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2025.06.12 更新

マットレスの硬さを示す「N(ニュートン)」とは?選び方のポイントも紹介

マットレスの硬さを示す「N(ニュートン)」とは?選び方のポイントも紹介

マットレス購入時の基準の1つに、硬さを示す単位である「N(ニュートン)」があります。

ニュートンとは、ウレタンフォームと呼ばれる素材で作られた「ウレタンマットレス」の硬さを示す際に用いられる単位ですニュートンの数値を見れば、そのウレタンマットレスが硬めなのか、それとも柔らかいのかをある程度判断できます。

この記事では、マットレス購入時の疑問が解消できるように、ニュートンの基礎知識をわかりやすく解説します。

さらに、 体型別に適したマットレスの硬さ(ニュートン)や、硬さが合っていない時の影響、 硬さで選ぶ際のポイントも紹介するため、マットレス選びに迷っている方や新しく購入する予定がある方は、ぜひ参考にしてください。

  1. 「N(ニュートン)」はマットレスの硬さや反発力をあらわす単位
  2. ウレタンマットレスの硬さの区分
  3. マットレスのN(ニュートン)数の目安
  4. マットレスの硬さが合わない時に生じる悪影響
  5. マットレスが柔らかすぎる場合
  6. マットレスが硬すぎる場合
  7. マットレスを硬さで選ぶ際のポイント
  8. 寝返りの打ちやすさで選ぶ
  9. 理想的な寝姿勢を維持できる硬さを選ぶ
  10. マットレスを硬さで選ぶ際の注意点
  11. 密度や厚さによって硬さの感じ方は異なる
  12. マットレスの耐久性もチェックする
  13. ポケットコイルマットレスなど、寝姿勢に特化したマットレスも検討しよう
  14. NELLマットレスは自宅で寝心地を試せるフリートライアル付き
  15. まとめ

「N(ニュートン)」はマットレスの硬さや反発力をあらわす単位

マットレスに表記されている「ニュートン」とは、ウレタンマットレスの硬さや反発力をあらわす単位です。

ニュートンで示される数値は、日本産業規格(JIS)で規定している硬さの試験によって測定されたものです。試験では、ウレタンを40%圧縮して、静止後30秒経過した時の荷重を読み取っています。

ウレタンマットレスの硬さの区分

ウレタンマットレスの硬さは消費者庁によって区分されており、以下の表のようにニュートンの数値によって硬さの目安が示されています。

区分用語(表示名)
110ニュートン以上硬め
75ニュートン以上110ニュートン未満普通
75ニュートン未満柔らかめ

出典:消費者庁「ウレタンフォームマットレス」

上記のとおり、ニュートンの数値が大きいほど硬く感じ、小さいほど柔らかく感じる傾向にあります。

なお、市販のウレタンマットレスで「低反発」「高反発」と聞いたことがあるかもしれませんが、ウレタンフォームは反発弾性によって、低反発・一般・高反発(高弾性)にわかれます。ウレタンマットレスの低反発・高反発の特徴をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

マットレス 低反発 高反発
低反発・高反発マットレスの特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説

マットレスのN(ニュートン)数の目安

さまざまあるニュートン数のうち、どの数値のマットレスを選ぶと一番良いのか気になる方もいるでしょう。ウレタンマットレスのニュートン数は、体型や体重に合わせて選ぶと自分に合うものが見つかりやすいです。大まかな目安は以下のとおりです。

体型目安
体重軽い方100ニュートン程度
標準体型の方150ニュートン程度
体重が重い方170ニュートン程度

体重が軽い方は、体が沈んでフィットしやすい柔らかめのマットレスが良いとされています。一方、体重が重い方は、柔らかすぎると体が沈みすぎるため、硬めのマットレスがおすすめです。

標準体型の方はどの硬さにも対応しやすいため、好みで選ぶと良いでしょう。

ただし、マットレスの硬さの感じ方は人それぞれの感覚や好みに大きく影響されるため、理想的なニュートン数は一概にいえません。上記のニュートン数は参考程度に留め、自分に合う硬さのマットレスを選びましょう。

マットレスの硬さが合わない時に生じる悪影響

マットレスの硬さが合わない時に生じる悪影響

先述のとおり、マットレスは自分の体に合った硬さを選ぶことが大切です。しかし、マットレスの硬さが合わなかった場合、どのような悪影響があるのか気になる方もいるでしょう。

