配置する
  15. 扉や窓の開閉がスムーズにできるか確認する
  16. シングルベッドを2台並べた時の隙間対策アイテム
  17. 隙間パッド(隙間スペーサー)
  18. マットレス固定ベルト(マットレスバンド)
  19. 大きめサイズの敷パッド
  20. NELLマットレスはコンパクトな発送で搬入しやすい
  21. まとめ
  22. おすすめ記事

何畳あればシングルベッドを2台設置できるのか

ほかの家具の有無や間取りによって異なりますが、一般的な部屋の形であれば狭くてもシングルベッド2台の設置は可能です。

具体的には、4.5畳程度の部屋でも、寝室として使うのであればシングルベッドを2台設置できます。ただし、広めの通路は確保しづらく、ワンルームなどでほかの家具がある場合、2台の設置は難しいこともあるでしょう。

狭い部屋にシングルベッド2台設置する場合は、配置を工夫しないと生活導線が確保しづらくなります。特に部屋の出入り口や収納の扉の開閉がスムーズにできるよう考慮しましょう。

なお、6畳の部屋ならシングルベッドを2台設置しても十分な通路幅を確保でき、小さめの家具も設置できます。

また、部屋の広さにかかわらず、幅の広いベッドフレームを使うと1部屋に2台のベッドは設置できないことがあるため、ベッド幅には注意してください。

シングルベッドを2台連結させれば、1台のベッドのようにも使える

シングルベッドを2台設置する場合、2台を離して並べる方法と、2台を連結させて1台のベッドのように並べる方法の2パターンがあります。

2台を連結させて使う場合のメリットには、「体調や生活リズムの変化、子どもの成長に合わせてくっつけたり離したりできる」「隣に寝ている人の振動が伝わりづらく、睡眠の妨げにならない」「シーツの取り替えや洗濯がしやすい」などが挙げられます。

ベッド2台を連結させることを前提にしたベッドフレームも販売されているため、検討すると良いでしょう。

シングルベッドを並べて使う際のメリット・デメリットをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

シングル 2つ
シングルベッド2つを並べて使う8つのメリット!並べ方のポイントやデメリットも解説

シングルベッドを2台設置する時にチェックしたいポイント

1部屋にシングルベッドを2台設置する際は、以下の2つをチェックする必要があります。

  • ベッドを設置する部屋の大きさを算出する
  • マットレスのサイズから設置スペースを考える

以下で詳しく解説します。

ベッドを設置する部屋の大きさを算出する

まず、ベッドを設置できる面積を把握するために、ベッドを置く部屋の広さを計算しましょう。

一般的な畳のサイズは縦約90cm×横約180cmなので、1畳あたり約1.62平米に部屋の畳数をかけて、部屋の広さを算出します。例えば、4.5畳の部屋は約7.29平米、6畳の部屋は約9.72平米です。

なお、畳の大きさはメーカーや商品によって異なるほか、京間・中京間・江戸間など地域によっても若干異なります。

この記事では1畳約1.62平米として計算しますが、お住まいの部屋によって広さが異なる可能性があるため、自分の住宅で使われている畳の種類や詳細な面積はそれぞれ確認してください。

マットレスのサイズから設置スペースを考える

自分の寝室の面積がわかったら、使用するマットレスのサイズから設置できるスペースを考えましょう。

ベッドフレームにはさまざまな種類があり、ヘッドボードや収納の有無などによってサイズが大幅に変わります。

その点、体を載せて使用するマットレスのサイズはある程度一定であるため、マットレスのサイズを基準として設置スペースを検討すると良いでしょう。

マットレスの基本的な5つのサイズを、以下の表にまとめました。

サイズ幅×縦用途
シングル幅95cm
縦195cm
普通体型の成人の方の使用
セミダブル幅120cm
縦195cm
1人でゆったり使用、がっちり体型の方の使用、子どもとの添い寝など
ダブル幅140cm
縦195cm
標準体型の成人2人での使用など
クイーン幅160cm
縦195cm
2人でゆったり使用、夫婦と子ども3人で使用など
キング幅190cm
縦195cm
子どもが少し大きくなっても3人で使用など

