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2024.01.31

ソファで寝ることのデメリットとは?寝ても良いケースや選び方を解説

ソファで寝ることのデメリットとは?寝ても良いケースや選び方を解説

ソファは座るだけでなく、横になったり足を伸ばしたりとリラックスできるため、「テレビを見ながら寝てしまった」「仕事から帰ってきてそのまま寝てしまった」という経験を持つ方も多いのではないでしょうか。

ただし、ソファで寝ると睡眠の質が低下する可能性が高く、体にも悪影響を与えることがあるため、注意が必要です。

この記事では、ソファで寝るデメリットやソファで寝るのに向いているケース、最適なソファの選び方などを解説します。

  1. ソファで寝ても良い?
  2. ソファで寝るデメリット
  3. 理想の寝姿勢で寝ることができない
  4. 腰痛や肩こりなどの原因になる
  5. ソファに汚れや匂いがつく
  6. ソファで寝ることが向いているケース
  7. 仮眠・昼寝をする場合
  8. 簡易ベッドとして使う場合
  9. 狭い部屋でスペースを確保したい場合
  10. 睡眠に適したソファの選び方
  11. 体圧分散性に優れたソファを選ぶ
  12. 通気性や肌触りの良いソファを選ぶ
  13. ソファベッドを選ぶ
  14. ソファで寝る際は体を痛めるリスクがあることに注意しよう

ソファで寝ても良い?

ソファで長時間寝た場合、体に負担がかかってしまう場合があり、結果として睡眠の質の低下に繋がるため、基本的にはおすすめできません。

しかし、状況によってはソファで寝ることが向いているケースもあります。例えば、少し仮眠を取りたい場合、すぐに横になれるソファは仮眠場所として役に立つでしょう。

メリットもデメリットもあるため、ソファで寝るかどうかは自分のライフスタイルに合わせて判断しましょう。

ソファで寝るデメリット

ソファで寝ることには、睡眠の質が低下すること以外にも、いくつかのデメリットがあります。ソファで寝ることの主なデメリットは以下のとおりです。

  • 理想の寝姿勢で寝ることができない
  • 腰痛や肩こりの原因になる
  • ソファに汚れや匂いがつく

それぞれを具体的に解説します。

理想の寝姿勢で寝ることができない

睡眠時は、横向きに寝る方(横向き寝)や仰向けで寝る方(仰向け寝)がいますが、それぞれに理想の寝姿勢があります。

  • 横向き寝:背骨と床がまっすぐ平行になった状態
  • 仰向け寝:背骨がなだらかなS字カーブを描いた状態

ソファは基本的に座ることを目的に作られている家具です。そのため、寝るにはサイズや柔らかさなどが適さない傾向があり、ソファで寝ると寝姿勢が崩れてしまいます。

寝姿勢が崩れた状態で長時間睡眠をとると、体圧が分散されずに体へ負担がかかってしまい、睡眠の質が低くなります。

その結果、長時間寝たのにもかかわらず、睡眠不足や疲れが取れないなどのトラブルが生じる可能性があるでしょう。

腰痛や肩こりなどの原因になる

就寝時には体の出っ張った部分に体重がかかっており、その部分に圧力が集中しやすい状態です。そのため、硬いソファで寝ると体重のかかりやすい肩や腰に負荷がかかり、体を痛める可能性があります。

また、ソファは、布団やベッドのように広々と寝られるスペースを確保できないため、寝返りを打ちづらいです。寝返りは、長時間同じ姿勢で寝ることによる血行不良を防ぐために、就寝中に人間が行う生理現象です。

ソファで寝ると、上手く寝返りを打てずに体が圧迫されて血行不良が生じる可能性が高くなります。その結果、腰痛や肩こりなど体にダメージを与えてしまうリスクがあるでしょう。

ソファに汚れや匂いがつく

人は就寝時にコップ1杯程度(500ml程度)の汗をかくとされています。ソファで寝ている間にかく寝汗で、ソファが汚れたり匂いがついたりしてしまう可能性があります。

また、ソファカバーは洗えますが、ソファ自体を洗うことは難しいです。来客があったり家族でソファを使っていたりする場合、汚れや匂いによって相手に不快感を与えることもあるでしょう。

衛生面の観点からも汚れたソファを使用するのは良くないため、長時間ソファで寝るのは避けたほうが良いです。

ソファで寝ることが向いているケース

ソファで寝ることが向いているケース

ソファで長時間寝ることは、基本的におすすめできませんが、以下のようなケースに関しては、ソファで寝ても良いかもしれません。

  • 仮眠・昼寝をする場合
  • 簡易ベッドとして使う場合
  • 狭い部屋でスペースを確保したい場合

それぞれを具体的に解説します。

仮眠・昼寝をする場合

ソファは仮眠や昼寝のような短時間の睡眠に向いています。

基本的に、長すぎる仮眠や昼寝は目覚めが悪くなるほか、夜の睡眠にも悪影響を与えます。しかし、ベッドや布団に比べると、ソファは寝心地で劣るため寝過ぎを防止できます。

また、布団などのように準備をする必要がなく、すぐに横になることができるという面でも、ソファは仮眠や昼寝に適しているといえるでしょう。

なお、30分以上の仮眠や昼寝は、脳が睡眠モードに切り替わるため、注意が必要です。仮眠や昼寝をする場合は15分程度が推奨されていますが、長くても30分未満に留めましょう。