マットレスの硬さが合わないケースとして、以下の2種類が考えられます。

  • マットレスが柔らかすぎる場合
  • マットレスが硬すぎる場合

それぞれのケースで、どのような悪影響が起こるのかを解説します。

マットレスが柔らかすぎる場合

マットレスが柔らかすぎると、体の出っ張った部分が極端に沈み込み、寝返りが打ちづらくなることがあります。

寝返りをせずに就寝中同じ姿勢を続けると、同じ部分が圧迫されて血液の循環が悪くなります。マットレスと接する肩や腰が圧迫され続けると、起床時の痛みに繋がりやすくなります。

特に、体重が重い方が柔らかすぎるマットレスを使うと、体が全体的に沈み込みやすく、底付き感や背中に痛みを感じる可能性があるため注意しましょう。

マットレスが硬すぎる場合

マットレスが硬すぎると体圧が分散できなくなり、特定の部位に負担がかかり続けるため、起床時の腰痛や疲れに繋がりやすくなります。特に体の中でも出っ張っている腰は、体圧が集中しやすい部位です。

また、体が沈み込まないほど硬いマットレスは、ウエストのくびれと腰の間に隙間ができやすく、体に負担がかかりやすい姿勢になります。
そのほか、使用するマットレスが硬すぎると体への圧力がかかりやすくなり、血流に影響を与えるため注意が必要です。圧力を逸らすために寝返りの回数が増え、睡眠の妨げとなる可能性もあります。

マットレスを硬さで選ぶ際のポイント

マットレスを硬さで選ぶ際は、以下のポイントを確認してください。

  • 寝返りの打ちやすさ
  • 理想的な寝姿勢を維持できる硬さ

各ポイントの詳しい内容を紹介します。

寝返りの打ちやすさで選ぶ

マットレスの硬さは「寝返りの打ちやすさ」で選びましょう。先述したように、マットレスの硬さで寝返りの打ちやすさには違いがあります。

寝返りが打てないと体の不調に繋がる可能性があるため、適度に寝返りが打ちやすい硬さのマットレスを選ぶことをおすすめします。可能であれば購入前にマットレスに寝転がり、寝返りがスムーズに打てるかチェックしましょう。

また、寝返りの打ちやすさはマットレスの硬さだけでなく、体圧分散性も関係します。体圧分散性とは、就寝時に体にかかる圧力(体重の負荷)を分散させる性質です。

体圧分散性が低いマットレスを使用した場合、体にかかる負担を軽減するため、寝ている間に寝返りを打つ回数が必要以上に増える可能性もあります。マットレスを選ぶ際は、硬さとともに体圧分散性も確認しましょう。

基本的に、ポケットコイルマットレスや低反発マットレスは体圧分散性に優れています。そのため、体圧分散性を確認する時は、マットレスの種類を参考にすることをおすすめします。

なお、寝返りと睡眠の関係性は、以下の記事で詳しく解説しています。寝返りが打ちやすいマットレスも紹介しているため、ぜひご覧ください。

寝返り 睡眠の質
寝返りと睡眠の質の関係は?打ちにくくなる原因やおすすめのマットレスも紹介

理想的な寝姿勢を維持できる硬さを選ぶ

硬さで選ぶ場合は、寝ている時に理想的な寝姿勢がキープできるマットレスがおすすめです。

寝姿勢は個人によりさまざまですが、仰向け寝の場合は「立っている時のように、背骨が緩やかなS字カーブをキープできる状態」が体への負担が少なく、血行も良くなるとされています。

理想的な寝姿勢が保てなくなると、腰痛や肩こりなど体の痛みに繋がる可能性があるため、硬すぎるマットレスの使用は避けたほうが良いでしょう。

なお、睡眠時の姿勢が体に与える影響は以下の記事でも詳しく紹介しています。ぜひこちらもご一読ください。

睡眠 姿勢
睡眠時の理想的な寝姿勢は?朝起きたら体が痛くなる原因や体への影響も解説

また、自分に合ったマットレスの硬さがわからない方は、ぜひ以下の記事も参考にしてください。硬めと柔らかめ、それぞれのマットレスについて詳しく解説しています。

マットレス 硬め
マットレスは硬めが良い?メリット・デメリットや向いている方の特徴を解説

マットレスを硬さで選ぶ際の注意点

マットレスを硬さで選ぶ際の注意点

マットレスを硬さで選ぶ際は、以下の2つに注意してください。

  • 密度や厚さによって硬さの感じ方は異なる
  • マットレスの耐久性もチェックする

以下でそれぞれの注意点を解説します。

密度や厚さによって硬さの感じ方は異なる

ウレタンマットレスの硬さは、前述したニュートン数の区分で知ることができます。

ただし、ニュートン数による区分はウレタンの反発力をあらわすものであり、密度や厚さによって硬さの感じ方が異なる点に注意しましょう。

また、マットレスを選ぶ時は、ニュートン数だけではなく、商品に記載されている適正体重も参考にすると失敗が少なくなります。

マットレスの耐久性もチェックする

体重が重い方がマットレスを使う場合は、耐久性にも注意して選ぶことが大切です。体重が重いとマットレスにより大きな圧力がかかる傾向にあります。

ウレタンマットレスの耐久性には密度が影響しており、密度が高いほどヘタリにくい特徴があります。密度は「D(ディー)」の単位で表記され、数値が大きいものほど高い密度があることを示しています。