上記の表から計算すると、シングルベッド1台設置するには約1.85平米、2台なら約3.7平米必要です。前項で計算した部屋の広さに入るか確認しましょう。

また、部屋の面積を考慮した結果、シングルベッドを2台置くことが難しいと判断した場合は、ダブルベッドを1台設置することも選択肢の一つです。

ダブルベッドの幅はシングルベッドの約1.5倍で、シングルベッド2台の面積は約3.7平米であるのに対し、ダブルベッド1台は約2.7平米と狭い面積に設置できます。

シングルベッド2台設置して部屋が窮屈になるのであれば、ダブルベッド1台のように違うベッドの設置方法を検討するのも良いでしょう。

部屋の広さ別!シングルベッド2台を設置する方法

部屋の広さ別!シングルベッド2台を設置する方法

シングルベッド2台を1部屋に設置する場合、具体的に何畳の部屋にどのように設置できるのでしょうか。ここからは、以下のとおり部屋の広さ別に、シングルベッド2台を設置する方法を解説します。

  • 3畳
  • 4.5畳
  • 5畳
  • 6畳
  • 8畳

実際に設置した時をイメージしながら、チェックしてください。

3畳の部屋

3畳の部屋は約4.86平米あり、長方形の3畳の部屋は約180cm×約270cm、正方形の場合は約220cm×約220cmが多いと考えられます。

シングルベッドのサイズは幅95cm×縦195cmあるため、2台並べる場合は幅190cm×縦195cmのスペースが必要です。長方形の3畳の部屋の場合、短辺は約180cmのため2台並べることは難しいでしょう。

一方、正方形の部屋に配置した場合でも、通路が25cm程度しかとれないため現実的には設置は難しいと考えられます。

なお、ダブルベッドは幅140cm×縦195cmなので、3畳の部屋を寝室として使うなら、窮屈に感じることはあるものの設置することは可能です。3畳の部屋には、無理やりシングルベッド2台を設置するのではなく、ダブルベッド1台を設置する方法も検討しましょう。

4.5畳の部屋

4.5畳の部屋は約7.29平米あり、約270cm×約270cm程度の広さであることから、シングルベッドを2台設置することが可能です。

シングルベッドを両サイドの壁につけて設置する場合は、ベッドの間に通路を設けられます。2台のシングルベッドをくっつけて設置する場合は、部屋の中央に設置するよりもどちらかの壁につけたほうが、通路が確保しやすくなるでしょう。

ただし、部屋の形やドアの位置によっては、シングルベッドの2台設置が難しくなるため注意してください。

なお、4.5畳の部屋にシングルベッドを2台置く場合、タンスや棚など大きな家具の設置は難しいですが、寝るだけの部屋と割り切って使うなら問題ありません。

ただし、ベッド下の収納は引き出すスペースが取りづらいため、引き出しタイプのベッドの使用は難しいでしょう。収納がほしい場合は、跳ね上げ式のベッドがおすすめです。

5畳の部屋

5畳の部屋は約8.1平米あり、約285cm×約285cm程度の広さです。

5畳の部屋であれば、シングルベッド2台設置しても、ベッドの周囲に通路を確保できます。2台を離して設置した場合は真ん中に広めの通路が確保でき、サイドテーブルを置くこともできるでしょう。

ただし、長方形の部屋の場合は、正方形の部屋よりも通路が狭くなるほか、部屋の幅が狭い場合は2台設置できない可能性がある点に気を付けてください。

6畳の部屋

6畳の部屋は約9.72平米あり、広さは約270㎝×約360㎝程度です。

6畳の広さがあれば、シングルベッド2台を並べても離しても十分設置できます。50〜60cm程度の導線が確保でき、ベッド下の収納の引き出しも問題なく引き出せるでしょう。

また、同じ部屋に小さなテーブルや棚などの設置も可能ですが、大きい家具は設置が難しい可能性があります。家具を設置する場合は、家具をたくさん設置すると部屋に圧迫感を感じやすいため、背が低い家具を置くと良いでしょう。