簡易ベッドとして使う場合

来客があった場合、人によっては来客用のベッドや敷布団を用意できないこともあるでしょう。このような時には、ソファを簡易ベッドとして使うことも一つの方法です。

日常的な寝床としてソファを使用するのはおすすめできませんが、状況に合わせてソファを活用してみてはいかがでしょうか。

狭い部屋でスペースを確保したい場合

ワンルームなどの部屋では、ベッドとソファを置いてしまうと十分なスペースを確保できないことがあるでしょう。

ソファを寝る場所として活用すれば、ベッドを置く必要がないため、その分のスペースを有効活用できます。なお、部屋にベッドなどの寝具を置かずに、ソファで寝る場合は、ソファがベッドの役割も兼ねる「ソファベッド」を導入する方法もあります。

ソファベッドであれば、寝具として使うことを前提として作られているため、普通のソファに比べて体への負担が少ないでしょう。 反対に、ソファ代わりにもなるベッドを設置する方法でもスペースの確保ができます。ソファとしての機能より、しっかりとした寝心地を確保したい場合におすすめです。

「NELLマットレス」はマットレスのふちが硬めの構造のため、座りやすくソファの代わりとしても利用できます。

寝心地を確保しつつソファとしての役割も担ってくれるベッドが気になる場合、ぜひ「NELLマットレス」を検討してください。

睡眠に適したソファの選び方

ソファで寝るのは良くないこととわかりながら、つい寝てしまう方もいると思います。そのような方は、睡眠に適したソファを選んでおくと良いでしょう。

睡眠に適したソファを選ぶ時は、以下の点を考慮することがおすすめです。

  • 体圧分散性に優れたソファを選ぶ
  • 通気性や肌触りの良いソファを選ぶ
  • ソファベッドを選ぶ

それぞれを具体的に解説します。

体圧分散性に優れたソファを選ぶ

ソファで寝るなら、体圧分散に優れたポケットコイルのソファがおすすめです。ポケットコイルのソファは、内蔵されたコイルが連結しており、コイルが体を「面」で支える構造になっています。

そのため、ポケットコイルのソファであれば、体重がかかりやすい部分の圧力を均等に分散して、寝る際に体にかかる負担を軽減できます。

また、ポケットコイルのソファは耐久性も高いため、寝るだけでなく、長時間ソファで過ごす方にも向いています。

通気性や肌触りの良いソファを選ぶ

ソファに使われる主な素材には、ファブリック(布)とレザーの2種類があります。ソファで寝ることも考えるなら、通気性が良く布特有の柔らかい肌触りがあるファブリック素材のものがおすすめです。

通気性が悪い素材を選ぶと、寝汗などによる湿気が溜まり、とくに夏場などの暑い時期では寝心地の悪さを感じやすくなります。

ファブリック素材のソファであれば、夏場など暑い時期でも湿気が溜まりにくく、レザー素材のように肌に張りつく感覚もないため、不快感を覚えることも少ないでしょう。

ソファベッドを選ぶ

日常的にソファで寝ることを考えている場合は、ソファベッドの購入を検討しても良いでしょう。

ソファベッドは、寝ることも想定して作られているため、寝心地と寝返りを打てる十分な広さを確保できます。マットレスのような寝具に比べると寝心地や体圧分散性などでは劣りますが、ソファで寝ることのデメリットをある程度は解消できるでしょう。

ソファベッドには以下のような種類があるので、自分に適した商品を選んでください。

種類特徴
リクライニング型ソファの背もたれを倒してベッドにできるタイプ
折りたたみ型座面や背もたれに折りたたまれたマットレス部分を展開してベッドにできるタイプ
座面引き出し型マットレスとなる部分が座面の下部に収納されているタイプ

なお、寝心地が悪い場合は、シーツやベッドパット、ソファベッド専用のマットレスなども一緒に活用することがおすすめです。

ソファベッドの寝心地についてさらに詳しく知りたい方は、下記記事もご覧ください。ソファベッドの寝心地やソファベッドで快眠するための選び方などを解説しています。

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ソファベッドの寝心地は良い?メリット・デメリットや選び方のポイントを紹介

ソファで寝る際は体を痛めるリスクがあることに注意しよう

ソファで寝ると寝姿勢が崩れたり、体の痛みの原因になったりします。ソファでの睡眠は、睡眠の質が低くなってしまうため、基本的におすすめできません。

ただし、仮眠や昼寝をしたり、スペースを確保する目的で使用したりする場合にはとても便利です。状況に合わせて活用しましょう。スペースを確保しつつ寝心地も確保したい場合は、ソファベッドやふちが硬めのNELLマットレスを利用することがおすすめです。

ソファで快適に睡眠をとりたい方は、この記事で紹介した選び方を参考にして、自分に合ったソファを選んでください。

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