使う方の体重によってはウレタンマットレス以外の選択肢も視野に入れて、できるだけ耐久性が高いマットレスを選ぶことをおすすめします。

ポケットコイルマットレスなど、寝姿勢に特化したマットレスも検討しよう

寝姿勢を重視したい場合は、ウレタン以外の素材のマットレスも候補に入れましょう。

コイルが内蔵されたマットレス、ファイバー素材、ラテックス素材を中心として、さまざまなマットレスが販売されています。寝返りを上手に打つことや、就寝中に正しい姿勢を保つことを考えるなら、数多くの種類の中でも「ポケットコイルマットレス」がおすすめです。

ポケットコイルマットレスは、コイル一つひとつを不織布で包み、マットレスの中に敷き詰めた構造のマットレスです。それぞれ独立したコイルが体を「点」で支えるため、寝返りが打ちやすく体圧分散性に優れています。

コイル間に空洞があり通気性にも優れているため、カビの発生も防ぎやすいでしょう。コイルが独立した構造から横揺れしにくいため、2人で寝てもマットレスの振動が相手に伝わりにくく、睡眠を妨げにくい点もメリットです。

せっかくマットレスを新しく購入するなら、多くのメリットがあるポケットコイルマットレスも検討してはいかがでしょうか。

NELLマットレスは自宅で寝心地を試せるフリートライアル付き

多くのメリットがあるポケットコイルマットレスに興味を持った方は、ぜひNELLマットレスを試してください。

NELLマットレスは一般的なマットレスと比べて約2倍のコイルを使用しており、体の曲線に合わせてコイルがフィットしやすいところが特徴です。細かいポイントで体を支えるため、就寝中に正しい姿勢を保ちやすく、快適な睡眠に繋がりやすいでしょう。

また、腰から背中部分を硬めに設計した「センターハード構造」を採用しているため、スムーズに寝返りが打ちやすくなっています。硬いマットレスと柔らかいマットレス両方のメリットを活かした構造なので、どの硬さにするか悩む必要もなくなるでしょう。

NELLマットレスのそのほかの詳細は、以下の表のとおりです。

値段(税込)75,000円/シングル
90,000円/セミダブル
105,000円/ダブル
130,000円/クイーン
150,000円/キング
コイル数1,173個/シングル
1,479個/セミダブル
1,734個/ダブル
1,989個/クイーン
2,397個/キング
送料無料
(沖縄県本島を除く)
返品返品・全額返金可能
(商品到着後14日以降120日以内)
保証期間10年間

(※)最低14日間の試用が必要です

マットレスの硬さは実際に寝ないとわからないため、NELLでは120日間のフリートライアルを設けています。自宅でじっくりと試すことができ、寝心地が合わなければ一定条件のもと全額返金・返品の対応が可能です。

さらに詳しい情報は、以下の公式サイトをご覧ください。

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まとめ

マットレスに表記された「N(ニュートン)」は、ウレタンマットレスの硬さや反発力をあらわす単位です。ウレタンマットレスはニュートンの数値が大きいほど硬くなり、小さいほど柔らかく感じる傾向にあります。

しかし、実際の感じ方は人それぞれ異なり、数値だけで硬さを判断することは難しいかもしれません。ニュートン数はあくまでも目安として、「寝返りの打ちやすさ」や「寝姿勢」を基準に、自分にとってちょうど良いと感じる硬さのマットレスを選びましょう。

また、体重が重い場合はマットレスに負荷がかかりやすいため、耐久性が高いマットレスを選ぶことが大切です。

マットレスの硬さが体に合わないと正しい姿勢で眠れなくなり、肩や腰の痛みに繋がることがあります。ウレタンマットレスの硬さに悩む方は、コイルが内蔵された構造のポケットコイルマットレスも検討してはいかがでしょうか。

硬いマットレスと柔らかいマットレスの良いとこ取りができるNELLマットレスを、120日間のフリートライアルを活用して、ぜひお試しください。

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