8畳の部屋

8畳の部屋は約12.96平米あり、広さは約360cm×約360cm程度です。シングルベッド2台を離して設置してもスペースに余裕があり、比較的自由なレイアウトが楽しめます。

8畳の部屋なら、タンスやテーブル、ドレッサーなどの家具も設置できるでしょう。ベッドの周囲に十分スペースが取れるため、ベッド下の収納が引き出しタイプでもスムーズに取り出せます。

8畳の部屋の場合、シングルベッド以外の選択肢として、以下の記事も合わせてご参照ください。

ファミリー ベッド
ファミリーベッドで広々眠ろう!組み合わせ方の具体例や選び方のコツなど解説
フロアベッド
フロアベッドとはどういうもの?特徴やローベッドとの違い、選び方を解説

2台のシングルベッドを上手に設置するコツ

ベッドの設置で失敗しないためには、部屋の広さに関わらず、事前にしっかりとシミュレーションしておくことが大切です。

以下では2台のシングルベッドを上手に設置するためのコツを紹介します。

  • 設置場所までの搬入経路を確認する
  • 導線を考慮して配置する
  • 扉や窓の開閉がスムーズにできるか確認する

設置場所までの搬入経路を確認する

ベッドはサイズが大きい家具であることから、設置したい部屋まで問題なく搬入できるか、購入前の確認が大切です。

搬入経路として、階段やエレベーター・廊下・玄関の幅と高さをチェックしてください。梱包されたベッドフレームやマットレスが、問題なく通れるかシミュレーションしましょう。

ベッドフレームは組み立て式であれば問題なく搬入できるケースがほとんどですが、完成品の状態で運び込む場合は搬入が難しいケースもあります。また、非圧縮タイプのマットレスの場合、梱包材の厚さを加算するとシングルでも長さが2m近くになるため注意しましょう。

非圧縮タイプのマットレスの搬入が難しければ、圧縮タイプのマットレスの購入がおすすめです。

導線を考慮して配置する

ベッドを設置して実際に使う時には、ベッドへの出入りや掃除などをストレスなく行うために、ベッド周辺に導線を確保しましょう。

一般的には、約50〜60cmの通路幅があれば人が通りやすいとされています。もし部屋が狭い場合は、横歩きできるように最低30cm程度の通路を確保しましょう。

また、壁にベッドをつける場合、ベッドと壁に10cm程度隙間をあけておくとベッドメイキングがしやすくなります。

扉や窓の開閉がスムーズにできるか確認する

ベッドは部屋の出入り口や収納の扉、窓の位置を考慮して配置しなくてはいけません。出入り口のドアが内開きの場合、ベッドが妨げになってドアが開かないことがないように注意しましょう。また、収納の扉がスムーズに開閉できるように、余裕を持った配置も大切です。

なお、外気の影響を受けやすい窓際は、夏は暑く冬は寒く感じやすいため、快適な眠りのためにも窓際を避けるベッドの配置をおすすめします。

シングルベッドを2台並べた時の隙間対策アイテム

実際にシングルベッドを2台並べて使おうと思ったものの、マットレス間の隙間が気になったことはありませんか。シングルベッドを2台並べると、ベッドとの間には隙間が生じます。

隙間を無くして快適に寝る方法として、以下の3点を挙げて解説します。

  • 隙間パッド(隙間スペーサー)
  • マットレス固定ベルト(マットレスバンド)
  • 大きめサイズの敷パッド

隙間パッド(隙間スペーサー)

隙間パッドは、マットレスの間に挟み込んで平らにし、隙間を無くしてくれるものです。隙間スペーサーとも呼ばれます。

隙間パッドはマットレス間の隙間が無くなるため沈み込みは減るものの、どうしても隙間パッド部分が盛り上がってしまいます。寝転がった時の違和感を少しでも減らしたい方は、パッドの厚みや素材を考慮し、なるべく薄めのものを選びましょう。

しかし、隙間パッドを挟み込むだけでは、ずれてくる場合もあります。隙間パッドのずれが気になる場合は、長めのタイプか、マットレスに固定できるタイプの隙間パッドを選ぶと良いでしょう。

マットレス固定ベルト(マットレスバンド)

隙間パッドでは隙間を埋められるものの、寝返りなどでずれてしまうのはよくあることです。この場合、マットレスのずれを防ぐためにはマットレス固定ベルトがおすすめです。固定ベルトはマットレスバンドとも呼ばれます。

マットレス固定ベルトは、ベルトを調整してマットレスがずれないように強く固定するため、マットレス間にものが落ちたり、隙間が空いたりすることも無くなります。

隙間パッドだけでは、マットレスがずれると感じる方は、マットレス固定ベルトを使ってはいかがでしょうか。

大きめサイズの敷パッド

隙間パッドやマットレス固定ベルト以外の方法として、大きめの敷パッドやボックスシーツを使う方法があります。

シングルサイズのマットレス2台分の敷パッドやボックスシーツを使うことで、1台のベッドのような見栄えになります。マットレス同士のずれを防ぎたい場合には、敷パッドよりも包み込めるボックスシーツが良いでしょう。そして、ボックスシーツの上に敷パッドを敷くと、よりずれにくくなります。

また、横の隙間だけでなく、高さの隙間もよく聞く悩みです。高さはメーカー毎に異なり、同じcm表記でも置くと多少のずれが起きる場合もあるため、注意が必要です。

NELLマットレスはコンパクトな発送で搬入しやすい

ベッド2台分のマットレスを同時に購入する場合、非圧縮タイプのマットレスは搬入が大変であるため、マットレスを圧縮した「ベッド・イン・ボックス」で発送するNELLマットレスをぜひご検討ください。

コンパクトサイズで発送するため、一般的な宅配便のように気軽に受け取れて便利です。廊下や階段が狭いマンションでもスムーズに受け取りやすいため、2つまとめて購入しても搬入に手間がかかりづらいでしょう。

なお、購入時は圧縮されているNELLマットレスですが、包装を開封するだけで自然に広がるため、使い始めの余計な手間はかかりません。

また、NELLマットレスは受け取り時の利便性だけでなく、心地良い眠りにもこだわって商品開発を行っているマットレスです。

NELLマットレスは腰から背中部分を硬めに設計した「センターハード構造」を採用し、快適な寝心地をサポートします。さらに、厳しい耐久テストをクリアしており、10年間の耐久保証を設けているため、購入後は長く愛用しやすいマットレスです。

NELLマットレスの詳細は、以下のとおりです。   

NELLマットレス
上質な寝心地を実現するために、寝返りに特化したマットレス。


そのほか、NELLマットレスの料金や送料などの詳細を一覧表にまとめました。   

値段(税込)75,000円/シングル
90,000円/セミダブル
105,000円/ダブル
130,000円/クイーン
150,000円/キング
コイル数1,173個/シングル
1,479個/セミダブル
1,734個/ダブル
1,989個/クイーン
2,397個/キング
送料無料
(沖縄県本島を除く)
返品返品・全額返金可能
(商品到着後14日以降120日以内)
保証期間10年間

(※)最低14日間の試用が必要です

NELLでは120日間のフリートライアルを設けているため、自宅でじっくりと寝心地を試せます。万が一寝心地が合わなくても、商品が到着してから14日以降120日以内であれば返品と全額返金に応じることが可能です。

NELLマットレスのさらなる詳細は、以下の公式サイトからご覧ください。

まとめ

狭い部屋でもシングルベッドを2台設置できますが、部屋の形や扉の位置によっては設置できないこともあるでしょう。できれば、最低限の通路が確保しやすい4.5畳以上の部屋への設置がおすすめです。

また、この記事では基本となる広さを1畳約1.62平米として解説しましたが、メーカーや地域によって畳の大きさは異なります。自分の部屋をきちんと測り、シングルベッド2台設置できるか検討したうえで、搬入経路や生活導線、ドアの開閉がスムーズかを確認してからベッドを購入しましょう。

そして、マットレスのずれを防ぐためのグッズも上手く取り入れ、快適な睡眠に繋げましょう。

もしマットレスを2つ同時に購入するなら、コンパクトな発送で受け取りやすいNELLマットレスをぜひご検討ください。

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